〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、私の方から報告させていただきます。
昨日8月11日、医療機関の検査によりまして、1名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。県内では62例目となります。
それでは、感染者の概要をご説明させていただきます。
感染者の年代は90代、女性、徳島保健所管内の方、公衆衛生上の観点から、市町村名を公表させていただきます。藍住町在住の方であります。職業は無職。
感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元の方の資料をご覧いただければと思います。
なお、昨日11日、新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院済みであります。現時点での濃厚接触者につきましては、親戚の方が2名、デイサービス施設の利用者3名、合わせて5名ということになります。現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。
なお、プライバシー保護の観点から、皆さま方には、是非、ご配慮をよろしくお願いいたします。
また、感染者、医療従事者、そのご家族、県外からの旅行者、帰省者に対しての差別的言動については、厳に慎んでいただきますよう重ねてお願い申し上げます。私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
(幹事社:四国放送)
幹事社からまず質問します。これまでの感染例と関係性があるのかどうかが1点目。2点目は、デイサービスの名前を公表するのかどうか。それと、現在の症状はどうなっているのか。デイサービスということで、ご家庭で暮らしている方と思うが、感染経路がもし分かればその点を教えてください。
(知事)
はい。それでは、4ついただいたところです。まず最初のご質問から、これまでの発症例との関係、これについてはないと見ています。
次に、デイサービスセンターの名前ということでありますが、やはりデイ(サービス)ということもあって多くの皆様方がご利用されているという観点、こうした点について施設設置者の方々からも了解を取れておりますので公表させていただきます。デイサービス優、ゆうというのは優秀の優、藍住町であります。
次に、症状についてでありますが、昨日8月11日の段階では、発熱が38度、そして、酸素投与ということでありますので、中等症という形になります。
なお、現在のところ、症状でありますが、入院されまして、現在のところは、熱が37度台、37.3度。
(感染症・疾病対策室長)
今、知事がおっしゃったように酸素を投与されておりまして、熱は継続はしておりますけど、中等症でも状態は安定していると聞いております。
(知事)
ということで、変わらず中等症ということになります。そして、濃厚接触者との話ということですよね、4番目は。感染経路、ここについては、今調査中という形になっています。
(読売新聞社)
検査までの経緯なんですが、この方は発熱の症状が出たので、検査を受けたのか。
(知事)
おそらく病院、医療機関を受けてということですので、そういう状況になるかと思います。
(読売新聞社)
デイサービスに自宅から通われているということなので、自分で外出できるような、そういった方なのか。
(知事)
ただ、デイサービスは施設のバスが迎えに来るという送迎付きということになっています。
(読売新聞社)
感染経路の関わりかもしれませんが、ご自身で出歩くような感じではないのか。
(知事)
それは、可能だと。だから、ご自宅に住まれてますんでね。
(徳島新聞社)
医療機関の検体検査とあるが、これはPCR(検査)か。
(知事)
いや、抗原検査です。
(徳島新聞社)
医療機関が抗原検査を実施して分かったのか。
(知事)
そういうことです。
(読売新聞社)
濃厚接触者は、親戚お二人だったのですが、このお二人は同居しているのか。
(知事)
はい。ここのところが少し、同居っていうことではなくて、同じ敷地内に二棟建って、この方がお住まいの部分とこの親戚の方2名が、お住まいの別宅で、そういう状況、同一敷地内とお考えください。
(徳島新聞社)
デイサービスの職員数と利用者数は分かるのか。
(知事)
はい。こちらについては、今の段階では、調査中ということです。
(徳島新聞社)
そうすると、10日何人ぐらいが利用していたかというのは。
(知事)
まず、10日の利用者、ここはだいたい50名前後、いつもは使われてるようなんですが、この方が使われた10日は60名弱とお聞きをしています。もちろんその正確な数字、当然その方々に対して接触者と見るのか。そうした形でのPCR検査がありますので、もう少し詳細な数字はお待ちいただければと思います。60名弱とお聞きしています。
(徳島新聞社)
この60名弱は利用者か。職員の方はまた別にいるのか。
(知事)
また、別です。はい、利用者が60名弱。
(徳島新聞社)
職員の方のその日はまだ把握されていないのか。
(知事)
今調べているところです。
(読売新聞社)
今のと関連ですが、先ほど濃厚接触者が利用者3人。60人弱の中に3人か。
(知事)
はい。そうです。はい、ご本人も入れてとお考えをいただければ、60人弱。そのうちの3名、我々の場合、どういう方を濃厚接触者として認めるかというと、デイ(サービス)なんかの場合は一緒に近場で食事をされた方と、そのようにご理解をいただければと思います。
(徳島新聞社)
デイ(サービス)の内容ですが、前回は入浴介助があったデイ(サービス)だったが、今回の場合は行って、どんなことをするような施設だったのか。
(知事)
今回の場合、おっしゃるようにまず、入浴、あとリハビリ、そして濃厚接触者、割当てになりましたいわゆる食事、この3つということです。
(四国放送)
この女性が入浴、リハビリ、食事を全てしたということか。
(知事)
はい。
(読売新聞社)
念のためですが、以前も別のデイサービスで感染を確認したときに、同様の高齢者が利用される施設に注意、呼びかけをしたと思うが、この施設については、感染対策、注意していたのか。
(知事)
それは、されているのを確認しています。
(四国放送)
検査を受けた日時というのは。
(知事)
はい、検査を受けられたのは、11日、昨日ですね。で、陽性が出た。抗原検査です。
(読売新聞社)
現時点で、利用者60人弱ということですが、その方々への検査は。
(知事)
60人弱、これはさせていただく予定にしています。もちろん、この60名弱の中にご本人がお一人と、そして、一緒に近場で食事をされた濃厚接触者3名が含まれるわけでありますが、それ以外の方々も含めてこれは接触者として、検査を受けていただきます。
(四国放送)
質問が重複するかもしれないが、この女性をお世話したスタッフは何人か。
(知事)
今それも調べさせていただいている、いわゆる職員っていうことですね。
(四国放送)
今のところ職員数は分からないのか。
(知事)
それを把握して、その職員の中でも、結局、まずはそこのところがまだきちっと言えないかというと、職員の2交代制とか、3交代制とかがありますので、全体が何人居て、そのうち、ここに当たったとみられる人たちを出して、それが結局、人数として検査を受けていただくと、こういう手順です。
(四国放送)
接触した職員についても検査をすると。
(知事)
はい、順次、それが分かったら、どんどんどんどん検査してもらうという形をとっていますので、全体の数というのが少し申し上げられないと、ミスリードになりますので。
(徳島新聞社)
この施設の感染対策は、具体的にどんなことをされていたのか。
(知事)
もちろん、これは我々が日頃から指導させていただいている、その状況ということでありました。例えば、まず職員に対して、ここは出勤時、また利用者に対しては送迎前、検温をしていただいております。
そして、もちろん発熱がある場合には、職員については出勤の停止。利用者については利用の不可、こちらをされておられます。
また、もちろんマスクの着用と、手指消毒、また施設内の換気、外来者の訪問制限、特に、家族及び外来者も面会不可とされています。
(徳島新聞社)
現状、消毒のために、閉館しているとか、利用を停止しているとか、どういう状況でしょうか。
(知事)
そして、当然保健所が現場に入りますので、そして保健所の指導のもと、今日消毒を終えられておりまして、今日から24日までの間、自主休業をされることとなっています。
(徳島新聞社)
濃厚接触者の方の中にスタッフの方は入っていないようだが、これは感染対策を施していて、濃厚接触と判断していないのか。それともまだ、調査が進んでいない段階なので分からないという状況なのか。
(知事)
前者です。
(徳島新聞社)
どんな対策をされていたのか。
(知事)
今も申し上げてますように、きっちりとそうした防御を心がけておられる。こうしたものが現場でも、確認されているということになります。
(徳島新聞社)
確認ですが、8月10日にこの方がデイ(サービス)を利用されたときは、検温で異常はなかったということか。
(知事)
はい。ですから、利用されて逆に11日に熱が出たので、医療機関、そして、抗原検査で陽性と。11日の日に38度の熱が出されていると、いうことになります。
(徳島新聞社)
現時点での見立てで結構なんですが、前回デイ(サービス)でクラスターがあったんですが、今回も利用者の方も多いということですが、クラスターの可能性をどう見ているのか。
(知事)
はい。ここは今のところでは何とも言えないっていうのは先ほども申し上げたように、まず利用者についてはすべて(PCR検査を)受けていただく、そして、職員も割り出して、関係のある人たちは全部、対応していただくということになりますので、その結果待ちということになります。
(徳島新聞社)
ちなみに検査は本日から始めているのか、それとも。
(知事)
今日の午前中から順次始めています。分かり次第どんどんということで、職員の方ですね。分かり次第っていうのは。
(徳島新聞社)
ちなみに検査を受けられた、受診をされた医療機関は公表はしないのか。
(知事)
はい、この分は、十分にもちろん受診機関の方ですから、きちっと対応されているということが確認されておりますので、公表は差し控えたいと思います。
(四国放送)
20例目の方について、お聞きしたいのですが、20例目の方、20代の大学生ですが、その方が立ち寄ったラーメン店についてですが、県の方が名前を公表したと思うが、ラーメン店の方は同意した覚えがないと訴えられていて、その件について、県と齟齬があるようですが、そのことについてご意見を伺えますか。
(知事)
我々としては、必ず保健所がそういったところにも立ち寄りまして、そして、その状況をお聞きして、その上でこの時はかなりいっぱいであったというお話もあって、お店がね、しっかりとその場合には公表していかないと気付きといった点があるので、これはお願いしますよね、という話をしたところ、「やむを得ないですよね」と回答をいただいたと。もちろん、お店のご主人にとってみると、その時やむを得ないと言われたとしても、例えば、一晩経ち二晩経ってくれば、当然のことながらもし名前が出たら、お客さん減っちゃうんじゃないかとそういうふうにお考えにはなられると。我々も例えばそれで一筆を取るとかですね。保健所の場合、いたしませんので、最初のファーストコンタクトで、この状況を判断して、これは公表しないとやはり広がりがある、そうした点をご指摘をして、公表について、といった点でやむを得ないというお話をいただいた時点で、我々としてはさせていただくと。
ただ、そして、思い返せばということもありますから、念を押すということはこれからやる必要があるんではないか、我々もその報道でお店のご主人の方が、「同意をした覚えはない」という話が報道されているというのは、もちろんお聞きしております。
しかし、我々保健所が最初に行ったファーストコンタクトの時、そして、状況をお聞きした時には、やむを得ないという話をいただいた段階で我々としては、公表に踏み切ると。そして、積極的疫学調査。もちろん、お客さんが誰もいなかった、その方お一人と、あるいは2、3人ばらばらということであればね、それは保健所の面々が確認して、これであれば、あるいはきっちりと、例えば全部の席がアクリル板で仕切られていたとかね、それであれば、先ほどの医療機関であったり、施設について、対策が取れてる場合には公表しません、差し控えますということになりますので、そういう状況にはなかったということです。ここは、是非ご協力をいただくと。お気持ちはよくわかるということですね。
(四国放送)
県としては感染拡大の懸念があるので、きちんと説明をした上で向こうがやむを得ないと、一応これは同意という認識。
(知事)
一般には捉える。
(四国放送)
ただ、今後先ほどおっしゃったように思い返せばということもあるので再度確認するのか。
(知事)
というよりも、その段階で念を押すということですね。よろしいですね、と。やはり、相手方の立場のことも考えるとなかなかね、駄目を詰めるということ、なかなかしづらい部分、やむを得ない、この一言をいただければ、我々としては出させていただくということですが、そういった点もありますので、これからはそういった点をきっちり詰める。あとになってもう一度ということでは決してありませんので、これはスピード感、これが求められる。
また感染症法の第16条の第1項、今回ここの解釈を全面的に国が変えてきた、積極的にこれで公表するようにと、我々全国知事会から積極的疫学調査に対して、やはりご協力を得れない、あるいは嘘をつく、こうした事例が全国で多発して、そして感染拡大に、結果つながってしまう。これは何としても、罰則規定を設けてでもやらないとこれは抑えきれないということで、昨日も西村大臣の方に強く言わせていただいてますがね。そういう中で、実は解釈を感染症法第16条第1項は変えてきて、そして、この場合には積極的に公表していくと、いう形に今なっています。
新しい生活様式、あるいは、ガイドライン、これが守られていないと、いうことが確認され、そこで感染が出たといった場合にも、その旨を付して、これは公表していく、これまでとは全く違う、今状況になってきてるということも、是非ご理解をいただきたい。
つまりこれからは、社会経済活動を上げていく、そうした段階で、でも感染を抑えなきゃならない、しかも、日々これだけの感染が出ている、ということになると、よほど今ある法律、あるいは様々な手続き、こうしたものについて、感染を抑える、最大限にこの方向を打ち出さなければ、とてもじゃないですけど、この社会経済活動を上げていくといったことについては、難しくなる。
それは、ひいては日本の経済が終わってしまうということになりますので、ここは我々全国知事会、そして、国に対して、国もそうであると思うんですけどね、しっかりと対策を進めていくと、いうことになります。
(四国放送)
今回のケースですとやむを得ない、念を押すとして本当にいいんですかと聞くということか。
(知事)
本当にいいですかというのを。公表させていただきますよと。
(四国放送)
今後はそれをしていくと。
(知事)
それはその時の話ですが、今後は感染症法の第16条の第1項の解釈が変わってきていますから、積極的に我々としてはこれはそういう対策がなされていない、そういったところで仮にクラスターが出た、今まで例えば、大阪のライブハウスの話がありましたね。そして、吉村知事が何度も向こうにアプローチをかけて、結果公表がOKになったと。ただあれによってうちもそうですけど、高知でものすごく大きな、あれが出てきましたけど陽性者がね。
だからそうしたこと考えると、これからはもうクラスター発生が出た、直ちにも公表してしまう。
それから今度は立ち入った場合に、今回のガイドラインがしっかり守られてなくて、陽性患者が出たと、もちろん今回のラーメン店の話はそこで出たということではないんです。
ただ、陽性患者の人がそこに寄られている。そして、いっぱいのお客さんがいたと、いうことから、これはやむを得ないですねという話になります。
ですからこれからは、運用基準がかなり変わってくる。極力公表していくという方向に移っていくということも、是非ご理解をこれは国民の皆さん方にいただきたい。
ですから、是非ご協力、かといって何もなく一方的にこれをしますよ、対策やってるのにやりますよ、これはできないわけですけどね。ただ、クラスターが出た場合は違う。
(徳島新聞社)
古い話になるが、26例目と28例目の方が数時間にわたって徳島市の飲食店を3店舗回っているという事例があったのですが、あのとき普通に考えて恐らくマスクを外して飲食されていたと思うが、一方で王王軒さんは滞在時間は20分だったと思うが、その辺で一貫性がないように思われるが、この場合はなぜ公表は控えたのか。
(知事)
一貫性がないのではなくて、そこのところは保健所が必ずそこに入って、その状況を確認をした上で対応する。別にラーメン屋さんのところだけそういう特別な扱いをしたということではなくて、入った時にお店がほぼ満杯の状態であった。これはご本人がそのように言われているところでありますので、そうしたところから当然お店に行って、その状況を見て、当然その保健所が行ったときには、お客さんがたくさんいるわけではありませんからね。
ただ、もう一つの26例目と28例目、これは恐らく深夜にかけて、という話も聞いていました。その段階では恐らく、お客さんが満杯であったということは恐らくなかったんではないか。もちろんそれが満杯であったら同じ扱いになっていたことは明らかです。
(徳島新聞社)
満杯でなかったというのは、ご本人がおっしゃっていたとか、お店に確認は取られたのですか。
(知事)
これは入って、確認させていただいています。
(徳島新聞社)
今後も満杯でなかったらたとえマスクを外して長時間滞在したとしても公表はしないということになるのか。
(知事)
その時の状況ですね。それはそのために保健所があるわけで、決して私が勝手に言ってるわけでもなんでもないわけですから。
(徳島新聞社)
満杯だった以外に公表しなかったという条件になったのってあるんですか。26例目、28例目、具体的にありますか。
(知事)
その時の状況なんでしょうね。そのお二人は、当然陽性患者になってるわけですから。あるいはお店の人たちが、どんな対応をしたのか、まずはうつる可能性があるのお店の方、だからお店が、防御ちゃんとできてるのかどうか。
次にお客さんがまたマスクを仮につけてないとした場合にも、大声を出していたか、例えばカラオケ屋さんだったのか、単なる飲食店だったのか、これは大分様相が変わってくると、いうことで今では、大体類例化ができてきまして、やはり一番のポイントは近接をして大声を出す環境にあったかどうか、これが一番大きなポイント。ということで、今国も、我々都道府県も大声を出しての飲食、特にお酒を伴うものについて控えていただきたい。昨日そのための啓発グッズを出したっていうのもそれに関係をすることとなります。
(徳島新聞社)
この3店舗を巡ったときお酒は召し上がっていたのか。
(知事)
当然深夜ですからねと、聞いていますが。
(徳島新聞社)
ただ大声は出していなかったのでということか。
(知事)
そういう状況にはなかった。
(徳島新聞社)
ちなみにお店側に公表は求めたのか、この場合。
(知事)
そうした場合はお店の公表を求めるというよりも状況を聞き取りをして、その段階で大丈夫だということであれば、何も我々としては公表したいが故にやってるわけではない、もちろん。当然、感染症法上は第2項の方に、あくまでもプライバシーをしっかりと守るんだと、風評被害を防ぐという項目もあるわけですから、当然積極的疫学調査の中でこれは公表をせざるを得ないと踏み込んだ場合に公表、同意を求めてきた。でも今は、それは積極的に公表していく、こういうふうに解釈が変わっている。でも第2項は残っているということですから、我々として積極的にとにかく公表するんだと、いう立場にあるわけではない。ただ積極的疫学調査の結果、それは感染拡大を招く恐れがあるということであれば、もちろん今の状態でも同意を求める。ただクラスターの場合には、もう同意は関係ない。こういう状況になっていることを是非ご理解をいただきたい。
というのは、これまでの様々なそうした事例が、全国では起きているんですよね。ということで、統一したやはり方向性というものを定めるべきだ。強く我々全国知事会として、申し入れをしてきて、今国の方でも、そういう統一見解になったということです。
(徳島新聞社)
26例目と28例目は特に公表するということで同意は求めていないのか。
(知事)
はい。
(徳島新聞社)
昨日の60例目と61例目の方、ご高齢の方ですが、容体は。
(知事)
まず、60例目、男性の方ですね。今、37.5度前後にまで熱が下りています。ただ熱があると。それから息苦しさの症状は引き続き、ということで酸素吸入をされていますので、今も中等症という形になります。
それから次に61例目の方、高いときには38.5度まで実は熱が上がる、昨日の発表の時には38.1度と申し上げておりましたが、今朝の段階では37.4度にまで下がっている。この方は酸素吸入を行っておりませんので軽症という形になります。
(四国放送)
確認ですが、デイサービス優は医療法人清樹会の行っているところで、藍住町奥野のところか、間違ってはいけないので。
(知事)
間違いありません。
(徳島新聞社)
毎回ですが、本日も退所された方がいるので、入院者数と療養者数をお願いします。
(知事)
はい、では申し上げます。まず入院受入医療機関に入院しておられる方の数は、昨日より1名減って37名となりました。そして今度は、療養体制に移った、つまり東横インの側ですね。昨日は6名おられたんですが、今もお話がありましたように、19例目、20例目、21例目、そして26例目の4名が退所されました。
その代わり2名が国の退院基準を満たし、ドクターからの了解が得られて、今療養体制に入ったということで、差し引き2名の減、今は4名となっております。
なお、東横イン、従来からここに数を増やしていこうという話を申し上げて参りました。そして、今度は医療スタッフであったり、あるいは里帰り出産の方であったり、またどうしてもご実家に戻ることができず、でも徳島に戻らなければと、こうした皆様方の受入体制、こうしたものができてきておりますので、9月の頭を目処に東横インの収容数、今は100でありますが、これを150に拡大させていただきます。
もう一度申し上げますと、9月の頭を目処に、東横イン、今100室でありますが、これを150室に上げたいと考えております。
ということで、全体でいきますと昨日ご報告を申し上げましたが、いわゆる入院受入医療機関、12病院、今200床、スタンバっていただいております。そして、東横インの側につきましては、9月の頭を目処に150床へ拡大となります。今後のバックボーンとして、記者の皆さんには知っておいていただければと思います。
(幹事社)
よろしいですか。ではありがとうございました。
(知事)
はい、ありがとうございました。