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令和2年8月24日 臨時記者会見 フルテキスト版

感染状況を踏まえた今後の対応について(説明)

(幹事社)
 それでは、知事お願いします。

(知事)
 それでは、私の方から発表させていただきます。
 徳島県におきましては、8月21日、19日ぶりに新型コロナウイルス感染者、発生しなかったわけではありますが、これまでの累計患者数109名となっているところであり、また、このたび、新たに本県で4件目となる「クラスター」が発生したところであります。
 この事態を受けまして、先ほど、第31回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議、こちらを開催いたしまして、今回発生したクラスターを早急に封じ込めるとともに、今後クラスター発生を抑止する対応、こちらをさらに強化するため、私から2点発表させていただきたいと思います。
 まず第1点目は、クラスターの徹底的な封じ込めについてであります。
 今回発生したクラスターは、他県においても見受けられる「歌唱を伴う飲食店」、いわゆる「カラオケ喫茶」において、複数の感染者が確認されたということで、市中に感染が拡がらないように、早期に封じ込めることが鍵となります。
 そこで、今回、積極的疫学調査によりまして、クラスターが発生した店舗に関連した濃厚接触者や接触者、また利用者の洗い出しを行い、「徹底した封じ込め」を行いますとともに、これまでの事例でも、散見されているとおり、今回の検査で「陰性」と判定された方であっても、その後、症状があったりなどし、数日後に「陽性」判定が出るケースもあることから、継続的なフォローアップが欠かせないところであります。
 次に、2番目、事業者、県民の皆様方に対するお願いについてであります。
 今回クラスターが発生した「歌唱を伴う飲食店」、いわゆる「カラオケ喫茶」では従業員のみならず、「歌唱中の利用者」もマスクまたは、目や顔を覆う防護具、いわゆるフェイスシールド、これを着用すること、また店舗においては、利用者の名簿、つまり感染リスクが高いということですね、「利用者の名簿」を管理すること、といったこの2点、業界団体が示す「感染拡大予防ガイドライン」が徹底されていなかったことから、まず、事業者の皆様方に対してであります。
 クラスターの発生を避けるためには、それぞれの施設、また店舗でガイドラインがしっかりと実践されていることが重要となり、そのためにもガイドライン実践店舗の「見える化」をさらに推し進めていく必要があります。
 そこで、各事業者の皆様方におかれましては、ガイドライン実践店ステッカー、あのすだちくんマークですね。また、事業者版スマートライフ宣言の取組みに積極的にご参加いただき、業界団体による感染防止の取組確認を、是非、進めていただきたいと思います。
 なお、カラオケボックスや「歌唱を伴う飲食店」などにつきましては、全国カラオケ事業者協会等が出しておられる感染拡大予防ガイドラインにおいて、まず、適切な室内の換気、例えば、営業時間中、1度だけ換気する、今回のお店でもあったことなんですが、これでは足りない、やはり、常時といいますか、かなり頻繁に換気する必要があるということ、また、特に消毒については、マイク、これも今回なされていなかったわけでありますが、マイクを拭くのではなくて消毒を絶対にしていただきたい。
 また、室内の消毒の徹底も同時にと。そして、従業員や来客の皆様方の体調管理、もちろん入場時における発熱などの検査、こうしたものですね。また、マスク、フェイスシールドの着用、こうしたものを、是非、お願いしたいと思います。
 さらには、リスクがやはり他に比べて高いということがありますので、名簿での顧客管理の徹底も合わせて、お願いいたしたいと思います。
 この他、特に 歌唱に際しましては、グループ間でパーテーション等で区切るか、できるだけ2メートル以上の間隔を確保し、横並びで座れるように配置を工夫すること、対人間の距離をとり、マスク又は目や顔を覆う防護具の装着に理解をしっかりと求めるといった内容が、規定をガイドライン上されてるところであります。
 そこで、県としては、改めてカラオケボックスや歌唱を伴う飲食店、今回はカラオケ喫茶、という部分にあたるんですが、スナックなど、お店の中にカラオケ施設のあるところもこのジャンルに入って参りますので、この点は、重要なポイントとなりますので、経営される事業者の皆様方に対し、本日付けでガイドライン実践の徹底をしていただけるよう、依頼文書を発出することとしておりますので、関係事業者団体での取組み、是非、お願いしたいと思います。これができなければカラオケ文化、こちらに大きな支障が出る、こうした点も、是非、昨日も申し上げましたが、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 あわせて、何度も申し上げていることではありますが、最近の事例では、発熱のあった方が解熱剤で熱を下ろし、そして、出勤する、熱はないが、咳など症状があるにも関わらず、出勤する、こうした行動により感染が拡大した事例が多く見受けられるところであります。
 様々な症状がある場合には出勤しない、させないことはもちろんのこと、十分な健康観察を徹底していただくとともに、休暇を取得しやすい職場環境を是非、整えていただきたいと存じます。
 また、県民の皆様方におかれましては、「今取ろうとしているその行動がまさに感染を拡大させるかもしれない」、こうした気づきを是非、持っていただくこと、これを念頭に、職場また家庭内において、あらゆる場面といってもいいのかもしれませんが、感染予防を意識的に取り組んでいただきたいと思います。
 また、飲食店、カラオケ店を利用する場合には、ガイドライン実践店のステッカーや事業所版スマートライフ宣言などの掲示の有無を確認して、是非、ご活用いただく、感染拡大防止策の実践状況を確認いただきますように、是非、よろしくお願い申し上げたいと存じます。
 そして最後、1点でありますが、イベント開催制限の維持についてであります。
 本日、15時30分から、政府有識者新型コロナウイルス感染症分科会、こちらが開催されており、感染状況の段階に応じたイベントの開催制限についてということで、もとからステップ3ということで、全国大会、あるいは有観客でのJリーグ、プロ野球、大相撲、こうしたものを行うことができる。ただし、上限が5,000人、また室内の場合には収容定員の半分以下ということで、当初は8月1日から無制限となっておりましたが、東京都など感染拡大が進んできたことから、当面8月31日までこの措置を伸ばすとなっておりました。
 しかし、昨今の全国的な感染拡大、これに鑑みまして、今回のこの分科会におきましても、9月末まで、今の状況を延期、そのまま伸ばしていく、延長をするということが、協議をされているところであります。
 本県におきましても、国としっかりと歩調を合わせ対応を図っていくため、イベント開催制限が当面9月末まで維持される場合には、同様の制限をかけさせていただくこととなります。
 以上、 4例目のクラスター発生となりました。何としてもこれを封じ込め、市中感染、このようにならないように対応を進めて参りたいと思います。

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(知事)
 それでは次に、今度は本県の感染状況について、お話を申し上げたいと存じます。
 新型コロナウイルス感染症の発生についてであります。
 昨日8月23日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、新たに3名の新型コロナウイルス感染者、発生が確認されたところであります。県内では107から109例目となります。
 それでは、感染者の概要について、ご説明させていただきますが、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず、107例目の方であります。年代は60代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は会社役員であります。
 108例目の方、年代は60代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は会社員であります。
 そして、109例目の方、年代は70代、女性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は飲食店経営であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元にお配りをさせていただいている資料をご参照いただければと思います。
 なお、3人の方、全て新型コロナウイルス入院受入医療機関に、現在、入院調整中となっております。
 また、現時点での濃厚接触者についてでありますが、107例目の方は、同居のご家族4名、108例目と109例目の方は、ともに、同居のご家族1名であり、お互いがその濃厚接触者となられます。なお、現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。
 プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮いただければと思います。
 なお、この際、追加の情報を申し上げたいと思います。昨日23日、発表いたしました105例目の方、106例目の方に関しまして、「歌唱を伴う飲食店」、カラオケ喫茶において、これまで複数の新型コロナウイルス感染者が発生し、本日、徳島県専門家会議にお諮りしたところ、新たなクラスターの発生と認定されましたので、店名を公表させていただきます。阿南市内にある「モンレーヴ」であります。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:四国放送)
 今おっしゃった、「モンレーヴ」。

(知事)
 「モンレーヴ」。

(四国放送)
 カタカナで。

(知事)
 カタカナです。

(四国放送)
 小さくするところもなく。

(知事)
 「ヴ」は、「ウ」に点々ですね。「ウ」に点々、「ヴ」は最後の。モンレーヴ、「ヴ」は「ウ」に点々。「フ」ではなく、「ウ」に点々です。

(四国放送)
 阿南市、何町なんでしょうか。間違ったらいかんので。

(知事)
 あぁなるほど。じゃあ、そこまた、追ってご報告させていただきます。

(四国放送)
 モン

(知事)
 モンレーヴ。

(四国放送)
 「レ」を伸ばして、「ウ」に点々。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 107(例目)、108(例目)、109(例目)の方なんですが、この方はこのモンレーヴのお客さんということで(すか)。

(知事)
 はい。それぞれの関係を申し上げていきたいと思います。まず、107例目の方、この方はお客さんです。それから108例目の方、この方もお客さんです。それから109例目の方、この方もお客さんであります。つまり3人ともお客さん。

(四国放送)
 関係性でいうと、108(例目)と109(例目)の方は。

(知事)
 ご夫妻です。

(四国放送)
 ご夫妻ということで。ご夫妻の、ご夫妻と同居している方が1人ということ。

(知事)
 いいえ。それぞれが。それぞれが。

(四国放送)
 あ、だからもう。

(知事)
 お2人で住まわれている。

(四国放送)
 2人住まい。

(知事)
 それぞれが、濃厚接触者になるんですが、もうすでに陽性、(と)なっておりますね。

(四国放送)
 現在、その107例目、108(例目)、109(例目)、それぞれの症状は。

(知事)
 じゃあ、以下申し上げて参ります。
 まず107例目の方、軽症です。108例目の方、軽症です。109例目の方、軽症です。

(四国放送)
 109例目の方、8月19日に発熱ということなんですが、何度ぐらいに。

(知事)
 37.5度です。

(四国放送)
 107例目の方、60代男性、会社役員ということなんですが、会社の同僚であるとか、そういう接触者の方は。

(知事)
 はい。ということでここも、積極的疫学調査、聞かせていただきまして、どういうその勤務形態でおられるのかということなんですが。だいたい月5日程度出勤されると、いわゆる朝礼の時ですね。ですから、非常に短時間ということで、あと顧客の皆さんとのやり取りはないということとなりますので、会社内の濃厚接触者、こうした者は認定しておりません。

(四国放送)
 この方、他に立ち寄り先とかはとくに。

(知事)
 立ち寄り先が、このモンレーヴと。

(四国放送)
 モンレーヴ以外は、今のところない。

(知事)
 あとは、会社ですね。

(四国放送)
 会社。108例目の方の、この会社員の男性は、このお仕事はどういった関係で。

(知事)
 はい。この方は、デスクワークではなくて、主に屋外で作業を行う業務をされていますので、人との接触については非常に限定的となっておりますので、こちらも濃厚接触者、同僚の方などは認定しておりません。

(四国放送)
 モンレーヴ以外での、立ち寄り先はありますか。

(知事)
 実はですね。この方、お仕事、会社員ということで、まず17日から19日まで仕事に従事されているんですが、仕事が2つありまして、今申し上げた屋外で行うのが8月19日、実はもう1つ、8月17と8月18日、今日109例目となった奥様が経営する飲食店、その手伝いをされておられます。

(四国放送)
 109(例目)とも関係しているんですね。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 飲食店っていうのは、どういった飲食店。

(知事)
 ここがモンレーヴと同じ形の業態のお店ということになります。

(四国放送)
 カラオケ喫茶。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 ここでも、このカラオケ喫茶ということでの濃厚接触とか、そういう可能性は。

(知事)
 はい。ここについて、今いわゆるクラスターの関連ということになりますので、こちらについては、逆にモンレーヴと違って、顧客管理がきっちりとされているということでありますので、そのチェックで対応していくと、全て把握はされています。

(四国放送)
 チェックされているお客さんについて、PCRとかの検査を勧める。

(知事)
 そういうことです。

(四国放送)
 その点、どれ位の人数。

(知事)
 そうですね。だいたい、今のところ、1日4、5名ということでお聞きしておりますので、またその関係の皆様方の数、このあたりから見て、だいたいそうですね、10人程度。

(四国放送)
 10人程度のお客を検査した。

(知事)
 常連客ということですね。具体的に、7名。

(四国放送)
 7人。

(感染症・疾病対策室長)
 というのは確実に把握をしておりますので。はい。

(知事)
 PCR(検査)をやっていきます。

(四国放送)
 検査していく。

(感染症・疾病対策室長)
 先程の、あのモンレーヴの住所なんですが、阿南市津乃峰町になります。

(四国放送)
 津乃峰町。

(感染症・疾病対策室長)
 はい。

(四国放送)
 すいません、モンレーヴでは、その検査を勧めていると思うんですが、顧客管理が、まぁあれなんでなかなか厳しいと思いますが、これからまだその、把握をして検査していくという方向ですよね。

(知事)
 分かり次第ですね。今日、こうして店名を公表させていただきましたので、今までも阿南市で、そしてこうしたカラオケ喫茶であるということで、自ら名乗り出て来られる方がおられるようですので、ただこれでクラスター認定がなされましたから、今日店名も公表させていただきましたので、おそらく名乗り出ていただけるのではないかと、そう期待しています。

(四国放送)
 名乗り出た中で検査していく。

(知事)
 もちろん、そうです。

(四国放送)
 今のところ、数は分からない。

(知事)
 そこは、ちょっと分かりません。顧客名簿がありませんので。

(読売新聞社)
 クラスターの認定ということなんですけども、モンレーヴ関係でいうと、合計で6人。

(知事)
 そうです。102例目の方からということになります。そこで、1点ですね、102例目の方、105例目の方、106例目の方と3人出たときにですね、おそらく102例目の方が持ち込まれたんではないだろうか、このように申し上げたんですが、発症日、これをずっと見ますと、102例目の方のほうが後、そして105(例目)、106(例目)、そして今回の107(例目)、108(例目)、109(例目)、この積極的疫学調査によりまして、それよりも前にこの5名の皆さん方がずらっと、実はお店を利用されているんですね。
 ということで、逆にこれは、まぁおそらくこの5名の中から、で102例目の方は、ひょっとすると、うつした側じゃなくて、うつされた可能性の方が高くなったと、積極的疫学調査の結果、そのような状況が分かりました。ということで、この6名については、感染源は1つということになるかと思います。

(読売新聞社)
 それであの、109例目の方もカラオケ喫茶を経営する人なんですか。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 そのカラオケ喫茶というのは、阿南市内にあるということ。

(知事)
 小松島(市)です。

(読売新聞社)
 小松島市ですか。ということは、さっきおっしゃっていたように顧客の管理がきっちりとされていると、特に、今のところ公表は考えていらっしゃらない。

(知事)
 まだ今のところ、クラスター認定ということにはなっておりませんので、ここのところは、公表は差し控えたい。ただ、小松島市にあるカラオケ喫茶店であると、ここはやはりクラスター関連ということで申し上げるところです。

(読売新聞社)
 今日、会議の中では、阿南市との連携というのがありましたけれども、それはさっき言ってらっしゃったクラスターが発生したということで、そういった検査の呼びかけというか、そういったことを。

(知事)
 そうですね。特にその、顧客名簿、管理ができておりませんので、店名の発表、公表までした訳でありますが、そうした点について問い合わせが、県の保健所は当然のこと、阿南市にいく可能性もありますので、そうした場合に積極的に繋いでいただくと、いうことも阿南市さんに、ご協力をいただければということです。

(読売新聞社)
 先程、会議が、阿南保健所の体制強化の話があったと思うんですが、具体的にはどういったような形に。

(知事)
 人員を強化するということです。で、これまで、もう既に徳島保健所管内で多く出ておりましたので、当然こちらについては、保健師さんですね、についてはこの保健所勤務に入っていない皆さん方全てに兼務を掛ける、あるいは、過去5年間、保健所に勤務した事務職、この皆さん方も多くを兼務を掛ける、そして具体的には、7名体制、14(名)かな、ずつを入れ替えていくと、別途他の部署から回していくと、こうした、いわゆる保健所、また保健福祉部の中で積極的にこれらの分に対応している部署に対して、重点的に今、人員を配置している。さらに今回は、阿南保健所へということになります。

(読売新聞社)
 人員強化の主な目的は、積極的疫学調査にあたる事務。

(知事)
 この積極的疫学調査だけじゃなくて、保健所の今の業務というのは、まずは様々な帰国者・接触者相談センター、つまり相談業務。そしてそれに対して指示をなし、場合によっては接触外来ですね、その外来の検体、採られた物の搬送、例えば保健製薬環境センターへ持って行く、そして今、お話のあった積極的疫学調査、ここが非常に大変な訳ですけどね。非常に業務が多い、そして、疲弊が、まぁ進むと、いうことで全国的にこの保健所をどうやってバックアップしていくのか、正に最前線ということで、徳島としても積極的に対応させていただくということです。

(読売新聞社)
 あと、新しい指標の関係なんですけども、前回の、これまでの認識では医療提供体制の負荷は出ていないということだったんですが、これは変わっていないと。

(知事)
 はい。そこは一緒ですね。

(徳島新聞社)
 3名の方がそのカラオケ喫茶に行った日にちを教えてください。

(知事)
 はい。それでは、まず107例目の方についてであります。107例目の方につきましては、8月16日、それから8月15日、それからその前ですけども、8月11日というのが分かっております。
 それから、108例目の方、やはり8月16日、8月9日、行っておられます。それから109例目の方、8月16日、やはり8月9日に行っておられます。

(徳島新聞社)
 関連で、8月16日に3人とも行かれているようですが、この3人はグループということでしょうか、それとも別の。

(知事)
 まぁ、常連さんとお考えをいただいたらいいかと思いますね。そして、108(例目)、109例目はご夫妻でもありますので、おそらく皆さんこれ日にちがぴたっと、8月9日も合ってますので、おそらく常連さんとお考えをいただいたほうがいいかと思います。

(徳島新聞社)
 109例目の方、(8月)17から20日に、仕事に従事とあるんですが、ご自分のカラオケ喫茶で、働いたということ。

(知事)
 はい。経営者の方ですので。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 先程の背景の中で、今回のクラスターについて、これまでと全く違うクラスターと、言ってたかと思うんですけど、これまでとどう違うのかということをお伺いできますか。

(知事)
 はい。これまで、3例クラスターが出ている訳ですが、2つはいわゆる高齢者施設、ここから出て、そして1つは病院にまで関連クラスターということで拡がったと。いわば施設内のものと。
 それから、もう1つ3例目はこれは特異、日本で初となる海上保安部の船ということですね。それで今回は、いわゆる昼カラオケ、こちらは石川県をはじめ全国で多発している。よく西村大臣が「昼カラオケは気を付けてもらいたい。」と、毎度のように言っておられた全国で多発クラスターなんですね、このパターンということで、もちろん本県としてはそうした昼、何というか、昼カラオケ、でもこの場合は夜までやってますけどね、そうした飲食を伴う、そしてカラオケのところでは初ということになりますので、今までとは形の違うクラスターということになります。

(徳島新聞社)
 外に外にというか市中に感染する可能性も今回のほうが、より高いという認識でしょうか。

(知事)
 そういうことです。ということで、実はこのカラオケの業界では名簿をしっかり管理してもらいたいと、つまり拡がるのは非常に確率が高いと、だから名簿の管理をというのがガイドラインに書かれているということでもお分かりいただけると思いますがね。そうした意味では、今回、店名、昨日の段階でこういう業態だと、経営者の方は「何とか避けてもらいたい。」という話は聞いていたんですが、名簿の管理が出来ていない、これはなかなか難しい。
 もう一つ、今日、実は、109例目の方が経営されるところ、あえて業態を申し上げたのは、名簿の管理は出来ている、ただやはり唄うとき、店員さんも、あるいはお客さんも、マスク、フェイスシールドは一切していなかったということがあるのと、今回といわゆる関連してくるクラスターの一部を成すものということになっているので、あえて業態と場所を、これを出させていただきました。
 ということで我々としても、市中感染する確率の高いものだけに、今回公表、店名公表をさせていただいたところは名簿を管理しておいていただければ、そうではない訳なんですが、少し危険性の高いクラスターであると、このように認識しておりますので、しっかりと封じ込めをしていければと、今日の公表でお気付きの皆さん方は、是非帰国者・接触者相談センターの方に御相談をいただければと思います。

(徳島新聞社)
 店名の公表もそうなんですが、店側の同意というのは、今回取っているんでしょうか。

(知事)
 これは、もしクラスターが出た場合には、出さざるを得ない旨は既にお話をしています。それと7月28日、内閣府の方から、あるいは厚生労働省、こうしたところから、ガイドラインが出されておりまして、「クラスターなどが発生した場合には、同意を求めることなく、直ちに、積極的疫学調査の観点から公表する。」ということになっておりますので、これに則る形で公表させていただく、今回は6名ということになり、また徳島県の専門家会議の方でも「これはもうクラスターである。」ということが認定されておりますので、今回公表させていただきました。

(徳島新聞社)
 つまり、同意は得ていないけど、国の方針に基づいて公表したということですか。

(知事)
 そうですね。同意も、半分はいただいているようなもんなんですけどね。「そうなった場合は出しますよ。」ということは申し上げているんですがね。

(徳島新聞社)
 それと、通知の中で、感染拡大対策が徹底されていなかったことが理由という場合に、その旨も公表するということだったと思うが、今回はその旨も公表する(のか)。

(知事)
 いや、これはもう昨日の段階で、店名は言っておりませんが、そういうことがされていないと、いうことを前提に業態を発表させていただいた、あるいは所在地を発表させていただいたということ、こちらが先に言わせていただいています。

(四国放送)
 すいません。改めてなんですけど、モンレーヴ。ラリルレの「レー」。

(知事)
 そうです。「レー」で、「ヴ」が「ウ」に点々。

(四国放送)
 「ウ」に点々。モ、ン、レー、ヴ。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 このモンレーヴでは、あの、ステッカーは貼られていたのか、もしくはスマートライフ宣言をされているのかというのはどうでしょうか。

(知事)
 ステッカーを貼られていません、もちろん。というか、まだこの業界には貼られていません。

(徳島新聞社)
 それでこのお店、あのガイドラインの規定を遵守していなかったということなんですけども、ガイドラインの内容については知っていたのかどうかというのは確認して(いるのか)。

(知事)
 そこのとこまでは聞いてはいません。

(徳島新聞社)
 昨日の会見の中では名簿の管理とマスクをしていないという、対策がなされていなかったということでしたけど、例えばマイクの消毒もされていなかったというふうにおっしゃっていたかと思うんですが、この他、何かその対策かガイドラインに沿っていなかったというところはありますか。

(知事)
 はい。そのあと、詳細な話の中で、やはり1番重要となる消毒っていうのは、お店の消毒、テーブルだとか椅子だとかってあるんですが、1番はやはりマイクだっていうことが指摘があるんですが、それがなされていない。
 それから、もう1つ重要なのが、やはりカラオケの場合には、エアーゾル現象、これを防ぐために換気をしなければいけない。そして、お店は12時から22時までやっている中で、1度しか裏口を開けないということがありました。やはりそうした意味では、根本的な感染症対策、これが全くなされていないと、言っても過言ではないと言えるかと思います。

(徳島新聞社)
 小松島市のお店の方は、名簿の管理は出来ていたんだけれども、逆にそのマスクだったり、フェイスシールドだったりの着用は、従業員の方、お客さんともにしていなかった(ということか)。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 ちなみに換気の方は。

(知事)
 これはよくされていました。というか、裏口をずっと開けておられると。

(四国放送)
 102例目の方は、この方もカラオケ店の、カラオケ喫茶の従業員(ですか)。

(知事)
 そうなんです。102例目の方からスタートとなります。で、実は102例目の方の立ち寄り先の1つがここだったんですね。ということで、当初105例目、106例目の方を接触者として、濃厚接触ではなくて、接触者として調べさせていただいて、その結果、実は陽性が出たと。
 当然のことながら、今度はお客さんにこれを拡げていくと、いう形で順次行った。あるいは業態をお話したときに、検査を受けに来られた方もおられますがね。もちろん、お店の方からご連絡をいつもの常連客の皆さん方には連絡されたという形で、そしてお受けになられたという方々もおられます。

(徳島新聞社)
 昨日の段階で、102例目の方が立ち寄った日は分からないということだったが。

(知事)
 そうなんです。

(徳島新聞社)
 現段階でも、まだ分かっていない(のか)。

(知事)
 はい。ただ発症日で今、調べさせていただいて、お話をしたとおりに、102例目の方よりもこれらの皆さん方の方が、発症日が早いんですね。それと、皆さん方ずらっと判で押したように、先程の8月16日であるとか、8月9日、皆さんここで一堂に会されているんですね。

(徳島新聞社)
 今回、国のクラスター対策班を呼ぶ予定というのは(あるのか)。

(知事)
 はい。で、実はこれ、本県の専門家会議にも当然諮ったところではありますが、これまでの知見、クラスター班との様々な知見の中から、今回はクラスター班に来ていただく必要はないのではないかという形で、今回はクラスター班をお呼びする予定はないと、いうことをいただいております。ということで、本県の専門家会議の皆さん方を中心に対応を進めていきます。

(四国放送)
 今回、このモンレーヴの関連で、その例えば感染経路、解明になるような、例えば県外に行っていたとか、そういうのはないですかね。

(知事)
 これは、これからの積極的疫学調査になります。

(四国放送)
 今のところは分からない。

(知事)
 はい。我々、ですから最初は102例目の方がポイントかなと、ただ意識混濁があって、なかなか聞けないというところがあったんですが、そうではなくて、105(例目)、106(例目)、107(例目)、108(例目)、109(例目)、この方に関係が出てくるなということで、今後もお聞きをできればと思っています。

(徳島新聞社)
 類似の団体に、通達を発出したということなんですが、どういう業界に、だいたい何か所位、どんな内容のものを発出したのか。

(知事)
 はい。またあの、通知については後ほど皆さん方のお手元にお配りをさせていただければと思います。そして、今回、この通知につきましては、「歌唱を伴う飲食店経営の皆様へ」という形で、この皆様方に、そして危機管理環境部の危機管理政策課長名で、依頼文の表題は「新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みについて(依頼)」という形で出させていただきます。
 そしてこの中で、特にポイントとなりますのは、先程も申し上げたガイドラインの中でも特にこれというポイントを明記させていただいています。
 特に「歌唱を伴う飲食店」で注意すべき事項ということで3点。
 1つはグループ間は、テーブルをパーテーションなどで区切るか、できるだけ2m、最低1m以上の間隔を空け、横並びで座れるよう配置を工夫し、カウンター席は密着しないよう、適度なスペースを空ける。
 2つ目、従業員や来店客供に、マスク、フェイスシールド等、目や顔を覆う防護具を装着すること。
 3番目、名簿等での顧客管理の徹底とさせていただいています。
 そして、その次に続くものとして、その他の具体的な感染拡大予防の取組例として、さらに3点。
 1つが、定時の換気の励行。2つ目が、店内の定期的な消毒の徹底。そして、括弧して、あえてマイク等と書かせていただいています。3番目、従業員や来店、来店客の体調管理の徹底とさせていただいております。

(徳島新聞社)
 県内、何か所位あるんですかね。この類似の店舗。

(知事)
 そうですね。今、例えば、カラオケボックス協会というのが約30店舗、これが確実に把握ができるところとなります。あとさらに、この、いわゆるスナックなどというところがあります、ここは社交飲食の関係となります。

(徳島新聞社)
 そこが何か所かっていうのは、現段階では分かっていない。

(知事)
 いえ、危機管理の方で持っていると思いますので、こちらに今あのガイドラインの実践店の数だけが出ていますけど、そこはまた、通知する何か所かといったあたりはご報告させていただきます。

(四国放送)
 あの直近1週間の数字をお願いします。

(知事)
 それでは、アラートの数値に沿って申し上げていきます。
 それではまず我々地方が重視するべき3つの項目、1番目。直近1週間の新規報告者数、18名。17(日)から23日ということになります。次に2番目、その前の週1週間との対比ということで、その前の週は8月10日から8月16日となりますが、ここが31名でありましたので、先週よりは少ないということになります。
 次に感染経路不明割合については、昨日と同様7名となりますので、18分の7、39パーセントとなります。
 次に、大都市部を中心とする4項目、まず、病床の逼迫具合ということで、病床全体に占める入院患者数、200分の57、29パーセントとなります。うち、重症者用については、25分の1、昨日と同様、4パーセントとなります。
 次に5番目、療養者数ということで、本日で入院、予定も含めますと57名ということ、そして宿泊療養が3名となりますので、合わせて60名となります。
 最後、6番目、PCRの陽性率でありますが、1,227分の18、1.5パーセントとなります。 以上、6項目についてであります。

(徳島新聞社)
 入院は予定も含めて、57名。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 療養者は3名。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 今の病棟の逼迫率というか、これは今日の数字ということで。

(知事)
 そうです。今日の正午現在。正午現在なんですが、先程今もご質問があったように、実際に入院しているのは54名、調整中が3名、ただ今日中には57(名)になりますので、57(名)で計算をしているということになります。

(読売新聞社)
 療養者数は今日の数字という(ことか)。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 新規報告者数17(名)で、PCR陽性率が。

(知事)
 18(名)。新規18(名)。18(名)です。

(徳島新聞社)
 新規は18(名)。失礼しました。

(知事)
 18(名)です。あ、私17(名)って言いました。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(読売新聞社)
 あの、先程のステッカーの関係で、会の中で、カラオケ協会、カラオケボックス協会が参加したいみたいな話があったと思うんですけども、じゃあ具体的にはまだ参加はしていない。

(知事)
 はい、そうです。こちらは働きかけていただくということで、調整中ということになっています。

(徳島新聞社)
 すいません、その関連でですね、こういったクラスターが発生、全国でもした施設に対してですね、県としてこれまでどのように呼び掛けとか指導とかですね、対策してきたのかっていうのを教えてください。

(知事)
 はい。それぞれに応じてということで、これまでの3例については、全て国のクラスター対策班と本県のクラスターといいますか、専門家会議、供に行動を行って、特に高齢者施設で、1つは病院に波及をして関連クラスターとなっているところについては、やはり動線をはっきり分ける。さらには、それぞれの消毒のポイントですね。ただ少し残念だったのが、今日の全国知事会のプロジェクトチーム、この第1波についての検証と、最終取りまとめの概要を今日やっていたんですが、やはり全国で高齢者施設、特に特養などの入居施設によくみられるんですが、一旦濃厚接触者として調べて陰性と出た。で、他の人達が入院されました、居なくなった、で、部屋を消毒した。しかしそこへまた(別の方が)入るんですね。そしたら症状が出てくる。で、検査する。でもなかなか陽性にならない。しかし最終的には陽性になると。なんでこんなことが起こるのか。実は、ダイヤモンドプリンセスのときの大きな教訓として、換気ですね。いわゆる換気口などのフィルター、ここのところに抜け落ちがあるということがありまして、今回、今日のワーキングチーム、全国知事会のワーキングチームについては、その注意喚起、これもさせていただいているところであります。
 そうした形で、この飛沫感染、当初ダイヤモンドプリンセスの前は接触感染もかなり言われてきたんですが、やはり先程のカラオケでよく分かるように、飛沫感染、エアーゾル感染と、やはりこれがどうも大きな要因となるということですので、徹底して動線を分ける、そして消毒のポイント、こうした点については実際に、特に2度目に入っていただいたときには、(国の)クラスター対策班が現地へ赴いていただいて、こうした点についてもご指導をいただいたと。
 もちろん、2番目に起こった海上保安部、船の話については、船に乗っていただく訳にいかなかったものですから、ここは徳島保健所からお話をさせていただいて、ご指導をいただいた形でしたが、ここについては海上保安部としても日本初事例ということがありましたので、様々な点、我々も申し上げたところですが、その後しっかりと対応がなされたんではないかと思っております。
ということで、うちとしては大きく2つのクラスターという分類ができるかと思うんですが、今回は4つ目ではありますが、新たな3つ目の、いわゆるカラオケ、歌唱を伴う飲食店という形で、全国定番の昼カラオケなど、いわゆるカラオケ喫茶、そうしたクラスターということになりましたので、それに合う形での対応、特にここについては対処療法よりは市中感染を招かないように積極的疫学調査を進めることがポイントであると、この点については、今日の徳島県専門家会議の皆さん方からも指摘をいただいたところでありまして、そうした意味で国のクラスター対策班を再びお招きをする必要はないと。それよりは積極的疫学調査、あるいは店名を公表して気付いていただいて名乗り出ていただくと、それによって封じ込めを図ると、こうした対策を執るべきであると、こうした点もご指摘をいただいたところです。

(四国放送)
 この今日の3人の方と、あと、3人の方というのは、8月16日の同じ日に昼カラオケ、これ一緒に行っているんですか。

(知事)
 その時間帯が一緒であったかまではお聞きはしていないんですが。

(四国放送)
 で、その3人がいずれの時間に行ったとして、昨日の105(例目),106例目の方が働いているのと同時期。

(知事)
 そうですね。

(四国放送)
 かぶるということですね。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 で、102(例目)の方がかぶるかどうかはちょっと分からないということ。

(知事)
 ご本人からそこは聞けていませんので。立ち寄り先ということだけでお聞きをしたと。

(四国放送)
 16日に行ったのは行ったんだけど、完全に一緒かどうかはちょっと今のところ、夫婦はもしかしたら一緒かも分かりませんけど。

(知事)
 そうですね。ただ、それも分かりませんよね。

(四国放送)
 それもまだ分からない。で、あとですね、モンレーヴというお店っていうのは何席位のお店っていうのは分かりますか。構造というか。

(知事)
 昨日、申し上げていますけど、14席。

(感染症・疾病対策室長)
 18席です。

(知事)
 18席か。18席ですね。

(四国放送)
 これは、こう、カウンターがあって、ボックス席のようなものなのか。

(知事)
 普通はだいたいそんなパターンですが、何か。

(感染症・疾病対策室長)
 そのようには聞いています。

(四国放送)
 カウンターと。

(知事)
 ボックス席ね。

(四国放送)
 後でもいいんですけど、カウンターにだいたい何席座れて、ボックス席に何席位座れるかっていうのは。それは守っていたんですね。

(感染症・疾病対策室長)
 あの、一応18席あるんですけども、やっぱり、あのこういう期間だからっていうことで、まぁ1日、5(人)から8人位のお客さんが、というのはお聞きしております。

(四国放送)
 これもなかなか難しくてすいません。平米数とかは分からないですか。

(知事)
 分かれば。

(徳島新聞社)
 1日に5(人)から8(人)のお客さんというのは、1度に相席するっていう意味ですか、それとも、この12時から午後10時まで、ずっと5(人)から8(人)だけしか入れないんですか。全体とどちらに。

(知事)
 両方あり得るんですが、昨日、私が説明を申し上げたのは、定員が18(人)、そしてその半分以下にしなさいというのがガイドラインなんですよね。それについては、5(人)から8(人)ということで守られていたと聞いていますと、このように申し上げましたので、累積でその日のうち、例えばそれが5(人)から8(人)なのか、あるいはある瞬間、最大が5(人)から8(人)だったのか、おそらくガイドライン的にはある瞬間的にマックスでも8(人)までだったということかと思いますので、ただ、お客さんが1日で8名までだったのかどうか、そこのところは名簿管理ができていないので分からないという状況になります。

(読売新聞社)
 あの、先程の市中感染を拡げないためにということなんですけども、ポイントとしてはさっき当然、あのモンレーヴを利用された方、検査を受けていただくということ以外に、当然、既に別の方にうつっている可能性というのが否定はできないと思うので、そのあたりはそういった関係者の方は、その方も検査を受けてもらったりだとか、そのさっきおっしゃったように症状を、そういった、知らない間にうつされているかもしれないような症状のある方は、そういった出勤などしないようにといったあたりか。

(知事)
 はい。ということで、まぁ昨日は業態を、つまり名簿が管理されてないというので早めに、しかも阿南市でということを申し上げたと。現に、名乗り出た方がおられました。で今日はもうクラスターが認定されておりますので、ここについては公表と、いうことになりましたので、これをお聞きをいただいて積極的に名乗り出ていただければということになります。

(四国放送)
 ちょっと1点、細かくて申し訳ございません。そのカラオケ喫茶には、ステージのようなものは。

(知事)
 いや、そこは聞いてちょっと聞いていませんね。

(四国放送)
 分かりました。

(徳島新聞社)
 感染事例も100例を超えまして、クラスターもちょっと目立ってきているが、改めまして、県内の感染状況について、知事はどのように見ているのか。

(知事)
 はい。やはり、これまで6月19日から全国の移動、日本全体で解禁となったところでありまして、また感染拡大は遅いながらも、新しい生活様式、これに則る形で、そして社会経済活動を上げていこうと。特に7月10日からは、全国大会、これがスタート。Jリーグ、あるいはプロ野球、大相撲、有観客5,000人まではオッケーと。そうなって参りますと、感染拡大、あるいはクラスターの発生、これは必至となるところでありました。
 そうしたものを「起こさない」というよりも、「起こる」を前提に、起こった場合、あるいは起こりそうな兆候のある場合に、いかに早くその辺りを知っていただいて、そして名乗り出ていただき、市中感染に至らないようにするということで、これまでのところ、高齢者施設、全国的に1番実はクラスターがこれまで多かったのは医療施設が1番。2番目が、高齢者、障がい者施設、いわゆる社会福祉施設。そして3番が、いわゆる夜の街クラスターと言われる点、接待を伴う飲食、これが3番目となっているところでありますので、徳島が高齢者施設の関係で2例、そして全国にはない海上保安部の船、これが1例と。
 そして今回いわゆるカラオケ喫茶、ここが1つということですので、全国のパターンから見れば逆に医療機関に起こっていない。院内感染、あるいは集団感染、そうした意味では、医療従事者の皆様方がいかに日頃から高い意識を持って臨んでいただいているのか、ここは非常に感謝したいと思っています。
というのは、医療分野でのクラスターが発生してしまいますと、今度は患者さん方を受け入れることが厳しくなり、一気に医療が逼迫するということになりますので、そうした意味では、今回どこまでこれを押さえ込むことができるのかというのが試される初めての事例となるところでありますので、しっかりと今回店名公表も、国の基準に則りさせていただきましたが、封じ込めをしていければと、そして何としても市中感染をさせないと、いう形で臨んで参りたいと考えています。以上です。

(徳島新聞社)
 この今の状況というのは、クラスター発生、必至ではないかとのことだったと思うんですけど、想定の範囲内というご認識なんですか。

(知事)
 そうですね。もちろん海上保安部のは想定外の話ですが、今申し上げたように第1波の全国的な事例を見ても、1番多い医療がない。で、逆に社会福祉施設、これが2つ出た。そしていわゆる接待を伴う飲食、この関係で特に1番多いと言われている昼カラオケの分野ですね、ここで1つということですので、そうした意味では全国の事例、そのとおりかと。逆に、医療の分野、1番多い医療が出ていないのが徳島の幸いのところと。これは、医療従事者の皆さん方に感謝を申し上げたいと思っています。

(共同通信社)
 2点あるんですが、確認として、今回その立ち寄り先として挙げていただいたんですが、そのモンレーヴで実際にその3人は昼間にカラオケをしていたかどうかという点と、何度も恐縮ですが「カラオケ喫茶モンレーヴ」という名前なのか、「モンレーヴ」と言う名前だけなのか。

(知事)
 はい。まず、簡単な方からいきますと、後段は「モンレーヴ」という名前です。つまりカラオケ喫茶と頭に付いてるか付いていないかって今ご質問だったんで、そうではなくて「モンレーヴ」という名前だけと、固有名詞がね。それから1点目のお昼なのかどうなのかといった点の足取り、ここのところについては、申し訳ありませんが、それはちょっと取れてはいないと。行った日にちは分かっておりますけど。

(四国放送)
 アルコールの提供というのはあったんでしょうか。

(知事)
 これは、お店的には、業態的には可能と。はい。

(四国放送)
 実際その方達が、あったかどうかは分からない。

(知事)
 はい。お昼という場合と、今ご質問あったようにね、あるいは夜なのか、そういう意味でご質問あったのかと思うんですけど。ちょっとそこのところは確認が取れていません。

(四国放送)
 で、先程のマイクの消毒がきちんとなされてなかったということですけど、これはあのマイクを割とこう、回し使いというか。

(知事)
 当然のことですよね、普通。だから、普通は1人が使えば、必ずそれをお店の人が預かって、そのときに普通のふきんで拭いたりするんではなくて、アルコール消毒すると、それで次の方にお渡しをすると。

(四国放送)
 それがきちんとできていない。

(知事)
 できていなかった。

(四国放送)
 これ意外とその接客とはまた違いますね。

(知事)
 そうですね。

(四国放送)
 普通のもう、カラオケを楽しむという感じ。

(知事)
 はい。ただ、飲食は伴うと。

(徳島新聞社)
 3名がどのくらい滞在、どのくらいの時間滞在したのかというのも。

(知事)
 そこはちょっと聞けてないですけどね。

(感染症・疾病対策室長)
 分かります。

(知事)
 あ、分かります。

(感染症・疾病対策室長)
 一応ですね、107例目の方につきましては、1時間半程度というふうなことと、108例目と109例目につきましてはですね、取りあえず2、3時間というふうには聞いております。はい。

(徳島新聞社)
 それが各日、だいたいその位。

(感染症・疾病対策室長)
 そうです。

(徳島新聞社)
 行ったらまぁその位、だいたいそれ位。

(感染症・疾病対策室長)
 そうです。

(徳島新聞社)
 分かりました。

(徳島新聞社)
 その中で、カラオケをしていたのかどうかっていうのは。

(感染症・疾病対策室長)
 カラオケ。

(知事)
 そりゃあもうカラオケですね。

(徳島新聞社)
 (カラオケを)していたと。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 102例目の方なんですが、昨日の会見で、感染経路不明というふうに言っていたかと思うんですが、先程の説明だと、うつされた可能性が高いということになると思うんですが、そこら辺の考え方は。

(知事)
 そうですね。その場合、ですから、その105(例目)、106(例目)、107(例目)、108(例目)、109(例目)、この中のどなたかとこう代わっていただくかと、で102例目を消してですね、ちょっとその辺りについては中で調整を。もちろん専門家会議の皆さん方にもお聞きしておりますので、調整を少し。今日の段階では102例目を感染経路不明とさせていただいています。

(徳島新聞社)
 ちょっと事務的な手続きのことをお伺いしますが、今日の専門家会議の方に相談したというのは、会議を開いたというのではなくって、ご意見を伺ったというような手続きを執ったと。

(知事)
 はい。というのは、いつも2通りありまして、1つは実際に顔を会わせていただく、場合によってはネットでやるというのと、もう1つは電話でそれぞれの委員長をはじめですね、それぞれの皆様方に電話でお聞きして、状況をお話しをしということで、今日は電話の方ということになります。

(徳島新聞社)
 つまり意見を聞いたと。

(知事)
 そうです。意見は全部お聞きします。パターンとしては、まずこういう状況が出ましたと、そしてクラスターの認定という形をとっていいであろうか、良くないのか。こうした点ですね。

(幹事社)
 よろしいですか。はい、ありがとうございました。

(知事)
 はい。よろしくお願いいたします。

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