〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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- 088-621-2500(代表)
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(幹事社)
よろしくお願いします。
(知事)
それでは、私の方から新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表させていただきます。
昨日1月17日、医療機関、医療機関経由の民間検査機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、6名の新型コロナウイルス感染者発生が確認されました。県内では292例目から297例目となります。
それでは感染者の概要につきまして、以下ご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
まず292例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
次に293例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生であります。
次に294例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は専門学校生であります。
次に295例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は専門学校生であります.
次に296例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は専門学校生であります。
続きまして297例目の方でありますが、これは本県では初のケースとなります。年代は70代の方、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方でありました。実はこの方、死亡後の検査によりまして、新型コロナウイルスの感染が確認された方であります。ご遺族のご了解をいただいた上で、記者の皆様方には必要最低限の情報をこのように公表させていただきました。謹んで哀悼の意を表したいと存じます。
感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に292例目の方は既に入院済み、293例目から296例目の方は入院調整中であります。
現時点での濃厚接触者についてでありますが、まず292例目の方、ご友人1名となりますが、昨日の検査で陰性が確認されております。次に293例目の方はおられません。294例目の方、同居のご家族2名、ご親戚1名、合わせて3名となります。295例目の方、同居のご家族2名、ご友人1名、合わせて3名となります。296例目の方、ご友人2名となります。また、昨日の291例目の方と本日の294(例目)、295(例目)、そして296例目の方の共通の濃厚接触者として、クラスメイト16名、指導教員3名、合わせて19名、このうち、クラスメイト1名については既に検査で陰性が確認されております。
なお現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ともご配慮をよろしくお願いを申し上げたいと存じます。
さて今月の感染状況について、少し触れさせていただきたいと思います。
昨日1月17日までで既に98名(の陽性)が確認され、このままのペースで推移をいたしますと過去最多の月、4つのクラスターが出た月でありましたが、(昨年)8月107名の更新がほぼ確実となるところであります。高齢者施設関連のクラスター47名発生したものの、これらを除きますと10代そして20代が合わせて27名、98から高齢者施設の関連クラスター47を引きますと残りが51ですから、51分の27、つまり5割以上となる53パーセントが若い世代での感染となるわけでありまして、まさに全国の傾向と同様のものが本県でも起きているところでありまして、若い方そしてご友人への感染が広がっているところであります。これまで若い世代の皆様方は感染したとしても、例えば無症状また軽症が多く「怖くないんだ」こうした風潮があるところでありますが、昨日の NHK の日曜討論、ここで中川日本医師会長さんが強く言われたこの言葉「若者の陽性患者の皆さん方にはその後、強い後遺症が残る場合、あるいは内臓に傷がつくので是非警戒をしてもらいたい」と注意喚起がなされたところであります。
是非、県民の皆様方、特に若い世代の皆様方におかれましては、まずは自分をしっかりと守るという観点から、自分が感染をしない、そしてご友人であったり、ご家族の皆さん方であったり、大切な皆様方に感染を広げないためにも、外出時のマスクの着用、実は今回お友だちと楽しい時間を過ごす時にマスクを着けないという事例が多々あるんですね。外出時のマスクの着用、特に会話などの時には是非マスク、ご注意いただきたいと思います。そして3密の回避、手指消毒、うがい、また家庭内感染を防ぐという観点からは、お部屋の換気、確かに冬は寒いよね(という気持ちは)あるわけでありますが、暖房をよく効かせていただきながら換気の方も是非よろしくお願いを申し上げたいと思います。
また、飛沫感染だけではなくて接触感染、これは最初に感染事例の出たダイヤモンドプリンセス号でよく言われた話でありますが、「接触感染を防ごう」こうした観点からは、ご家庭での共用部分の消毒を、しっかりとアルコール消毒などで行っていただきたいと思います。こうした基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いを申し上げたいと思います。
私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
(幹事社:読売新聞社)
まず297例目の男性、県内では初のケースということなんですけども、まずいつ亡くなられたのか、また死亡後の検査までの経緯を教えて下さい。
(知事)
亡くなられた日については、1月17日、昨日となります。
自宅で心肺停止、そして同居のご家族がご発見をされまして、医療機関に救急搬送、蘇生を試みるも死亡が確認ということで心肺停止の状態ですので蘇生ができなかった亡くなった状態が回復できなかった、このように思っていただければいいかと思います。
そして今こうした場合には必ず行わなければならないこと、これは院内へ持ち込みを防ぐために必ず抗原定量検査、定性ではなくてですね、定量検査を実施をして陽性が確認されたということとなります。
そして、この分についての取扱いの仕方ということなんですが、つまり死亡数のカウントの仕方あるいは患者数のカウントの仕方が定められております。感染症法に基づきましてドクター、医師の皆さん方は感染症死亡者の死体および感染症死亡疑いの死体ともに感染症法第12条の第1項の規定による届出を行わなければならない。この時点で届出がなされますと、発生件数及び死亡数としてカウントする、このようになっております。ちなみにこの陽性患者の方の状況、ご家族の方、大変心痛お察しするところあるわけでありますが、しかし聞き取りにお答えをいただきまして、基礎疾患があられたということがありました。現時点での死亡原因、死因については不明と。しかし今申し上げた感染症法上のルールに則って、死因が新型コロナで有る無しに関わらず、陽性が確認された場合には、発生件数、死亡者数ともにカウントをすることとなっております。
本来ですとご遺族のお気持ちを感じますと、こうしたことも含めまして、全てここの点については、ご遺族、それに配慮いただきたいと申し上げるところでありますが、お答えをいただけた点についてのみ公表をさせていただきますので、積極的にご協力をいただきましたこのご遺族のご心痛お察しをいただきまして、是非この点についてはご理解をよろしくお願いを申し上げたいと存じます。
また今後、周辺状況などについては積極的疫学調査、ご遺族の方から今もさせていただいておりますが、続けさせていただければと思います。以上です。
(読売新聞社)
他の方についてなんですけれども、現在の症状を教えて下さい。
(知事)
はい。順次申し上げて参ります。まず292例目の方、軽症です。293例目の方は無症状であります。そして294例目の方、やはり無症状です。295例目の方、軽症です。そして296例目の方、軽症です。以上です。
(読売新聞社)
もう一つ、感染経路について現在考えられるものがあれば教えて下さい。
(知事)
今回の場合には、まず292例目の方についてでありますが、この方の場合についてはまだ調査中とさせていただいております。また293例目の方、この方は289例目の方の濃厚接触者の方。また294例目の方、また295例目の方、そして296例目の方、このご三人の方は291例目の方の濃厚接触者ということで、濃厚接触者の皆様方が4名となります。
(朝日新聞社)
先ほど297例目の、戻って申し訳ないんですけども、(新型コロナウイルス感染症と)死亡との直接の因果関係は分からないという(ことですか)。
(知事)
現段階ではということです。
(朝日新聞社)
いわゆる感染者の死亡例は9(名)ということで我々公表させていただいているんですが、これは10とカウントしていい(のでしょうか)。
(知事)
これは今申し上げたように、感染症法の第12条第1項の規定によって届出がなされた場合には発生件数にも、また死亡者数にも乗せるということですから、今おっしゃったように徳島県の死者は10名と、今日の時点でなります。
そして発生件数も297件ということになります。これは感染症法上のルールに則ってということでご理解をいただければと。
(朝日新聞社)
非常に細かいことなんですけど職業の方はちょっと教えていただけなかったということですか。
(知事)
亡くなった(297例目の)方ですか。そこのところについては、少し今申し上げたように、普通ですと全部秘匿っていうのが多いんですけど、その点お答えをいただけた点について、またそれについて公表してもいいというお話を言われたもんですから、最低限のところを(説明しました)。
(朝日新聞社)
疑うわけではないんですけど、中には、大変重要な公職に絡んでいる方とかがある場合もありますので。
(知事)
ここのところについては、先ほど積極的疫学調査をご遺族の皆様方にさせていただくと申し上げたのは、当然のことながらその公職にあるとかないとかというよりも、一番我々の関心事は濃厚接触者、ここの点をしっかりと対応する。場合によっては立ち寄り先があったといった場合についてもこれは対応しなければいけませんので、感染症法上の観点からこうした点については対応する。その方の職がどうであるとかそういう観点ではなくてですね、今言った2点、濃厚接触者の割り出しあるいはもし立ち寄り先があるんであればそこのところにどういう状況であったのか、なかなかご本人さんでありませんのでね、分かりづらいかとは思いますが、この2点はこれからも今引き続き(積極的疫学調査を)させていただいています。
(朝日新聞社)
調べていると。
(知事)
INGです。(積極的疫学調査を)させていただいている。
(朝日新聞社)
291例目の方の濃厚接触者の3人の方、専門学校生ということですが、全て同じ専門学校なのか、あと専門学校のですね、場所やどういった専門学校なのかっていうのを、もし分かれば教えていただけますか。
(知事)
これは全てご友人ということで、同じ専門学校ということで、先ほどクラスメイト16名濃厚接触者、あるいは指導教員の方3名、これを保健所の方で割り出して濃厚接触者としたということになります。なお所在地などについては現地に立ち入り(調査を)させていただいて感染対策を十分されておりますので、県の方として公表する予定はございません。
(NHK)
297例目の方なんですけれども、先ほど濃厚接触者の方のお話がなかったんですけど、今のところ濃厚接触者はいないという感じですか。
(知事)
そうではなくて、今それを積極的疫学調査としてご本人はもう死亡されているわけですので、ご家族、ご遺族の皆さん方からお聞きをさせていただいております。ただ亡くなられてすぐの話ですので。しかし、その中でも先ほどお話できる点はさせていただけたということです。
(NHK)
もし聞いていたらで結構なんですけど、亡くなる前の、例えば咳をしていただとか熱があっただとかというような聞き取り調査、聞き取りというのはあるんでしょうか。
(知事)
そこでここのところの聞き取りについては、この方の症状ですね、症状、特に新型コロナが直接の死因なのかと言うと運び込まれて結果、検査をするっていうのが、今前提になっていますので、その結果そうなってた(陽性になってた)と。しかしこの方の場合には既に既往症をお持ちであるということでありますので、もちろんこうしたところからが死因になるということも当然考え得るということであります。
ただ亡くなられてすぐの状況でありますので、今のところ何が死因であるかといった点はまだ不明の状況とさせていただきます。ただ今おっしゃるような、どういう基礎疾患をお持ちの状況で(あったか)、ということについてはお聞き取りすることができました。
(NHK)
咳、発熱があったみたいな、そういうようなのはまだ聞けてはいないと。
(知事)
そうですね。
(NHK)
291例目と295(例目)、(2)96(例目)、共通の方がクラスメイト16人と指導者が3人で(合わせて)19人ということなんですけども、この方々は4人を除いてということでしょうか。
(知事)
もちろんです。
(徳島新聞社)
同じ専門学校のこの4名の方なんですけども、接触はどのようにしたのか、ちょっと詳しいことを教えていただけますか。
(知事)
この方々、まずは行動パターンなんですが、学校では仲良しで常に一緒に行動を取られている。特に昼食を摂る時には一緒。で、構内で食事を摂られたということになります。
(徳島新聞社)
その校内で一緒に食事を摂ったのは15日になりますか。
(知事)
というか、いつもですね。登校したのが15(日)というのがありますから。だから常に一緒とお考えをいただければと思います。
(徳島新聞社)
297例目の方なんですけども、ご自宅から病院に救急搬送されたということなんですかね。
(知事)
そういうことですね。
(徳島新聞社)
救急搬送された、救急の方の感染対策というのは取られていたんでしょうか。
(知事)
もちろんです。これはもう必ずそうした(救急の)要請(があった時は)、これは心肺停止であろうがなかろうが、当然救急の場合には必ず(感染対策を)行うということになっています。
(徳島新聞社)
もし把握されていたら具体的にどういう対策をされていたのか教えてください。
(知事)
これについては対応として、もし万が一その方が陽性患者であるという可能性を想定をして、例えば同じエリア内に入るんであれば防護服を着る、こうした点、これを行いますし、あるいは運転席の場合にはそうした点について少しその装備が軽いという場合もあり得る。これは一般的な話となっていますし、また救急だけではなくて、例えば入院施設の方から、病院から療養施設に移す場合の患者搬送、こうした点についても同様の対応を取っております。
(徳島新聞社)
この搬送された救急隊員の方は防護服は着てらっしゃったということでよろしいですか。
(知事)
その方を運ぶ体制の方々ですね。役割が定まっていますので。
(徳島新聞社)
運んだ方々は防護服を着られていたと。
(朝日新聞社)
さっきの専門学校生の話なんですけど、行動パターンの中でマスクの着用、マスクを外すということが常態化してたかとかあったんですかね。
(知事)
やはり一緒に食事を摂るとか、そうした時にはどうしても外すということがあるということが聞き取り(調査)で出ております。
(徳島新聞社)
292例目の方の検査に繋がった経緯と、発熱、295例目の方発熱があるんですけども、症状の経緯を詳しくお願いします。
(知事)
まず292例目の方、この方は発症日が1月13日。この時には熱はありませんが咳と鼻汁が、14日にはこれに全身倦怠感が加わります。そして15日には発熱をされました。ただし何度出たかはご本人ご記憶にないと。さらにこれに加わって症状として嘔吐また頭痛が加わります。さらに16日37.8度、そして目が痛くなる、また耳が痛くなる、そして下痢症状が出ます。そして17日にも37.5度。
こうしたことで検査は13日に発症したものの、なかなか症状が治らないということで、16日に医療機関を受診されて、この医療機関から民間の検査機関の方にPCR 検査、こちらに出されまして、昨日陽性と判明したところであります
それから次に295例目の方についてであります。この方は発症日は1月17日、37.6度発熱がございました。そしてこの方、元々291例目の方の濃厚接触者ということで1月17日検査を実施したところ陽性と判明ということになります。以上です。
(毎日新聞社)
295例目と296例目の方のアルバイトっていうのはどういうものであったのかというのと、296例目の友人と県内旅行っていうのは具体的にドライブですとか、どこか立ち寄り先があれば教えて下さい。
(知事)
まずはお二人のバイトの関係についてお答えいたします。まず295例目の方でありますが、この方についてはアルバイトは飲食店、そのホールスタッフということになります。それから296例目の方のアルバイトについては、屋内のバックヤードでの作業に従事ということで人との接触はないと、このように確認されております。
次に296例目の方、その方がドライブにというお話がございました。この方については1月14(日)、15(日)、294例目の方の車に同乗して、ドライブというよりも実は通学されたんですね。学校に行ったということになります。
(毎日新聞社)
1月16日はドライブ(ですか)。
(知事)
ちょっと2つありまして、この1つが車に乗ったのは2回あって、1月14日、15日は294例目の方(の車)に乗って通学をされたと。それから1月16日、この時に濃厚接触者友人2名と申し上げましたが、この皆さんと県内を旅行された。この時はマスクなしで2時間ドライブということになりました。
(徳島新聞社)
関連しまして、この16日のドライブの時は294例目の方はいらっしゃらなかった。友人2人と計3人でドライブに行ったと。
(知事)
そうです。
(徳島新聞社)
293例目の大学生の男性なんですけども、この方289例目の方と同じ大学ということでしょうか。
(知事)
ここについては、そうですね、同じ大学ですね。
(徳島新聞社)
289例目の方といつ、どういうふうに接触したのかお願いします。
(知事)
この方の場合には289例目の方とは発症前の4日前ですね。1月13日および発症の3日前の1月14日に289例目の方のご自宅に滞在された。そして、この中で途中なんですがマスクを外して飲食する場面があったと、このように聞いております。
(徳島新聞社)
冒頭のお話の中で、若者、若年層の方がこれまで無症状だったり、軽症だったりのケースが多いというふうにされていたけれども、実は臓器にダメージあったりとか、後遺症があったりとかすることがあるから気をつけてほしいというお話しをされたんですけども、これまでに徳島県で確認された若年層、発症された方の中で深刻な後遺症があったとか、臓器に何かしらの損傷があったとか、そういう例を把握されてますでしょうか。
(知事)
我々として、退院をされて経過観察期間、こうした点を経た後には特に聞き取りを行うという形は取らせていただいておりません。ただ昨日のNHKの日曜討論で中川医師会長さんが言われたというのは、おそらく全国的にそうしたものが、当然今度はコロナの関係でなく体調が悪いということで診断を受けられるわけでありますので、そうした症例の中で確かにテレビなどでも若い人たちがその後も気分がすぐれない、やる気が出ない、体に力が入らないという、よくそうした場面が出てきて後遺症だ、このように言われておりましたが、またさらにそうした点を診断を進めていくと内臓に傷ができ、そうした点からそうした症状が出てくる、これを中川医師会長さんが発表されたと。
つまり、若い皆様方が今よく言われるのは、非常に無症状である、軽症だからまあ少々罹ったって問題ないよということで、お友達とマスクを外して会話に弾む。また、一緒に食事も長い時間マスクを外して行うとか、そうした事例が全国で出て、なかなか感染拡大が抑えられないと。
特に今「緊急事態宣言」が出されたところの人出の話がよく今テーマとなるところでありますが、そうした点からのおそらく注意喚起、どうしてもコロナの症状であるとか、あるいは入院の時の状況といったものが中心になるんですが、その後の部分がやはりこれからは(大切になる)。
つまり退院をされた皆さん方のその後のケアといった点に、やはり日本医師会の皆さん方はじめ、ドクターの皆さん方が意を用いていただき始めたんではないか。また、そうした中で若い皆さん方にそうした点をやはりいち早く知っていただこうといった観点から、今全国での傾向といったものをお話しになられたと、このように受け止めております。
(徳島新聞社)
つまり、現時点で県内の症例の中で、そういうふうに把握しているものは今のところないということでよろしいですか。
(知事)
県としてはありません。
(NHK)
確認なんですが、294例目から(29)6例目の3人なんですが、291例目の方が感染が確認されて、これは濃厚接触者ですか。
(知事)
(濃厚接触者)です。
(NHK)
(濃厚接触者として)検査を受けたということなんですけど、4人がですね、直接会ったのは15日の学校で食事をしたりして行動を共にされていたというような感じでしょうか。
(知事)
そうですね。はい。
(NHK)
何人、どれくらいの時間かっていうのは分かりますか。
(知事)
実は、発症から5日前の12日にも仲良しの方々なんで一緒にと。この時には4人で車に乗って、この時はマスク着けておられたと聞いてますがね、出かけられたということも分かっているところでありました。仲良しグループですからいたるところでいつも一緒におられたと。
(NHK)
ここが(感染した濃厚接触)というのはちょっと分からないですか。
(知事)
そうですね。ずっと一緒っていうことですから。もちろん感染可能(期間)、つまり発症の2日前、そうしたものだけじゃなくて今申し上げたように発症の5日前、これは294(例目)、(29)5(例目)、(29)6(例目)、3人についての共通の話なんですが、その前といった点についても、やはり一緒に車に乗って行動したりと常に一緒っていうことですね。
(NHK)
4人で大丈夫ですか。15日は。
(知事)
4人です。
(徳島新聞社)
297例目の方なんですが、立ち寄り先などがあるかどうか調査しているということでしたけども、前日まで行動されてて、突然亡くなられたというようなことなんでしょうか。
(知事)
とは聞いておりませんけどね。まだそのあたりを含めて全貌が分かっているわけじゃないですが。まあ心肺停止ですからね。既往症があるということから考えると非常にこの様々な基礎疾患としてのリスク高いということですからその死亡原因、死因といったものを我々まだ聞かせていただいているところではありませんので、そこのところはなんとも申し上げるところができないんですけど。
(徳島新聞社)
亡くなられたのは県内の医療機関で、搬送された先の医療機関で死亡が確認されたというようなこと。
(知事)
(そういうことに)なります。もちろんもう行かれた時には心肺停止の状態であったと、ご自宅でですね。となっていますから、蘇生ができなかったというふうにご理解いただければ良いかと思います。
(徳島新聞社)
関連しまして、先ほどお亡くなりになった方は、皆さん、どんな疾患で亡くなった方でも検査をすることになっているんですか。どういうケースで死後、新型コロナの検査をするようになっているんですか。現状のルールで。
(知事)
この場合には救急搬送で来た。救急搬送で来られた場合については当然蘇生をしますので、検査をしなければまずは院内に入れることができませんので、これはまずルールに則ったもの。そしてその場合、もし陽性ということが出た場合、もちろんそこで心肺蘇生で息を吹き返すということもあるんですが、その場合でもその場合は陽性患者1(名)、当然ですけどねカウントされる。そのまま蘇生されずに亡くなった場合でも、感染症法上のつまり第12条第1項に基づいて、これは感染症、まあ原因と言うかどうかわかりませんが、感染症で亡くなった方という形にカウントされる。これは感染症法上の扱い、決して死因がどうということとは相関関係はないということになります。
(徳島新聞社)
搬送されている途中でも検査をして、結果が出るということになるんですか。病院に入る前に。
(知事)
検査は病院でやります。ですから、まず先ほど救急搬送のご質問がありましたが、救急搬送の時には、まずその人は陽性の患者である前提で対応するというは今のルールになっているんです。そして、検査はもちろん病院に入って院内に入れる前に行う。
(朝日新聞社)
6指標をお願いします。
(知事)
それでは6指標について、以下お話を申し上げて参ります。
まず感染の状況についてであります。直近1週間の新規報告者数、1月11日から1月17日の1週間67名となります。
そして先週1週間との対比。まず先週は1月4日から1月10日までの間29名となりますので、この1週間の対比、先週よりは多いとなります。
次に3番目、感染経路の不明割合、ここについては67分の4、6パーセントとなります。
次に医療提供体制の負荷についてということで病床の逼迫具合、対現時点確保数200分の70、35パーセントとなります。
そして、うち重症者割合は25分の0、ゼロパーセントです。
次に5番目として療養者数、入院70(名)、そして宿泊療養が6(名)、合わせて76名となります。
次に監視体制についてPCRの陽性率でありますが、1,165分の67、5.8パーセントとなります。以上です。
(徳島新聞社)
感染経路不明者の4例、具体的にお願いします。
(知事)
(感染症・疾病対策室長に)ちょっと言ってもらえますか。
(感染症・疾病対策室長)
237(例目)、274(例目)、280(例目)、285(例目)、以上です。
(幹事社)
ありがとうございました。
(知事)
はい。ありがとうございました。