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令和2年10月19日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それではお願いします。

(知事)
 それでは、私の方から新型コロナウイルス感染症の発生について、発表させていただきます。
 昨日10月18日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、1名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されたところであります。県内においては159例目となります。
 それでは、感染者の概要を説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、大学生の方であります。
 感染者の発症日、症状、また行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配布の資料をご参照いただければと思います。なお、新型コロナウイルス入院受入医療機関に現在入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者については、ご友人が4名となります。なお、現在、継続して積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をよろしくお願い申し上げたいと思います。
 なお、ここで1点、これまで積極的疫学調査、この件について進めてきました結果、大学内の濃厚接触者、また接触者の広がりが大きく、159例目の方につきましては、大学内で共に行動されていた濃厚接触者から陽性が確認され、注意喚起を行う必要があることから、加えて、大学から大学名の公表の要望もありますので、大学名の公表をさせていただきたいと思います。大学につきましては徳島大学であります。
 私の方からは以上です。よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:徳島新聞社)
 幹事社から質問します。154例目、156例目の濃厚接触者ということだが、具体的にどのような関係か。

(知事)
 この2人と非常にお友達、同じ学部であってお友達で、大学で共に行動しているとそうした観点で濃厚接触者ということになられておられました。

(徳島新聞社)
 徳島大学の学生さんですか。

(知事)
 はい。同じです。ということもあって今回、大学名の公表に踏み切るということになりました。

(徳島新聞社)
 行動歴ですが、10月16日に大学に通学とあるが、こちら具体的に何か大きな講義室で授業を受けたりとかは分かっているのか。

(知事)
 実はここがポイントになりまして、10月16日の講義、実は演習ということで、グループワーク、非常に距離が狭く、1時間を超えて熱心に議論された。しかも対面だったと。ここが少しまずい点、ということがありました。
 ということで、この濃厚接触者友人4名というのは、そのグループワークをしていた仲間、5人でされていたということになります。

(徳島新聞社)
 他に行動歴としては、何か立ち寄り先とかあるのか。

(知事)
 はい。この2日前、(10月)16(日)は大学ということなんですが、それ以前に、かなり先ですけど、10月9日から10月11日まで県外、私用で行かれていたという行動歴が分かっています。

(徳島新聞社)
 県外へは私用というのは、旅行ですか。

(知事)
 旅行ではない。私用ですからプライベートで行かれていたということですね。

(徳島新聞社)
 大学での授業ですが、グループ形式で対面式での授業だったということだが、そのときに感染症対策はされてなかったのか。

(知事)
 はい。実際には大学ではされている、マスクを着けられるということで、現にマスクを着けられていたと。ただし、1時間を超えてやられたと。つまり、長時間やるということと、対面方式で、話し続けていたといった点が、ポイントとなりました。

(NHK)
 154例目、156例目の濃厚接触者ということだが、これは同じ学部ということは研究室だったりが一緒だったのか。

(知事)
 というか、学部が一緒。ご友人ということですね。

(NHK)
 この154例目、156例目の方とその最後に会ったのはいつなのか。

(知事)
 それぞれ、まず154例目の方との接触は、10月13日になります。このときに接触したご友人4名という形になって、そのうち、3名が陰性でこの方が陽性と。
 また、156例目の方とは、その翌日、10月14日、この時には接触した友人が3名、そのうちのお1人ということで、あとの2人は陰性であったということになります。

(NHK)
 それぞれ、何か飲み会であったりだとか。

(知事)
 いや、飲み会ではないんですけど、当然親しいもんですから、ついそのマスクを外して話をしていたということがポイントになったということになります。マスクを外したと。

(NHK)
 もし聞き取りでお分かりであればですが、大学構内で。

(知事)
 構内です。

(徳島新聞社)
 159例目の方は現在無症状でしょうか。

(知事)
 無症状です。

(徳島新聞社)
 154例目と156例目の濃厚接触者として、検査を受けて陽性が分かったのか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 この方、特段アルバイトはしていなかったということか。

(知事)
 この方は、(アル)バイトの履歴はないですね。

(NHK)
 この友人4人については、現在検査を進めているのか。

(知事)
 そういうことです。

(NHK)
 病院の入院に関してはどうでしょうか。

(知事)
 まだ(入院)調整中。

(徳島新聞社)
 154(例目)、156例目のご友人とは両者とも構内でマスクを外して会話をしていたということか。

(知事)
 そういうことですね。

(徳島新聞社)
 だいたい時間にしてどれくらいというのは。

(知事)
 どのくらいでしょうね。おそらく講義終わったとかそうしたところで、親しい友人で同じ学部で、同じ講義を受けたりしますとね。そうしたところから想定いただければと思います。

(徳島新聞社)
 詳しい時間というのは今のところ。

(知事)
 そこは取れてないですね。

(徳島新聞社)
 この方も1人暮らしか。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 感染経路としては、その飲食店とカラオケでの会合に参加していたお2人のいずれかから感染したというふうに考えているのか。

(知事)
 おそらく。

(徳島新聞社)
 特段県外に行かれたということだが、それよりはご友人から感染したと見ているのか。

(知事)
 先ほど申し上げたように、今この方、発症は。
 もう少しもう一度申し上げますと、10月18日ということになります。無症状なんで検体を採った日ということで、普通でしたらその2日前、10月16日からというふうに見るんですが、もう少し積極的疫学調査したところ、10月9日から10月11日まで県外に私用で行かれていたと。しかし、ここは少し遠いかなという感じですね。

(徳島新聞社)
 土曜日の会見でも、私用と旅行を分けていたが、旅行はプライベートといえばプライベートと思うが、私用とお使いになるときはどういった。

(知事)
 そこのメルクマールっていうのは例えば旅行というと、例えば観光地に行かれたりしますと当然感染の危険性が高い。つまり人混みに出るということですね。私用の場合には様々な私用というのはあるわけなんですが、しかしそうした繁華街に出るとか一般的な観光地に出るとそういうことではないということであえて私用と。普通でしたら、観光で行ったとかこういうふうに言わせていただいていますので、そこは切り分けをさせていただいています。それによって、感染の危険度、これをご理解いただこうと。

(NHK)
 あらためて、少しずつじわりと広がりが。

(知事)
 そうですね。はい。

(NHK)
 現状についてはどのようにお考えですか。

(知事)
 はい。今回の場合、まずは全国でも注意喚起されている、個室で飲み会をしてその後、いわゆる酔った状態で長時間、これも閉ざした空間でのカラオケをやると。そうなると飛沫感染といった観点では、ほぼ100パーセントに近い形になる。今回もそれが立証されているわけですので、本来こうした行動は絶対にとっていただきたくない。それがでも起こってしまったということで。
 実は今回の濃厚接触者、昨日の段階で32名と申し上げていたわけでありますが、158例目の方がまだ調査中と申し上げたと思います。また一部入り繰りがありましたので、今日現在での濃厚接触者、こちらについては、156例目の方を昨日は4名と申し上げておりましたが、実は154例目の方と2名、今もお1人出てきましたけど、重複しているということがありますので、156例目の方の濃厚接触者2名に訂正させていただきます。
 そして157例目の方、一昨日は7名と申し上げておりましたが、その後積極的疫学調査を行ったところ、10月14日、大学の講義に参加したその皆様方、これがやはり演習、先ほど申し上げたように非常に時間が長かったということと、休憩を挟んだと。その休憩の時は実はマスクを外して飲食をしたといったことが分かりましたので、その友人8名を濃厚接触者に加えさせていただいて、157例目の方、7(名)を15(名)に訂正させていただきます。
 そして、調査中であった158例目の方、7名、濃厚接触者を認定させていただきました。ということで、今日現在といいますか、昨日現在ですね。(昨日)現在での濃厚接触者45名。さらに調査していると申し上げていた接触者、こちらについては、38名とさせていただきます。
 ということで、この広がりでもありますので、我々としてはしっかりと積極的疫学調査、これに基づく形で、また関係するこの濃厚接触者及び接触者については、極力速やかに、PCR検査、これを行って、その結果を出していきたいとこのように考えています。

(NHK)
 カラオケだったりだとか、個室での飲食というのは避けてもらいたいか。

(知事)
 もうすでに、これは全国で注意喚起をされているものでありまして、できれば絶対にやってほしくないというものの1つとなるわけでしてね。そうした意味では確かに昼カラオケ、これも危ないと言われたわけではありますが、より閉ざした空間で、しかもその前段階でお酒、会合でお酒を飲まれて、意識高揚した状態で今度はまた個室のカラオケボックスへ行って、しかも長時間、おそらくマスクなどを外したりされたんではないかと想像するだけでありますが、こうしたことはこの感染、ほぼ100パーセント感染すると思っていただいていいものだと。
 そして、これが大学においても対外の試合が中止になったり、あるいはこれだけの数の濃厚接触者を生み、また接触者を生む。そして、それを全て検査を速やかに行う。その皆さん方もかなりの負担がかかるということでありますので、こうした形からクラスターを生んでしまうと大変なんだといったことをもう一度、私としてはやはり県民の皆様方に注意喚起をさせていただきたいということです。

(徳島新聞社)
 38名の接触者ですが、どういう関係の方々になるのか。

(知事)
 それぞれ大学の接触の方、あるいは(アル)バイト先の方が何人かおられましたので、その接触者の方。これまでの大半ではどういう人が接触者だっていうのは、一昨日の会見で申し上げたところでもありますので、是非このあたりも解き明かしていただければと。大きく分けると、(アル)バイト先あるいは今回のこのカラオケボックス、飲食店、その従業員の方。それと大学で接触のあった方という形になります。

(毎日新聞社)
 濃厚接触者が今日時点で、45人ということだが、念のための確認だが、これが150(例目)から158例目の方ということか。

(知事)
 そういうことです。

(毎日新聞社)
 このうち、検査を受けて結果が分かったのが28人ということで。

(知事)
 はい。少し申し上げていきたいと思います。これまでの段階、今日の午前中の段階、検査までということで、検査総数につきまして、まず、濃厚接触者、こちらが27名検査が終わりまして、この今回の159例目の方、1人陽性が出ました。つまり、26名は陰性。
 そして、接触者38名のうち既に25名の検査を終えておりますが、こちらは全て陰性ということになりました。ということで残りの数、まず濃厚接触者については、あと18名、そして接触者についてはあと13名、残っていることとなります。もちろんこの皆さん方についても、速やかに対応を進めて参ります。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 カラオケ店だったり、飲食店だったりの従業員の方が陽性しているかどうかによって、公表のスタンスが変わってくるということをおっしゃっていたが。

(知事)
 はい。実は昨日、その飲食店の店員さん達がもし陽性となった場合、今度は不特定多数の皆さん方に広がる可能性がある。その場合については、もちろんお店の状況なども見ながら、こちらについては公表していく可能性、条例に基づいてあるとこのように申し上げたところでありますので、それぞれのお店の接客した従業員の方、状況を申し上げたいと思います。
 まず、カラオケボックスの方であります。こちらについて接客をされた従業員は2名と認定しております。そして、本日の結果、お2人とも陰性となりました。ということで、個室の利用であり店員お2人が陰性であったということで、店名の公表、これ以上広がる可能性が低いということで、公表を控えさせていただきます。
 次に、飲食店の関係についてであります。こちらも個室利用、しかももう一つ分かったのが片側が壁、そしてその隣にもう一つ部屋があったんですが、その個室は使われておりませんでした。
 ということで、やはり従業員の方のみの接触とこのように考え、接客された方はお1人ということでした。この方については、昨日検査をした結果、陰性となったところでありますので、こちらについても現段階として、店舗名の公表は必要がないとこのように判断をさせていただいております。以上です。

(徳島新聞社)
 先ほどマスクを着けていない状態で、飲食なりしていたのではないかということをおっしゃったが、実際にカラオケ中はマスクをしていたかどうかは確認されたんですか。

(知事)
 まず店内に入る時には、店舗の方でしっかりとその状況を確認する。あるいはマスクを着けていない場合はマスクを提供するという形でこちらについては、カラオケのガイドライン、これに沿う形でされていて認定を受け、そのステッカーを貼っていただいております。
 ですから、入店時あるいはお部屋に入った時にはもちろんそうした対応がなされたんではないか。しかし、長時間、しかもお酒を飲んだ状態でおられましたので、それが最後まで続いたかどうか、こうした点については、十分確証が取れないということになります。

(徳島新聞社)
 そうなるとガイドラインの形骸化というか、守れているかどうか確認できないというのは感染対策につながるのか疑問なんですが、これについてはどうお考えでしょうか。

(知事)
 これはお店自体が努力を払うということとそれだけで全てがいくわけではなくて、当然お客さんもそれを理解して、それに積極的に協力いただくといった点が大変重要になると。ただ、個室状況ということは、どうしてもそこがブラックボックスになる部分もこれありますので、そこのところについてはお店の責任というよりはやはりその利用する方の自覚の問題。
 ですから、必ず事業者の皆さんと県民の皆さん方と両方に呼びかけをさせていただいている。もちろん「言ってもらったらやったのにね」っていうこともあるわけですから、ここは事業者の皆さん方が例えば入店時における検温であったり、あるいはマスクの着用の確認、手指消毒、こうしたものをやっていただくと。
 そして、それに対してもし気づいていなかった場合、「これはいけませんね」と協力していただくと。やはりお店とそしてお客さんとの協力関係、信頼関係といったものがやはり重要ということがありますので、機会あるごとにお店はもとよりのこと、県民の皆さん方にも理解を求めている、ここがポイントになるかと思います。

(徳島新聞社)
 県としては、ガイドラインは遵守していたというふうに考えているのか。

(知事)
 もちろんお店の方としては、そうした努力を最大限に払われているということでありますので、それについてはまずそのようにされているものと。

(毎日新聞社)
 繰り返しの確認で申し訳ないが、濃厚接触者についてですが、150(例目)から159例目の濃厚接触者が、今の時点で全てで49人。

(知事)
 そうなります。45(人)にさらに4(人)を足していただくと。

(毎日新聞社)
 このうち、159例目の1人が陽性で、26人が陰性だったということか。

(知事)
 はい。

(毎日新聞社)
 ということは、残りの22人がまだ検査結果が出ていないということで、県が順次(PCR)検査を勧めていくと。

(知事)
 はい。ですから、先ほど申し上げた18(名)に4(名)を足していただくという形になります。それと、あと接触者ですね。残りまだ13名、残っています。

(徳島新聞社)
 先ほど、大学名を公表されたが、これは条例に基づいた公表ということになるのか。

(知事)
 そうですね。クラスターが発生したということはあるわけでありますので、ただ場所が大学ではないということだったのですが、しかしこれからそうした可能性があり得ると。で、注意喚起ということになりますので、厳密な意味で言えばそういった形になることになります。つまり、適用第1例というようにおっしゃっていただいて結構だと思います。

(徳島新聞社)
 先ほど、同じ授業を対面で受けていた4人を濃厚接触者と認定したということだが、この4人であれば連絡が取れるということになるかと思うが、それ以上に広がる可能性があるというふうに見ているということか。

(知事)
 これは大学との話の上でもそうした形。というのは、先ほどご友人と一緒に仲良く普通大学ですから1人でこう行動をとるんじゃない、何人かでということで、その濃厚接触者の1人が出たと。もし濃厚接触者が全て出ていないという話になるとまた違うとは思うんですが、そうしたところで今の段階で1人出たということに対して、やはり大学側としても注意喚起を公としてしっかりしてもらいたいと、こうしたご要望もありましたので、それを合いまった形でさせていただきました。
 確かにクラスターが発生した場所は大学であるということでは今回はないんですが、ただそこへ広がっていくと、例えば関連クラスターというのがかつて徳島で1つありましたよね。そうした可能性がないわけではないというのが、大学からの話でありますので、注意喚起もあってこれは行政として、大学名を公表させていただくと、こうした形です。

(徳島新聞社)
 もう1点、徳島大学の会見の方で、9人が同一のアルバイトをしていたということだが、そこでのクラスターという可能性はないのか。

(知事)
 はい。実は大学の会見の場でそのような話がなされたとこのようにお聞きをしていますし、また、マスコミの皆さんからは9人全員が飲食店でアルバイトをしていたと、このような報道があったところなんですが、我々として、それぞれの9名、積極的疫学調査やった結果ですね、実は同じ系列の別の店でアルバイトをしている「現在進行形」、あるいはしていた「過去形」、というのが正確なところということですから、例えばこの9名の中で、今も同じところで9名全員が(アル)バイトしていたというわけではなくて、既に(アル)バイトをしていない人も混ざっているということになります。
 ということで、全体として我々としては、大学内でのいろいろ関係がありますから交友関係のあった皆さん方が一堂に会されたとこのように解釈しております。

(徳島新聞社)
 一堂に会したのは、10月11日の飲食店とカラオケ店だけだったということでよいか。

(知事)
 今の調査ではそうなっています。

(徳島新聞社)
 今の説明だと、同じ系列の複数のお店で9人の方がアルバイトをしていたということか、1つの店舗ではなく。

(知事)
 1つの店舗ではなくて複数の、しかも今アイ・エヌ・ジーでやっておられる方と、かつて勤めておられたと。つまり今は、勤めていない、いう方も混じっているということになります。

(徳島新聞社)
 その系列のお店での感染対策と公表の必要性というのはどのいうふうにお考えか。

(知事)
 今回の場合には、あと接触状況などについて、接触者という形でとっておりますので、(アル)バイトで実際にこの期間、働いていた場合ですね。これは昨日お話をしているところでありますので、おそらくその対応、お店の方ではしっかりされているということは、確認させていただいております。

(徳島新聞社)
 お客さんだったりとか、不特定多数の方に啓発する必要はないということか。

(知事)
 そういうことですね。

(徳島新聞社)
 その理由は。

(知事)
 その対応の仕方と、(アル)バイトのその期間が、ほとんどの人は実はその期間(アル)バイトをしていない形になって、1名だけということですから。

(徳島新聞社)
 感染する、させる可能性がある時期にということか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 ちなみにこの1名の方は何例目の方か。

(感染症・疾病対策室長)
 154例目です。

(徳島新聞社)
 154例目。(アル)バイト先での感染対策状況はどんな状況ですか。

(知事)
 それはできているという形で、一昨日お話を申し上げています。

(徳島新聞社)
 具体的にどんなことをされているのか。

(知事)
 マスクの着用、手指消毒、そして、検温ですね。

(徳島新聞社)
 教育関係で(アル)バイトされている方がいたと思うが、生徒さんとかいると思うが、子どもさんの接触者はいるのか。

(知事)
 ここのところについてはどうですかね。

(感染症・疾病対策室長)
 既に連絡を取っておりまして、(PCR)検査も勧めておりまして、陰性が確認できております。

(徳島新聞社)
 例えば中学生とか、小学生とか。

(感染症・疾病対策室長)
 陰性の方ですので、確認が取れておりますので、公表は差し控えさせていただきます。

(NHK)
 先ほど演習形式の授業ということだったが、これ4人の方全員学生さんですか。

(知事)
 5人ですね。

(NHK)
 この方も含めて5人か。ほかの4人の方が濃厚接触者。教授とかは濃厚接触者には入らないのか。

(知事)
 グループ形式、グループワークなんで、生徒中心にやると。はい。

(感染症・疾病対策室長)
 全員学生さんです。

(徳島新聞社)
 前回の会見の時に(とくしま)アラートの発動は今後の感染状況を見てということおっしゃったと思うが、現状でどういう方針か。

(知事)
 はい。申し上げていきます。今回、直近1週間としてはこれで10名という形になりました。ここでステージ1のところに引っかかってくるところなんですが、1番ポイントとなるのが感染経路不明割合。昨日の段階では少し調査を進めますということで申し上げておりましたが、今回は9名のうち1名という形で認定させていただきますということで、10分の1、10パーセントという形となります。
 そうなりますと、これステージ1の場合には、感染経路不明者が5割、ということですからそこに満たないと。この点については、本県の専門家会議の皆さん方にも確認をしたところ、まだ当然そこには至らないというご示唆もいただいたところです。

(徳島新聞社)
 つまり現時点では発動はないと。

(知事)
 おっしゃるとおりです。

PCR検査外来について(質疑)

(徳島新聞社)
 別件で、検査体制についてですが、(9月)議会の中でPCRの検査外来を10月中に南部と西部にもろいう方針を示されていたが、もう設置されているのか。

(知事)
 まだです。

(感染症・疾病対策室長)
 あと少し調整をしています。10月中には間違いなく。

(知事)
 もちろん設置したら、それは記者発表しますので。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(徳島新聞社)
 確認ですが、大学名の公表について、大学の方から要望があって公表したというのか、それとも県としては発表する予定で条例に基づいて発表したのか。

(知事)
 これはですから両方の観点からということですね。

(徳島新聞社)
 要望がなければ、要望がなくても発表していたのか。

(知事)
 はい。要請もあったというだけで、先ほど厳密な意味でいうと条例(適用第1例)というのそこの意味です。

(幹事社)
 他に質問のある方。なければ終了します。

(知事)
 はい。ありがとうございました。

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