文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和3年1月21日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、よろしくお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、私の方から発表させていただきます。
 昨日1月20日でありますが、医療機関、医療機関経由の民間検査機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、26名の新型コロナウイルス感染者発生が確認されました。県内では312例目から337例目となります。
 それでは以下、感染者の概要をご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず312例目の感染者の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業はパート従業員であります。
 次に313例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に314例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生であります。
 次に315例目の感染者の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は医療従事者であります。
 次に316例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生であります。
 次に317例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生であります。
 次に318例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は無職であります。
 次に319例目の方、年代は30代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業はアルバイトであります。
 次に320例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生であります。
 次に321例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に322例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に323例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に324例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に325例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 続きまして326例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は高校生であります。
 次に327例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に328例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に329例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に330例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、松茂町在住の方、職業は高校生であります。
 次に331例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に332例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に333例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に334例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に335例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に336例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、上板町在住の方、職業は高校生であります。
 次に337例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、上板町在住の方、職業は高校生であります。
 感染者の発症日や症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。
 なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に、312例目の方は既に入院済み、313例目から337例目の方は入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者、以下申し上げて参ります。
 まず312例目の方、同居のご家族7名、医療従事者2名、合わせて9名となりますが、既に昨日の検査で同居のご家族1名が陽性、この方が319例目の方、残りの方は陰性が確認されております。次に313例目の方、医療従事者2名、ご友人1名、合わせて3名確認されておりますが、このうち医療従事者1名については、居住地自治体に既に依頼済みであります。314例目の方は、おられません。315例目の方は、同居のご家族2名となります。316例目の方、友人2名となりますが、このうち1名は既に検査で陽性、317例目の方、確認がなされています。次に317例目の方から320例目の方については、おられません。
 321例目から337例目の方は、現在調査中でありますが、現在判明している個別の濃厚接触者について、まず321例目の方、同居のご家族3名、322例目の方から325例目の方は、おられません。326例目の方は、同居のご家族3名、327例目、328例目の方は、おられません。329例目の方は、同居のご家族5名、330例目の方、同居のご家族5名となります。次に331例目から335例目の方は、おられません。336例目の方、同居のご家族3名となりますが、このうち1名は昨日の検査で既に陽性、337例目の方が確認されております。次に337例目の方、クラスメイト6名、部活の生徒2名、合わせて8名となります。
 また、継続して、積極的疫学調査を進めて参りました結果、新たに判明した濃厚接触者を報告させていただきます。昨日、感染を公表させていただいた308例目の方についてであります。クラスメイトが25名、同じフロアの同学年の生徒26名、合わせて51名となりますが、既に検査をした結果、クラスメイトのうち8名が陽性、329例目から336例目の方となります。次に、同じフロアの同学年、生徒のうち8名、こちらが321例目から328例目の方となります。合わせて、16名の陽性が確認されております。
 なお、さらなる積極的疫学調査を行っているところであります。どうか、プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をお願いしたいと存じます。
 さて、昨日、発表いたしました308例目の方に加え、今も申し上げたように321例目から336例目の16名を合わせ、17名が1つの高等学校から確認がなされたところであります。さらに、308例目の関連として別の高校からも1名の確認がなされたことから、合わせて18名の集団感染となりました。
 このことを受けまして、「徳島県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」にお諮りをさせていただきまして、その結果、18名を「生光学園高等学校関連クラスター」として、認定させていただくこととなりました。
 ということで、こちらが相関関係図となりますので、少しご覧をいただければと思います。
 
(パネル「生光学園高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 こちらにありますように、最初に原発として、昨日、感染を発表させていただいた308例目の高校生の方。そして、この方の濃厚接触者として、クラスメイト26名を濃厚接触者として、うちご本人を入れて9名が陽性、そしてさらに、お隣のクラス、こちら、同じ学年ということですが、こちらの26名を濃厚接触者として認定させていただいたところ、このうち8名が陽性となりました。なお、接触者につきましては、教員の皆様方14名、認定を接触者としてさせていただきましたが、既に全ての皆様方が陰性となったところであります。
 また、この336例目の方と337例目の方、県立高校の生徒さん1名でありますが、ご兄弟ということで、こちらについては、家庭内での感染と考えられるわけでありますが、この方1名を含め全体で17名、新たな「関連クラスター」がここに出たところであります。
 
(パネル「生光学園高等学校関連クラスター感染状況」を置く)
 
 ということで、ここで、(昨年の)8月にも4つの「クラスター」が出たところでありますので、(昨年の)8月の「クラスター」75名、4件と、今回の1月の「クラスター」やはり4件、82名、少し分析をさせていただきたいと思います。
 
(パネル「クラスター比較表」を掲示)
 
 (昨年の)8月につきましては、高齢者施設や昼カラオケなど高齢者の皆様方が利用する施設で3件「クラスター」が発生をし、その主体は70代、80代以上の皆様方、75(名)分の41(名)、55パーセントを占めておられ、いわゆる高齢者の皆様方が中心となる「クラスター」が発生しております。
 一方、1月は過去最多となった高齢者施設48名はあるものの、高等学校やあるいは専門学校で発生したことから、特に10代、20代、そして、さらに全国的には30代の皆様方を若者の分類の中に入れておりますので、この10代から30代、これを全て合わせますと、82(名)分の37(名)ということで、45パーセントを占めることになりまして、いわゆる若い皆様方を中心とした「クラスター」が中心となったところであります。
 ということで、このように、昨年の8月の「クラスター」の状況と今回1月の「クラスター」の状況、様相が大きく様変わりをしてきていること、こちらを是非ご理解をいただければと思います。8月の「クラスター」何といっても4つのうち3つが高齢者の皆様方を中心とする「クラスター」で55パーセント、そして、今回1月につきましては、特に10代、20代の皆さん方が中心となる高等学校あるいは専門学校、こちらを中心とする「クラスター」。
 確かにもう一つ、ご家族が関連「クラスター」となったところがありまして、そのご家族の中学生、その同級生の皆様方が(陽性に)なられたところがありましたが、そうした形で若い皆様方の占める割合が45パーセントとなってきていると、こうした「クラスター」の様相が変わってきている。
 
(パネル「クラスター比較表」を置く)
 
 しかし、このことは、決して徳島県の特異性ということではなくて、今では全国で。確かにこれまでは高齢者施設、あるいは昼カラオケ「クラスター」に注意をしてくださいということがよく言われましたが、今ではやはり若い皆様方、あるいはもう一つの特徴、これはやはり年末年始でのそれぞれの里帰り、こうしたものにまつわる、そうした発生が非常に多くなっているところであります。
 ということで、昨日も申し上げたところでありますが、ひとたびウイルスを学校に、ご家庭に持ち込んでしまいますと、このように気付かぬうちに感染を大いに広げてしまう恐れがあります。
 今回の「クラスター」事例におきましては、学校内の生活だけではなくて寮などの共同生活、つまり、場面が切り替わり、気の緩むタイミングでの接触があったと考えられるところであります。
 また、生徒の皆さま方の中には、症状が出た、例えば熱がある、あるいは体調が非常に悪いにもかかわらず、学校に登校していた例が複数認められたところでありまして、「クラスター」など感染拡大を発生させないためには、まず、学校などの施設内に持ち込ませない、そのためにもご本人が体調に変化を感じた時には、是非もしかしてという気づきを持って、行動変容、行動を控えていただく。
 また、10代の皆様方であるいは20代前半の方もそうなんですが、学校側におきましても、是非そのような生徒さん方、確認された時には登校を自粛する、あるいは「かかりつけ医」、学校医、そうした皆様方に相談をさせてあげるなど、適切な対応を是非お取りをいただければと思います。
 また、改めて先ほどの帰省の関係について、数値を用いてお話をしたいと思います。
 本県におきましては、1月以降県外からの訪問、帰省を受けた方、あるいは県外から帰省で戻って来られた、あるいはお仕事で行って戻られた、こうした皆さん方を起点、原発とする感染事例が、4つの「クラスター」これを除きますと、53例中36例で何と64パーセント、多く確認されているところであります。
 ご本人も含めご家族の方、さらには県外からの帰省、訪問を受けられた方などで、もし体調がすぐれないんだ、こうした方がおられましたら、早め早めに「かかりつけ医」の方に電話でご相談をいただくなどの対応を、是非お取りいただければと思います。
 そして、最後に1点、大変残念なご報告を申し上げなければなりません。
 昨日1月20日、新型コロナウイルス感染症で県内医療機関に入院をされていた80代以上の方1名がお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
 なお、性別などの詳細につきましては、ご遺族にご配慮いたしまして、公表を差し控えさせていただきます。報道機関の皆様方におかれましても、お亡くなりになられた方及びご遺族のプライバシー保護に十分ご配意いただきますよう、心からお願いを申し上げるところであります。

職員の庁内横断的な応援体制について(説明)

 また、今、これだけの「クラスター」が立て続けに起こっているところでありまして、そうした意味では積極的な疫学調査、また、入院調整、学校あるいはそうした「クラスター」の起こった施設、その聞き取り、また、その消毒の指導など、実は保健所に今、大きな負担がかかっているところであります。
 徳島県におきましては、昨年5月1日から特に部局間を超えた庁内横断的な応援体制、これを構築をしてきたところであり、現時点におきましては、保健福祉部の健康づくり課、医療政策課などに27名の応援職員、配置しているところであります。
 また、その中核となる保健所に対しましては、(昨年の)4月以降、保健所以外に勤務する、全ての保健師の皆様方、また過去5年間、保健所での勤務経験者で、現在保健所以外に勤務する他の職種の職員など100名程度、各保健所へ兼務発令を行うとともに、「クラスター」が出て参りました(昨年の)8月、その末からはこのうち30名程度を徳島保健所に常駐させ、他の保健所管内で多数の感染者が発生した場合にも、迅速かつ機動的に対応ができる体制を構築したところであります。
 というのも、(昨年の)8月の「クラスター」、多くが実は阿南保健所管内で起こったということもございました。これに加えまして、現下の県内での感染状況拡大を踏まえまして、現場対応の最前線となる徳島保健所に対しましては、1月12日火曜日以降、積極的疫学調査や患者さんの搬送を中心に保健師を含む応援職員を3から4名、随時派遣しており、本日1月21日から派遣要員を8名程度に増員する、さらには明日1月22日以降、徳島保健所及び軽症者等宿泊療養施設、いわゆる東横インのことでありますが、その運営を担う医療政策課に対し、各部局から即戦力となる過去の経験者を含めまして、さらに10名程度の応援職員を順次、増員させていただき、ということで、今日、明日で18名の増員、これを行い、一段の体制強化を図って参ります。
 というのも、今、東京都、神奈川県、埼玉県で積極的疫学調査が行えないということで、今もうこれをやめる、そして逆に自宅待機、入院調整に3、4日かかっているということがありまして、その間に亡くなる例が続発しています。まずは、助かる命を助ける、ここに重点を置き、感染拡大については、やや目をつむるというのが、今、「緊急事態宣言」が出されている1都3県の様相となってきているところであり、徳島県におきましても、いつ何時そのようなことが起こるかわからない、しかし、積極的疫学調査をやめてしまえば、「クラスター」を叩く、あるいは感染経路が全て不明となってしまうことになりますので、市中感染を防ぐことが全くできなくなってしまう。
 そこで、徳島におきましては、保健所機能、これを十分に機能、動くような形で大増員を行って、県民の皆様方の安全・安心、そして、感染拡大を何としても封じ込める体制を整えて参ります。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:朝日新聞社)
 クラスターの方に集中してお聞きしたいのですが、その前に、症状についてなんですが、この26例の方で、中等症以上の方はいますか。

(知事)
 今、これを見ていきますと、中等症の方といいますか、逆に言いますと、軽症以外の人がどうかと。

(朝日新聞社)
 軽症と無症状以外の方です。

(知事)
 無症状も除けますか。はい。ざっとこれを見る限りにおいて、ありません。

(朝日新聞社)
 なし。26人全員、軽症または無症状ということですか。

(知事)
 はい。おっしゃるとおりです。

(朝日新聞社)
 今回のクラスター、県内では高校のクラスターとしては初めてということでよろしいですか。で、9例目で認定されたと。

(知事)
 はい。

(朝日新聞社)
 今、冒頭に学校名をおっしゃったと思うのですが、校名についての発表というのは、これはどういう経緯で決まったというか、理由は。

(知事)
 はい。というのは、今回、関連で飛び火をしてしまった、ということがこれありますのと、今のところ、先ほど申し上げたように、感染の濃厚接触者についても、まだ調査中というのがありますので、やはり、ここは気づきを持っていただく必要がある。全ての濃厚接触者をこの時点で捉えられているということであれば、できる限り伏せるということもあるのですが、今回、先ほど申し上げたように、まだそれが言えないところが、まだ調査中ということもありますので、時間が経てば経つほどそれが広がっていく、その可能性がありますので、今回はあえて公表させていただきました。

(朝日新聞社)
 学校側も、誰向けか分かりませんが、自分で出ているといっているようなので、学校側は承知済みということですか。

(知事)
 はい。

(朝日新聞社)
 今回分かった337例目以外の学校内ということ、18人のクラスターなんですけれども、この陽性になった人の共通項というのは何かありますか。例えば、同じ部活ですとか、先ほど寮の話もされたと思いますが。

(知事)
 やはり、寮生活、もちろん寮は全部個室なんですが、どうしてもこの寮生活となりますと、同寮意識というのが高まる。
 実は全国でも、例えば大学の運動部の寮であったり、寮生活での集団感染、クラスターが出ているという例が多々ありますので、そうした意味では、普通であると非常にほほえましい、非常に同じ寮の仲間意識というのは高いのですが、そうしたことからどうしても起こると。
 それからもう一つは、やはり、寮生活をする方、もちろん県内の方もゼロではないのですが、やはり、県外からお越しをいただいている方が多い。となりますと、帰省というものがやはりそこにかぶってくる。これは行動履歴を見ますと、やはり大半の皆さん方が帰省されています。誰がといった点、一人ということではなく、多くの皆様方が帰省経験がある。そしてそれが、寮の中へ持ち込まれ、あるいは学校へということで、普通、専門学校の時の濃厚接触者の見方というのは、まず最初に同じクラスメイト、ここをやりました。その後、ただそこでたくさん出たもんですから、お隣のクラスをと。今回の場合にはもう最初から同じ学年を全部やったということなんですね。

(朝日新聞社)
 今日発表された方で濃厚接触者がなしという方が結構多かったと思うのですが、端的に言って18人のうち、寮というのは何人くらい居たのですか。

(知事)
 これは、個別で、合計でいくとあれですね。申し上げていきます。まず、寮に入っている方、全部で12名の方。ご自宅が7名。

(朝日新聞社)
 308例目の方も入れてですかね。

(知事)
 308例目の方ですか。はい。入っています。

(朝日新聞社)
 それと、濃厚接触者も調査中ということなんですが、今現在で概数で結構なんですけれども、濃厚接触者とされ、かつ検査中とか未実施の方は大体何人くらいいらっしゃいますか。

(知事)
 はい、そこは申し上げます。実はこれ関連クラスターということですので、二つの高校にまたがってきます。
 まず、この原発となった生光学園の関係なんですが、こちらについては濃厚接触者が70名、そして接触者が15名、合わせて85名。
 そしてもう一つの学校の関係になりますが、こちらにつきましては、濃厚接触者が8名、そして接触者が45名ということになりますので、関連クラスター全体としてみた現段階での濃厚接触者は78名、そして、接触者は60名となります。
 そしてこのうち、結果が出ているものの方を先に申し上げた方がいいのかもしれませんが、すでに52名が検査済み、まず濃厚接触者70名のうち52名が終わっている、接触者15名については全て終わっております。その結果、こちらでは陽性患者が17名、そして濃厚接触者、今後残っているのが18名、濃厚接触者ということになります。

(朝日新聞社)
 これは、学校関係者だけですか。家族とかも含めて。

(知事)
 全部含めてです。

(朝日新聞社)
 家族とか立ち寄り先も含めてですか。今分かる範囲では、だいぶ進んでいるということですね。

(知事)
 おっしゃるとおりです。ただ、先ほど申し上げたとおり、まだ濃厚接触者として認定できていない部分もということもあって、公表させていただいた。

(朝日新聞社)
 私からは最後の質問なんですが、個別のことで伺いたいのですが、気になるのは308例目が、昨日発表された308例目が、一応、端緒というか、初出というか、入り口となっているのですけれども、一方で323例目の方はですね、かなり早い段階で、かつ強い反応を示しているようなんですけれども、これは、時系列から考えるとむしろこちらの323例目の方が先だと思うのですが、いかがでしょうか。

(知事)
 おっしゃるとおりです。ということもあって、積極的疫学調査をやって、どういった形でこういう広がりが出たのか。
 ただ、308例目の方と、323例目の方はクラスが違うんですね。そういったこともありますから、それぞれがそれぞれのクラスに広げる、こうしたことも考えられる。
 だから、今回の場合には、行動履歴を見ていると、帰省者が非常に多いということがあって、先ほど寮の比率を申し上げたのですが、そうなって参りますと、やはりどの人が持ち込んだのか、そして、若い人の特徴というのは、菌を持っていても症状が出ていなくて、そして広げてしまう。ということもあるので。そこのところなんですね。

(朝日新聞社)
 さっきちょっと総論の中でおっしゃっていた登校の自粛という話なんですけれども、例えば323例目の方はですね、1月11日の段階でこれだけ強い症状を示している、かつ、登校もされているということで、学校の指導はどうだったのですか。

(知事)
 はい。学校では原則、検温を登校、それから下校、その両方でやるというルールになっています。ただそこの部分が、必ずしも十分なされていなかった部分が複数見られるというのが先ほど申し上げたところです。

(朝日新聞社)
 具体的にどういうことですか。そのすり抜けるというか。

(知事)
 まあ、すり抜けたと言うか、例えば、熱はなかったとしても症状がある場合がすり抜けてしまうんですね。必ずしも検温を逃れるとかそういう意味ではなくてですね。

(朝日新聞社)
 自覚症状があれば、当然登校を控えるようには学校指導していたのですよね。

(知事)
 ただどうしてもこの冬の時っていうことがありますから、子供さんの場合、なんかちょっと風邪かな、何ていうところがあったのかもしれないですね。

(朝日新聞社)
 どうでしょう、その分について、万全だったと言えますかね、学校の体制として。

(知事)
 学校としては、先ほど申し上げたように、登下校共にその検温をということになっておりますし、当然、その授業の状況についてもちゃんとなされているというのはあるんですね。
 ですから、必ずしも教室で広がったというよりは、先ほど申し上げた大半の人が、寮の人が多くを占めてますので、しかも、この皆さん方、県内もゼロではないですが、やはり帰省された方がほとんど。ということを考えると、持ち込んで来られて、そしてお互いにその中に広がっていって、結果それがクラスに持ち込まれている。
 ですから、今回の事例の場合には、やはりこの時期的なものを見ると、学校の中で例えば授業中にもともとそういう少しずさんな点があってそれが広がったというよりは、やはり帰省で持って来られてしまって、それが複数あって広がった。

(朝日新聞社)
 帰省についてなんですけれども、昨年の春の「緊急事態宣言」の時にもですね、寮を設けている学校がいくつか鳴門市内なんかにもあったりして、宣言の独自延長などもあり、その日に帰らないといけない子たちなんかもいて、今回の場合、生光学園の方では、帰省についてはどのような指導がなされていたのでしょうか。

(知事)
 帰省については我々県の方としても、するなということは申し上げていなかったんですね。ということで、学校の方で特段帰省について控えるようにという指導がなされていたとは聞いておりません。ただそれはだからといって、県の方針と違っているということではなくて、やはり県としては注意をしてください、体調が悪い場合には、例えば招く場合には控えてほしいとかですね、そういうことを申し上げていたところですので。

(朝日新聞社)
 学校として積極的な対策を取ったわけではないですけれども、一方で、不作為の部分があったというわけでもないということですか。

(知事)
 そうですね。というのは、登下校で発熱のチェックというのは、割とよくやっている方ということになります。実は、職場でも1回というのが多いですね。

(読売新聞社)
 先ほど寮生活の方が12人と言っていらっしゃったかと思うのですが、関連クラスター合わせて18人だと思うのですが、先ほどの12人と7人だと19人になると思うのですが。

(知事)
 もう一度その数字、申し上げていきたいと思います。今回、この寮生活されている方々についてでありますが、まず、寮生活されている人が12人、そして、されていない方が5名ということで合わせて17名。それであと1名が別の高校の生徒で合わせて18名ということです。

(読売新聞社)
 亡くなられた方なんですけれども、これは1番年齢層が1番上のカテゴリー、80歳代以上ということですか。

(知事)
 80歳代。

(朝日新聞社)
 何例目の方ですか。

(知事)
 80(歳代以上)ですね。

(読売新聞社)
 80歳代以上。

(知事)
 80歳代以上。実は、国の統計の取り方が、70代までは十歳刻みで、そして、80(歳)以上という形になっていると。

(読売新聞社)
 遺族のご要望で、性別だとか(は公表しないということか)。

(知事)
 そうです。何例目の方であるとかそうしたことは申し上げないということになります。

(読売新聞社)
 死亡者、これで全部で11人ですか。

(知事)
 (11人)になります。で、これは統計上で出ておりますので、以前、マスコミの皆さん方からのご要請もあって、だいたいトレンドを教えてほしいと。今はこれ統計で全部出るようになりましたので。
 ちなみに、本県の11名の皆様方、全て70代以上。これは従来変わらず。70代が2名、80歳代以上が9名、そして合わせて11名。これは統計上の数値ということになります。

(読売新聞社)
 今回の傾向として、若年層、年齢層の若い方が多いということですが、その辺り、さっき言ってらっしゃったとおり、例えば症状が軽くて、気がつかないうちに他の人にうつしてしまう可能性が結構あるだとか、その辺り、特にこう若い人が多いという中での呼びかけを改めてお願いできますでしょうか。

(知事)
 はい。ここはもう連日申し上げているところでありますし、特に帰省にまつわるということで、どうしても若い方々、例えば、徳島に大学やお勤めで居られても、実家が例えば近畿圏内であったり、あるいは首都圏であったり、当然帰られますね。そして、戻って来られる。あるいは、逆に近畿圏、あるいは、首都圏の方から徳島に里帰りをされる。こうした方も多い。そのまんま徳島で発症して残られる。こういう事例も多かったかと思うわけでして、やはり今、全国的に若い皆さん方が、やはり若い人達っていうのは症状も軽い、そして重篤化しない、こうしたものがお友達同士でどんどん広がっていると。ネット上でと申し上げたのはそういうことなんですが、しかし、昨今の色々な状況を見ると、どうしてもかかった方がどのように退院するまでとは見るんですが、退院した後というのはあまり注目されてなかったんですね。
 しかし、日本医師会の中には様々なそうしたエビデンス、結果といったものが集まってきますので、つい先般も、日本医師会の中川会長さんが、若い皆さん方が重症化しないということでね、少しこの部分、そういう風潮が多いんじゃないだろうか。
 しかし、実際には、若い方々に発症後、たとえ治ったとしても、重い後遺症が出る。あるいは初めて私も聞いた言葉だったんですが、内臓に傷がつくという話があって、若さゆえ、若い時には大丈夫なんですが、これがよく言われるのは、40を過ぎると出てくるんですね。
 だからそうした将来のことを考えると、やはりここで慎重な行動を自らやはりとっていくと。慎重といっても、何から何までやめてしまうということではなくて、やはり基本的な感染防止対策、一番はマスク。というのは、これまでも若い皆さん方の発症事例というのは、例えば、授業中はしていました。でも堅苦しいな、休み時間になって、先生とお友達と、いい空気吸いたい、マスク外して、楽しく和やかに。その時につい飲み物、食べ物、それによって飛沫が飛んでうつってしまう。まあこうした事例がある。あるいは、ドライブに行く時に、車の中だからマスクを外そう。それによって全員が感染をしてしまう。こうした事例も今回、徳島に、また全国で見られているんですね。
 ということで、是非ご自分の身を守っていただく。決して若いから大丈夫だということではなくて、やはり賢く恐れていただきたいなというのがありますので、是非若い皆様方には、まずはご自分を守る。そして、ご友人であったり、ご家族、大切な皆様方にうつさないと、こうした点をよろしくお願いをしたい。
 そのためにも、基本的な感染防止対策であるマスク着用、特にしゃべる時ですね。それと、手指消毒、うがい、さらには接触感染、これを防ぐためには、様々なところについての消毒、あるいは顔なども、帰ってくれば洗うとかですね、こうした基本的な感染対策。そしてできれば、あまり3密状況のところ、これはやはり避けるといった点は重要だと思いますね。この点はよろしくお願い申し上げたい、ということで、この1月のクラスターの状況、やはり若い皆さん方が中心に、全国と同様の傾向が徳島でも見られるということですので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

(読売新聞社)
 高校生以外にも今回、大学生が合計4人感染しておりますが、例えば、クラスメイトですとか、学校の他の方にうつる可能性があるようなケースというのはあるのでしょうか。

(知事)
 割とこの皆さん方、学校が今ほとんど全部ではないんですが、オンラインなんですね。ですから学校に行かれてない方も、というか行かないで授業やっているというものも多くありますので、先ほど大体申し上げたような接触者、あるいは特に濃厚接触者ですね。しっかりと(積極的)疫学調査をやっていきたい、とこのように考えております。

(NHK)
 学校側は昨日と今日に、生徒全員の検査をしているのですけれども、それは間違いがないですか。

(知事)
 はい。では、学校側の対応についてお話を申し上げていきたいと思います。
 まず、学校につきましては、昨日308例目の方、この方が出たということがありまして、昨日の午前中から保健所が立ち入り(調査)をさせていただきました。
 そして、この消毒の指導であったり、こうしたものもやらせていただいたところでありますが、まず、この学校としての体制ということでありまして、本日については、臨時休業。それから全校生徒、自宅待機。そして、陽性となった生徒の入院、こうしたもの、あるいは残る生徒、あるいは教職員のPCR検査、その協力をいただいているところでもあります。
 そして、改めて保健所の立ち入り調査、これをまた今、させていただいているところであります。そして、今後の休業、臨時休業などについては、今後早急に決定をされると、このようにお伺いをしております。

(徳島新聞社)
 寮生活をされていた方々、お部屋は個室ということでしたが、食事であるとか入浴であるとか、その辺の生活の状況について詳しくお願いします。

(知事)
 はい。先ほども申し上げましたが、308例目の方を含めて、感染された方が17名、うち寮生活をされていた方が12名ということで、比率としては70.5パーセントの方が(寮に入っている)。
 そして、寮の状況でありますが、寮の部屋については個室であるということ、そして、この部屋にはバストイレ付きのいわゆるワンルームマンションタイプということになります。ただ、個室ではあるんですが、やはり非常に家族的な雰囲気ということで、長時間同じ時間を過ごしていく、そうした意味では、全国でも、運動部の寮が、大学などですね、クラスターが出るとか、あるいは今、家庭内感染が増えている。まさに家庭的な雰囲気ということでありますので、家庭内感染、そうした状況とも見られるかと思います。

(徳島新聞社)
 ちなみに、食事はどういうふうに取ってらっしゃったのですか。

(知事)
 (感染症・疾病対策室長に対して)食事についてはまかないですか。

(感染症・疾病対策室長)
 ワンルームタイプですので、各自で取られています。

(徳島新聞社)
 寮生活をされている中で、年末年始に県外に帰省された方は何名いらっしゃったのでしょうか。

(知事)
 はい。これ個別に見ていかないと。

(感染症・疾病対策室長)
 帰省された方は、大体皆さん寮におられている方は、全員帰省と聞いております。

(徳島新聞社)
 寮生活されている方は、全員県外にということですか。

(感染症・疾病対策室長)
 県外、県内も含めて。

(徳島新聞社)
 県内外にということですか。県内の方もいらっしゃるのですか。

(知事)
 (県内の方も)います。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(NHK)
 315例目の方なんですけれども、医療従事者ということですが、具体的にどういう職種だったのですか。

(知事)
 なんとかっていう職種という形で申し上げるというよりも、患者さんとは接する機会が非常に少ない、そうした職種の方であります。

(NHK)
 312例目の方と313例目の方なんですけれども、濃厚接触者に医療従事者がいるということですが、どういう接触の仕方でしょうか。

(知事)
 少し特異的な話になりますので、お話を申し上げていきます。
 まず、312例の方でありますが、この方につきましては、たまたま検診、別にこれはコロナの検診じゃなくてですね、つまり、検診に行かれた時に、割とこの顔近くといいますか、その周辺、あるいは機器類、こうした点で対応した医療従事者の方2名、この方の距離が近かったいうこともありまして、このお二人を濃厚接触者、このように認定させていただいたところであります。
 そして、この医療機関、保健所との様々な対応という形をさせていただきまして、結果として、この医療機関の関係では、医療従事者の方5名、接触者として認定。先ほど2名の方が濃厚接触者、そしてさらに、医療従事者の方5名、この方を接触者として認定させていただき、これらの方々全て陰性であったと。
 そしてさらに、病院の側からですね、普通我々の方としては、この医療機関は大抵感染防止対策されている。ただ、患者さんとの関係で、その距離とか、こういった点で、濃厚接触であったり、接触というものを認める場合がある。その場合について、今回今、申し上げたように2名の濃厚接触者と5名の接触者の皆さん方が全て陰性であったと。
 そうした意味で、病院名をできれば公表してもらいたい、そして、濃厚接触者あるいは接触者の状況について、県の方から言ってもらいたいというご事情がありますので、あえて私の方から、今、濃厚接触者、接触者の方の状況、検査結果を申し上げたところでありました。こちらは「川島病院」さんです。
 それから、次に313例目の方についてでありますが、濃厚接触者に医療従事者の方2名おられることとなります。実は、この方も別にコロナではないんですが、既往症というかその関係で行かれたところ、その濃厚接触者として認定した医療従事者の方、お二人、たまたま本来でしたらフェイスシールドをしておらなければ、していれば大丈夫なんですが、されておらずに手術されたということがありまして、この2人を濃厚接触者として認定させていただいた。そして、この2名のうち1名は徳島県外ということでその自治体へ連絡をして、そしてもう1名については今検査調整中です。

(NHK)
 「川島病院」というのは徳島市内ですか。

(知事)
 市内です。

(NHK)
 そこでいつ検診を受けられたのですか

(知事)
 この方につきましては、1月18日ですね。

(NHK)
 定期検診ということですか。

(知事)
 そうです。定期検診です。

(朝日新聞社)
 それぞれ、家族関係で伺いたいのですけれども、312例目と319例目の方はこれはどういう、濃厚接触者ということになっていますが、家族関係ですか。

(知事)
 そうです、親子です。

(朝日新聞社)
 316(例目)と317例目は。

(知事)
 316(例目)と317例目の方。友人です。

(朝日新聞社)
 318例目の方は、例のお亡くなりになられた方の(濃厚接触者ですか)。

(知事)
 そうです。297例目の方の濃厚接触者。

(朝日新聞社)
 家族関係に(ありますか)。

(知事)
 親子です。

(徳島新聞社)
 さっき聞き取れなかったのですが、313例目の方は、何をしに病院に行かれていたのですか。

(知事)
 定期検診です。

(徳島新聞社)
 この方も定期検診ですか。

(知事)
 そうです。

(感染症・疾病対策室長)
 313例目は今回コロナとは関係なく医療関係を受診されました。

(徳島新聞社)
 定期検診ですか。

(感染症・疾病対策室長)
 はい。そうです。

(徳島新聞社)
 コロナとは関係なく、一般的に診療に受けにいっていたということですか。

(知事)
 そうです。だから先ほど申し上げたようにともにコロナではないですよと申し上げたんですね。

(徳島新聞社)
 315例目の方は、例えば、医師だったり、看護師だったりということではないということですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 どういった方ですか、医療従事者。

(知事)
 まあそれ以外の方ですね。いろんな職種がありますからね。

(徳島新聞社)
 病院に勤務されているということですか。

(知事)
 そうです。

(毎日新聞社)
 さっき発表があった亡くなられた方なんですが、死亡された日が1月20日で、年代は80代以上としか分からないということですか。

(知事)
 そうです。というのは、統計上は先ほど申し上げたように、70代までは10刻みでいって、そして、80歳からというのは80歳以上となります。

(毎日新聞社)
 何例目かは、伏せるということでであったので、例えば、居住市町村であるとか、出さない。陽性確認日も出さない。

(知事)
 それも一切(出さない)。

(四国放送)
 337(例目)は県立高校の生徒さんでよかったですか。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 312(例目)から316(例目)と、320(例目)の今考えられる感染経路がもしあれば。

(知事)
 はい、まず、312(例目)からいきます。今、まだヒアリング中です。それから313(例目)、こちらも今ヒアリング中となります。あと314(例目)でしたっけ。あと、314(例目)もですね。314(例目)につきましては、積極的疫学調査の結果、発症の17日前、元旦1月1日から14日前、1月4日まで、県外におられました。帰省ですね。関西方面となります。それから次に315(例目)もですか。今調査中です。それから316(例目)、こちらも積極的疫学調査で、発症の17日前、12月31日から発症の10日前1月7日まで県外に滞在、やはり帰省です。方面は九州地方。

(四国放送)
 316(例目)は。

(知事)
 今申し上げた(とおりです)。

(四国放送)
 320(例目)は。

(知事)
 320(例目)ですね、こちらにつきましても、積極的疫学調査の結果、発症の19日前、12月29日から10日前、1月7日まで、こちらも帰省されておられます。帰省の方面は中国地方です。

(徳島新聞社)
 今、帰省されていた方、言っていただいたのですが、かなり前になっているのですけれども、他に理由もないので、県としては、県外に帰省された時に、感染されたのであろうと可能性としてみているということですか。

(知事)
 そういうことです。全国的な傾向でもありますし。

(徳島新聞社)
 全国的な傾向というのは、感染が拡大しているということですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 今、おっしゃっていただいた帰省された方の中で、例えばご家族が、現地のご家族が感染されたというケースはありますか。

(知事)
 そこのところまではまだ聞き取れていません。

(毎日新聞社)
 クラスターに関してなんですけれども、感染経路についてなんですが、寮生の方が17人中12人いらっしゃって、全ての方が県内外に帰省されていたということで、こちらからの感染があったのではないかとみられているのですか。

(知事)
 そうですね。ここはまあ近い部分もありますので。

(毎日新聞社)
 自宅5人の方も含まれるというのは、寮ではなくて、学校内で感染したということですか。

(知事)
 そうですね、ここはそういうことがあり得ると。クラスメイトであったり、それぞれ二つのクラス、同じ学年のですね、二つのクラスで出ておりますので、それぞれのクラスで当然多くの皆さん方が帰省されて、帰ってこられた。

(毎日新聞社)
 例えば、5人の方は、寮生の方と同じクラブとかそういうわけではなくて。

(知事)
 クラスです。

(毎日新聞社)
 クラスが一緒だったりは。同じ学年で同じフロアということですか。

(知事)
 そうです。

(毎日新聞社)
 1学年は何クラスですか。2クラスですか。

(知事)
 2クラスですね。

(毎日新聞社)
 全部で何人くらい。

(知事)
 合わせて66名、失礼。56、52(名)。26(名)と26(名)ですね、それぞれのクラス。

(毎日新聞社)
 2クラス52名。

(知事)
 はい。26(名)掛ける2(クラス)。

(毎日新聞社)
 学年は3年生ですか。

(知事)
 3年生です。

(毎日新聞社)
 特定の運動部で、同じ器具を使用していたとか、文化部だったら同じ空間とか、そういうよりは、クラスの授業を受けている中で感染した可能性があるということですか。

(知事)
 というよりも、この人達というのは、コースがそれぞれ分かれていますので、いわゆるスポーツのコースの皆様方ということになります。

(徳島新聞社)
 クラスターの関係なんですが、県立高校の方の名称を公表する予定はありますか。

(知事)
 今のところその広がりがあるというわけではありませんので。先般も、専門学校から大学生にうつった、それがご友人ということで、その場合、大学名を出したりはせず、大学生で。今回もご兄弟、つまり、学校でどうということではなくて、家庭内感染ということになりますので、高校生。ただ県立高校ということを言わせていただきました。

(徳島新聞社)
 先ほど、スポーツのコースの方というふうにおっしゃったかと思うのですけれども、これは寮で生活していた方がということですか、それとも感染者が全員ということですか。

(知事)
 先ほども申し上げた、このクラスがそういうクラスということで、ちなみにその方々が寮に入っておられた。

(徳島新聞社)
 生活状況は個室で、バス、トイレもついて、食事も個別で分かれていたのですけれども、その寮の中では、仲が良いので行き来はされていたということですか。

(知事)
 そうですね。やはり家庭内の雰囲気というものを大切に、中学校とか高校っていうのはそういう形で、皆仲間、仲間意識というものをはぐくむ、醸成するっていうのは、逆にみんなが仲良く一体感を持つというのは非常に重要と、このようには考えられますよね。

(徳島新聞社)
 その寮の中で、感染対策というのは、どのようにされていたのですか。

(知事)
 一番はワンルームマンション型ということで、普通でしたら、一堂に会して食事をするとか、あるいは、お手洗い共同であるとか、あるいはお風呂が共同であるというのが昔の寮生活、あるいはよく、そういったところから感染すると言われるのですが、そうした意味では、最新の寮ということで、それぞれワンルームマンション型、例えばお風呂もバストイレ付ですしね、そうした意味では、感染対策っていうのはその時点でなされていた部分となります。

(毎日新聞社)
 さっきおっしゃった3年生52人2クラス、スポーツのコースということですが、今生光学園のページをみると、他に、特別支援コース、普通コースがあるのですが、これは含まれていないということですか。

(知事)
 はい。

(毎日新聞社)
 52人は全て体育コースということですか。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 6指標をお願いできますでしょうか。

(知事)
 はい。分かりました。それでは、6指標を申し上げさせていただきます。
 まず感染の状況ということで、直近の1週間、これは1月14日から1月20日となります、65名です。そして先週との対比、先週は1月7日から1月13日、これが56名となりますので、多い、ということになります。
 次に、感染経路の不明割合、65(名)分の7(名)、11パーセントとなります。ちなみによく記者の皆さん方から、何例目かというご質問をいただきますので、あえて申し上げます。274例目、280例目、285例目、291例目、そして292例目、297例目、そして300例目の7名ということです。
 次に、病床の逼迫具合、対現在確保数200(床)に対して77(床)、39パーセントとなります。なお重症割合については25(床)分の0、ゼロパーセントとなります。
 そして療養者数につきましては、入院が77(名)、宿泊療養が27(名)、合わせて104(名)となります。最後に陽性率1,477(名)分の65(名)、4.4パーセントとなります。以上です。

(幹事社)
 ありがとうございました。

(知事)
 はい。それではよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議