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令和2年11月13日 定例記者会見 フルテキスト版

東京2020オリンピック聖火リレートーチの巡回展示について(説明)

(幹事社)
 それではよろしくお願いします。

(知事)
 それでは今日は私の方から3点、発表させていただきます。
 まず1番目、東京2020オリンピック聖火リレートーチの巡回展示についてであります。
 東京2020オリンピック競技大会、こちらにつきましては、来年の7月23日金曜日、開幕が決定しているところでありまして、去る11月8日日曜日、東京で「五輪本番の試金石」として注目を浴びました「体操の国際大会」、こちらが新型コロナ感染拡大後、初めて実施されました。
 また、昨日の11月12日木曜日に開催されました、国や組織委員会などで構成する東京オリンピック・パラリンピック「新型コロナウイルス感染症対策調整会議」の第5回会議におきまして、全国各地のホストタウンで実施される事前キャンプでの選手、スタッフの受け入れ方法を示した「手引き」が提示されるなど、開幕を見据えた準備が着々と進んできているところであります。
 本県におきましても、この調整会議の動きに呼応いたしまして、いち早く連携、行動できるよう、去る10月1日木曜日となりますが、「国際スポーツ大会・インバウンド推進統括本部」のメンバーに、新たに危機管理環境部、保健福祉部、そして、病院局を加え、コロナ対策の観点から、より一層、安全安心な「事前キャンプ」、「聖火リレー」の実施に向けまして、さらなる検討を進めているところであります。
 その「聖火リレー」につきましては、先般、本県の日程が令和3年4月15日木曜日、そして、16日金曜日に決定されましたため、当初の予定どおり「県内全市町村での聖火リレー」の実現に向けまして、急ぎ調整を図りますとともに、聖火リレー、さらには、オリンピック開催への気運を醸成するため、「オリンピック聖火リレートーチ」の市町村巡回展示を実施する運びとなりました。展示する「トーチ」についてですが、こちら。
 
(展示の「トーチ」を示す)
 
 これ実物ということなんですね。こちらがその実物、聖火リレーで使用されるものと全く同じものとなっておりまして、伝統と現代技術の融合、そして、復興への想いといった、様々なストーリーを背景に作成されたものであります。
 展示の日程、会場につきましては、11月21日土曜日、そして、22日日曜日に文化の森総合公園県立二十一世紀館で開催されます「国際スポーツ大会展」での展示を皮切りといたしまして、概ね、聖火リレーの走行順で全24市町村において展示して参りたいと考えております。
 現在、年末までの日程が確定しているところでありますが、今後、調整が整い次第、年明け以降の日程についても、お知らせしたいと考えております。
 また、巡回展示のスタートとなります「国際スポーツ大会展」では、聖火リレートーチの展示のほかにも、「東京2020公式アートポスター」全20作品をはじめ、「三大国際スポーツ大会」関係の展示、こちらは、ラグビーのワールドカップ、東京オリ(ンピック)・パラ(リンピック)、そして、ワールドマスターズゲームズ2021関西と、これが「三大国際スポーツ大会」ということで、その関係の展示やビデオ上映を併せて行いますとともに、11月22日日曜日には同じく文化の森総合公園でどなたでも参加することのできるスポーツ体験イベント「ファミスポカーニバル」を開催いたしますので、是非、県民の皆様方にはご参加をいただければと思います。
 今後、お住まいの市町村において、聖火リレートーチをご覧いただけますので、県民の皆様方には、間近でじっくりと鑑賞いただきまして、この貴重な機会を、是非、ご満喫をいただきますとともに、気運の盛り上げについてお力添えをいただければ、このように考えております。

「“ニューノーマル”阿波おどりの祭典事業」について(説明)

(知事)
 次に2番目、「“ニューノーマル”阿波おどりの祭典事業」についてであります。
 この夏、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、徳島市をはじめ県内阿波おどりが相次いで中止となり、夏の観光誘客に多大な影響を与えるとともに、県民の皆様方や阿波おどり連の皆様方には、大きな喪失感、阿波おどりロスなどとも呼ばれているところでありまして、これをもたらしたところであります。
 まだ、全国的には、主要な伝統芸能やお祭りが、再開に至らない中、その先陣を切り、阿波おどりを「再始動」させるため、このたび、WITHコロナ時代に対応した県を挙げての「新しい阿波おどり」の実装にチャレンジをいたします。
 少し具体的に申し上げて参りますと、11月21日土曜日から12月6日日曜日までの約2週間を“ニューノーマル”阿波おどりの祭典期間といたしまして、その間以下申し上げて参ります4つの阿波おどりイベントを実施いたして参ります。
 まず、ファーストイベントといたしまして、阿波おどり実行委員会が主催し、県と徳島市が共催する形で、11月21日土曜日、そして、22日日曜日の 2日間、「阿波おどり・ネクストモデル」を藍場浜公園で開催いたします。
 当日は夏本番と同様の桟敷席を設けまして、一定の「入場数・制限」、こちらを行った上で、「電子チケット」など、新たな感染防止対策を講じた「実証イベント」として実施いたします。
 次に、セカンドイベントの「“ニューノーマル”阿波おどりPLUS」につきましては、翌週となる11月28日土曜日、29日日曜日、阿波十郎兵衛屋敷では、阿波おどりにちなんだ演目を、阿波おどり会館では、特別ゲストをお招きした演舞をそれぞれ、特別公演として実施いたします。
 また、同じく29日日曜日には県内大学生の皆様方が阿波おどりや和太鼓など、和の競演を行う「アスティ阿波演舞祭」を開催いたします。
 そして、締めとなりますクライマックスイベント、「“ニューノーマル”阿波おどりの祭典」につきましては、12月5日土曜日、6日日曜日に、アスティとくしまをメイン会場として開催いたします。
 このイベントにつきましては、従来実施して参りました秋の阿波おどりに工夫を加えまして、「リアル」とそして、「オンライン」のいわゆる「ハイブリッド型」で実施することとし、「リアル」では、阿波おどり振興協会及び徳島県阿波踊り協会によるステージ「阿波おどり大絵巻」、徳島県阿波おどり保存協会、そして、学生連の皆様方による演舞、これらをご覧いただきます。「オンライン」では、県内各地の踊り「ふるさと躍動阿波おどり」、また、東京、大阪の「踊り連」による「リモート演舞」を中継するほか、会場内で海外連のビデオメッセージもご披露させていただきます。
 さらに、徹底的な感染予防対策のため、「電子チケット」を導入の上、時差入・退場を実施いたしますとともに、会場内では、検温、手指消毒、マスク着用の徹底、来場される際には、接触確認アプリ「COCOA」 、また、「とくしまコロナお知らせシステム」の登録をお願いすることといたしております。
 なお、「阿波おどりPLUS」については、本日から、「阿波おどりの祭典」につきましては、来週11月19日木曜日から、それぞれ申込受付を開始いたします。
 今回の「“ニューノーマル”阿波おどりの祭典事業」を契機といたしまして、しっかりと「阿波おどりの本場徳島」のタグ付け、こちらを行いまして、どうしても、阿波おどりと徳島が結びつかないという人もいないではないんですよね。これを行いまして、国内外に発信するとともに、県並びに徳島市、それぞれが感染防止対策の検証の結果を共有いたしまして、その成果を来年の夏の阿波おどり本番に活かせるように、しっかりと取組みを進めて参ります。

デジタル社会の実現に向けた取組について(説明)

(知事)
 そして、3番目、デジタル社会の実現に向けた取組みについてであります。
 今般のコロナ禍におきまして、行政分野におけるデジタル化、また、オンライン化の課題が顕在化してきたことを受け、政府は司令塔となるデジタル庁、こちらを創設し、強靱なデジタル社会の実現を図ることとしております。
 全国知事会におきましては、10月5日、早速、この国の動きに即応いたしまして、全ての都道府県が参画する「デジタル社会推進本部」を立ち上げるとともに、10月12日月曜日には、第1回会議、こちらで取りまとめました「デジタル社会の実現に向けた提言」を武田総務大臣、平井デジタル改革担当大臣に提出し、デジタル社会の実現に向け、国と地方が一体で進めていくとの共通認識を図らせていただいたところであります。
 県におきましては、これまで、総務事務、また会計事務へのシステムの導入、オンライン申請の推進、マイナンバーカードを活用した個人認証基盤、AI、RPA、5G等先進テクノロジーの利用促進など、行政分野におけるデジタル化、オンライン化のほか、スマート農業、スマートファクトリーなど、率先いたしまして、社会経済活動のデジタル化を強力に推進してきたところであります。
 このたび、WITHコロナ、そして、アフターコロナを見据えた「新たな日常」を構築し、「デジタル社会実現」に向けた取組みを一層加速させるため、これまで、本県のICT施策、こちらを推進して参りました「徳島県ICT推進本部」を改組いたしまして、新たに「徳島県デジタル社会推進本部」を設置し、11月17日火曜日に、第1回本部会議を開催する運びといたしました。
 また、デジタル社会実現に向けてのキックオフといたしまして、本県が整備するローカル5Gの本格運用、こちらを開始いたします。ローカル5G、超高速、超低遅延、多数同時接続、三種の神器などとも呼んでおりますが、この特徴を持ち、企業や自治体が個別に高いセキュリティで柔軟な使い方ができるネットワークシステムでありまして、本県では全国に先駆け準備を進め、このたび、28GHzのローカル5G無線局の免許を取得し、中央テクノスクール及び万代庁舎、ここですね。で、「本格運用」を。また、4.7GHzの「実験免許」、こちらを取得いたしまして、「工業技術センター」において「試験運用」をそれぞれ開始いたします。
 今後は、ローカル5Gの特徴、こちらを活かし、中央テクノスクールを5Gエンジニア育成拠点として、5Gインフラ整備に対応することのできる人材の育成に取り組むとともに、工業技術センターにおきましては、「5G技術活用支援拠点」として、県内企業への5G導入促進と技術支援に取り組むことといたしております。
 さらに今後、今回設置分も含め、県内10か所で基地局を整備し、医療や防災、また多様な分野で5Gを活用いたして参ります。ということで。
 
(パネル「ローカル5Gの全県展開・社会実装」を掲示)
 
 こちらが、「ローカル5G全県展開の社会実装」についての言わば一案ということになります。
 こちらは4K映像、もうすでに日本発、4Kの動画、海部病院から県立中央病院へ遠隔診断、十分に対応可能とドクターたちも言われました。また、夜間でもリアルタイムの河川監視、あるいは高精度の画像でAI分析、あるいはケーブルテレビにも配信することのできる防災分野への展開。また、遠隔的な技術指導、先端技術展開として、スマート農林水産業、あるいは、産業分野では生産ラインの自動化対応の支援、そして、何よりも重要となるのが5G技術者の育成ということとなります。
 
(パネルを置く)
 
 なお、開局を記念いたしまして、来る11月17日火曜日となりますが、中央テクノスクール「ろうきんホール」において、記念イベントを実施いたします。具体的な内容を少し申し上げますと、開局記念セレモニーのほか、中央テクノスクール訓練生の方々によります5G技術講義、県内のプロゲーマーや四国大学の協力のもと、ろうきんホールと工業技術センターをつないだe-スポーツイベントによります「伝送品質試験」を実施いたします。
 今後とも、アフターコロナ時代に対応したデジタル社会の実現に向け、具体的な施策の実装をしっかりと図って参ります。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

「“ニューノーマル”阿波おどりの祭典事業」について(質疑)

(幹事社)
 それではまず、発表事項の方から質問のある方はどうぞ。

(読売新聞社)
 “ニューノーマル”阿波おどりの祭典ですが、先ほどおっしゃっていたように今回のイベントの検証をして、来年の夏に備えたいということだが、あらためて来年夏のその本番が、(今年が)中止になったことでかなり経済への影響も大きかったと思いますが、来年の夏への意気込みをお願いします。

(知事)
 はい。やはり、このコロナ禍の中で、阿波おどりはもちろんのこと、全国の様々な伝統芸能、お祭り、こうしたものが中止に追い込まれたんですね。どうしてもお祭りになりますと、演じ手、あるいは観客の皆さん方、これはいうまでもなく密になる。そして、汗がほとばしる。当然、大きな掛け声ということで、まさに、このコロナの中では一番危ないと、当然中止になる。
 しかし、徳島の阿波おどり、本来なら8月、お盆の時期というのは、徳島が一番賑わう、そして、多くの皆さん方が国内外から徳島に訪れていただくと。もちろん経済、これも重要な点でありますが、県民の皆さん方の1年間のまさに様々な思いといったものをここで発散するという、もともと阿波おどり発祥といったルーツ、3つほど上げられる中で、いわゆる蜂須賀公がですね、この徳島に、蜂須賀さんというのは愛知、今でいうと、愛知県の方なのですが、非常に倹約を命じた。ところが、南国阿波の国徳島っていうと、どちらかというと、当時は余り倹約が得意でない。
 ということで、非常にストレスが溜まる。それを発散してもらうために、無礼講じゃといって、徳島城から出た、これがその説ということもありまして、こうしたものが県民の皆さん方にもこの時にこそと、また、踊り手の皆さん方もこの日に備えて1年間徹底的に鍛え上げていくというね、そうしたものが、突然失われてしまう。
 ということで、阿波おどりロスというね。これは経済波及効果はもちろんのこと、県民の皆さん方の目標といったもの、あるいは1年間のストレス、こうしたものをこの機会に一気に発散して、そして、次に向けての意欲を爆発させようというね。こうしたものが同時にすべて失われてしまった。
 ということで、何としても来年はこれを実現することができないだろうか。しかし、WITHコロナ時代ということで、まだ特効薬もワクチンもない中、やはり何としても3密の回避であったり、あるいはエアロゾル感染の回避、こうしたものをしなければいけない。
 そこで、やはり徳島、あらゆる分野で先陣を切るということからいけば、このコロナの分野についても、やはりしっかりと感染防止対策、もちろんこれは、今考えうる対策。例えば、本来の定員の今は2分の1などと言っているわけなんですが、なんと5分の1に縮小してやってみようと。
 もともと桟敷というのは、対面になっていますから、真ん中のところ、こちら側の桟敷の人に見ると一方向を向いている。こっちも一方向を向いている。
 そうした意味では、割と安全な仕様、ソーシャルディスタンス、これを保てるはずなんですけどね。
 しかし、ここのところは定数を5分の1にしてやってみようと。ただ、踊り連の皆さん方はどうしても密集隊形を取ってしまう部分が出てくると。そうした意味では大変なご苦労もおかけするところとなりますので。
 しかし、この阿波おどりロスを防ぐためには、何としても、実証をやってみなければならない。そして、直す点については、しっかりと直すと今考えうる、あらゆる手を使う中でやってみようと、こうした形なんですね。
 つい先般、西村大臣と意見交換、全国知事会でやった時に、副本部長をやってもらっております神奈川県の黒岩知事さん、今、横浜スタジアムで観客86パーセント、5分の1ではなくて、86パーセント入れてやってみた。その結果、(スーパーコンピューター)富岳などあるいは様々な分析、解析したところ、例えば、お手洗いであるとか、あるいはロッカールーム、こうしたところで、二酸化炭素の計測をしたようですが、少し密になった、といったところは出ているんですが、概ね良好と、こうした話も出たということで、国を挙げて、今、WITHコロナ時代の新しい形といったものは、”ニューノーマル”とよく言われるんですけどね。これの検証をやっていこうと。
 ただ、なかなかね、やっぱり感染リスク怖いといった点もあって実装が難しい部分があるんですが、こうしたお祭りの先陣はやはり阿波おどりだろうと、この期待の高いということがありますので、今回少しロングラン、そして、様々な形の阿波おどり、これを実証してみようという形で約2週間、土、日(曜日)を活用して、やってみようと。是非、多くの皆様方にも関心をいただく、そして、ご指摘をいただく点については、やはりご指摘をしていただくとそうした実証の場でもありますので、この点については、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

(四国放送)
 今、全国的に第3波という話も出ているが、県内でもし感染が拡大した場合、中止ということも選択肢としてあるのか。

(知事)
 そうですね。それはもちろんのことながら、今、ちょうど国のいわゆる分科会、こちらの方で第3ステージ、こちらに入るとGoToトラベルについても、これはやめてくれ、中止の要請をする、とこうした話も出ていますので、やはりそうしたものもしっかりと見極めながら、そして、日本全体の状況と、そして、徳島の状況とこうしたものをしっかりと俯瞰をして、当然そうした状況の中でやるか、あるいはやらないか、こうしたことももちろん、これからの判断基準を作っていくということになりますので、そうした意味でのチャレンジにもなってくるということになります。

(毎日新聞社)
 この12月5日、6日の阿波おどりですが、定員になり次第申し込み終了という考えてよいか。

(知事)
 はい。これは、アスティの方でやりますので、室内ですから。

香川県における鳥インフルエンザの発生について(質疑)

(幹事社:徳島新聞社)
 それでは、発表事項以外に移りたいと思います。鳥インフル(エンザ)の関係でお願いします。本日、香川県で、鳥インフルエンザの4例目が確認されたということで、まず知事の現状認識と県として対策を強化するかどうかをお伺いします。

(知事)
 はい。今回、香川県で4例目が出た。疑似患畜、もともと香川県、1例目として、11月5日。2例目が(11月)8日、そして、3例目が(11月)11日、4例目が(11月)13日の未明という形で、約1週間の間に4回、鳥インフルエンザ疑似患畜認定ということになったところでもあります。
 そうした意味で、徳島県としては、やはり食鳥大県でもある、地鶏ナンバー1を200万羽を越える阿波尾鶏の産地でもありますので、当然のことながら、最高水準の防疫体制、これを取るということで、既に1例目の発生、このときから対応を進めてきたということでありました。
 香川県との間、特に養鶏場、その発生をしたところ、トラックなどが徳島県に入ってくる、国道、最初は2か所、そして次に、今度は香川県の東部、こちらへ発生ポイントが移りましたので、さらに4か所、合わせて6か所、3年前の時には5か所ポイントを設けたんですが、今回は6か所で、トラックなどの、もちろんこれ養鶏場関係なんですが、その消毒体制に当たっていると。
 さらには、養鶏農家の皆さん方、これに対しても消石灰をはじめとして、しっかりと防疫体制をとっていただけるようにと対応を進めているところでもあります。
 もちろん、先般行われました危機管理会議、私の方から申し上げたように、徳島では昔から一つの標語、発生させない、持ち込ませない、この標語に従った形でしっかりと県内でも点検を。
 そして、養鶏場関係というだけではなくて、やはり鳥インフルエンザの場合には野鳥が持ってくる。こうした点もありまして、今、環境省の方からも最高の警戒水準、野鳥に対するですね。ステージ3を今、発動しておりまして、最大の野鳥の監視、特に死亡野鳥ですね。
 先般の危機管理会議で私の方からも県民の皆様方に死亡している、そうした野鳥、その報告、多くはやはり、県民の皆さん方がこう見つけていただくというものもありますので、そうした点についてもお願いさせていただくと共に、もちろん野鳥の会の皆さん方であったり猟友会の皆様方、また市町村の皆様方としっかりここはスクラムを組んで、そして、対応を進めていくと。
 しかしこう、次々と発生するとなかなか県内の養鶏農家の皆様方も安心できない点がありますので、なんとか国と共に香川県も全力で防疫体制、進めていただいているとこのようには聞いてはいるわけなんですが、1日も早くこうした点が終息していただようにここはお願いするしかないということであります。

三越伊勢丹のアミコビルへの出店について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 来年9月に三越伊勢丹がアミコビルの方に出店するという報道があったが現状の受け止めをお願いします。


(知事)
 はい。こちらにつきましては、徳島市長さんはじめアミコビル、そこにそごうの跡をどうするかということで、例えば高松の三越ですよね。こちらの方に掛け合ったり、様々な活動をされている、とこうした点はお聞きをしておりました。
 そうした中で、例えば、高松の三越のサテライトが出るんじゃないかとかですね、そうした情報もマスコミの皆さん方の情報などを通じて、聞いてはいたわけですが、どうも三越伊勢丹本社の方から出てくるという話も出たようでありますので、ちょうど今、高松三越の方はお歳暮商戦のPR、こうした点もされているとお聞きしておりますから、多くの県民の皆さん方がやはりここはそごうロスとよく言われるわけでありますけどね、こうした点を充分に補うことは難しいのかもしれませんが、やはり必要とされるもの、お中元、お歳暮、あるいは化粧品などいろいろあるかとは思うんですけど、徳島の場合には、化粧品の消費率、日本第一位という統計数値もあるわけでして、必要とされる、そうしたものがしっかりとデパートブランドというもので、徳島で展開される、そういうことになることを是非期待をしたい、とこのように思っております。

(徳島新聞社)
 出店によって、県の青少年文化センターの移転の案も出ているが、これについては影響はないのか。

(知事)
 今、フロア的な話がどこまで出てるかということなんですが、例えば、それでもって、例えば、4フロア5フロア使うとか、そうした話はお聞きしていませんので、充分ここは、すみ分けが可能ではないかなと思っております。また、そうした点については、都市開発の方からも(徳島)市長さんを通じてお話しがあるでしょうし。

県立ホールについて(質疑)

(四国放送)
 昨日、県立ホールの分科会がありましたが、その中で委員の方からメインホールとは別に小ホールを検討するにあたって、郷土文化会館についてはどうするのか、それが分からないとなかなか難しいのではないかという意見が割とあったが、郷土文化会館の方はどのようにされるお考えでしょうか。

(知事)
 はい。来年いよいよ郷土文化会館、築50年を迎えると。ただ、国民文化祭、こちらは平成19年に第1回、やる前にプレイベントをしなきゃいけないんですね。
 ということで、平成18年度までには耐震化を仕上げるということで、直ちに耐震化をするとともに、例えば、メインホール、従来756(席)だったんですが、非常に椅子を小さくして、例えば当時、私も部長でしたけど、何といいますかね。座ったら、ポケットのものが全部出ちゃうと。それで、フェルトだと、音響が非常に悪い。共鳴板もこんなに開いている。しかも、ドアが1枚、外で阿波おどりやっていたら、中に全部音が聞こえる。中の音が外に出ると。非常にホールとしては、あまりよくはない。
 そうした状態でありましたので、耐震化をやるだけではなくてホール、構造壁が後ろ側にだけないと。床が構造壁になっていた。本当でしたらね、あそこで2階建てにしてしまって、1,000(席)超えるようなホールにも本当だったらできるんだけど、建築基準法上、それができないと。検討はしたんですけどね。
 ということで、構造壁でない後ろ、一番バックのところですね。ここを全部壊して、ホワイエを潰し、かなり広くして、椅子も大きくする。共鳴が良くなるようにフェルトの部分を極力少なくする形をとって。そして、807(席)という形。共鳴板も変えると共にドアも全部二重にすると。私も山梨をはじめ全国のそういうのを見ていますので、図面が見れるので、それを全部指示して、直したということではあるんですが。
 ですから、構造自体はコンクリートで大体築60年、耐用年数と。ただ長寿命化ということで、手を入れていくと、それを少し長くすることはできるということはあるわけですから、あと少しは持つことは、十分に可能ということになりますから、今回のこの建築のスピードといったものもありますから、そうしたものをしっかりと俯瞰をしながら、どうしていくのか。
 もちろん、小ホールといった点ではね、今回それは必要だ。ただ、中ホール的なものをさぁどうするか、大体小ホールというと使い勝手がいいのが300(席)、中ホールっていうのが、大体600(席)から800(席)と。大ホール2,000(席)というのが大体の標準という中で、もちろん、その点は多くの皆さん方がご心配される。行く行くは当然、郷(土)文(化会館)も場合によっては潰さなきゃならないということになりますので、しっかりとここを見極めながら、最終的に作っていく。ただ、土地の制約が当然のことながらありますので、あれもこれもというわけにはなかなかいかない。しかしそこは、様々な作り方というのが今、全国でなされていますので、そうしたものを後発の利として、しっかりと良いとこを取らせていただいて、あれだけの土地でありながらも多くの皆さん方のご期待に応えることのできるものにしていければとこう考えています。

(四国放送)
 ということは、今度のその小ホールというのは、示されているのは今300(席)から500(席)が示されているが、その方針でいくのか。

(知事)
 今、全部それ決定した、ということではなくて、今回第1回の分科会ですからね。
様々なご意見をいただく中で、そして、最終的に、3回を予定して、今度は12月に親会というか、検討委員会もやりますから、そうしたところで、今後のビジョンといったものを示したい。今年中にお示しすると申し上げていますので。
 今回は第1回目、そして、県民アンケートも11月11日現在のもの、30日までアンケートをとっていますから、それも一部ご披露させていただいたんですけどね。そうしたもので集約している。
 もちろん、これまでもずっとね、何と言ったってこのホールというのは、平成5年11月の当時の小池(徳島)市長さんの検討委員会からということですからね。約30年。様々な御意見といったものが、すでに集約はなされている。
 ただ、世の中というか、人口減少であったり、あるいは社会システムといったものが、大きく変わってきたのは事実ですし、WITHコロナ時代、そして、このホールはアフターコロナを俯瞰をして対応しなければいけないと。さらには5Gはじめとする様々な未来技術、こうしたものの駆使といったものも考えられますのでね。
これらを合わせる形で打ち出していければとこう考えています。

(四国放送)
 年内に郷(土)文(化会館)のあり方も含めて、方針を出すということか。

(知事)
 郷(土)文(化会館)のあり方は、今申し上げたような形で、そう例えば今すぐ
壊さなければならないということにはならない。ただし、私が議会でも申し上げたり、記者会見でも申し上げたように築50年になるということは、そろそろ後継を考えなければいけない。その機能をどうするか、これも考えないといけないということがあって申し上げているので、もうすぐに郷(土)文(化会館)を潰すんだ、耐震化できていませんというものではないので、そこのところはうまく両用、使い分けていければいいんではないかと考えています。

三越伊勢丹のアミコビルへの出店について(質疑)(その2)

(NHK)
 先ほど質問のあった三越伊勢丹のことですが、全国的に人口減少で地方の百貨店が閉店が相次ぐ中で、三越伊勢丹ホールディングスとしては、小型店舗の出店を全国に進めていくことで、新しいデパートの形なのかなと思うわけだが、徳島も人口減少でこの新しいデパートのあり方についての受け止めを聞かせてください。

(知事)
 はい。全国では特に人口減少、若者離れ、そして、アウトレットモールであったり、いわゆるなんとかモールというね、こうしたもので郊外店、駐車場がただ、こうしたところへお客さんが取られてデパートが苦戦すると。全国各地、これぞというデパートがどんどんどんどん撤退、縮小と、その波に徳島も飲み込まれたというのが今回。
 現に若い皆さんが、そごうが撤退する、そう言われるまで、「いやだって行かないもんそごう」、これがほとんどの声だったんですよね。
 そうした中で、やはりデパートが苦戦する。さらにこれの追い打ちをかけたのがこのコロナと。壊滅的な状況と言ってもいいのかもしれない。
 そこで今、ご質問いただいたように、デパートの中でも積極的に打って出ようと、こんな時だから。ただし、今までのものと同じというのはもう無理。つまり、百貨店という名前ですよね。そうではなくて、それぞれの地域のニーズにぴったり合った凝縮をする。例えば、服、そうしたものが非常に売れるところ、いやいや化粧品が売れるところ、お中元・お歳暮、贈答品が売れる、食料品が。いやいやいやいや、やはりなんといっても、ゴルフ用品などスポーツだと、様々な実はジャンルの中で、得意分野、そうでない分野、こうした点が実はあるんですよね。意外と国民の皆さん方が知らなかっただけのところでしてね。
 だから、そうした中で、徳島で非常に得意分野は一体何なんだろうかとこうしたものは各デパートの皆さん方、ずっと分析、これをされていて、中でも今回、三越伊勢丹ホールディングスの方では、新しい小型店舗化、これによってどんどん撤退が進んでいく、そうしたデパート、その中でも立地のいいところ、あるいはそのニーズにあったものをしっかりと、そこを捉えようと、新たな形で打って出るという形。その中で、徳島を、本社の方で選んでくれたんではないのかなと。
 確かに徳島、女性の皆さん方の嗜好といった点では、全国有数の特色があるところと。そうした点では、十分可能ではないか。とおそらくそうした判断に至られたんではないのかなと考えておりますので、我々としては当然、まずは徳島市さんが中心になって、内藤市長さんはじめですね、ご尽力いただいておりますので、そうした点について、我々としては、徳島のポテンシャルといいますかね、潜在力であったり、あるいは得意な分野といったものをやはりもっともっと様々な形でPRする。
 先ほど発表させていただいた“ニューノーマル”阿波おどり、これもその1つ。つまり、阿波おどりというのは、徳島のまさにキラーコンテンツとも呼ばれるわけですよね。だからそれが、いつまでもできないということであると魅力が大きく落ちてしまう。
 また、アミコビルのところへ若い人たちが集う青少年センターを移すというのも実は今までは若い皆さん方が来てくれなかった、これが撤退の大きな理由の一つ、それが治癒できる。こうした報道もおそらく見ておられた。
 そして、なんといってもJRの徳島駅真ん前、ホテルも隣立していると。こうしたあの駅前のポテンシャル、あるいはこれから変わるであろうといった期待、これも含めてのご判断ではないか、とこのように思っておりますので、今もご質問いただいているこの新しいホールのあり方、あるいはそれに伴う形で他の施設をどのように変えていくのか、こうした点も大きな期待の1つ、つまり、徳島の駅前が大きく様変わりする、これまで30年間動かなかったことが動くというのはおそらく新たに進出する人にとってみると期待の一つになる。
 当然さらに、これに魅力を加えていく、ここは県の仕事。このように考えておりますので、これからもしっかりと多くの皆さん方に徳島、ここが魅力のあるところ、
チャレンジする可能性、そして、チャレンジした場合の成功の確率が高い所になる、そうしたものをしっかりと作り上げていければと考えています。

(読売新聞社)
 今の確認だが、三越伊勢丹ホールディングスから何か連絡というか、直接聞かれたりはあったのでしょうか。

(知事)
 さすがに私の所にはないですよね。やはりあるとすると(徳島)市長さんのところか、あるいは都市開発の鈴江社長さんのところですよね。というか、交渉をずっとされていますからね。現に高松三越には、年末年始の贈答品だとか、そうしたもの、現に行動も行われていますから。具体的な情報もどんどん本社の方に入っているんではないかと思いますけどね。

新型コロナウイルス感染症について(質疑)

(徳島新聞社)
 話題変わるのですが、新型コロナ(ウイルス感染症)についてなんですが、昨日、感染者が過去最多となりまして、第2波を超えるような状況となっているが、まず現在の感染状況について、どういう受け止めをされているのかというところと、今後の対策、何か強化するところはあるのかをお願いします。

(知事)
 はい。昨日1,660(人)、過去最高の感染者数、これを出した。東京393(人)。また、大阪はじめ多くの数が出るだけではなくて、過去最高という北海道も236(人)。
また、かつてはゼロといわれた岩手県が10(人)。多くのところで過去最高を更新をしている。言わば、第3波到来かとこのようにも言われているんですね。
 ということで、昨日は西村新型コロナウイルス担当大臣と全国知事会、特に(新型コロナウイルス感染症)対策本部、協議をさせていただいたところでありますし、同時に昨日は分科会が、国の分科会がかなり長く予定よりも11時からやったんですけどね、お昼過ぎてやったと。ここは、全国知事会の新型コロナウイルス感染症対策本部の本部長代行、私が本部長ですが、鳥取の平井知事に出てもらっているんですが、全国知事会、11月5日に開いた39名出席したわけでありますが、その時の緊急提言、これを全部分科会のメンバーにも出させていただいて、そしてポイントを説明させていただいた。そういう中で、分科会全体、特に尾身会長さんの緊急会見などあったように、これは今、強い対策を打たなければ止めようがなくなるんではないかと危惧する、とこうした話が出たんですね。
 そして、ステップ3、ステージ3とも呼びますがその段階になればGoToトラベル、中止を求める、とこうした話まで出た。
 ただ、その少し前、これは国会の対応の中で、菅総理から北海道、GoToトラベル外すかという質問に対して外す予定はないと。確かに、感染拡大、これを抑えながら、新しい生活様式、これを身につけて、社会経済活動を上げないととてもじゃないですが、日本の来年はなかなか難しい。こうした状況に今あるWITHコロナ時代。
 そこで、西村大臣の方からも対応を強化しようという話があって、具体的には、かつて(新型)コロナ(ウイルス感染症)対策の副本部長をやってもらっている神奈川の黒岩知事さんがね、神奈川県では会食時、とにかく今多いのは会食をしている時の大都市部での感染が高い、こうした話なんですよね。
 そこで、マスクを着けながら会食をして、食べるときに片手で外して食べる。食べたら今度はマスクをして、あとは話す。飲む時は外してという、こうした一つの新しい形、これを提案し、どちらかというと、そういう方向、これも言われている。
 とにかくこのコロナの状況っていうのは、飛沫感染が一番こわいということですから、それをいくら食事をしている時に楽しく、どうしても皆さん、食べたりお酒が出るとマスクを着けずにわんわんわんわん言っちゃう。これを何とか抑えなければというのが今の話と。
 大規模イベントについては、横浜スタジアムを実証の場として、様々なコンピューター解析、こうしたものをしてどこが一番危ないのか、で、ちゃんとできるのか、こうしたものを進めているということですから、今の受け止め、確かに第3波来つつあるという中で、しかし、これまでの様々な知見といったもの、これを総合する中で、とにかく日本としては迎え撃つしかない、とこのように考えています。
 ということで、今、北海道が危機的な状況にある、こうした話も出て、特に11月5日の全国知事会では北海道の鈴木知事から、もう北海道は雪(が)降っている、窓が開けられない、本州の皆さん方にはなかなか分からないと思うけどと。
 そこで、コロナの第3波、もう足元まで来ているとこうした話だったんですね。それからすぐに、その後100名を超えて、そして、とうとう200(人)超え、特に札幌が大変ということがありまして、厚生労働省、あるいは全国知事会、こちらのシステムに積極的疫学調査、これを行うベテランの保健師さんが足りない、この積極的疫学調査をしっかりやらなければどんどんどんどん感染者が増えてしまう、クラスターがどんどんあちこちにできてしまうということがありますので、ここについては、徳島をはじめ10県、24名の保健師さんを順次、札幌を中心に送る。すでに徳島では、東部保健福祉局の副局長さんに行っていただいている。本県での一番のベテランですけどね。そうした形で、何としてもこの北海道の状況を止める。これは、国、全国知事会を挙げて、それぞれのここは危機だというところから抑え込んで行くと。これはこれからもやはり続く。先般は沖縄、ここは看護士を送るということをさせていただきましたけどね。
 こうした形で今後の対応というのは、その状況を迎え撃つための、やはりこれはもう全国総力を挙げてやる。また、西村大臣からもスーパーコンピューター世界第1位の富岳、これもいかに活用しながら、シミュレーションをして、そして対応していくと。経済活動をやめようという話は、今の段階ではないというのが現状かと思っています。
 ただ、やはり急がれるのは特効薬とワクチン、ここのところということになりますので、ここは国にしっかりと対応してもらうしかないのかなとこのように考えています。
 また、11月20日、官邸で行われる政府主催の全国知事会議、菅総理をはじめ、関係閣僚総出で対応いただきますので、ここもターゲットとして、その前後、状況がどうなるかもタイムリーに見ながら、場合によっては、その前か後か、発生状況などを含める全国知事会議を開催する、(新型)コロナ(ウイルス感染症)対策本部会議ですね、このように考えています。

(徳島新聞社)
 今の話ですと、GoToキャンペーンの方も徳島に来ていただく分には、特に自粛を呼びかけるわけでもなく、来てくださいという方針でしょうか。

(知事)
 ここのところは、もちろんのことながら「来てください」だけでは足りないですよね。来ていただくのはもとよりのこと、感染対策をしっかりとして、来ていただくとここが重要と。
 そこで、全国知事会からも年末年始に向けての分散休暇、先般11月5日の全国知事会議で国民の皆さん方へ全国知事会からのお知らせということで、メッセージ、これを出させていただいた中に、危険な場面に5つ、これを書かせていただいているんですね。
 もちろん、この会食といったものもその一つに入っているんですが、こうしたメッセージもやはりしっかりと受け止めていただく。
 そして、県内で、接遇をいただく皆様方にもこうした点の注意喚起もやっていただくとありがたいな、とこのようにも考えておりますので、やはり正しく、そして賢く恐れると、これがやはり一番重要なポイントとなりますので、旅行者の皆さん、
もちろんのこと、受け入れていただく事業者の皆さん方にも、この点については是非ご協力を。
 そして、経済活動を止めることなく、感染拡大を何としても抑えていく。冬場になって、季節性のインフルエンザ同時流行、当然のことながら、数は増える、それを迎え撃つ医療体制、こうした点についても、保健所中心からかかりつけ医さんを中心へとフェーズを移していっているところでありますのでね。こうした点は、徳島県医師会の皆さん方ともしっかりと連携を図る中で、迎え撃っていきたい、とこのように考えています。

(徳島新聞社)
 東京だったり、大阪だったり、大都市を中心にかなり感染者が増えているところもあるが、逆に徳島県民がそちらに行く場合に、何か移動の自粛を呼びかけるとか、感染対策を呼びかけるとか、何か対策というのはあるか。

(知事)
 はい。移動の自粛を呼びかけるということは全国的にないと。ただし、先ほどGoToトラベルでお越しいただく皆さん方にも感染リスクの回避、これは、是非やっていただきたい、ということは、当然徳島から全国へ行かれる皆さん方にも、例えば、危ない場面5つ、こうしたところを気をつけるとか、あるいは基本的な感染防止対策、マスクの着用、手指消毒、あるいは3密の回避、こうしたものは当然行っていただくと。
 ということで、これがまさにWITHコロナ。新しい生活様式をしっかりと身につけた上で、社会経済活動を上げていただくと、この本格的な運用の時代になっているということと考えています。

(幹事社)
 それでは終わります。ありがとうございました。

(知事)
 それでは、よろしくお願いいたします。

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