文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和2年8月13日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それではよろしくお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、私の方から報告させていただきます。
 昨日8月12日、徳島県立保健製薬環境センター及び医療機関の検査によりまして、8名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。県内では63例目から70例目となります。
 それでは、感染者の概要について、以下、説明させていただきます。
 まず、63例目の患者さんについてであります。感染者の年代は60代、男性、阿南保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。阿南市在住の方で、職業は農業です。
 続きまして、64例目の感染者、年代は30代、男性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。徳島市在住の方で、職業は会社員であります。
 続きまして、65例目の感染者、年代は20代、男性、阿南保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表いたします。阿南市在住の方です。職業は医療従事者であります。
 続きまして、66例目の感染者についてであります。感染者の年代は80代、女性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。徳島市在住の方、職業は無職であります。
 続きまして、67例目の感染者についてであります。感染者の年代は80代、女性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。徳島市在住の方、職業は無職であります。
 続きまして、68例目の感染者の方であります。年代は90代、女性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。徳島市在住の方でありまして、職業は無職であります。
 続きまして、69例目の感染者についてであります。感染者の年代は30代、女性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。石井町在住の方であり、職業は介護士であります。
 続きまして、70例目の感染者についてであります。年代は60代、男性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から市町村名を公表させていただきます。石井町在住の方であります。職業は介護施設職員であります。
 感染者の発症日や症状、また行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご覧いただければと思います。なお64例目、65例目の方につきましては、すでに新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院済み、他の方につきましても、現在、入院調整中であります。
 現時点での濃厚接触者について、以下、申し上げて参ります。
 63例目の方は、同居のご家族1名、別居のご家族1名、合わせて2名ですが、お二人とも昨日 、PCR 検査によって既に陰性が確認されております。次に、64例目の方は同僚が4名、別居のご家族1名、合わせて5名。65例目の方は、同居のご家族2名とご友人が1名、合わせて3名。66例目の方は、同室入院の方3名が濃厚接触者ですが、昨日 PCR 検査のうち、お二人が陽性、お一人が陰性、確認されております。ちなみに二人の陽性者については、67例目、68例目の方となります。69例目、70例目の方は、同居のご家族3名が共通する濃厚接触者となります。現在、継続して、積極的疫学調査を実施いたしているところであります。
 なお、プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮をお願いいたしたいと存じます。
 なお、本日、感染が確認された方のうち、64例目の方、69例目の方及び70例目の方々は、症状が出た後にも出勤されておられます。それぞれ一度解熱したなどの理由はあるわけでありますが、やはり職場内での感染、そこから職場外に感染が広がる恐れがあるため、是非、体調が悪い場合には一度解熱したからといって、それで大丈夫ということではなくて、厳に行動に気をつけていただきたいと思います。
 私からの報告は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:毎日新聞社)
 これまでの感染者との関係はありますでしょうか。

(知事)
 はい。関係がございます。まず63例目の方でありますが、この方については55例目の濃厚接触者として同居されていた55例目の方と。例のデイサービスセンター、この関係のもので、実は8月8日に1度 PCR 検査、濃厚接触者として受けられていて、この時には陰性だったんですが、12日に PCR 検査を受け、陽性となったものであります。
 後については新たなものとなります。

(毎日新聞社)
 会社員や医療従事者、介護施設職員なんですけども、具体的に勤務先の名前とかございますでしょうか。

(知事)
 まず64例目の方、会社員の方でありますが、この方につきましてはイオンモール徳島3階の「じぶんまくら」、こちらに勤務の方でありました。お店の方からも了解をいただいております。
 それから今度は医療介護施設の関わりとなっております、65例目の方が医療従事者となっておられます。こちらは田岡病院勤務の方ということであります。
 次に69例目の方が介護士となっております。この方については特別養護老人ホーム・ライム勤務と、徳島市ということですけどね。
 それからさらに70例目の方が介護施設職員となっております。こちらにつきましては小規模多機能型居宅介護事業所・希の里、希望の希の里と書きます。希の里勤務、石井町であります。勤務されている方は以上と。

(毎日新聞社)
 65例目の方は、医師ということでよろしいでしょうか。

(知事)
 はい。理学療法士です。

(毎日新聞社)
 69例目と70例目の方はご家族の方でしょうか。

(知事)
 そういうことです。ということで、共通の濃厚接触者が3名、お互いも濃厚接触者と。

(毎日新聞社)
 ということは娘と父親ということ。

(知事)
 年齢的にはそうなりますね。

(毎日新聞社)
 この中で感染経路がまだ特定できていない方はどなたになりますか。

(知事)
 我々としてみた場合、今回63例目の方は元々濃厚接触者でありますし、64例目の方、この方は実はこの後の行動履歴を見ておりますと、8月5日、実は会社の関係で会議で岡山へ行かれているんですね。そして帰って来られて、しばらく6日から8日に咳が出始めて、あと9日から発熱ということがありますから、そうしたところでいただいてきたんではないだろうかというのが確率としては大きい。
 また65例目以下の皆様方が大体これ一連の関係とこれなってくるんですね。つまり66例目の方はもともと特養のライムに入っておられて、そこで別に今回の新型コロナウイルスではないんですが、急に病を発症されまして、それで田岡病院の方に入院をされたと。そしてその66例目の方の接触者が65例目の方ということになって、この方は理学療法士であります。それで68例目、67例目の方は、66例目と同じ病室の方。そして70例目と69例目の方はそれぞれ親子さんということですから、おそらくこれらの中のどこか一つから来ているということがまずわかると。こうした形で今回、まずこの69例目、70例目、この辺りの皆さん方の行動履歴、この辺りをよくよくお聞きをして、そして割り出してくるのかなと。これらの中のお一人が持ち込んだ可能性が高い、このように見られます。ということで我々としては、濃厚接触、感染経路不明の可能性といった場合は、これだけたくさんおられるわけですが1名という形と見ております。ただこの方も場合によっては外から貰っている可能性もありますので、そこについては現在調査中ということになります。

(毎日新聞社)
 その1名に該当するのが、何例目の方でしょうか。

(知事)
 おそらく順番、発症とか、そういう順番から見ていくと、69例目か70例目、この辺りのところからスタートしてきていますので。

(毎日新聞社)
 田岡病院を利用されたり、田岡病院で働かれていた方ということは、全部で(何名になるのか)。

(知事)
 田岡病院では入院をされて、陽性者ということで絞れば、3名+1(名)ということになります。入院をされた方が3名、そして医療従事者の方が1名、つまり4名ですね。そしてこの一人、入院をして、転院といいますか、特養から移って来られた、入院をされたその前の施設の介護士さん、それとその一緒の(69例目の)ご家族でおられた70例目の方、介護施設職員の方、こうした流れになってくるのかなと、これらは田岡病院の外の話になります。

(四国放送)
 66歳の方は、特養ライムから田岡病院に入院したと。

(知事)
 66歳じゃなくて66例目。(入院については)そうです。

(四国放送)
 この方、いつ特養ライムから田岡(病院)に行かれたんですか。

(知事)
 6日です。

(四国放送)
 発熱の時に田岡(病院)に行かれた。

(知事)
 発熱というよりは、症状、病状が出たんですね。別の。それで入院、緊急入院ですね。その時は微熱ですけどね。

(NHK)
 田岡病院が病院ということでですね、理学療法士の方ではあるんですけども、ウイルス検査の対象はどれくらいにされる予定なんでしょうか。

(知事)
 その濃厚接触者とか、あと接触者との観点ということですか。ここのところは今、病院の方で対応を図っているところです。

(NHK)
 今、具体的に、例えば20人とか50人ぐらいとか、

(知事)
 これは今、これからその関係をやっていくということになりますね。

(感染症・疾病対策室長)
 病院独自でPCR検査を進めておりまして、今のところ約60件ほどされておられると聞いています。今後、保健所の方も立ち入り調査ということでさせていただております。必要な人については検査を進めていくと考えております。

(知事)
 それは病院独自で。

(四国放送)
 田岡病院は万代町の田岡病院ですか。

(知事)
 そう。隣の。田岡病院という名前はあそこだけ。あとは北島田岡とか、必ず(別の言葉が)付きますので。

(徳島新聞社)
 63例目の方の、PCR検査を受けた経緯なんですけども、4日に一度受けられて12日に再度受けたとのことですけども、これまでの経緯はどういうことで。

(知事)
 まず第1回目、8月8日に受けた時には、65例目の方の濃厚接触者として受けられたということです。そして、今回については12日に受けているんですが、この方、8月9日から咳が出始めたんですね。それで8月10日、咳に今度は筋肉痛が加わって、そして11日も同様。それから12日には今度は全身倦怠感が出てきたということで受けられて、そして陽性と。つまり1回は陰性だったんですが、その後に、症状が出てきたと。熱はないんですけどね。それで受けられたと。こういうことになります。

(徳島新聞社)
 その方なんですけども、特段めぼしい立ち寄り先はありますか。

(知事)
 この方の場合にはほとんどそれはないと。60代男性の方でありますので。

(感染症・疾病対策室長)
 濃厚接触者の方ですので、不要不急以外はお家におられたと。

(知事)
 居てもらっているということですね。

(徳島新聞社)
 ちなみに今現在は軽症ですか。

(知事)
 はい。軽症です。

(読売新聞社)
 今回の8例の方の症状、現在の症状を教えて下さい。

(知事)
 はい。症状のある方はほとんどが軽症。順に申し上げていきましょう。まず63例目の方、今ご質問があった方ですが軽症です。64例目の方も軽症です。65例目の方も軽症です。66例目の方も軽症です。67例の方は無症状です。68例目の方も無症状。そして69例目の方、軽症です。そして70例目の方も軽症です。以上となります。

(NHK)
 田岡病院の濃厚接触者の方、同僚4人というのは、病院独自の方の検査に含まれるということですか。

(知事)
 いや、これはもちろん全部そうです。検査をやるのは病院が独自に検査を。ただ濃厚接触者としての認定は我々のほうでさせていただいたと。

(NHK)
 家族の方に関しては県がされるんですか。

(知事)
 今、濃厚接触者としての人たちは、さっき60名ほどって言ってるのは病院が独自で。よろしいですね。

(読売新聞社)
 66例目の方についてですが、先ほど軽症と確かおっしゃったんですけども、元々の原疾患というか運ばれた症状の方が軽症なわけではないですね。

(知事)
 そうです。症状があって今入院されて、ただそちらも含めて今のところ問題はないと。きっかけがそういう病気であったと。

(読売新聞社)
 その病気の方も今は問題ない。

(知事)
 はい。重篤っていうことではないですね。

(徳島新聞社)
 確認なんですけども、63例目の方は、55例目の女性の濃厚接触者ということですけども関係性としては。

(知事)
 ご家族。

(徳島新聞社)
 64例目の方なんですが、「じぶんまくら」でですね、具体的にどういう仕事を。

(知事)
 この方は「じぶんまくら」の方では売り子さんですね。

(徳島新聞社)
 販売員。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 あと、岡山まで仕事で行かれたということで、公共交通機関を使っているかどうか。

(知事)
 申し上げます。64例目の方ということですが、8月5日、岡山で行われた会議に出席の目的で JR を使って日帰りをされています。まず往きにつきましては徳島駅発5時41分、そして岡山駅着が8時15分。
 なお復路、その日のうち、夕刻には徳島に戻られておるんですが、少しここのところずっと熱が高くなっている部分がありまして、少しまだ記憶が定かでないということで聞き取りがまだ完了しておりません。

(徳島新聞社)
 通勤は自家用車ですか。

(知事)
 この方、自転車。

(徳島新聞社)
 当然、接客中はマスクは。

(知事)
 はい。それはされています。今申し上げますと、当然この店についてはマスクはもちろんのこと、イオン全体として、まずサーモグラフィーが置かれている、あるいは手指消毒の徹底、こうしたものをされている、その一つの専門店という形になりますので、そうした対応というのはきっちりとされています。

(四国放送)
 念のための確認なんですけども、介護士で69例目のライムというのは、徳島市国府町中字松ノ本、この老人ホームか。

(知事)
 そうです。国府町です。

(四国放送)
 希の里、これは石井町。

(知事)
 はい。70例目の方ですね。

(徳島新聞社)
 64例目なんですけど、勤務先と自宅以外でどこかに、県内のどこかに寄られたとかは。

(知事)
 はい。この方、ほとんど勤務されておられたんですが、8月6日がお休みということで、ご家族の方も来られていたということがあって、その時に、どういう行動をしたのか、今ちょっとお聞きをしているところですが、ほぼ県内におられたとはお聞きしています。

(NHK)
 65例目の方の医療従事者の家族と友人の方に関しては、県で検査をされるということでよろしいですか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 67例目、68例目の方の濃厚接触者っていうのは、いないんですね。66例目の方の濃厚接触者ということでよろしいでしょうか。

(知事)
 今の話で申し上げていきますと、まずその66例目の方ですよね。66、67、68(例目)がこれ一緒の田岡病院で病室に入院をされていた人ということで、68と67(例目)の人については、いわゆる66例目の方の濃厚接触者という位置付け、そして66例目の方について、この方については濃厚接触者がさっきの65例目の方、失礼しました、67、68(例目)とあともう一人実はおられるんですね。4人部屋に入院されていて、67、68(例目)、この方が濃厚接触者と、もう一人おられてその人は先ほど申し上げた陰性ということでした。
だからこの3名の方を濃厚接触者とみています。

(NHK)
 69例目と70例目は家族ということなんですけども、同居家族3人というのは、それぞれを含めるんですか、それとも含めない。

(知事)
 いえ、含めません。つまり5人です。

(NHK)
 5人家族か。

(知事)
 5人家族で、それぞれの共通が3名いるということです。

(徳島新聞社)
 田岡病院の件なんですけども、66例目を起点にですね、院内感染が発生したとの認識ですか。

(知事)
 院内というより、同じ病室。

(徳島新聞社)
 病室内感染。

(知事)
 病室内感染とはあまり言いませんけどもね。(同じ)病室内にいれば当然、濃厚接触者になりますから。

(徳島新聞社)
 65例目の理学療法士の方はですね、普段どういう仕事を。

(知事)
 ケアですね。既往症、先ほどライムからうつってきた病気に係るケアですね。ということで、理学療法士として対応されたと。

(徳島新聞社)
 例えばストレッチとか。

(知事)
 ケアですね。

(感染症・疾病対策室長)
 機能訓練のような感じです。理学療法士ですよね。機能訓練のような、リハビリとか。

(知事)
 つまり、そういう関係の病ということです。

(徳島新聞社)
 そういう作業だからこそ触れ合うのでは。

(知事)
 接触しますね。で、接触者と。もちろん防御されているので濃厚接触者という認定にならないと。ただ、接触者として病院の方で検査した結果ということですね。

(徳島新聞社)
 当然、作業中は消毒やマスクをしていると思うんですが、この方、他に、要するに60何人かですね、病院で検査をされていると思うんですけども、大体理学療法士が絡んでいる方が、中心になるんでしょうか。

(知事)
 というか、病院の中ではもうそれだけ60何人ですから、当然、その多くの患者さんであったり、そのフロアとか病院独自として、やはり接触者というような形で分析をされて、(検査を)されていると。

(感染症・疾病対策室長)
 ちょっとお聞きしたらですね、リハビリは従事されていたんですけども、主に事務的なことが結構多かったというふうに聞いております。知事がおっしゃったように、病院の方が積極的にということで、前広に自主的に検査をしていただいたと聞いております。

(四国放送)
 これはもう理学療法士ですから、医療従事者としての感染というのは、県内で初めてですかね。今までの例でいくと。

(知事)
 いや、今までも理学療法士の方おられましたよね。ご質問いただいて、理学療法士の方、どんな職業ですかということで。介護の施設の、確か職員の事例があったと思いますけどね。初めてではないと思いますけども。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(毎日新聞社)
 田岡病院の感染防止策はどういうのがとられていたのでしょうか。

(知事)
 田岡病院につきましても当然病院ですので、マスクの着用、出勤前の検温、そして手指消毒、これらについてはきっちりとされておられます。

(毎日新聞社)
 発熱者との動線を分けるとか。

(知事)
 そこで今回、実はその発熱が出て勤務をということに65例目の方はなっているんですね。ただこの方、やはりこの皆よくあるパターンなんですが夜に熱が出て、65例目のいわゆる先ほどの理学療法士の方、8月10日、37.4度の熱が出ているんですよね。その後、熱が出たり下がったりっていう形がありまして、朝に熱が下がるっていう今回の症状、全体的にそうで。なんでこれ皆、例えば64例目の方もそうなんですが、イオンモールの場合にはこれサーモグラフィーがあるんでね、なんで発熱があったのにサーモグラフィーをスルーできたのかと。サーモグラフィーが利かなかったのかと。こういう我々疑問を持つんですが、そうではなくて、その朝熱がおりる、で夜熱が残ると、こういう特色が今回、だんだんわかってきまして、至る所で。ですからそうした形で夜一旦熱があって朝下がったから大丈夫と出勤をすると、そういうんではなくて、やはり夜に熱があった場合は、しばらく様子を見るということをやはりしっかりと求めていかないと厳しいなと。今回の共通して見られる所っていうのはそういった点があるんですね。

(毎日新聞社)
 64例目の方は、8月6日夜にこういう症状が出て、7日朝には熱が下がっていたと考えてよろしいでしょうか。

(知事)
 64例目の方ですね。64例目の方は熱があったところなんですが、やはり(朝に)下がってということですね。夜には38度とか高熱があって、朝下りたり、あるいは解熱剤を飲んで下がっちゃったということもあると。

(徳島新聞社)
 66例目、69例目、70例目の発症日に発熱とあるんですけども、それぞれ何度ずつあったんでしょうか。

(知事)
 はい分かりました。じゃあ66例目から行きましょう。まず66例目については、8月6日が37.0、そして8月7日が37.9、8月8日が37.4、8月9日が37度、そして8月10日に解熱しています。そして8月11日に再び37.5度、そして8月12日37.3度となっています。
 次に69例目の方、こちらは8月4日に37.6度、そして8月5日37度後半の熱がありましたが、その後解熱剤を活用して8月6日には熱が下がってしまった。8月7日、8日と熱がありませんでした。そして8月9日に再び38度台が、そして10日、11日とともに38度台が、そしてこの検査で陽性になった8月12日には36.6 度に落ちています。
 次に70例目の方、8月5日38.8度、8月6日、8月7日は38.8度、同じですね。そして8月8日から10日は38度、そして8月11日、37.5度に下りています。そして当日8月12日、37.5度と。ただし、同じこの日の未明にかけて、つまり8月13日未明にかけて38.6度へと急に上がっています。こうした状況となります。

(徳島新聞社)
 69例目、70例目の方が、施設内でどういう業務に従事していたか。

(知事)
 はい。まず69例目の方については介護士さんでありますので、当然、その施設内入所、特養ですのでね、その方々の直接のお世話をされています。そして70例目の方は介護施設職員ということで、この方は事務職。事務所において主な業務はパソコンの作業ということですので、施設利用者の皆さんとの接触はほとんどありません。

(徳島新聞社)
 ちなみに、69例目のですね接触者の方、濃厚接触者ではなくて接触者について、どれくらいいそうですか。

(知事)
 そうですね。おそらく80名ぐらいに上ってくるんではないかと考えています。これは行政検査としてやらせていただきます。

(徳島新聞社)
 すでに検査自体は、順次。

(知事)
 やっております。はい。

(読売新聞社)
 今の69例目の方の確認で、69例目の方の施設内での接触者は80人ほどいて、県として検査を進めているということですか。

(知事)
 これは施設内の人というと、二通りに分かれて、利用者とそれから職員ということになり、それを合わせて80(人)ほどと。

(四国放送)
 確認なんですけども、63例目の方と55例目の方の関係性、息子さん。

(知事)
 親子です。

(徳島新聞社)
 同様に70例目のですね、接触者は何人。

(知事)
 だから5名。70例目を入れて4名が濃厚接触者で、実はそのもうお一人が69例目の方と、お互いそれが。

(徳島新聞社)
 接触者は。

(知事)
 接触者。そちらについてはまだ調査中ですね。まだ。はい。

(徳島新聞社)
 事務職なんで、利用者との接触は全くないのか。

(知事)
 ないです。パソコン作業ですので。だからその事務室に何名おられたかというので、そのあたり。万が一のこともあるので、まだ調査中ということで。やはり、クラスターに発展しないように、とにかく早め早めに。接触者はできる限り病院とか施設で(検査を)やっていただけるものはやっていただきますし、そうじゃない場合は行政検査で対応すると。

(徳島新聞社)
 2点、田岡関連でですね、先ほど院内感染ではなさそうだとおっしゃりましたけども、院内感染の定義は。

(知事)
 院内感染の場合には、例えば医療従事者が広く罹る、そして入院の患者さん、あるいは通院の患者さん達が広く感染をするというのが院内感染と。今回のように感染の状況が捕まえられてる場合には院内感染とは呼ばない。ただし、今申し上げたように田岡病院の方で独自に入院の患者さんであるとか、職員であるとか、約60名程度を検査、回しているところでありますので、それで例えばこの病室以外のところでたくさん出ているとか、あるいは今回一人理学療法士の方が陽性となっていますが、例えば看護師さんであるとかドクターであるとか、こうした皆さん方が複数、例えば感染している、こうなって参りましたら当然のことながらこれは院内感染という形になります。

(徳島新聞社)
 そうなると、あと数人出た場合は、クラスターとして認定される場合も(考えられるのでは)。

(知事)
 クラスターの場合には一つの施設から5名以上というのがひとつの定義、今4名なっているところでありまして、これをどのような形になるのか単純に数だけってことじゃなくて、目安は5名ということなんですが、当然、その認定の場合には徳島県専門家会議の皆さん方にお諮りをして、「これやっぱりクラスターと考えるよね」、おそらく院内感染のことについても同様に、もし今後、陽性患者がかなり出てくるということになれば、これも合わせてクラスターと院内感染、合わせて徳島県専門家会議にお諮りをした上で、県として認定をするという手順になります。

(徳島新聞社)
 まとめて聞くんですけども、65例目、69例目、70例目のですね、勤務先以外の立ち寄り先。例えば65例目だと、8月9日に友人と外出とかありますけども、それを教えて下さい。

(知事)
 はい。まず65例目の方、今ご質問があったように、8月9日に友人と外出、ドライブを県内でされています。立ち寄り先などもお聞きをしているところでありますが、例えば立ち寄った食事の場所、まずはあまり混んでいなかったということ、そして長時間いなかった、対応をしっかりしていた。こうしたことから、それらの(立ち寄り)先については我々としては公表の手立てに入っていくという形は今の段階では取らないという形になっています。
 次に69例目の方であります。この方はほとんど仕事以外は行っていないということと、発熱が出ていますので立ち寄っておられない状況となっています。
 それから次に70例目の方は仕事とあとはお休みとなっているんですが、この方も実は発熱されていますので、外にはほとんど出ておられないと今の段階ではお聞きをしています。

(徳島新聞社)
 一応、それぞれ通勤方法は何だったのか。

(知事)
 まず65例目の方につきましては自家用車、マイカーですね。そして次に69例目の方も自家用車、マイカーです。そして70例目の方についても同様、自家用車、マイカーとなります。

(徳島新聞社)
 友人とのドライブなんですけど、先ほど県内とおっしゃったんですけど、ほとんど車内だと思うんですが、例えば食事なんかに立ち寄ったりとか。

(知事)
 それは確認してます。それが短時間ということと、お店が空いていたということ。

(徳島新聞社)
 じゃあ、所在地なんかも含めてもう一切(発表しないのか)。

(知事)
 それは申し上げません。

(徳島新聞社)
 例えば、徳島市内の飲食店とか。

(知事)
 言わないですね。はい。

(読売新聞社)
 田岡病院なんですけど、病院独自で60人ほど検査されるということなんですけど、これは入院患者、職員含めてということですか。

(知事)
 そうです。

(読売新聞社)
 検査はもうしたんですか。している。

(知事)
 やっているところです。

(読売新聞社)
 わかりました。田岡病院なんですけど、現在、休診にしているのか。

(知事)
 今、田岡病院さんは8月12日に保健所立会いの下で病院の消毒をされています。そして、本日8月13日から外来を休診されています。

(読売新聞社)
 救急患者の搬送は。

(知事)
 それは対応していただく形としていますね。外来を止めている。先ほどのように、院内感染と、今の段階で認められるものではないということですね。それがゆえに今、早急に対応していただいていると。

(毎日新聞社)
 13日から外来をしばらく休診されるということですか。

(知事)
 そうですね。はい。ちょうど今検査をしていますので、その結果次第ということになってくるかと思います。

(毎日新聞社)
 12日に消毒。

(知事)
 終わりました。

(毎日新聞社)
 これは全フロア。

(知事)
 いや、おそらく関係するその通路、患者さんとして入って来られましたから、入って来られた通路であるとか、あるいは65例目の方の行動の部分とか、恐らくそれは行動きっちりと病院の場合は捕まえてますので、そうしたところ保健所とともに指導を受けて消毒していくと、こういう手順になります。

(毎日新聞社)
 感染者が利用したり通ったと想定される場所を消毒と。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 濃厚接触者を一人ずつ整理していきたいんですけども、まず63例目はもう検査が終わっていますよね。

(知事)
 はい。陰性です。

(四国放送)
 陰性で。64例目の方は4人の同僚と別居の家族1人で5人。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 65例目が同居2人と友人1人の3人。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 66例目が同部屋の方なんで。

(知事)
 それが67(例目)、68(例目)と、もうお一人おられて、この方は陰性だったと。

(四国放送)
 69例目の方が同居の家族3人。70例目の方と共通した3人ということですよね。

(知事)
 そうです。それでお互いが濃厚接触者と。

(四国放送)
 そうですね。はい。次に64例目のイオンの方の「じぶんまくら」の方はですね、例えば、念のために接触者を把握したりはしているんですか。

(知事)
 接触者については、どういう販売形態をされているのかといったところから、今の同僚4名、これが濃厚接触者と。恐らく濃厚接触者というところが接触者ともほぼかぶる部分なんだと思いますね。

(四国放送)
 田岡病院が接触者として先ほど言ってた独自でやる60件のPCR(検査)というのは接触者だからという意味ですね。

(知事)
 そうですね。病院ということで、先ほどの院内感染ということ、そうでないということを立証しなければなりませんので。

(四国放送)
 田岡病院は60件の接触者に対してまずやっていくと。69例目のライムは先ほどおっしゃっていたのは80名。

(知事)
 80(名)程度ですね。

(四国放送)
 これは県の方で検査をされる。

(知事)
 そうです。利用者と職員と。

(四国放送)
 利用者と職員。70例目の希の里は。

(知事)
 今調査中と対応中ですね。

(読売新聞社)
 64例目と69、70例目の方ですけども。症状が出て、一度解熱しているとはいえ、勤務されているということで、最初の発症時に職場に報告とかってのはされたんですか。

(知事)
 64(例目)ですね。いや、お聞きしてません。

(毎日新聞社)
 それは県が聞いて。

(知事)
 そうです。聞いて、今どんな症状でしたかという、毎日毎日の状況を、症状は必ず聞きますので、その結果こうなったと。

(毎日新聞社)
 じゃあ、職場にはこういう症状があったんですけどと相談せずに働いていたと。

(知事)
 はい。というのは先ほども申し上げたように、これ共通してるんですが、お一人だけと、この64例目の方が唯一違うというんじゃなくて、結構その夜熱があって、朝平熱に落ちるというパターンが多くなってるんですね。
 ですから、朝治ったって出かけていくが、証拠にイオンモールサーモグラフィーがありますから、そこに引っかかってないんですね。あるいは先ほど解熱薬を飲んでしばらく効いていると何日間か。こういう例もあります。
 ただ、だからそうした症状が結構、それでもやっぱり陽性というのがこれは出てきてますので、やはり一度でも発熱したらしばらくはそのまま(職場に)報告をいただいて、あるいは職場からも発熱が少しあって熱が下がったから(出勤して)いいって言うんではなくて、やはり2週間自宅で健康観察をすると、そして会社と連絡を取ると。
 この点については、特に今回二つの形で多くのいわゆる陽性患者がデイサービスとかそういう似たようなところで出ていますので、やはりこの高齢者の皆さん方が重篤化する恐れが高いということがありますから、これを今一度早急に各施設の皆さん方にできればお集まりをいただいて、徹底をしたいと、こういう症状があると、つまり夜に熱があって朝解熱してしまう、あるいは熱がちょっとあるなといって、解熱剤飲んだら効いてしまうと。こうした事例が出てくるので、一度でも発熱をした場合にはやはり健康観察、これをしっかりしてくれと。これを徹底をしたいと。そうしなければこうした事例がまた次から次へと出るということになって、これはもちませんのでね。これは早急にやりたいと考えています。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(毎日新聞社)
 とくしまアラートの運用はどうなるんでしょうか。

(知事)
 とくしまアラートについては今回、特に感染経路不明というものがドドッと出た訳では全然ありませんので、今の段階で(感染経路不明数は)1と。つまり一週間経つと消えていきますから。それから言うと今の段階としては逆に下げてもいいぐらいの状況にはなってきてるんですね。ただ、これだけの数が出て下げるというわけにはいきませんので。

(読売新聞社)
 とくしまアラートの関連で、基準となる指標として、1週間の感染経路不明者というのがあると思うんですが、現状を教えていただいてもよろしいでしょうか。

(知事)
 今1です。感染経路不明者。

(読売新聞社)
 細かい確認になるんですけども、69例目は介護士ということなんですけども、介護福祉士の資格を持ってられるんでしょうか。

(知事)
 いや、そこまではちょっとお聞きしなかったですね。一応、介護士というお話になってますので。

(共同通信社)
 確認なんですが、理学療法士の20代の男性の方って、リハビリにあたっていたのは、66例目の方だけ。

(知事)
 67と68例目の方はそれ受けていません。66例目の方の症状というのが、それを必要とする症状で入院をされて、それでケアをしたと、こういうことです。

(共同通信社)
 66例目の女性の方が、6日までライムを利用していたと。

(知事)
 そうですね。難しい話ではなくて、6日に入院したということですから、6日はライムにいて、そこで住んでおられますからね。それで6日に入院をされたと。

(NHK)
 今日の発表ではないんですけども、昨日の62例目の方(の関係で)検査を60人ほどされるというような話があったと思うんですけれども、そちらの結果というのは。

(知事)
 デイサービス優の関係ですね。申し上げます。実は職員の数について今調査中ですと、昨日の会見の時は申し上げたんですが、全部で職員関係を19名足しまして、全部で、最終結果が出てますので。申し上げます。職員が全部で19名、そして利用者が64名、合わせて83名に対して検査をさせていただきました。その結果83名全員が陰性ということになりました。

(読売新聞社)
 今のデイサービス関係で、全員検査して全員陰性になったということですか。

(知事)
 はい。それで結構です。

(読売新聞社)
 感染者が出たイオンモールの対応としては、消毒されたりとかするんですか。

(知事)
 はい。じゃあイオンの関係について少し申し上げていきたいと思います。イオンさんにつきましては8月12日閉店後、この店舗のみ、「じぶんまくら」さんですね、ここの店舗、さらには館内の施設も消毒を既に実施済みとなっています。そして先ほど申し上げたように8月13日から当分の間、このまくらさんのとこですね、が臨時休業。その他は通常営業となっています。

(毎日新聞社)
 12日の閉店後、全ての館内を消毒したと。

(知事)
 ほとんど、どこがどう通るか分からないのでおそらく通路を考えて、保健所と共に指導を受けてやられたと聞いております。

(四国放送)
 昨日も確認したんですが、現在入院している人数と、ホテルの療養が何人なのかを教えて下さい。

(知事)
 はいわかりました。それでは申し上げていきたいと思います。入院受入医療機関、こちらについての今の入院者数ということですが37名。ただし、このうち8名のうち2名は既に入院いたしました。残り6名が今、調整中ということですから、最終今日時点では43名、全部で200床あるうちの43名入るということになります。
 そして、今度は退院基準を満たし、国ですね、ただ徳島県の基準にはまだ満たないということでお医者さんの了解を得て、東横インですね眉山口、いわゆる療養施設に入った方3名が退所いたしました。そして2名が新たに移られて、結果、昨日よりも1名減って今3名となっています。まだ今のところは100床、100室となっていますがね。9月の頭には150(室)に上げたいと、昨日申し上げたとおりです。

(朝日新聞社)
 今のところ、70人の方、今入院されている方のうち、重症になった方とか。

(知事)
 ありません。

(朝日新聞社)
 皆さん軽症で。

(知事)
 はい。中等症はいます。昨日もお二人おりましたよね。

(読売新聞社)
 今回の感染例と、感染者が続いていることを踏まえて、県民への呼びかけというのをお願いしたいんですけど。

(知事)
 まず今、国民大移動と言われるお盆の時期に入りました。くれぐれも出発地あるいは到達地、それぞれのところの知事さん方の言われる点をしっかりとこれは守っていただきたいということと、もしお出でをいただく、これから行きたい、こうした皆さん方で「体調はどうですか」の一声運動をぜひお願いをしたいと思います。
 それと新たな話として今日、この8名に共通するところがあります。つまり発熱をして、ただ朝熱が下がった、前の日に熱があったんで解熱剤を飲んで翌朝下りた、だから出勤をしよう、確かに職場が大変だ、これはあるわけですが、ここも是非その旨を施設の方に、あるいは職場におっしゃっていただいて、極力一旦そうした発熱があったということであれば、しばらく経過観察をしていただくと、今回の事例でもそれから二日後、三日後に再び熱が出る、あるいは味覚障がいになった、こうした事例があって、結果、これが感染を広げる、こうした形になってしまった。もし、たらればですが、その時に(出勤を)堪えといていただければ、ひょっとしたら1名だけで済んだかもしれないということがありますので、是非もう一度、福祉関係の皆さん方には呼びかけをさせていただくこととするわけですが、それ以外の職場においても、そうした特に熱が出たといった点については、軽く見ないでいただきたい。そして軽く解熱剤を飲んで(熱を)下げて、治ったと思ってしまってはいけないということを、これは新たに申し上げたい。
 これは旅行者の皆さん方も同じことだと思うんですね。もう親戚の方とご友人とお約束をしている、約束守らなきゃ、でも熱出ちゃった、じゃあ解熱剤飲んで明日体調を良くするようにと。解熱剤は決して病を治すものではないということも、ぜひ知っておいていただきたい。どちらかというと抵抗力を落とすことになってしまうことにもなりかねないということですから、熱があるというのは一つのアラートが出ているわけですから、しばらく様子をそのまま見ていただいて、より熱が高くなるんであれば、これは療養をしていただくと。あるいは帰国者・接触者相談センター、保健所ですね、それぞれの出発地、あるいは徳島の場合、徳島に来られた場合には、是非、早め早めのご相談、これをお願いをしたいと。
 徳島の場合にはね、0120-109(トーク)-410(しっとー)でありますんでね。109-410覚えやすいですから徳島の方は。ぜひ、これは心がけていただきたい。今回のコロナの一つの特色、「夜に熱が出て、朝に下がる」、こうした点も県民の皆さん方にお知らせをさせていただきますので、是非、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 そしてなんとしても、数が出る、これはもう全国的にやむを得ない話ですので、しかし、早期にその根を断っていく、感染拡大を防ぐ、これがポイントとなりますので、ぜひ賢く恐れていただく、他の都道府県と徳島の今の事例では夜の街でこれが広がっているということではありませんので、そうした点についても是非、賢く恐れていただきたいと思います。

(毎日新聞社)
 66例目の方なんですけども、この方が6日に田岡病院に行かれた時は、この時はPCR(検査)を受けようとか。

(知事)
 違うんです。違う病で入院。入院ですからね。

(毎日新聞社)
 発熱とかではなくて。

(知事)
 じゃないんです。たまたまそこで熱も計って微熱があったと、ということで違う病で緊急に入院をされています。

(徳島新聞社)
 先ほどの知事のお答えにもあったんですが、院内感染かどうかという話なんですけども、同じ病室内なんで院内感染ではないと。

(知事)
 今のところはですね。

(徳島新聞社)
 病院内で感染したら院内感染という意味ではないんですか。

(知事)
 言いません。やはりその多くの他職種、あるいは色々なフロアの患者さん、こうした皆さん方が同時多発的に発症すると。そうした場合がこれまで院内感染と。例えば今回、外来は止めますけど、他の機能はそのまま。というのは院内感染でないがゆえ、ということもあるんですね。ただ今の段階ではそうなんですが、これ今、田岡病院で60(人)以上(検査を)やっていただいてますので、そうしたものの中で他職種あるいは違うフロアの患者さんが陽性になったということで、かなりの数がまとまって出てくるとなれば、当然これは院内感染、そうした疑いが出てくると。これらについてはクラスターも含めてありますので、徳島県専門家会議の皆さん方にもお諮りをしたいと考えています。

(徳島新聞社)
 現状、医療従事者が感染しているんですけども、これだけでは院内感染とは捉えてないと。

(知事)
 ええ、というのは、積極的にそこに接触してますので、66例目の方に。もちろん防御はされてるんですけどね。

(朝日新聞社)
 60件検査されている方というのは、入院されている患者さんとか、病院の医療従事者とかですか。

(知事)
 そうです。

(朝日新聞社)
 今日から外来を中止にされていて、どれくらいの期間かっていうのは。

(知事)
 その結果次第です。もちろんこれで院内感染ということになれば、もう少し広く、ましてや、救急受け入れというのも難しくなってきますんで。それはそれで大変なんですけどもね。

(徳島新聞社)
 PCR検査は約60人ということですね。60人以上ですか。

(知事)
 60(人)超と書いておいていただいて結構です。

(徳島新聞社)
 65から68例目の方は、病院独自の全てPCR検査にひっかかったと。

(知事)
 そういうことです。

(感染症・疾病対策室長)
 65(例目)は県の行政検査で。

(知事)
 65は県。

(毎日新聞社)
 他になければこれで終わります。ありがとうございました。

(知事)
 それではよろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議