〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
(幹事社)
ではお願いします。
(知事)
それでは、私の方から新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表させていただきます。
昨日8月25日、徳島県立保健製薬環境センター及び医療機関の検査によりまして、8名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されたところであります。県内では、112から119例目となります。
それでは、感染者の概要について、以下ご説明申し上げて参ります。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
まず、112例目の方でありますが、年代は50代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は医療従事者の方であります。
113例目の感染者の方、年代は70代、女性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は無職であります。
続きまして、114例目の方、年代は60代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住、職業は会社員であります。
続きまして、115例目の方、年代は70代、男性、阿南保健所管内、阿南市(在住)の方であります。職業は自営業です。
続きまして、116例目の方、年代は60代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方であります。職業は会社員です。
続きまして、117例目の方、年代は20代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は会社員であります。
続きまして、118例目の方、年代は40代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は団体職員であります。
続きまして、119例目の方、年代は60代、女性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は無職であります。
感染者の発症日、症状、行動歴については、記者の皆様方のお手元にお配りをさせていただいている資料をご参照いただきたいと存じます。なお、8名とも新型コロナウイルス入院受入医療機関に、入院調整中であります。
以下、現時点での濃厚接触者について、お話を申し上げていきます。
112例目の方、同居のご家族1名、113例目の方、同居のご家族3名となりますが、そのうちの1名については、昨日、検査がなされておりまして、陽性となっております。つまり、114例目の方。ということで、114例目の方は、113例目の方と同じご家族3名が濃厚接触者、そのうち1名、113例目の方が陽性となっているということになります。
次に、115例目の方、別居のご家族1名、116例目の方、現時点ではありません。117例目の方、同居のご家族1名、友人のご家族4名、118例目の方、同居のご家族2名、119例目の方、同居のご家族1名となります。
なお現在、継続して、積極的疫学調査を実施いたしているところであります。プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮いただければと思います。
なお、ここで追加の情報を申し上げたいと存じます。
歌唱を伴う飲食店、いわゆる「カラオケ喫茶」のクラスターに関しまして、その後の積極的疫学調査の結果、新型コロナウイルス感染症のうち、複数名が「カラオケ喫茶」を複数店舗利用している、いわゆる「はしご」利用、これが判明いたしました。
具体的に申し上げますと、阿南市内にあるカラオケ喫茶モンレーヴ、すでにクラスターの認定をさせていただいておりますが、ここと小松島市内にあるカラオケ喫茶を利用されておられるところであります。そのため、公衆衛生上の観点から店名を公表させていただきます。小松島市内にあるカラオケスナック、ひらがなで「つき」です。いわゆる関連クラスターとなります。
報告は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
(幹事社:四国放送)
幹事社から質問いたします。まず112例目の50代の女性ですが、医療従事者とありますが、看護師であるとか、介護士であるとか明らかになりませんか。
(知事)
はい、この方は看護師です。
(四国放送)
この方は83例目の100代の女性の関連者ということですが、どういった関係があるのか。
(知事)
はい。83例目の方は既に公表させていただいておりますがサ高住(サービス付き高齢者住宅)阿波っ子、こちらの入居者でありまして、(112例目の方は)そのケアにあたっておられました。8月9日、8月15日にケアされたところでありました。その後、接触者として、8月16日PCR検査を受けました。しかし、結果としては、陰性となったところでありますが、その後症状などが出たということで、(帰国者・接触者)相談センターの方にお問い合わせをいただきまして結果、陽性とこういう経緯となります。
(四国放送)
この方、今の症状はどういう症状でしょうか。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
(8月)21(日)と22日に仕事に従事というのはその阿波っ子で介護を(されたのか)。
(知事)
別の施設の方で介護を。あくまでもサ高住阿波っ子の方にはサポートとして行かれたと。
(四国放送)
阿波っ子に行かれた。
(知事)
はい。
(四国放送)
そうしたらそこで(8月)21日、22日に働かれたということは、濃厚接触者はそこではいないのか。
(知事)
はい。そこは大丈夫です。
(四国放送)
接触者はいるのか。
(知事)
濃厚接触、その場所ではないですが、接触者はおそらく関係機関の方で、保健所と相談してこれからやっていくと。
(四国放送)
別の施設とうことですね。
(知事)
はい。
(四国放送)
これ規模的にいうと何人くらいになりますか。
(知事)
これは今少し分かりませんので。お互い調査中ということになります。
(四国放送)
次に113例目の方は、これはモンレーヴのお客さんですか。
(知事)
(お客さん)です。
(四国放送)
この方は常連ですか。
(知事)
(常連)ですね。自ら新聞記事をご覧になって、実名モンレーヴが出ましたので、それで、自ら帰国者・接触者相談センターの方に相談されたと。
(四国放送)
この方の症状は。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
屋内運動施設というのは、どういった施設でしょうか。
(知事)
運動、マシンだとかそういうところ、ある場所で、それで30分程度おられたと聞いています。ただ、ここの施設自体は感染症対策、これは取られていると。
(四国放送)
ということは、ここでは濃厚接触者はいないであろうと(いうことか)。
(知事)
はい。
(四国放送)
接触者に関してはいる可能性はあるのか。
(知事)
そうですね。
(四国放送)
その規模はまだ。
(知事)
はい。
(四国放送)
(8月)21日、医療機関を受診というのは、発熱、咳の症状があったので医療機関を受診したのか。
(知事)
そうです。はい、自ら受診されました。
(四国放送)
このときはとりあえず一旦帰ったということか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
(8月)25日、昨日になって症状が治まらなかったので。
(知事)
はい。自ら(帰国者・接触者)相談センターに相談されたと。
(四国放送)
次、114例目の方は113(例目の方)の濃厚接触(者)なので、ご家族ですね。ご夫婦ですか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
会社員ということですが、お仕事はどういった内容か。
(知事)
はい。この方はあまり対人業務ではないということで、屋内でいわゆる換気を良くした環境のもとで作業する仕事とこの様にお聞きしています。
(四国放送)
ということは、職場では濃厚接触者はいない。
(知事)
ありません。
(四国放送)
接触者は可能性はあるのか。
(知事)
その可能性はあります。
(四国放送)
人数は分からない。
(知事)
はい。
(四国放送)
(8月)24日の医療機関受診というのは、これもやっぱり発熱があってか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
奥様も申し出て検査を受けたが、男性のご主人も申し出て受けたということか。
(知事)
申し出るというか、奥様と、ということですんでね。
(四国放送)
奥さんと一緒に受けたのか。
(知事)
というよりも正確に申し上げますと、113例目の方が受けに行かれたと。その時に実は付き添いで行かれたと。で、一緒にいわゆる陽性が出ましたので、一緒に受けられて陽性がわかると、こういうことです。付き添いとして行かれたと。
(四国放送)
症状は軽症ですか。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
115例目の方は、105(例目)、106(例目)の。
(知事)
モンレーヴのお客さんです。
(四国双方)
常連客ですか。
(知事
常連客です。
(四国放送)
さっきの114(例目)の男性は、客としては行っていないのか。
(知事)
114(例目)の方は、はい、行かれてないですね。113例目の方が常連客と。
(四国放送)
115(例目)の方も常連客で、自営業ということだがどういったお仕事か。
(知事)
はい。115例目の方については、まず大体お客さんが特定できる、そうした業務ということで、また必要な感染症対策やられる職場で働いているということになっています。
(四国放送)
現時点では濃厚接触者はいないけれども接触者は可能性がある。
(知事)
はい。そうですね。実は接触者、大体10名程度と今捉えているところです。順次、PCR検査をやってきます。
(四国放送)
別居の家族1人。
(知事)
はい。
(四国放送)
症状は無症状か。
(知事)
はい。無症状ですね。
(四国放送)
この方は検査を受けに行って無症状ということは申し出てということか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
新聞等を見てということか。
(知事)
お店から連絡があったとも聞いています。
(四国放送)
常連なので。
(知事)
はい。
(四国放送)
116例目の方は、108(例目)の関係者なので、この方もお客さんか。
(知事)
116例目の方は違います。108例目の方の同僚と。接触者ということで、結果、陽性と。
(四国放送)
同じ会社ですか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
ここの会社では他には陽性の方は。
(知事)
今後、順次やっていきます。
(四国放送)
この会社では何人くらいがこれから検査(するのか)。
(知事)
ここはそんなに多くはないとは聞いてますが、まだ今順次対応していますね。
(四国放送)
その方、8月23日に発熱で、検査を受けた経緯というのは。
(知事)
この108例目の方の会社の同僚ということで保健所からということです。
(四国放送)
次117例目の方は、20代男性、この方会社員ということですが、この方はどういった感じの仕事をされているのか。
(知事)
仕事中にはマスクを着用され、また、具体的な仕事の内容については今調査中となっています。
(四国放送)
友人宅を訪問したということで、家族4人が友人も含めて家族4人が濃厚接触者で、同居の1人、家族が濃厚接触(者)。味覚障がい、嗅覚障がいが出たということで検査を相談されたのか。
(知事)
はい。(帰国者・接触者)相談センターの方へ相談と。
(四国放送)
今の症状でいうと。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
118例目の方は、110(例目)の方の濃厚接触者なので、ご家族ですか。
(知事)
職場の方です。同僚です。
(四国放送)
110(例目)の方の同僚。お仕事的にはとくに接触というか。
(知事)
仕事はほとんど屋内、デスクワークとお聞きをしていまして、人と人との接触は限定的と。
(四国放送)
検査の経緯というのは、この110(例目)の方が陽性になったのを受けて(同僚として)か。
(知事)
そうです。同僚と。ただですね。聞き取りの中では職場内では全員がマスクをされていないということが積極的疫学調査で分かるということですので、それで110例目の方との関係もあって、おそらく陽性になられたであろうと。
(四国放送)
ここの事務所は割とノーマスクの方が結構な人数いらしたのか。
(知事)
全員という話ではありますが、それ以外の逆にビニールシートをやってるとか、そうしたものはちゃんとできているんですね。だから、対策をやっているんで大丈夫かと思って、マスクを取っていた、このように考えられますね。こと細かにやられてはいるんですね。
(四国放送)
この職場でもさらに検査するのか。
(知事)
そうですね、これから。ここで陽性が出ましたんでね。
(四国放送)
人数とかは調査中か。
(知事)
はい。
(四国放送)
119例目の方は、108(例目)と109(例目)のお客さんですか。
(知事)
今度は、小松島の方の「つき」の方のお客さん。
(四国放送)
小松島のカラオケスナック。
(知事)
はい。
(四国放送)
この方が8月20日にそのお店を利用していると。1回ですかね。
(知事)
いえ、これも積極的疫学調査の関係では(8月)20日の前の(8月)13日にも行かれている。
(四国放送)
今分かっている限りでは2回ほど、「つき」に行かれている。
(知事)
はい。
(四国放送)
この方、検査を受けた経緯は。
(知事)
ここのお店は、前回も業態だけ申し上げていたというのは、数の問題ともう1つは名簿管理ができていたということで、お店から出た残りの人、ということでこれで全員となります。
(四国放送)
名簿で連絡をして。これ全部で何人結局検査を(受けたのか)。
(知事)
7名です。お客さんは。
(四国放送)
7名受けて、このうち1人が陽性となったのか。
(知事)
はい。
(四国放送)
この方、今の症状は。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
聞きそびれましたが、118(例目)の方も症状は。
(知事)
軽症です。
(四国放送)
116(例目)の方も(症状は)。
(知事)
軽症です。
(読売新聞社)
118(例目)の方はこのお店には行っていらっしゃらない。
(知事)
そうです。あくまでも110例目の方の同僚の方。
(読売新聞社)
冒頭で小松島市とのはしごの利用の話があったが、この前モンレーヴの事例の中で小松島市のカラオケを利用されている方がいるとのことでしたが、それ以外にも何か分かったことはあるのか。
(知事)
はい。申し上げました。とくにお互いが行き来をしているということで、先ほど関連クラスターと申し上げました
これまで、例えば特別養護老人ホームライム、その入居者が田岡病院に入院されたと、そして田岡病院に広がる、これ一体のものとして関連クラスターっていう言葉を申し上げたと思うんですが、今回はカラオケ喫茶モンレーヴ、ここがクラスターとなり、そして多くのお客さんがお互いに行き来をしている、これが分かる。そしてもちろん今回発表させていただいたカラオケスナック つき、こちらだけを行っていたお客さんにも陽性が出たということで、これを合わせて、関連クラスターと呼ばせていただくという形を取らせていただきました。
少しクラスターの中身を話していきたいと思います。まずこれまで、カラオケ喫茶モンレーヴでは8名のクラスター、これを認定しておりました。
それに、昨日113例目、115例目の方、お客さんが陽性となって、今10名のクラスターとなっています。
しかし、お客さんが実はこのカラオケスナックつきと重なっていた。重なっている方が、6名おられます。
これによって、カラオケスナックつきの関係では7名の方がということですから、これはこれとしてクラスター、見ようによっては2つのクラスターが出たように見えるんですが、そうではなくてお互いが行き来している、経営者も従業員もお客もということになりますので、これは全体でその重複を差し引きますと、11名の1つの関連クラスターと、カラオケ喫茶のですね。このように見させていただきたいと思います。
すでにここから2次感染が3名、さらに出ているということで、今回のこの構図については、実は記者の皆様方のお手元に資料を配りさせていただいておりますので、この国立感染症研究所が出しているクラスター事例、こちらをご覧いただきたいと思います。
抜粋とさせていただいているのは、多くのクラスター事例の中で、特に昼カラオケクラスターと呼ばれる「カラオケを伴う飲食店」のクラスターの構図。典型的に書かれておりまして、ここでは5店舗、こういう形で多くのお客さんたち、あるいは従業員の皆様方、つまり従業員がお互い来てもらってるんで、場合によってはあるお店では従業員、あるお店に行くときにはお客さんとして訪ねる、こうした形をとるということです。
そこで右に書いてありますように、分かったことと書いているように、マスクを着用せず長時間歌うという人が多いという、これまさに今回当たっていると。
また、複数店舗利用者が別の店舗へ感染拡大に関与していた。今回も重なる人が何と6名ということです。
また、オーナー、従業員の感染、有症状での利用店舗で感染者が多かった、発熱があった、なんらかの症状があって、そして行っているという方があります。
ということで、マスクの着用、長時間利用の回避、あるいは有症状時は店舗への出入りを控える、こうしたものを是非徹底してもらいたい。もちろんこの中にはいざという時のための名簿の管理、これが重要ということで、今回徳島で出たカラオケ喫茶、いわゆる「カラオケを伴う飲食店」でのクラスターは関連クラスターへと発展するという形となりました。
(読売新聞社)
県の認識としては、この関連の業態でいうと11人か。
(知事)
そういうことです。そして特に関連クラスターという意味と、この昼カラオケと言いますかね、カラオケ喫茶の特色のお互いで相互融通っていった点では、6名が重複していると、ここが大きな一つの特色になるということになります。
(読売新聞社)
当然これ以外のクラスター発生していない、感染が確認されていない多くのカラオケファンに可能性がある、同様のはしご利用されている方、県内でもいると思うがそのあたりはこういったことを教訓にしていただきたいか。
(知事)
その意味で、まず店舗に対してはもう既に通知させていただいておりますし、特に注意する点ですね、これを出させていただいています。
つまり、歌う時にマスク、フェイスシールド、これをまずは着けていただく、従業員の方も、そして当然お客さん方も。
それから、やはり感染リスクが高いということから名簿については確実にこれを用意をしていただく、そうすると先ほどのつきのように直ちに来ていた皆さん方に、サッと連絡がいっていわゆる接触者を全て叩くことができる。もちろんそこから陽性の患者さんは出るわけなんですが、そこからさらに広がるということを防ぐことができる。
クラスターについては、やはり構造をよく見抜いて、そして早く接触者、もちろん濃厚接触者もそうですが、これを確定して、そして(PCR)検査を受けていただく、そしてそれ以上に広がらないようにする、ここがポイントとなりますのでやはりこのカラオケ喫茶のはしごですね、これは多くで見られるわけなんですが、こうした点をご注意いただきたい。
そして、体調が悪い、あるいは発熱がないから大丈夫、マスクを外しちゃう、これは絶対に避けてもらいたい。なんとなくマスクとかフェイスシールドして、マイクを握るなんていうのはね、非常に無粋だなんて思われるんではなくて、それがなければ歌えないんですよと、ご自分がかかってしまう、人にうつしてしまう。こうした確率が非常に高い、現に全国では多発していたんですが、徳島でも見事に関連クラスターとして出てしまったということですので是非ここのところはお願いしたい、事業者の皆さんもご利用客の皆さん方もということになります。
(読売新聞社)
確かに言っていたとおり、つきもモンレーヴの方も両方とも確かマスクなしで歌っていたんですよね。
(知事)
してないんです。
(読売新聞社)
2次感染が新たに確認された訳ですが、そのあたりでの警戒の呼びかけをお願いします。
(知事)
ここの2次感染というのは、当然濃厚接触者であったり職場の同僚の方である、いわゆる接触者ですね。こうした場合は当然起こり得ますので、その皆さん方は早く当然会社と保健所で話はするわけなんですが、積極的にPCR検査、こちらを受けていただきたいと。そうすることによってご本人も会社も安心することができる。また、不用意に人にうつしてしまうということがないということになりますので、是非この点はお願いしたいということです。
(徳島新聞社)
両店で被っている6名の方が何例目かを教えていただけますか。
(知事)
はい。それでは以下申し上げていきます。早い順番で申し上げていきます。
まず、106例目の方、それから108例目の方、109例目の方、110例目の方、111例目の方、そして113例目の方、この6名となります。
(徳島新聞社)
店名を公表した理由ですが、名簿を作成されていて、(PCR)検査は全て終わっているかと思うのですが、その段階で店名を公表した理由というのは。
(知事)
というのは、2次感染防止です、さらに。
(徳島新聞社)
経路を追いかけていくことができるかと思うが。
(知事)
ただ、ここの点についてはやはりどこにどういうこれ以外の方が場合によってはいる可能性もないではありませんので。
それとあとは2次感染防止といった点で、気づきを持っていただこうと。それとやはり関連クラスターという構図、これが必要となってまいりますので、その意味で今回。
前回は逆にいうと公表するということもあったんですが名簿の管理、これもあったんですが、関連クラスターとなるとやはりここのところは、ということで、前回特別養護老人ホームライムから田岡病院と、これも関連クラスターということで両方を発表させていただいています。
(読売新聞社)
当然名簿の中から抜け落ちている可能性も否定できないのか。
(知事)
パーッと来られる方がいないとも限らない。大抵はおそらく、補足をされているんだと思うんですけどね。万全を期すと。というのは、これだけ大きなクラスターが出ているわけですので、実は取りこぼしがありましたというわけにはいかないということです。
(徳島新聞社)
つきには、公表の同意は求めたのか。
(知事)
(感染症・疾病対策室長に対して)これはいただいてないですよね。
(感染症・疾病対策室長)
話はしておりますし、影響の大きさということで公表については同意を得ております。
(知事)
得ている。
(徳島新聞社)
同意を得ている。
(感染症・疾病対策室長)
はい。
(毎日新聞社)
一部報道でも出ていたが、明治安田生命から阿南市の羽ノ浦営業所で営業職員が1名、22日に感染が判明したとあるが、何例目の方になるのか。
(知事)
我々の方としては、そこの営業所の関係については感染の対応ができているということ、こうした点から公表を控えるとさせていただいておりますので、その方が何例目であるかといった点についても公表は差し控えます。
(毎日新聞社)
これまでに発表されている感染者には含まれているのか。
(知事)
そういうことです。
(毎日新聞社)
含まれている。男性か、女性かも出さない。
(知事)
それも(公表しない)。
(徳島新聞社)
今回119例目となってですね、現段階で四国で最多になったかと思うが、現状についての受け止めをお願いします。
(知事)
はい。徳島の場合には6月19日、全国の都道府県またがる移動が許可されるというまでの間は全国1番下から3番目ということで非常に少ない状況でありましたが、その後は多くの人が行き交うという形になりました。
当然その中で恐れていた3大クラスターと言われる医療関係、そして特に高齢者の施設ですね、そして、このカラオケ喫茶あるわけなんですが、このうちの医療機関で起こらなかった、これは良かったんですが、しかし結果として、2つの大きな高齢者の施設のクラスター、それが1つは医療機関へ飛び火をする、関連クラスターとなりました。
1つは全国初の海上保安部の船のクラスターと。そして今回のカラオケ喫茶、これが関連クラスターへ広がると。こうしたものだけで50(人)をほぼ超えてくるわけでありますので、そうした意味では全国の例のようにやはりこの3大クラスターが起きると大変であるということをまざまざと実感させられた。
しかし、それぞれ封じ込めをするのが不可能なのかというと、ここのところについては非常に丁寧に、特に高齢者施設のリスクが高いということがありますので、医療機関あるいは施設の方でも何度も何度も症状がある限りはPCR検査を受けられると。言わば丁寧なサービス、これを行った結果、ほぼ施設の同じエリアにいた人がすべて陽性になると。もちろん、そうしたことを防いでいくっていうこともこれから大切な点でありまして、全国知事会では、例えばそれぞれのお部屋、ただ単に消毒するだけで済まないと。例えば空調のフィルターであるとか、換気システムですね、こうしたところに、実は全国で次から次へと高齢者施設でなかなか止まらないということがあって、すでにマスコミの中でも高齢者施設のクラスター、止められないとこうしたものまで一面トップで出るようになりましたが、全国知事会で今ワーキングチーム、ほぼ第1波、クラスターなどの分析を終えたんですが、まだまだ注意が足りない部分があるんではないだろうか、うちもまさに同じものということで、それがどんどん広がりを見せているというよりもある施設全体を最終的に陽性にしてしまうという形になるということがありますので、こういった対策をもっともっとこれからやっていく必要があるんではないか、知見を増やす必要がある、このように考えています。
ただ、最初に市中感染のおそれが出てくるんだと申し上げたこの昼カラオケ、よく西村大臣がこれは避けてもらいたいと、石川県ではカラオケ大会やって50(人)を超えるクラスターが出てしまったんですけどね。やはりお店からお店へ渡り歩いてしまう、そうして歌った後の高揚感でいきますとひょっとしたら発熱をしていた、でもこれは、楽しい高揚感から体が熱くなっているんではじゃないだろうかとそういう思い、こうしたものの中で結果として広げてしまう。しかも、カラオケを愛好される方々っていうのは割と年齢の高い皆さん方が多いんですね。となってくると感染リスク、これが高いということになりますので、お店あるいは利用客の皆さん、確かにお店にしてみると、利用客の方に歌を歌う時にマスクをつける、フェイスシールドを着けてくれ、言いづらいかもしれないんですが、これからカラオケをやる場合にはWITHコロナ時代はそれは必須だと。やはりこれを強くお客さんもそしてお店の方も認識をしてもらいたい。そうしなければ日本が生み出したこのカラオケ文化、この素晴らしい文化、これがWITHコロナからアフターコロナ時代にはなくなるということもありうると、こうした点を是非認識してもらいたい。
全国で多発して徳島ではまだまだ出ていなかったんで、我々としても徳島では、大丈夫かなという気もあったんですけどね。やはり全国同様、非常にこれは業界の中でもいわゆる感染拡大予防のガイドライン、作るのが難しいと言われた1つなんですよね。
確かにガイドラインをほとんどが守られない、これがこの感染拡大を招くということになりますので、是非これからもほかでカラオケを愛好される方たくさんおられると思うんですが、この点だけは是非注意していただきたい。歌う時には必ずマスク、できればフェイスシールドをし、マスクをした上で、歌っていただくと。熱唱すると場合によっては、マスクの質に応じて超えてしまう場合が唾がですね、ありますのでご自分を守る、仲間の皆さん方を守る、愛好しているお店、これをしっかり守る、そうした意味でもこれは是非やっていただきたい。
そしてお店としては、どうしてもリスクが高くなる、今回で立証されていますので、名簿の管理、これは是非やっていただきたい。もちろんそれ以外にも心がけていただくものがたくさん、とくにカラオケ喫茶の場合にはあるわけなんですが、一つ一つ丁寧にこれを実践をしていただいて、そしてその業界として認定していただき、県のシール、これを貼っていただいたお店を選んでいただく。もちろん県としても立ち入り調査、この場合にはさせていただきますが、是非こうした点について、心がけていただきたいと思います。
(四国放送)
117例目の20代の男性は、感染経路としては今のところは分かっていないのか。
(知事)
そうですね、はい。今調査中となります。
(四国放送)
あと阿南市内のカラオケ喫茶の利用客はまだほかにもいるだろうというような感触ですか。
(知事)
はい。ちょっとそのあたりのその後の調査の進み具合を申し上げてきたいと思います。モンレーヴにおきます昨日までは19名、お客さん方を検査させていただきました。
そして(8月)25日、昨日の段階で11名さらに、この11名(にPCR検査)をお受けをいただいたうち2名が陽性、そして9名が陰性となりまして、利用客の皆さん方は昨日までの間で30名、お店からの連絡、あるいはお申し出いただいて検査を受けていただいたと。
(四国放送)
30人のお申し出の中で2人が陽性と。
(知事)
いえ、昨日は11名のうち2人がと。
(四国放送)
19人の時はその中に陽性はいなかったのか。
(知事)
いました。30名と今なりましたので、お客さん30名の内訳、申し上げたいと思います。昨日まででお客さん30名がお店からの連絡、あるいは自ら名乗り出ていただいて受けていただきました。 その結果、陽性が8名、陰性が22名となりました。
(四国放送)
まださらにいる可能性があるのか。
(知事)
あります。
(四国放送)
ということは、今後も把握に努めていくと。
(知事)
そうですね。その意味では今回両方のお店の名前を出させていただきましたので、すでにそれでもって申し出た方もたくさんおられますから、そうしたものの中からまた出てくる可能性があるかと考えています。
(四国放送)
このモンレーヴに関連するクラスター、トータルの人数っていうのは、家族とか同僚をはめるかですけど。
(知事)
その場合には、2次感染と呼ばせていただいていまして、それぞれモンレーヴ自身のクラスター、これが昨日の段階で10名、そして関連クラスターとなったつき、こちらの方が7名、ただし、足して17名の関連クラスターにはならないんですね。そのうち6名が被っていますので、結果として、11名の関連クラスター。ただこの周辺に、お店を共に利用していないが、濃厚接触者、接触者として陽性になった方3名おられますので、これが2次感染と、一応クラスターの中にはこれを入れてはいません。
(四国放送)
3人は入れない。
(知事)
はい。ただ2次感染が既にあると。ただそれは補足ができているということです。
(徳島新聞社)
112例目の方の所属ですが、どちらの機関に所属されている看護師さんですか。
(知事)
これはですから、阿波っ子グループですね。
(徳島新聞社)
別件ですが、明治安田生命がホームページの方で羽ノ浦営業所の職員1人が感染したと発表しているが、この方は県の方で発表された方ですか。
(知事)
入ってます。先ほどご質問あったとおりで。
(徳島新聞社)
何例目か。
(知事)
さっき申し上げたとおり、それは我々として営業所自体を公表しておりませんので。
(四国放送)
確認ですが、モンレーヴ単独、利用含めてこの10人か。
(知事)
じゃあちょっと、申し上げていきますね。モンレーヴ単独で見た場合には、当然2通りの方がおられます。つまり、お店側の人と、利用者。今申し上げた10(人)という数字は両方合わせた数字。もしその内訳をということであれば申し上げますが。
モンレーヴ自体、少し申し上げたいと思います。お店側の人が5名、そのうち2名が陽性、3名が陰性。お客は今申し上げたとおり、昨日の段階で30名の方が検査を終えておりまして、陽性が8名、陰性が22名、ですから全体で見ますと、35名が検査を受け、陽性が10名、陰性が25名ということになります。
(徳島新聞社)
このモンレーヴとつき以外にお客さんが他のカラオケ喫茶に行っているという可能性はあるのか。この2店舗以外でもはしごしている可能性はあるのか。
(知事)
今回のこのお客さんたちが、だからこの今回、今出たお客さん達が他へと。ここのところはしかし、他の名前が少なくとも今検査を受けたあるいは聞き取りをさせていただいた陽性患者の皆さん方からは聞けていません。この2店舗同士ということが大半と。
(NHK)
8月に入ってこれまでにない感染の数の増え方だと思うがそのことに関して知事はどのようにお考えか。
(知事)
はい。クラスターが出るということは、こういうこと。それから、人と人との行き来が特にその前に、3連休、ちょうど8月には3連休があり、お盆がある。7月には4連休がある。大抵はおそらくこうしたところで様々な交流があり、施設の中にも持ち込まれた。そして、全部合わせると4つのクラスター。そのうち2つは関連クラスターへと拡大をする、いかにクラスターが猛威を振るうか、そして、施設などには持ち込ませない、また熱がある、症状がある人たちがそれを押してあるいは解熱剤を用いて仕事をしない、させない。また休暇を取りやすい、是非そうした環境を作り上げていかなければコロナと共生するWITHコロナ時代、なかなか感染の数、もちろんこれが市中感染で広がっているということではないんですが、数ということだけでは増えてきてしまう。というのは結果として、それが印象、こうしたものに必ずしもプラスにはならない。確かにどっかに行ってどこへ行っても感染する可能性がある、そうしたエリアではないんですがね。しかしそうしたことはいちいち分かりませんから、全国一覧、こう見ると徳島多いな、徳島に行くの控えよう、こうなるということもこれは県民の皆さん方、事業者の皆様方にもご理解をいただきたいと思います。
(徳島新聞社)
コロナに関連してですが、感染法上の分類の見直しを検討するということだが、そのことについて受け止めをお願いします。
(知事)
今度、1類から2類へという話も聞いているんですが、やはり我々全国知事会として、この感染症、新型コロナ、特に積極的な疫学調査であったりそれに従ってくれない、あるいは店名の公表、こうした点についても我々としてはしっかりと感染症法、こうしたものを特に感染症の第16条第1項、これは国を用いて7月28日にも積極的に公表するという形になってきているんですが、確かに1類から2類へ1番の基礎のところが変わってきてしまうと、そこまでやるのかという話にもこれなってくる。つまり1類と2類とで公表の仕方が変わってくるんですよね。
特にこれ2月27日に1類感染症でやろうということになっておりましたので、こうした感染拡大を抑える、こうした点と、感染法上の位置付けといったもの、これやはりリンクを今の段階はすべきかなとこのように思っています。
今後また国の方からも全国知事会にもお話があるのか、あるいは分科会にかけるという話も聞いておりますので、そうしたところでまた議論をしていければと考えています。
(徳島新聞社)
知事としては、現状維持するべきだというお考えなのか。
(知事)
専門家の皆さん方がこの感染、あるいはその属性ですね、こうした観点、様々な専門的な知見から今のような案があるのかないのか、まだ十分お聞きをしておりませんので、おそらくこれも分科会や何かの中で議論していくということもありましたから、そういう中で議論、またその知見というものを出していただける、こう考えています。
(四国放送)
直近の数字、どうしましょうか。
(知事)
言いますよ。非常に重要なアラートに関わりますのでね、これは。
それでは直近のアラートに基づく状況を公表していきたいと思います。それでは6つの指標、順次地方に重点的なまず、3つからいきたいと思います。
まず1番目、直近の1週間の新規報告者数、8月19日から8月25日までということで23人となります。
次に2番目の指標、その前の1週間と直近1週間との対比でどっちが多いのかということですが、その前の週となりますと8月12日から8月18日、この先週と直近1週間、比べた場合には先週が34名となっていましたので少ないということになります。
次に、感染経路不明割合についてでありますが、昨日まで5名でありましたが、96例目の方が外れますので4名となりまして、23分の4、17パーセントとなります。
次に大都市部で重要となる指標、特に病床の逼迫具合、病床全体として200のうち今入院の受け入れの状況でありますが、今日調整中の8名を加えますと64名と入院者なります。また東横インの方には、お1人が退所されて、お2人増えましたので、昨日も4(人)から5(人)へということとなりまして、療養者数、入院が64(人)、宿泊療養が5(人)、合わせて69人となります。
そして最後、監視体制ですがPCR陽性率1,146分の23、2.0パーセントとなります。以上です。
(四国放送)
今のところは、重症はゼロということか。
(知事)
はい。失礼しました。重症者につきましては、今0となりましたので25分の0、0パーセントということになります。
(四国放送)
病床の逼迫率は。
(知事)
申し上げましょうか。200分の64ということで、病床全体の逼迫率は32パーセントとなります。
(幹事社)
大丈夫。よろしいでしょうか。
(知事)
それではよろしくお願いいたします。