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令和2年11月26日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

 それでは新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、私の方から発表させていただきます。
 昨日11月25日、医療機関の検査によりまして、1名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されたところであります。県内では180例目となります。
 それでは感染者の概要について、ご説明を以下させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 感染者の年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市滞在の方であります。職業は大学生であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様のお手元に配布の資料をご参照願いたいと存じます。なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者につきましては、ご友人3名となります。なお現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。どうぞプライバシー保護の観点からご配慮をよろしくお願い申し上げたいと存じます。
 11月21日から23日にかけての3連休では、一部の繁華街、あるいは観光地など人出が、感染拡大前の水準を上回るなど、人の往来が大変活発となっていたところであります。
 こうした人の多い地域に出かけられた方も含めまして、体調が悪い方がおられましたら、「もしかして」という気づき、注意を働かさせていただきまして、まず「かかりつけ医」に電話でご連絡の上、受診していただきまして、心配な方につきましては、ウイルス検査について、医師にご相談いただければと思います。
 合わせて、県民の皆様におかれましては、ご自分もいつ感染してもおかしくないとお考えいただきまして、これまでもお願いして参りましたが外出時のマスクの着用、手指消毒、3密の回避、家庭内での部屋の換気、共用部分の消毒など、基本的な感染防止対策の継続的な実践を改めてお願いいたしたいと存じます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)

(幹事社:徳島新聞社)
 行動歴と症状について、具体的にいかがでしょうか。

(知事)
 はい。まず、行動歴についてでありますが、発症が11月24日でありますので、その2日前から少し申し上げていきます。11月22日、ご友人がご自宅を訪問されておられます。また、11月23日には、県内の屋内娯楽施設を利用されておられます。そして、11月25日、医療機関、2つなんですがこちらを受診されておられます。
 現在の症状につきましては、軽症となっております。以上です。

(徳島新聞社)
 行動歴の方ですが、まず(11月)22日に友人が自宅を訪問ということだが、こちらの友人は濃厚接触者になるのでしょうか。

(知事)
 はい。(濃厚接触者)の一人になります。

(徳島新聞社)
 (濃厚接触者)の一人。訪問されたのは友人が一人ということか。

(知事)
 はい。そうです。この22日はお一人が、この方のところを訪れられた。この方を、濃厚接触者とさせていただいております。

(徳島新聞社)
 残りの友人2人はどういう形で濃厚接触者となったのでしょうか。

(知事)
 はい。翌日の11月23日、屋内娯楽施設を利用した際に一緒に行かれたのが友人2名。ただ、マスクを着用されておられたんですが、実はマスクを外してこの3人で、大体15分程度、会話をされたということから、濃厚接触者として認定させていただきました。合わせて、友人が3名ということになります。

(徳島新聞社)
 (11月)22日に戻るが、友人の方が自宅に訪問した際に、どれくらい滞在されてどういう感染防止策をされていたのか。

(知事)
 はい。ここは、どうして濃厚接触者になったかということなんですが、友人が来られて、ともにマスクを外して20分程度、会話されたということで、これも濃厚接触者として認定させていただきました。

(徳島新聞社)
 (11月)23日の(屋内)娯楽施設ですが、こちらの公表というのは考えられていますか。

(知事)
 はい。こちらは本日、保健所が立入り調査をさせていただきまして、館内においては共用部分を中心とした定期的なアルコール消毒、また換気が行われておりまして、入口でも検温器の設置、また従業員の皆様方はマスク着用ということでありました。
 さらに、利用時におきましては、利用客が少なかった。さらに、施設におきましては、人数の制限が行われているということで、他の利用客、あるいは従業員とのソーシャルディスタンスが確保されていたということで、公表の対象としないという形にさせていただいております。

(徳島新聞社)
 (11月)24日には発症してから、(11月)25日に医療機関を2か所受診しているが、この流れをご説明いただけますか。

(知事)
 じゃあ、少しお話を申し上げます。発症の状況と捉えていただければと思います。
 まず、11月24日、味覚障がい、そして、嗅覚障がいが出ました。そして、(11月)25日、この2つの症状が変わらず、鼻汁が出るということ、これを受けまして、(11月)25日の日に医療機関、まずAを受けられ、そして、このAから紹介を受けて、検査を直ちに結果を出そうということで、もう一つの医療機関(B)を受けられるとこうした形になります。

(徳島新聞社)
 そうすると(医療機関)Aの方では検査ができないので、(医療機関)Bの方に転医したのでしょうか。

(知事)
 ともに実は、県の定める診療・検査協力医療機関であります。しかし、症状から見て、つまり、典型的な症状、味覚障がいと嗅覚障がいがあるわけですので、最初に受けられた(医療機関)Aのところで、ドクターから直ちに定量検査ができる(医療機関)Bを紹介されて、直ちに検査に入って、陽性がすぐ確定したと。早く結果を出そうという(医療機関Aの)ドクターのご判断と。

(徳島新聞社)
 職業が大学生ということだが、まず大学名の公表というのは。

(知事)
 もちろん大学外での感染ということですから、大学の名前を公表する予定はございません。
 また実は、県外の大学に在籍中ということでもあります。

(徳島新聞社)
 この期間、連休で帰ってこられていたのか。

(知事)
 いえ。もう授業が再開したのがリモートなんで、それだったらもう帰ってこようということで、実は実際の下宿先というのが県外にあるわけなんですが、こちらに帰ってこられた。そこでさっき在住と申し上げなくて、滞在と申し上げたのはそういう意味です。よく一時帰郷なんてこう言いますけどね。ということで、こちらで、一人住まいをされて、そして、リモートで授業を受けておられるとこういう環境です。

(徳島新聞社)
 実家ということではないのか。

(知事)
 一人住まいです。つまり実家はやっぱり何かとね、感染の部分がありますから、お一人で住まわれて、防御されていると。

(NHK)
 今の男子大学生は、徳島市に住んではいらっしゃるということでよいか。

(知事)
 住んでいるというか、滞在ですね。

(NHK)
 滞在。滞在ということは住民票を移していないから滞在ということか。

(知事)
 今、大体大学生の方って、実家に住民票を残しているんですよね。だから、どこに居所という概念からいくと、大体大学のあるところに居所を移すと。本来はそこから大学に通うと。
 ところが、ずっと休校になり、そして、その後リモートが再開された。だったらもう実家のあるこちらに戻って、ただ家族の人にうつすのはいかんということで一人住まいをされた。ということで、いわゆる滞在しているということになります。

(NHK)
 もう長い間滞在しているのか。

(知事)
 学校再開、リモートの授業が再開からですから、まだ1か月とちょっとということになります。

(四国放送)
 感染経路に関わることですが、この方は、例えば県外の大学につい最近まで居たとか、そういうことではないのか。

(知事)
 だから、その大学のあるところに住まわれている、下宿っていうか、まぁそっちへ居所を構えておられて、ただ、学校が休校になってましたから。

(四国放送)
 いつ県内に戻られたのか。

(知事)
 10月です。だから1か月ちょっとっていうのはそういうことです。というのは、授業再開に合わせてと。リモートで授業はということなんですね。

(四国放送)
 ということは、県外で感染した可能性というのはちょっと違いますよね。

(知事)
 はい。ということで、遡っての実は行動履歴も確認させていただいております。感染経路の探索をさせていただきまして、発症から10日前、11月14日、この段階で県外を訪問されています。

(四国放送)
 それは大学、自分の大学ですか。

(知事)
 というよりも私用で。

(四国放送)
 全くの私用で。県外はどの方面とかは公表されませんか。

(知事)
 県外の部分ですか。大阪です。

(四国放送)
 大阪。

(知事)
 大阪府内です。

(四国放送)
 大阪府内を私用で訪問した。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 今、感染経路としては大阪。

(知事)
 大阪と見られるということですね。

(徳島新聞社)
 大阪で感染したという根拠というか、どこかそういうリスクの高いところに行ったとか、何かその具体的な根拠は。

(知事)
 (大阪)府内という形で、私用ということで行かれておりますので、恐らくそうであろう。というのは、昨今の大阪の感染状況を見れば、それはそういう方向であろうということは一つ出るということですね。昨今では、東京の感染状況を抜いていますので。

(徳島新聞社)
 大阪への訪問の手段ですが、これは公共(交通)機関か何か。

(知事)
 ここのところについては、発症10日前となりますから、そこについては、出す予定はございません。

(毎日新聞社)
 整理させていただきたいのですが、この方が普段県外の大学に通っていて、今は大学がリモート授業を実施しているということで、実家がある徳島市に滞在していたということか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 この方、大阪へはお一人で行かれたのですか。

(知事)
 ここのところについては、(感染症・疾病対策室長に)そういう確認でよろしいですかね。

(感染症・疾病対策室長)
 感染可能期間外でございますので、詳しい行動歴については、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。

(徳島新聞社)
 でも一緒に行った方がもしいれば、感染した可能性があると思うが。

(感染症・疾病対策室長)
 発症10日前ですし、もし(一緒にいった方が)いらっしゃったら、行動履歴を見まして、保健所の方が接触者であるとか、濃厚接触者と特定させていただきますので。

(徳島新聞社)
 その人から発症、もらわなくても同じところにもし訪問しているのであれば、そこで一緒に感染する可能性があるのでは。

(知事)
 だから、それも保健所が積極的疫学調査をやって、判断をする。ということで、冒頭でも申し上げたように、積極的疫学調査は継続中ということになります。

(徳島新聞社)
 じゃあまだ調査中ということですね。

(知事)
 そうです。

(感染症・疾病対策室長)
 保健所が確実に把握しておりますので。

(毎日新聞社)
 念のため確認なんですが、この(11月)22日の自宅と、(11月)23日の娯楽施設、(11月)25日の医療機関A、(医療機関)Bも全て徳島県内ですか。

(知事)
 そうです。というか、(11月)22日はこれ、この方のご自宅に友人が来られてますからね。当然のことですね。

(四国放送)
 県外の大学に通っていて、リモート授業で県内に帰ってきている。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 ということは、つまり、(徳島)県出身の大学生か。

(知事)
 出身というか、(徳島)県から行っていると。こっちに実家がある。

(四国放送)
 感染のリスクがあるので、別に(家を)構えている。

(知事)
 一人住まいと。

(NHK)
 関連して、それは10月から。

(知事)
 10月からということでいいかと思います。

(NHK)
 で、1回大阪に戻られて。

(知事)
 いえ、大阪に行ったのは一応私用ですけど。

(NHK)
 こちらに滞在してから、もう一度大阪に行っているということですが。

(知事)
 今、こっちにいるんです。大阪は私用で行かれている。

(徳島新聞社)
 大学の所在地は大阪ではないということですか。

(知事)
 そこは触れないということです。

(NHK)
 大阪には私用で行かれたというのは徳島に滞在してからもう1回行かれたということですよね。

(知事)
 そうです。これが11月14日ですから。

(NHK)
 これが、11月14日で、大阪へ行かれたということですね。

(知事)
 はい。大阪へ行かれた、私用でね。

(NHK)
 10月から滞在しているので、徳島に居てまた大阪に戻ってまた帰ってきた。

(知事)
 戻ったというか、行かれたということです。

(徳島新聞社)
 関連で、大阪に行かれたのは(11月)14日で、日帰りでこっちに戻ってこられたのか。

(感染症・疾病対策室長)
 日帰りです。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 先ほどのウイルス検査の説明のところで、(医療機関)Aのところで、定量検査をとおっしゃったが、その辺をもう少し詳しくお願いします。

(知事)
 (医療機関)Aもいわゆる診療・検査(協力医療機関であり、検査)のできるところなんですね。ところが、その持っているキットによって、いわゆる遅効性で出るものと、すぐに出るものと。あるいは、定量(検査)の場合には、すぐに出て、陽性が確定するんですが、定性(検査)的なものについては、陽性になった場合には、もう1度PCR検査やるとこうした形になるんです。となると、1日遅れる。
 この方の場合には、典型的な新型コロナウイルスの症状が出ている。つまり、味覚障がいと嗅覚障がいが同時に起こっているということで、(医療機関)Aのドクターのご判断で、すぐに(医療機関)Bを紹介して、抗原の定量検査、これを受け、すぐに陽性が出た。で、直ちに対応と。
 つまり、現場のドクターのご判断として、どう見てもこれコロナだろうということであれば、速やかに結果の出る、もう一度検査をし直さなければいけないということではなくて、それを勧められた。(医療機関Aの)ドクターのご判断ということです。

(徳島新聞社)
 結果がすぐに出て、新たにPCR検査をする必要がない検査である抗原検査の定量検査を受けるために(医療機関)Bを紹介したということか。

(知事)
 そうです。おっしゃるとおりです。

(毎日新聞社)
 この男性は通っている県外大学がリモート授業ということで、10月から徳島市の実家に滞在(していたのか)。

(知事)
 実家じゃない、一人住まい。

(毎日新聞社)
 (11月)22日に友人が訪れたところも、一人暮らしのところか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 (11月)24日に味覚・嗅覚障がいがあって、ほかに発熱とかはなかったのか。

(知事)
 なかったんです、発熱は。ただ症状は、先ほど申し上げたように軽症にはなります。症状がありますので。

(NHK)
 味覚・嗅覚障がいといういわゆる分かりやすい症例が出たので、もしかしてということになったのか。

(知事)
 はい。というか、(11月)25日はさらに鼻汁が出ていますので、より症状が深くなってきた。

(NHK)
 濃厚接触者3人については、ウイルス検査調整中という状態か。

(知事)
 そうです。調整中です。

(四国放送)
 質問が被るかもしれませんが、友人3人の濃厚接触者は県内の方、県外から来た人ではないですね、

(知事)
 はい。県内です。

(徳島新聞社)
 関連して、この3名はこれからPCR検査をするのか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 接触者は何人かおいでるのでしょうか。

(知事)
 今のところ、保健所がこの屋内娯楽施設にも入っておりまして、その段階で接触者という形は認定していません。ただ、まだ今積極的疫学調査やってる最中ですから、今の段階ではないと。ただ、今後出る可能性はあります。

(徳島新聞社)
 先ほど(11月)22日にご友人が自宅を訪れたとき、20分ほどマスクを外して会話をされたということだが、滞在時間が20分だったのか。それとももっと長く滞在していて、うちマスクを外して会話したのが20分だったのか。

(知事)
 そう考えていただいて結構です。つまり、会話をしているときということですから、まあそれだけ滞在しているということですね。

(徳島新聞社)
 そうしたら、20分ぐらい滞在していたということか。

(知事)
 その時にマスクをしていないと。

全国的な感染拡大について(質疑)

(徳島新聞社)
 全国的な感染拡大について、お伺いしたいのですが、政府の分科会が東京や大阪を感染拡大地域というふうに言って、移動の自粛などを求めていて、兵庫県の方でも知事が東京への移動を自粛するように求めているのですが、徳島県として、何かそうした対応をする予定はありますか。

(知事)
 ここのところは、私の方からも例えば、GoToトラベルの関係で、西村大臣との協議、この時には、その前日に全国知事会議といいますか、対策本部30名の知事出席のもとで、多くの知事達がGoToトラベルの着地だけはなくて、発地を心配するということがありましたので、その旨を申し上げ、一歩踏み込んだ対策、これを行うべきではないかと提言させていただき、そして、その翌日に分科会が行われて、尾身会長さんの方から、ここは移動の自粛、こうしたものもそろそろそうしたところは考えるべきではないかと。もちろん、その発地の問題はもう当然のこととして、こうした話がありました。
 徳島の場合には、この点については、特に注意は当然、先ほども申し上げたようにしていただく必要がある。
 しかし、そこの部分については十分注意をして、賢く恐れていただくと。こうした点を県民の皆さんに求めているところですので、特に兵庫県の井戸知事、あるいは奈良県の荒井知事さんが言われたのは、例えば、東京との間を自粛せよと言ったのではなくて、日頃のいわゆる通勤形態であるとか、生活の形態である隣接地、特に兵庫もあるいは奈良も勤務で大阪に行って、いわゆる奈良府民みたいな人、あるいは兵庫府民みたいな人がものすごく多いんですよね。ということで、大阪との間のその不要不急の往来を自粛していただきたいと。
 そこで、質問が学生さんから出て、大学に行くことはどうなんですか、不要不急ですよね。井戸知事さんの方からは当然不要不急ですとこう言われているということで、生活実態の関係で奈良、また兵庫の知事が大阪にということだったんですね。決して、東京に行くなと言ったわけではないということなので、我々からしてみますと、そうした点を考えるとやはり正しく恐れて、そして、日頃の感染対策、こうしたものをしっかりした上で、そして、それぞれ目的があるのであれば行っていただくという形をとっていただきたい。先ほども申し上げたとおりですので、そこのところは誤解のないようにしていただければと思います。

(徳島新聞社)
 GoToトラベルとGoToイートについて、徳島県として何か見直すような考えはありますか。

(知事)
 これは何度も申し上げているように、例えば、GoToイート、感染状況を見ながら、そして、総理はじめ国の方から要請を受けた、例えば、その4人以下にという制限ですね。あるいは、神奈川県の場合には、県の利用を止めたということがあるわけですが、その感染状況を見ながらといった点が大きなポイントとなるところでありますので、徳島としては、まだ今そういう状況にはなっていないとこのように考えています。

(徳島新聞社)
 現在としては、継続するのか。

(知事)
 もちろんです。はい。

(四国放送)
 先ほどニュースを見ると、兵庫県が184人ということで、非常に隣県で感染者が増えている件についてはどのような理解でしょうか。

(知事)
 ここのところは、やはり井戸知事が昨日も会見で言われ、気にしていた大阪との関連と。なんせ大阪がその前日に190超えて出ましたので、そうした点を考えると、兵庫の場合はほとんど言われたのが、大阪由来ということを言われておりますから、我々としてその皆さん方というのは大阪に向かって行ってということになっております。もちろん、勤務であるいは通学でということもあると思いますので、そうした意味では、徳島として、今度は兵庫に対して、行き来するなという段階にはない。 ただ、感染拡大をしているところに対して行く場合には、やはりこれは注意をしていただくと。これは全国、東京へ行く場合もそうですし、大阪へ行く場合もそうです。そうした点は是非注意していただきたいということです。

(徳島新聞社)
 今の話だと、大阪は大変感染拡大していると。その余波で兵庫県もということだが、その大阪府に対して徳島もかなり行き来があると思うが、また、減っていた(高速)バスも増便されて、さらに行き来が増える可能性があると思うが、大阪に行くことに対して何か注意点だったり、また自粛を求めるということはあるのか。

(知事)
 繰り返しになりますけど、大阪に行くなということを申し上げる段階にはないとこのように考えております。ただし、大阪がこういう状況であるということはよく知っておいていただいて、特にどういうところで発生しているのか、この中心はやはり大阪市ということになりますので、こうした点も是非注意していただいて、感染防止対策、こうした点はきっちりとやっていただくと。
 そして、大阪の吉村知事さんが言われている、こういったところは感染が今多いという、そうしたところについては、もし仮に行かれる場合には、最大限の注意を払って対応していただくとこういう段階ではないかと思っています。

(徳島新聞社)
 現時点で入院患者と療養患者は何名ですか。

(知事)
 じゃあ申し上げます。現時点では、今お一人、調整中となりますが、この方を含めて11名ということになります。そして、療養されている方はゼロです。
 ちなみに、いつもお聞きになられるわけなんですが、徳島の(医療機関や保健製薬環境センターで陽性確認された)方はというと9名ということになります。他県の方、お二人入っておられますので。

(徳島新聞社)
 入院患者のうち、重症もしくは中等症の方は何名ですか、現時点で。

(知事)
 先般申し上げたとおりで、重症は2名ですね。

(幹事社)
 なければ終わりたいと思います。

(知事)
 はい。それでは、よろしくお願いします。

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