〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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(幹事社)
では、知事からお願いいたします。
(知事)
それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表させていただきます。
昨日8月31日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、3名の新型コロナウイルス感染者、発生が確認されたところであります。県内では131から133例目となります。
それでは、感染者の概要について説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名、公表させていただきます。
131例目の方、年代は50代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は会社員であります。
続きまして、132例目の方、年代は80代、女性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は無職であります。
続きまして、133例目の方、年代は70代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方であります。職業は無職であります。
感染者の発症日、症状、行動歴については、記者の皆様方のお手元にお配りさせていただいている資料を参考にしていただければと思います。なお、3人とも新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院調整中であります。
また、現時点での濃厚接触者について、以下申し上げて参ります。
131例目の方、ありません。132例目の方、同居のご家族1名。133例目の方、同居のご家族2名となります。
なお、現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮よろしくお願いいたします。
(知事)
合わせて1点、ご報告させていただきます。
宿泊療養施設であります「東横イン徳島駅眉山口」の「受入可能室数」についてであります。以前からここの室数100(室)を拡充する、そのために様々な施設、他の部分に対しての移動をしていく、このように申し上げていたところでありますが、その準備が整いました。
本日、9月1日付けで、従来の100室から150室へと拡大させていただきました。
県としては、引き続き、積極的な医療提供体制の強化を図って参ります。
私からの発表は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
(幹事社:四国放送)
131例目の方、130例目の方との関係性はどうなりますか。
(知事)
はい。130例目の方の濃厚接触者となります。
(四国放送)
ご家族(ですか)。
(知事)
はい。
(四国放送)
息子さんですか。
(知事)
そうなります。
(四国放送)
会社員ということですが、お仕事の内容とかは。
(知事)
はい。実はこの方の会社の状況、お勤めの状況ですが、4月から出勤を会社の御都合でされておりませんので、ここの点は公表いたしません。
(四国放送)
この(8月)29日、(8月)30日、130例目の方の医療機関の受診に付き添っているのか。
(知事)
そういうことです。
(四国放送)
それ以外には立ち寄り先は判明したところはありますか。
(知事)
立ち寄り先はありません。
(四国放送)
なしで。症状の方は現在どうか。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
続きまして132例目の方、この方はモンレーヴのお客さんですか。
(知事)
はい。そうです。
(四国放送)
特に立ち寄り先はないということか。
(知事)
はい。ありません。
(四国放送)
症状は無症状ですか。
(知事)
無症状です。
(四国放送)
133例目の方、この方は感染経路について、現在分かっている部分はありますか。
(知事)
はい。この方の場合、実は129例目の方が立ち寄られた、先般カラオケ喫茶ですということだけを申し上げておりましたが、そこに来られていたお客さんということになります。
(四国放送)
この方もモンレーヴの関連クラスターの中のお1人となるのか。
(知事)
(モンレーヴの関連クラスターの中のお1人)となります。
(四国放送)
ということは、このモンレーヴ関連でいうと昨日が21名だったので、3名ともその関連及び2次感染となるのか。
(知事)
はい。そういうことになります。
(四国放送)
で、24(名)か。
(知事)
はい。
(四国放送)
最後の133例目の方の症状の方はいかがでしょうか、軽症ですか、中等症ですか。
(知事)
いや、今2次感染の関係、24(名)と言われましたよね。
(四国放送)
昨日21(名)でしたよね。2次感染含めて。今日この3人とも。
(知事)
どう数えるかだね。
(感染症・疾病対策室長)
昨日、モンレーヴ関係につきましては14例ということだったが、大きく見たらモンレーヴ関係ということで。
(四国放送)
モンレーヴ関係というかカラオケにまつわる2次感染も含めた総数で言うと21名だったと思うが。
(知事)
だから今申し上げた点をさぁどうカウントとするかのところなんですよね。だからモンレーヴ、それからつきに関わるクラスターとそれから2次感染ですよね。それにまつわる。だから2次感染と捉えると24(名)になるんですけど、そこのところの捉え方、我々としては23(名)にしているのかな。まだここの部分について、133例目の方を、それに関連まではつけていないと。まだ専門家会議でちょっとお伺いしていませんので。結果としたらそうなるかもしれませんが、(現状23名)ということにしておいていただけますでしょうか。
(四国放送)
この133例目の方の症状は。
(知事)
はい。この方は軽症です。
(毎日新聞社)
131(例目)と133(例目)の方ですが、26(日)と29日に発症されているが、その後の症状の変化はあるのか。
(知事)
少し申し上げていきたいと思います。
まず、131例目の方についてであります。今、お話がありましたように、発症日が8月26日ということで頭痛、そして全身倦怠感、27日は全身倦怠感が残ります。
28(日)から30(日)は改善して症状はなくなりました。しかし、31日、37.5度の発熱また咽頭痛、吐き気、頭痛、全身倦怠感が出て参ります。そして、(9月)1日にはその状況が変わらないということになります。
次に133例目の方、発症日は8月29日、この時には37.4度の熱と咳がありました。翌30日、38.3度の熱と咳が。また、31日には38.8度へと上がります。
そして、咳に加えて頭痛が起きます。9月1日、その症状が変化がありません。以上となります。
(毎日新聞社)
133例目の方ですが、27(日)、28(日)、29(日)に飲食店を利用されているが、これ全て同じ店ということか。
(知事)
これは一緒の店ですが、歌唱を伴う飲食店ではないと。で、なお本日、保健所が立ち入りをして、その感染状況、これを見させていただいています。
(読売新聞社)
確認ですが、131例目の方はカラオケ喫茶には行っていない方なのか。
(知事)
はい。ご家族ということですね。
(読売新聞社)
133例目の方は、129例目の方が立ち寄ったカラオケ喫茶というのはどこ市内か。市町村まで言えるのか。
(知事)
はい。そこについては、前回は少しまだ患者さんが出ていないと。立ち寄ったっていう方はおられたんですけどね、陽性患者で。そこだけのお客さんで出てなかったもんですから申し上げなかったのですが、今回はお客さんが出たということがありますので、阿南市内のカラオケ喫茶となります。
(読売新聞社)
そこの感染対策状況として同じように歌唱時にマスクをしていなかったとか、そのあたりは何か把握していることはあるのか。
(知事)
はい。こちらのお店の対策ということでありますが、こちらにつきましては、実は、名簿はできているということがありました。それからあとの感染状況も多くはできているところなんですが、やはり歌う時にはマスク、これをしていない、ということが分かっています。
(読売新聞社)
先ほどこの方、県としてはまだ調査中ということで、クラスター関連とは位置付けていないということだが、感染経路としてはこのクラスターではないかと考えてはいるのか。
(知事)
そうですね。やはり129例目の方が4日間近くこのお店に寄っておりますので、そうしたものとの関連、今後しっかりと調べさせていただいて、場合によっては、当然これ2つのお店の関連クラスターとなっているところでありますので、3つ目のお店としての関連クラスターとして見るかどうか、このあたりは専門家会議の皆さん方にもお諮りをさせていただいて、そうであるということになった段階で関連クラスターという形をさせていただきます。
(読売新聞社)
先ほど名簿は作られているということだが、この名簿に基づいて何か調査するのか。
(知事)
おっしゃるとおりです。そこのところを今、PCR検査、これに応じていただこうと対応を進めています。
(読売新聞社)
現段階で把握できている限りで何人ぐらいなのか。
(知事)
今のところ(PCR)検査として、10名を予定しております。
(徳島新聞社)
確認ですが、その10名というのは3店目のお店関係で。
(知事)
そういうことです。名簿ができておりますので。
(徳島新聞社)
その10人というのはお客さんと従業員含めてということか。
(知事)
合わせてです。
(徳島新聞社)
133例目の方は、当該のお店を訪れた日にちというのは。
(知事)
はい。133例目の方については8月19日と8月26日に訪問されています。
(徳島新聞社)
132例目の方と133例目の方が検査を受けた経緯についてお伺いできますか。
(知事)
はい。まず、132例目の方については、カラオケ喫茶モンレーヴの利用客ということでありまして、店名を公表しておりますのでその報道を見て、帰国者・接触者相談センターの方にご相談いただいて受けると、こうした経緯となりました。
それから次に、133例目の方についてでありますが、この方の場合については、今も申し上げましたが、3つ目のカラオケ喫茶、ここのところのお客さんとして、名簿がありましたので、そこでお受けをいただいて、その結果、陽性となったということです。
(徳島新聞社)
133例目の方は、症状というよりは名簿があってその連絡から(PCR)検査を受けたということか。
(知事)
帰国者・接触者相談センター、こちらをお受けになられたと。
(感染症・疾病対策室長)
症状があったので、保健所の方に相談があって、ちょうど同時みたいな感じです。
(知事)
医療機関を受けられましたんで、症状があって、それで少し早くお受けいただいたということです。
(徳島新聞社)
132例目の方が、(帰国者・接触者)相談センターに連絡したのはいつですか。
(知事)
30日ですね。
(徳島新聞社)
133例目の方は、医療機関を受診したけれども、そこで抗原検査したというのではなく、最終的に保健製薬環境センターでPCR(検査)を受けたのか。
(知事)
あの医療機関の方から、保健所の方に相談があって、それでということになります。
(毎日新聞社)
131例目の方が130例目の方と同居家族ということですか。
(知事)
はい。
(徳島新聞社)
昨日までで8月が月単位で107人だったと思うが、感染者が7月の5倍となったわけですが、この点について受け止めと、8月に県内第2波が来ていたというような認識があるかどうかお伺いできますか。
(知事)
ちょうど27例目から107(例目)ということですからちょうど81名、この8月だけで出るということになりました。徳島にとってみると、まさにこの8月、感染が非常に多いということなんですが、これもやはりクラスターに伴う。で、しかも全国で非常に多く多発している福井県はじめですね、この昼カラオケ、カラオケ喫茶関連ということがそのメインになってるところであります。
さらにこれに加えてやはり高齢者施設、この関係も非常に大きいということがありました。やはりクラスターが1つ出ると、しかも関連クラスターが2つ、クラスター4つのうち、2つが関連クラスターに発展しておりますので、いかにその感染が広がるのか、まざまざと我々に見せつけられたと。
そうした意味では、とにかくこの関連クラスター、こうしたものを徹底的に積極的疫学調査、それによっていわゆる対象者というものをもちろん濃厚接触者の場合、あるいは接触者とあるわけなんですが、しっかりと把握させていただいて、場合によっては店名公表という形をとって申し出ていただく、こうした形で封じ込めを図っていくと。
まだその意味では、高齢者施設の関係は一応2つのクラスター、1つは関連クラスターですが、封じ込めできたんではないかと思っているんですが、この昼カラオケ部分については、場合によってはこの3店目も関連クラスターになる可能性が無きにしも有らずということでありますので、やはりこうした点については徹底的に封じ込めを図る、あるいは店名の公表といったものが非常に有効であるといったことも、もちろん名簿がきっちりと完全に把握できているんであれば、逆にそれが非常に有効に働いて直ちにPCR検査、そして封じ込めということに繋がりますので、そうした場合には公表をする必要もないかと思うわけなんですが、やはり昼カラオケ関連というのは、威力が凄いなといった観点は全国同様に感じているところです。
そういうことであるから逆にいわゆる感染爆発的なものが起こったのかというと非常に震源地がはっきりしているということがありますので、そうした意味ではクラスターといったものをいかに起こさせないか、特に高齢者施設、この昼カラオケについては持ち込ませない、そしてそこで感染をしない、こうした形が非常に重要、その意味では、それぞれのガイドラインですね。こうしたものはやはりきっちりと守っていただく必要があるんではないか。
また2次的な防御として、特に昼カラオケは名簿の管理ですね。これが感染拡大を拡げない1番の効果的なものということですので、これはやはりきっちりとやってもらいたいなと。もちろんマスクをして、フェイスシールドをして歌う、これも重要なことではあるんですが、さらにそこからの感染拡大を防ぐためには名簿の管理、これを是非やっていただきたい。
今回、立ち入りを小松島(市)、阿南(市)でやらせていただいてるところでも、そういった点を強調させていただいております。この点については、全県下ということにもつながってきますが、是非よろしくお願いしたいと考えています。
(徳島新聞社)
第2波の認識というのはいかがですか。
(知事)
まあ、今すでに全国が第2波だと言われてしまっていて、徳島もその中に入り込んでいるということがありますので、徳島の場合、全国と少し様相が違うクラスター主導のこの感染拡大ということでしたので、少し様相は違うのかな、特にこの感染経路不明が全国の5割以上っていうのが非常に多かったわけですけど、うちの場合はかなり低いところですので、しかし全国的なトレンド、この中に徳島も織り込まれるということであれば、やはり第2波と言っても過言ではない。ただ全国とは少し構図が違って、いわゆる市中感染からきた第2波とは少し違うなという感じはしますが、しかしそうした防御、これも必要である、このように考えています。
(徳島新聞社)
感染者数を調べたクラスターが多く発生したということだが、その全てにおいて感染経路が現段階では分かっていない、そのことに関してはどうか。
(知事)
全てが分かってないというわけでは、必ずしもないわけなんですが、しかし、そうした点では、やはり外来の持ち込みという可能性が非常に高い。海保の関係などもそうであるし、あるいはこの2つの高齢者関係、施設関係のクラスターっていった点についても、そうしたこともおそらく想定されやすいというものでもありますし、今回の昼カラオケ、これについても、確かに感染経路不明者という扱いにはしているわけでありますが、やはり持ち込みではないだろうかと。ということで、多数の人間が持ち込んだというよりも1人か、あるいは多くても2人、そうしたことが見受けられるところでもありますので、そうした意味ではお一人お一人がやはりしっかりと気を付けていただくと。
また、重要なのは熱があって特に高齢者施設の関係に多かったわけですが、熱があるのに解熱剤を使って勤務してしまって感染を拡大させてしまうと。こうした点もありましたし、あるいはご家族からうつって医療現場では完全防護していたんですが、感染してしまっているという事例もありましたので、こうした点についてはこれからやはり家庭内の感染といった点についても是非高齢者施設あるいは医療関係、こうしたところで従事されてる皆様方については、是非意を用いていただければありがたいかなと、このように考えています。
(徳島新聞社)
今おっしゃる外来というのは、施設の外から持ち込まれたという意味ですか。
(知事)
そうです。もちろんそこのところについては、感染経路不明という扱いにしてるものもありますので、必ずしもいえないわけなんですが、しかしまず施設の外から持ち込んだってことは間違いがないであろうと。
それから今度は、持ち込む経路として、それぞれ皆さん方が必ずしも県内であるというよりはやはりなんだかの形で県外から、特に8月あるいは7月の4連休、大阪、神戸、こうしたところからなんだかの形で人が寄られている、こうした点も見受けられるというところでありますので、確定的ではないんですが、逆に確定的に県内で広がったもの、この様にも思えないというところです。
(徳島新聞社)
例えばその4連休とか、お盆にクラスターの関係者が例えば県外に行っていたとか、県外の人と接触したというふうな調査結果があるんですか。
(知事)
調査結果というより、聞き取りの中で例えばお孫さんが来ていたとか、あるいは息子さんがご家族で来られていたとか、そうしたことも見受けられると。確定的にそれがそうだと言ったんであれば、これは外だということを申し上げているところですけどね。感染経路不明という扱いにしていませんでしたが、そういった意味では感染経路不明という扱いに最終的にはせざるを得ないというのはそうであるという確定的なものがあるというものではない。しかし、なんだかの形で特に大阪あるいは兵庫、こうしたところから来られているということは多くあったんではないかとこのように考えています。
(徳島新聞社)
今の関連で8月の感染拡大なんですが、GoToトラベルの影響というのはどういうふうに思われますか。
(知事)
今回、観光関係の皆さん方にもいろいろお話を聞きしているんですが、やはり多くのところ、100パ(ーセント)ということではないんですが、8割を超えたところが、8割以上のところ、お客さん達がやはり県内客だと、これはとくしま応援割の関係で、そして、あと2割、これをGoToトラベル、こうした形でお越しをいただいていると。
また、逆に県外のお客さん達からもよく聞く話なんですが、この期間に徳島に行ってみたいと思ったんだけどなかなか宿が取れない。空いててもスイートルームとか高いところしか空いてませんでしたというお話もこれよく聞いて、徳島以外の四国に泊まって、徳島を旅行したとこうしたお話もお聞きをしておりますので、やはり他の3県と違って、徳島の場合にはとくしま応援割、これが4万泊まで入れ込んで、しかも8月末まで延ばしましたので、そうしたところがあって、GoToトラベルで感染が広がったんだとこうした形にはなっていないんではないかとこの様に思っています。
(徳島新聞社)
先ほどの関連ですが、クラスター4つのうち、必ずしも感染経路が分かっていないわけではないとおっしゃったが、実際に手繰っていってこの方が最初に感染してこの方が例えばどこかに行っていたとか、そういう感染経路の特定というのはこの4つの中でできたものはあるということか。
(知事)
あります。やはり、海保の関係については、外との接触、つまり船の中での接触、もうその人達がありませんので、陸の上での、例えばよそへ旅行に行かれていたとか、あるいは友人と一緒に、友人が来られていたとか、そうしたものも見受けられましたので、それが確定的であるというところまでは言えないんですが、おそらく持ち込みではないだろうかと。
(徳島新聞社)
4つのうち海保については、旅行に行かれていた方とか、そのご友人と会っていた方からおそらく持ち込まれたんだろうというあたりというか、予測されるのか。
(知事)
やはり船ですので、お1人が持ち込めばそうなってしまいますので。それから、高齢者施設のところについては、やはり入所者、そこに面会の関係って結構厳しくされて、特に8月はしていたということも聞いているんですが、それまでの間でやはりお孫さん達が来た、そのお孫さん達が必ずしも施設に行っていないとしても、親戚の皆さん方と会って、その人たちが玉突きじゃないですが、高齢者施設に入る。こうしたこともあったんではないか。これは結構、皆さん方、4連休あるいは8月の3連休、お盆、こうしたところでおいでになられているという話は聞いていました。
(徳島新聞社)
そういう方々が外部のご家族なりと接触した方々からうつされたのか。
(知事)
玉突きですね。
(読売新聞社)
冒頭に言われていた専門家会議ですが、現段階で例えば開催日程が分かったりしますか。
(知事)
まずはこの10名の皆さん方ですね。11名やってお1人、陽性が出た。あとの10名の結果次第ということになりますし、場合によっては、今日どこのお店ということは申し上げましたので、ひょっとしたら自分がと。お店の側としては、名簿の管理、きっちりできているということですから、本来であれば、この人たち以外の人達は名乗り出てこないであろうと考えているんですが、そういう人たちが来られて、なおかつPCR検査で陽性になると、もしこういうことになれば、結局名簿の管理が十分ではなかったということになって参りますので、そうしたことも、いわゆる関連クラスターとしての認定の素地となりますので、こうした材料を集めた上で、専門家会議にお諮りしてどうでしょうかと、いやそれはもう関連クラスターだと言われるのか、いやまだまだ断定は難しいんじゃないかと言われるのか、そこにかかってくるかと思います。
(読売新聞社)
なので、現段階について決めているわけではなくて、その調査状況を踏まえて行うのか。
(知事)
そうです。まず当面としては、この10名。今日検査に入りますので、その結果を見たいと考えています。
(NHK)
今回の新たなお店が名前が公表になる段階というのは、検査が終了して新たな関連クラスターとして認定された場合にならないと名前は出ないという考え方か。
(知事)
2とおりあります。今申し上げたように、例えばそこで複数出て、そして結果として5名を関連だけで超えればそれだけでクラスターになりますので、関連であるかどうかっていうところは専門家会議にお任せしますが、単独でもクラスターになってくるということになります。
またもう1つは、名簿がしっかり管理されていれば、あえて公表する必要もないところではあるもんですから、それ以外の皆さん方が今日の話を聞いて自分はひょっとしたらということで名乗り出られて、そして結果として、PCR(検査)を受けて陽性となると。そうなると、今度は名簿の管理が十分できていないということになれば、これは早い段階でお知らせを具体的にして行かなければ、感染拡大につながってしまう。つまり、このクラスターを抑えることができない。場合によっては、関連クラスターを広げてしまうと、こうなりますので、その点ももう1つあります。
(NHK)
どちらかが例えば今日の10人の中から5人が出た場合と、名簿外の方から。
(知事)
あと3人ですね。
(NHK)
名簿外の方が。
(知事)
名乗り出て、陽性になると。
(NHK)
その2パターンであると。
(徳島新聞社)
133例目の方が(8月)27(日)から29日に訪れた飲食店は今保健所が立ち入って調査中で、感染対策の状況によって公表する必要があるのかなどを判断するのか。
(知事)
はい。おっしゃるとおりです。
(徳島新聞社)
で、今調査中か。
(知事)
はい。
(徳島新聞社)
6指標をお願いします。
(知事)
そうですね。はい。それでは今日時点でのとくしまアラート6指標について、今から発表させていただきます。
まず我々地方にとって重視すべき感染の状況を3つの指標、まず直近1週間、これは8月25日から8月31日となりますが、新規報告者数については22名となります。
次にその前の1週間との対比ですが、その前の1週間は8月18日から8月24日となります。この期間は16名となりましたので、比べますと先週よりも多いということになります。
次に3番目として、感染経路不明割合、これについては、22分の2、9パーセントとなります。
次に、大都市部を中心に重視されるまず病床の逼迫具合についてであります。病床全体としては、200分の61、31パーセントとなります。うち、重症者につきましては、25分の3、12パーセントとなります。
そして5番目、療養者数については、今申し上げた61(名)と宿泊療養者4名を加え、65名となります。
最後、監視体制としてのPCR陽性率については、1,163分の22となりまして、1.9パーセントとなります。以上です。
(徳島新聞社)
感染経路不明者は昨日と変わらないのか。
(知事)
変わっていません。
(徳島新聞社)
(療養者数)61名というのは本日調整中の3名も入れてか。
(知事)
もちろんです。
(徳島新聞社)
東横インを100室から150室に拡大するということだが、看護師さんのケア体制は拡充されるのか。お2人で。
(知事)
実際にはどのくらい、その中に入られるかにかかってくると。つまりまだ、宿泊療養者が少ない、従来と同じなのに看護師さんの体制を増強するということにはもちろんなりませんので、ここでどのくらい療養が増えてくるのか、ここがポイントになるかと思います。
(徳島新聞社)
療養者の数にあわせて必要であれば増やすのか。
(知事)
そうですね。もちろんドクターのオンコール体制もこれできておりますので、そうしたものも含めて、対応を充実してくるということになります。
(幹事社)
よろしいでしょうか。では、ありがとうございました。
(知事)
はい。それでは、よろしくお願いします。