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令和2年12月23日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それではお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、私の方から発表させていただきます。
 昨日12月22日、医療機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、2名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されたところであります。県内では193例目、194例目となります。
 それでは、感染者の概要について、ご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点からお住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず193例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方。職業はパート従業員です。
 続きまして194例目の方、年代は60代、男性、阿南保健所管内、那賀町在住の方。職業は会社員の方です。
 感染者の発症日、症状及び行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配布の資料をご参照願います。なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に、193例目の方は既に入院済み。194例目の方は入院調整中です。
 また現時点での濃厚接触者ですが、まず193例目の方、同居のご家族2名、別居のご家族2名、合わせて4名となりますが、昨日の検査で、既に全員陰性が確認されております。次に194例目の方、濃厚接触者は職場の同僚4名、ご友人1名、合わせて5名となります。
 なお現在、積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から是非ご配慮をよろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染予防の注意喚起について(説明)

 全国的な感染拡大、今日も東京が約750人ほどとなっておりますが、今なお高い水準で推移しており、この状態のまま年末年始に突入することが予想されております。
 県民の皆様方には改めて、この新型コロナウイルスはいつ、誰が感染してもおかしくない、また、感染した時にご自身や周りの大切な方に危険を及ぼす恐れがあることを是非再認識していただき、今一度、気を引き締めて感染防止対策を実践していただきたいと思います。
 年末年始の過ごし方につきましては、繰り返しとなりますが、特に留意していただきたいと思います。ということで。
 
(パネル「新型コロナウイルス感染予防について」を掲示)
 
 新型コロナウイルス感染予防について、年末年始は静かに過ごそうということ、よく申し上げている感染リスクが高まる「5つの場面」への注意。飲酒を伴う懇親会。どうしてもマスクをはずして声が大きくなる、唾が飛ぶ。大人数や長時間におよぶ飲食。やはりここも大きな声がつい出てしまう、長時間で。また、マスクなしでの会話。確かにこれは危険です。また、狭い空間での共同生活、寮生活などがその典型例。高校・大学の運動部で、多くクラスターが出ております。また、居場所の切り替わりということで、年末年始お仕事がお休みとなると少しここが減ってくるんですが、仕事をしていた場面から休憩時間に入るということで、場所が変わる、気分も変わる、つい気が緩む。こうした点に注意を。
 そして、お店をご利用される場合には事業者版スマートライフ宣言、あるいはガイドライン実践店ステッカーの確認をしていただいた上でご利用をいただきたいと思います。また、休暇の分散取得に是非ご協力をということで、年末年始の時期、帰省や旅行が集中し感染リスクが高まる。今、全国で初詣、ここも分散をということで、今年のうちからというところもたくさん出ているところであります。まず県民の皆様方には帰省や旅行の分散、是非ご協力をいただきたい。また、事業者の皆さん方には従業員の皆さん方の休暇の分散取得、是非ご協力をお願いしたいということ。
 感染が拡大している地域との往来は慎重にということで、ホームページなどで訪問先の情報、是非確認いただきまして、その都道府県の要請に沿った行動をとっていただきたいと思います。また、訪問先での飲食、その際には、感染防止対策実践ステッカー、あるいは宣言書などの確認をした上で、ご利用いただきたいと思います。
 また、年末年始、ご来県されるご親戚、ご友人がいるんです、こうした皆様方には、是非おいでいただく皆さん方の体調をご確認いただきまして、もし体調が実は優れないんです、体せこい(苦しい)んです、こうした場合には、ちょっと今回はご来県を控えていただけませんか。このような形での要請をお願いしたいと思います。
 また、全体に言える話でありますが、新型コロナウイルス感染症に対する偏見・差別、これは絶対にやめていただきたいと思います。ということで、こちらについては様々な機会にPRをさせていただいております。
 
(パネルを置く)
 
 という形で、是非ご協力をいうことであります。

年末年始の医療体制について(説明)

(知事)
 そして、年末年始の医療体制について、少し申し上げて参ります。
 年末年始、例年ですと、やはり医療機関も休診が多くなるところでありますが、県医師会の皆様方の本当に多大なるご協力によりまして、「診療・検査協力医療機関」への受診可能体制が整っておりますし、そうは言っても少し少なくなるわけでありますので、いつもの「かかりつけ医」さんが休診という場合には、24時間相談可能な「受診・相談センター」を設置しております。繰り返しとなりますが、電話番号0570-200-218、0570-200-218番となりますので、体調にもしご不安を感じられた時には、是非早めのご相談をお願いしたいと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:読売新聞社)
 まず193(例目)、194(例目)、それぞれの方の症状の程度をお願いします。

(知事)
 はい。それでは申し上げて参ります。
 まず193例目の方、軽症です。194例目の方、やはり軽症です。

(読売新聞社)
 194例目の方ですが、190例目の関係者ということだが、これはどのような関係でしょうか。

(知事)
 はい。この方につきましては、190例目、この方と実は接触といいますか、接触歴があった。ちょうど12月10日でありますが、その意味で、昨日確認のためにPCR検査、ご本人からの申し出がありまして、受けていただいたところ、陽性とこのようになりました。

(読売新聞社)
 親戚とか家族とかそういったものではなくて。

(知事)
 ではありません。ご友人です。

(読売新聞社)
 友人。(190例目)この方確か高知に行っていた方だと思うが高知とはまた別にということか。

(知事)
 だから、190例目の方が運転された車に同乗していたと。

(読売新聞社)
 なるほど。一緒に日帰りで高知県に行かれたご友人の方。

(知事)
 マスクを着けてなかった。

(感染症・疾病対策室長)
 高知県に行っていた方とはまた別です。

(知事)
 また別。別にまた旅行というか、190例目の方が運転する車に乗ってということですね。

(読売新聞社)
 行き先は高知県、また別ですか。

(知事)
 いや別です。

(読売新聞社)
 同乗して旅行に行っていた。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 193例目の方ですが、症状が出たのが(12月)16日でそれ以降の例えば(12月)20日に仕事に従事されているが、さっきまわりの危険をおよぼす恐れと言っていたがこれはそのようなケースにあたるのか。

(知事)
 はい。そこで少しご本人の行動歴、あるいはその症状、ここを合わせて申し上げていきたいと思います。
 まず193例目の方、発症日は12月16日ということなんですが、実は仕事から帰宅後に発熱38度台、また咽頭痛、全身倦怠感が出現したということですから、この方、発症2日前からいきますと、12月14日はご自宅で、2日前ですね。1日前の(12月)15(日)、16(日)仕事に行かれたんですが、この時に自覚症状がなかったということです。
 そして、(12月)16(日)に戻って、熱、あるいは今言った2つの症状が出ました。(12月)17日37度代、咽頭痛、全身倦怠感はそのまま。そして、(12月)18日、ここで薬を飲まずに自然に解熱して、この状態が(12月)19日も続きます。ということから、(12月)20日の日については仕事に行かれた。
 そして、(12月)20日夜から21日にかけて咳、鼻水が出る。そして(12月)22日に鼻水だけではなくて味覚障がいと嗅覚障がいが出たと。ですから、こうした症状と行動歴を見るとここはルール通りにされているということになります。

(読売新聞社)
 この方仕事に従事しているが、先ほど濃厚接触者はご家族の方だけということだが、仕事関係では特にいないのか。

(知事)
 そうですね。濃厚接触者は仕事関係の方はおられません。あくまでもこのご家族、同居別居、合わせて4名。

(読売新聞社)
 仕事関係で接触者で調査される方とかはいないのか。

(知事)
 はい。ここはあります。実はこの方、屋内での作業をされるというお仕事なもんですから、接触した同僚について、既に3名、特定されておりますので、この皆様方を接触者として(PCR)検査予定としています。

(読売新聞社)
 接触者は同僚のみでお客さんとかはないのか。

(知事)
 ありません。それはないです。

(読売新聞社)
 194例目の方は先ほどあったように関係者として、(積極的疫学)調査をして発覚したということか。

(知事)
 そうです。

(読売新聞社)
 この方は仕事関係で(12月)14日に既に症状があったようですけど、この方は。

(知事)
 それは194例目の方のことですか。(19)4例目の方は少し症状を申し上げますと、12月14日から17日まで鼻が詰まっちゃったという症状ですね。そして、(12月)18日から22日に鼻が詰まったことに加えて、ここで味覚障がいが出てくるということでありますので、そうしたことでは、この方(12月)14日から19日まで、まず仕事をAというところでされている。また、(12月)17日、(仕事)Bというところでされているということですから、まずAというところでの仕事、これは(12月)18日から味覚障がいが出ているので、本来であれば(12月)18(日)、19(日)はお休みをいただければ良かったなということになります。

(読売新聞社)
 この方は仕事関係での接触者なりの(積極的疫学)調査の予定とかはあるのか。

(知事)
 これはあります。この方の場合にはまず仕事Aと言われている屋外での作業、されているんですが、ここでは仕事の関係者1名を接触者として認定させていただいております。
 また仕事B、これは屋内での事務作業、ただ打ち合わせをやったということで、1時間程度の会話のあった職場の同僚1名をこれは先ほどの濃厚接触者として。
 また12月17日にマスクはしていたんですが、30分程度打ち合わせを行った仕事上の関係者4名、こちらを接触者として判定いたしております。以上です。

(読売新聞社)
 先ほどのことに戻るのですが、(12月)18日、19日味覚障がいがある状態でこの方仕事に従事していたわけですが、この場合、望ましい行動としては、こういった受診・相談センターに連絡していただくか、かかりつけ医に連絡していただくということか。

(知事)
 おっしゃるとおりですね。つまり、今回の新型コロナウイルス感染症というのはもちろん熱がある、ない、これも大きいんですが、やはり典型的な症状が味覚障がい、嗅覚障がい、ここに出てくるということで、これはもう何度もこれまで、私が言うだけではなくて全国的にもこれは言われていることですから、もう少し注意をしておいていただければ、これだけの皆様方に濃厚接触者、あるいは接触者として、(PCR)検査を受けていただくということがなかったんではないかと、この点は少し残念に思います。

(四国放送)
 濃厚接触者の確認ですが、まず193例目は、同居2人と別居2人の家族、合わせて4人で、陰性だったと。194例目は、同僚が4人。

(知事)
 はい。同僚が4人です。

(四国放送)
 同僚が4人と友人が1人。合わせて5人が濃厚接触者で、これから(PCR)検査をするのか。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 分かりました。

(NHK)
 確認ですが、194例目の方ですが190(例目)の方の友人で12月10日にこの194例目の方が運転している車に。

(知事)
 逆です。190例目の方が運転して。

(NHK)
 190例目の方が運転する車に同乗して、県外に旅行したのか。

(知事)
 県内ですね。

(NHK)
 県内に旅行した。分かりました。

(知事)
 はい。

(時事通信社)
 全国的な感染拡大を踏まえて、例えば東京から徳島に帰省を控えるようにというようなことは考えていないのか。

(知事)
 そうですね。実は(12月)20日の日の全国知事会、この中で緊急提言の部分とあとは国民の皆さん方への静かな年末年始に向けてのいわゆるコメント、これを出させていただいたんですが、この中でも感染拡大地域との往来を自粛しましょうということは出していない。あくまでもそうしたところについては、慎重に対応して、もし行く、そこからおいでになるといった場合については、もう一度、ご家族の中であるいはご友人との間で話し合ってくださいと。
 そうした中で、例えば、きっちりと感染防止対策をして、そして行き来をするんだ、こうした場合については、しっかりやってください。こういう形で宣言出しておりますので、徳島としてもそういったものをしっかり、県民の皆さん方にもアピール、広報していきたいとこのように考えています。

(徳島新聞社)
 194例目の方は、感染経路は190例目の方からうつされたというふうに考えているのか。

(知事)
 そういうことになります。

(徳島新聞社)
 193例目の方は。

(知事)
 はい。193例目の方、これは検証の結果、お仕事でうつったとこのように考えています。

(徳島新聞社)
 具体的には。

(知事)
 少し分かりやすくというか、ガイドラインにも関わることですので、少し踏み込んでお話を申し上げていきたいと思います。
 この方のお仕事は屋内での清掃作業ということです。そして、その宿泊施設において、清掃作業をされる。その中では、実は清掃におけるガイドライン、これが定められているんですが、国立感染症研究所のところから実は「ダイヤモンドプリンセス」、この中で検証がなされていまして、その宿泊施設の部分、特にお部屋ですね。その清掃をする場合、どこに菌がたくさん残っていたのか。一番多いのがトイレ周辺39パーセント。そして、枕34パーセント。机と電話機24パーセントということで、特に注意しなければいけない部分が書かれていて、これがガイドラインで反映されているんですね。
 しかし、この方、このガイドラインに則らずに清掃してしまった。つまり、手袋をつけずに浴室などの清掃をして、おそらくここでもらってしまったと、この確率が高いということになります。
 ということで、同僚の方3名を先ほど申し上げたように、接触者として(PCR)検査させていただきます。

(徳島新聞社)
 同僚の方3名というのは、同じように宿泊施設の清掃をしているのか。

(知事)
 そうです。その仲間です。

(徳島新聞社)
 宿泊施設ではそのガイドラインに則って、その手袋をして清掃してくださいということは徹底されていたのか。

(知事)
 されていないんです。だから、両方ですね。実は、これは宿泊施設についてのガイドラインなんです。

(徳島新聞社)
 宿泊施設の利用者の中で感染したというような状況は把握していらっしゃいますか。

(知事)
 現段階ではございません。ただ県外客の人たちが当然多いと。一つ注意していただきたいのは、よくそうしたご質問、県外の人たちがたくさん来る飲食店、あるいは宿泊施設、こうしたところで、でもその中から感染者出たという報告がありますかというのがあるんですが、その辺り例えば無症状者の皆さん方であればなかなかそうした点についてはご本人達に自覚がない。そのうちに場合によっては治癒してしまう、こうしたこともままありますし、ワンクッションおいてしまうとこちら側にその方が仮に感染していたといったことがあったしてもこちらへ届いてこないと、いうこともあるんですね。

(徳島新聞社)
 ちなみに感染経路はそこではないかと推定した理由としては、ほかにその何かリスクが高い行動をされたとかそういう事実がないということか。

(知事)
 それもありますが、ただ一番はやはりガイドラインに則らず、しかもダイヤモンドプリンセスを検証した国立感染症研究所の中から一番危ないと言われているところを素手でやればこれは確かに確率が非常に高い。こうしたことから、保健所の方でもそのように、感染経路であろうと(いうことになります)。

(徳島新聞社)
 ちなみに保健所はその宿泊施設に立ち入り検査はされたのか。

(知事)
 はい。昨日、既に立ち入り検査をしています。

(徳島新聞社)
 清掃されたのは、この資料に書いてある(12月)15(日)、16(日)、20(日)ですか。

(知事)
 もちろんここもしておりますが、その前当然あり得るということです。ここは行動履歴として、発症が(12月)16日ですから、先ほどあえて記していない(12月)14日ご自宅でおられたということを申し上げたのは、この人の発症の行動履歴の関係する2日前からということで申し上げました。

(徳島新聞社)
 素手でガイドラインを遵守せずに素手で掃除をされたのは浴室ですか。

(知事)
 というか、部屋全体ですよね。

(徳島新聞社)
 部屋全体。つまり、お手洗いも。

(知事)
 今大体はユニットバスですから。お手洗いとあとお風呂というのは一体ですよね。

(四国放送)
 ということは、この宿泊施設で清掃作業中に感染した可能性が高いという表現でいいか。

(知事)
 そういうことですね。

(四国放送)
 あと、同僚3人を接触者として(PCR)検査というのは、その同僚も同じように手袋をせずに(素手で)されていたのか。

(知事)
 そういうことです。

(四国放送)
 接触者というのは、女性と接触したからではなくて、(清掃)作業をしたから。

(知事)
 同じチームです。

(四国放送)
 チームが一緒。同じチームでやっていたということで3人を接触者ということ。

(徳島新聞社)
 この同じチームというのは、同じようなローテーションでやるのか。それとも一部屋をそのチームで清掃するのか。

(知事)
 少なくともそこのところについては、今申し上げたように発症2日前からといううつし得るところで、一緒にやっていた人たちを特定させていただいたということです。

(読売新聞社)
 今の確認だが、他の方も同様に手袋をつけずに作業をしていたわけではなくて。

(知事)
 いやいや、(手袋をつけていない)そういうことです。だから、ガイドラインを守られていなかった。別にこの方が不注意で何もしなかったということではなくて、本来はそういうガイドラインになっているのに、この時なのかどうかはあるんですが、とにかくこの方がやられた時にそれが守られていなかったということが分かったということです。

(読売新聞社)
 他の同様に清掃作業にあたっている方で同じような事例があるかもしれないが、そういった注意喚起などはされないのか。

(知事)
 というよりも、これは注意喚起というよりもガイドラインが作られているので守ることが前提になっていますので、それをしっかりやはり守っていただきたいと。やはり守らないとこういうことが起こりうると、その事例ということです。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(NHK)
 確認ですが、今後(PCR)検査を受けられる方は、193例目の接触者の3人の方と194例目の濃厚接触者の方5人。あとはいますか。

(知事)
 はい。まだ先ほど申し上げたように、194例目の方の接触者、こちらがまず1名とそれからもう一つが1名、(合わせて)2人おられますね。それからあと、1名は濃厚接触者ですから、接触者として、194例目の場合、5名ですかね。あえて言うとAという職場の関係で接触者が1名、Bという関係では接触者が4名、合わせて接触者は5名ということです。

(徳島新聞社)
 194例目の方、同僚で4名の濃厚接触者の方がいますが、先ほど職場Bの方で1人濃厚接触者ということだが、あとの3人はどういう関係か。

(知事)
 はい。職場Aの濃厚接触者が3名ということですね。

(徳島新聞社)
 仕事AとBがあると思うが。

(知事)
 仕事Aです。(仕事)Aの濃厚接触者が同僚3名、(仕事)Bの方が1名。

(徳島新聞社)
 屋外での作業はどんな作業なのか。

(知事)
 もうここも、前回も190例目の方のときに申し上げましたけど、屋外の仕事ですね。

(徳島新聞社)
 194例目の濃厚接触者のご友人というのは、この(12月)12日に自宅を訪問した方か。

(知事)
 そうです。実はこの人を濃厚接触者に特定した理由なんですが、実は互いにマスクを着用せず、4時間程度ともに飲食したということから、濃厚接触者として認定しております。

(読売新聞社)
 もう一度確認ですが、194例目の方、12月10日、190例目の方と同じ車に乗ってたとき、マスクは両方、二人ともしていなかったのか。

(知事)
 車、そうですね。マスク着用がなかったです、(お二人)共に。

(徳島新聞社)
 先ほどの宿泊施設の話だが、他に同じように手袋をつけずに清掃をされていた方が複数いらしたということで、ガイドラインを徹底されていなかったということだが、宿泊施設に対して、県として何か指導するとか、注意をするとか今後そういうことはするのか。

(知事)
 はい。まずこの施設については、保健所が立ち入り(検査を)しておりますので、その時にちゃんとガイドラインの遵守、こうした点については指導させていただいています。

(朝日新聞社)
 この宿泊施設は県内(にある宿泊施設)か。

(知事)
 そうです。県内です。

(徳島新聞社)
 リスクがある、うつったとするならば、他の宿泊施設に何か注意を促す予定はあるのか。

(知事)
 というよりも、今日のこの会見といったものがその一つと。というのは、大半のところは、さすがにこれは守られているものなんですね。というのは、ダイヤモンドプリンセスの時に、そもそも豪華客船というのは動くホテルということですから、ここのところは克明に話がされていますから、少なくとも宿泊事業者、あるいは清掃関係の皆様方はどこにリスクが潜んでいるのか、これはまず、いの一番にご存知のはずのもの。
 しかも、これがガイドラインにとりまとめられたということですから、当然のことながら、まずはそれを守る。これはいろはのいということですので、大抵のところさすがにこれは守られていることだと思っています。
 ただ、こうしたことも起こりうる、ちょっとした気の緩みなのか、ちょっとしたいわゆる引き継ぎであったり、あるいは職場監督のちょっとした手落ちだったのか、それは分かりませんけどね。
 ですから、こうした事が起こりうるといったこと自体が大きな注意喚起になるとこのように思っています。
 そこで少し、普通ですとどんな職場ですか、屋内という場合に屋内です、このようにいうのですが、あえて今日は言わせていただきました。ガイドラインが破られていたということですね。

(徳島新聞社)
 194例目の方、190例目の方とマスクをせずに12月10日に車に同乗したということだが、この方、濃厚接触者と判定されなかったようだがなぜなのか。

(知事)
 そうなんです。この時に、感染が普通だと2日前まで見るんですが、これ190例目の方、発症したのが12月14日だったんですよね。ですから、12月12日までに接触した人、これらを特定していて、例えば今言ったような行為だったら、濃厚接触者とこのように見たんですが、実はこれ車に同乗したのが12月10日、4日前だったということから、念のためということで、ご本人が申し出て来られて、(PCR)検査を県の方でした結果、陽性だったと。ご本人からの自己申告だったということです。

(徳島新聞社)
 車に同乗したのは何人で乗られたのか。

(知事)
 2人。190例目の方が運転されて、この方が(同乗して)乗っていた。

(徳島新聞社)
 検査ですが、193例目の方は(12月)22日に医療機関を受診とあるが、こちらで受けたということか。

(知事)
 実は少しここ経緯がありますから、お話を申し上げたいと思います。
 193例目の方については、実はまず発症(12月)16日なんですがなかなか症状が一旦解熱したんですがまた出て、しかも味覚障がい、嗅覚障がいが出た(12月)22日に、診療・検査協力医療機関の方を受診されています。
 これを例えば医療機関Aとさせていただきますが、ここで抗原定性検査を受けられたんですね。直ちに結果が出まして、陽性と出ました。
 ただ、抗原定性検査の場合には、もう一度確定検査をしなきゃいけないんですね。偽陽性の可能性があるということで、ここの医院から医療機関B、ここも診療・検査協力医療機関ですが、そちらに搬送がなされまして、そこで抗原定量検査、これは確定検査になりますので、これを受けられたところ、陽性と出た。ここで確定ということで、ここは県の(PCR)検査ではなく、医療機関での抗原定量検査で陽性とこうした形になります。

(徳島新聞社)
 搬送されてというふうにおっしゃったが、(医療機関)Bには救急車か何かで(移動したのか)。

(知事)
 これは、徳島保健所のいわゆる感染症患者搬送車両、これによって搬送しております。

(徳島新聞社)
 194例目の方は、ご自分で申し出て保健所でPCR検査を実施したのか。

(知事)
 そうです。はい。

(四国放送)
 細かな確認ですが、190例目の方と194例目の方の関係性は友人でいいのか。

(知事)
 友人です。

(読売新聞社)
 県内の入院者の数をお願いします。

(知事)
 今お一人、これから(入院)ということになりますので、194例目が調整中ですがあわせてこの方を入れて6名になります。

(幹事社)
 それではこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。

(知事)
 はい。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

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