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令和2年8月7日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは知事、発表の方をよろしくお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の患者さんの発生について、発表させていただきたいと思います。
 昨日、徳島県立保健製薬環境センター及び民間検査機関の検査によりまして、2名の新型コロナウイルス感染症感染者の発生が確認されたところであります。
 県内では、54、55例目となります。それでは、患者さんの概要について、ご報告させていただきたいと思います。
 まず、54例目の患者さんであります。患者さんの年代は10代、男性、徳島保健所管内の方で、公衆衛生上の観点から、市町村名を公表させていただきます。北島町在住の方であります。職業はプロサッカー選手であります。
 続きまして、55例目の患者さんであります。患者さんの年代は90歳代、女性、阿南保健所管内の方、公衆衛生上の観点から、市町村名を公表させていただきます。阿南市在住の方であります。職業は無職であります。
 なお、患者さんの発症日、症状、行動歴については、記者の皆様方のお手元にお配りの資料を御覧いただければと思います。
 現在、54例目の方については、感染症指定医療機関に入院済み、55例目の方は入院調整中であります。併せて、濃厚接触者の有無など、積極的疫学調査も、継続して実施しているところであります。
 プライバシー保護の観点に、是非、ご配慮をいただければと思います。
次に、県民の皆様方に対しての注意喚起であります。
 いよいよ週末から3連休、そして、日本の民族大移動といわれる、お盆シーズンを迎えることとなります。
 お盆を徳島で過ごそうと帰省を予定されている方、また、国のGoToトラベルキャンペーンを活用して、県外への旅行を計画されている方もおられることと思います。
 これまでもお願いして参りました3密の徹底回避、手洗い、手指消毒の励行、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、また、発熱があるなど体調が悪い場合には、出勤しない、させないなど基本的な感染拡大予防の取組みに加え、是非とも、帰省などをされるご親戚やご友人がおられる場合には、体調をご確認いただきたいと思います。
 そして、もし発熱など体調が優れない、そうした場合には、帰省等を自粛していただくように、是非、呼びかけをしていただくこと、県をまたぐ移動を予定されている場合には、ホームページなどで訪問先の情報を事前にご確認いただき、感染が拡大しているエリアへの訪問を自粛していただくなど、訪問先の都道府県のそれぞれの知事さん方の要請に沿った行動を是非とっていただくよう、感染拡大予防、防止の協力をお願いをいたしたいと存じます。
 併せて、1点、ご報告をさせていただきます。
 入院受入病床数については、最大12病院、200床とすることを新型コロナウイルス感染症対策協議会で申し合わせ済みであり、感染者発生動向に合わせ、対応病院を増やしていくことといたしております。
 今般、2つのクラスターが同時に発生したことを受け、感染症指定医療機関4病院49床体制から、明日8月8日には、感染症指定医療機関以外の2病院を加えまして、6病院67床体制に拡大することといたします。
 また、宿泊療養施設については、本日より「東横イン徳島駅眉山口」において、陽性患者さんのうち、症状がすでに軽快されており、医師の判断で病院外での療養が可能な段階となった方の受入れを開始いたしました。
 これによりまして、医療従事者等の一時滞在施設として活用ができなくなるため、明日より、新たに徳島市と阿南市の2つのホテルを借り上げることといたしました。
 阿南市のホテルは、県南の医療従事者の皆さんを中心にご利用いただく運びとなります。
 引き続き、入院必要患者さんに対する病床数の確保など、万全の医療提供体制を確保して参りたいと考えております。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:四国放送)
 明日から借り上げる徳島市と阿南市のホテルはどこなのか。

(知事)
 これについては、患者さんを入れるホテルではありませんので、公表は控えさせていただきます。

(幹事社)
 各社さんどうぞ。

(読売新聞社)
 55例目の方ですが、31、32、36から40例目の接触者ということだが、デイサービスの利用者という考えでよろしいか。

(知事)
 そうです。実は接触者というか、濃厚接触者とお考えをいただければ。

(読売新聞社)
 ホテルの借り上げですが、明日から利用できる状態なのか。

(知事)
 そういうことですね。

(読売新聞社)
 何人ぐらいそこで泊まれるのか。

(知事)
 それも(公表は控えさせていただきます。)。大体、それで特定できてしまいますのでね。あくまでも患者さんが入るわけではない、ということをご理解いただきたいと思います。

(徳島新聞社)
 2施設とも帰省の方、妊婦さんを含め受け入れるということか。

(知事)
 今の段階としては、まず医療従事者の皆さん方を中心に考えたいと。ただもちろん、そうしたニーズがある場合には、その皆さん方にもお入りいただくと。

(徳島新聞社)
 2施設とも医療従事者の方々を中心に利用してもらうのか。

(知事)
 はい。ただ要請があった場合についてはもちろん、今までのサービス、つまり、里帰り出産であるとか、どうしてもご自宅の方っていいますかね。関係のところにも帰れないと、そうした皆さん方にもご利用いただこうと。

(NHK)
 54例目、55例目の方々なんですけど、まず54例目の方、昨日ヴォルティスの方から50人ほどが(PCR)検査を受けるということだったが、チームの50人の中から新たに陽性になりそうな方が出ているのかと、(55例目の)女性の方は濃厚接触者はいないのか。

(知事)
 はい。まず、54例の目の方ということですが、こちらは会社の方で全てこの方自身も民間機関の方に依頼して、陽性が分かったということとなりました。それ以外の皆さん方についても、濃厚接触者あるいは、そうでないチームメイト含めて、今お話があるように50名ほど、民間医療機関でやると聞いております。
 それから、55例目の方の濃厚接触者ということですが、同居のご家族が2名、別居のご家族が1名、(計)3名となります。

(NHK)
 この方達もウイルス検査は今からやるのか。

(知事)
 やります。

(NHK)
 54例目の、民間でやられた方々は今のところ陽性が出た情報は入っていないのか。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 デイサービスとか海保、老人ホームのそれぞれ関係者の検査が進んでいると思うが、既に終了したところはありますか。

(知事)
 実は、午前中にそのご質問があって、午後答えをすると申し上げておりました。午前中のその場合は海保ではなくて、デイサービス関係ということで以下お話をしていきたいと思います。
 まず、デイサービスセンター、こちらについての検査状況についてであります。
 本日までに利用者44名、そして、職員10名の検査を実施いたしております。そして、レビュー、おさらいになりますが、このうち利用者で6例、6人、そして職員が2名、陽性が確認をされたと。そして、現時点で検査が必要とされる方の検査はすべて終了いたしております。
 今度はケアハウスの関係です。こちらも本日までに、利用者63名、そして、職員12名、その検査を実施いたしまして、利用者2名、陽性が確認されました。現時点で検査が必要とされる方の検査は、こちらもすべて終了となったところであります。
 海保については、今まだ対応しているところということになります。

(読売新聞社)
 ということは、デイサービスとケアハウスはクラスターの封じ込めというか広がりは一旦抑えられたのか。

(知事)
 はい。ただ念のためということで、実は、デイサービスセンターとつながっている建物の施設がありまして、こちらも念のため、これは濃厚接触者とかそういうことじゃないんですが、念のためこちらは検査をしておりますので、あえて全てがパーフェクトに終わったかといったらそうではなくて、ここの部分が後あると。ただ、デーサービスセンター、あるいはケアハウス、接触者、濃厚接触者については、すべて終了した、このようにお考えをいただければと思います。

(読売新聞社)
 その接触者は、普段の行き来はなくていわゆる接触者という扱いではないということか。

(知事)
 そういうことです。はい。

(読売新聞社)
 万が一接触していたらということですか。

(知事)
 接触していたらということよりも、万が一ということですね。

(読売新聞社)
 少なくとも普段の業務等で接触があるとか、そういうことではないと。

(知事)
 そういうことです。

(読売新聞社)
 施設というのはデイサービスのところの関連か。

(知事)
 同一の建物で繋がっています。

(徳島新聞社)
 54例目の方ですが、7月31日に飲食店を利用しているが、どこのどういった業態の飲食店なのかわかりますか。

(知事)
 はい。ここについては、まず、聞き取り調査の中ではお客さんが少なかったということ、また店において、様々ないわゆる感染対策、また特に席の配置、工夫ですね、感染防止対策がとられているということで、感染拡大、その可能性が低いということで、店の詳細については、公表を控えさせていただければと思います。

(徳島新聞社)
 どのような形態かも公表はしないのか。

(知事)
 おっしゃるとおりです。

(徳島新聞社)
 確認ですが、陽性が判明した日の確認になりますが、54例目の方は6日ということでよいか。

(知事)
 県への報告が6日なんですが、確認されたのは5日になります。

(徳島新聞社)
 東京から来られた方に対して、同じように民間で検査されて、その後、県の行政検査をやり直したケースがあったかと思いますが、今回のサッカー選手の方に関しては、行政検査はやらずに民間の検査だけで陽性と判断したということか。

(知事)
 ありました。そうです。前回の前にはご依頼があったんですね。つまり、精度の問題という話もあって、ご依頼があって行政検査をしていただきたいと。そうした場合にはお受けをするということになります。

(徳島新聞社)
 今回は依頼がなかったので、民間の検査だけで陽性と判断したのか。

(知事)
 はい。

(毎日新聞社)
 午前中の会見で話されていたが、念のため確認させてください。現時点でお盆期間に県民に向けて帰省自粛を要請しないお考えに変わりはなくて、県民には感染対策をとってほしいお考えか。

(知事)
 午前中にも申し上げたように、あくまでも現段階ということで、その後のスケジュールを少しお話を申し上げたと思います。ステップが1つ進んでいまして、今日既に、有識者会議の新型コロナウイルス感染症分科会、これが終了いたしました。
 そして、既に報道もなされていますが、4段階、これに全部ステージを分けると。それぞれの基準、例えばそれぞれの基準もいくつか指標があるんですが、大都市部と地方部とで、どこにターゲットを絞るのかっていうのも別れる、というそういう捉え方を今回しておりまして、ちょうど今、大臣の会見が始まった頃ぐらいかと思いますけどね。まず尾身座長さんと全国知事会から出てもらっている平井知事、二人でまずは会見、それからその後、西村大臣の会見と、こういう二段構えの会見になりますが、また、その当たりも今、私が申し上げた点は確認いただければと。
 そして、これらを用いて、明日(午後)1時から、全国知事会、リモートで開催をして、今回のこの決めた方針についてということと、今、ご質問のある民族大移動というお盆、これを控えて、さあ全国知事会として、国民の皆さんにどんなアナウンスを出すのか。
 あともう一つは、第1波、クラスターの発生、メカニズムなど様々な検証、知見があるわけですので、それを分析をして、今後の第2波、第3波に備えていく、ワーキングチーム、今の検討状況と。アウトプットを出すのに8月中に出せるかどうか、こうしたところを含めてこの3つを議題として、土曜日に行うということですので、今ご質問のあったお盆の時にどう呼びかけるか、お盆を控えてね。これについては、明日待ちということになるかと思います。

(毎日新聞社)
 あくまで現時点では、帰省自粛を要請しないけど、明日の全国知事会で方針が変わるかもしれないということか。

(知事)
 そうですね。午前中にも申し上げたように、政府の方からは総理が会見されて、このお盆期間、様々な諸注意、私が先ほど申し上げたようなね、そうしたものをしっかりとしながら、そして、お盆、注意をして出かけてくださいと、こういう形になっているんですね。
 そういう日本全体の方向性ということもありますし、また徳島の今の状況、これを考えてやはりやっぱり十分注意していただく、あるいはお互いに確認をする、あるいは出かける、そうした場合については、それぞれの都道府県での知事達がメッセージを出していますので、それをしっかりと聞いて確認してもらいたい。今の段階としては、そのような段階と、ただこれをさらに深めていくのか、あるいは新たな注意事項を加えるのか、これについては明日、それぞれが持ち寄って、意見を出して、最終的に全国知事会としての一つの国民の皆さん方への呼びかけ、という形に出来れば。そして、それを受けて徳島としてしてどうするのかということを決定したい、こう考えています。

(徳島新聞社)
 とくしまアラートは、一部変更ということもあり得るのか。

(知事)
 それについては、逆に今回の分科会が出した4つの基準、そして指標が6つほどありまして、それも感染が非常に進んでいる、今日、東京が462(名)となっていますが、こうしたところの対応と、まだまだそこまではいっていないという地方の対応で、重視すべき指標、これを違うような形に書いてあるんですね。大都市で感染がかなり進んでいるところは、こちら側の指標を重視しましょう。そうでないところではこちら側の指標を重視をしましょうと。
 こうしたものも含めて、明日全国知事会で議論をさせていただいて、我々としても咀嚼をして、本県の対応を決めていきたいと、そこで、今あるアラートといったものを果たして変えるのか、あるいは今のアラートの中に新しい指標を入れ込むということもありますので、そうしたものに則って、例えばそれぞれ今4区分、注意も入れると4区分ありますから、それぞれでどんな形を県民の皆さん方、事業者の皆様方に呼びかけるのか、今感染拡大注意ですが、全てを使っているわけではないと。先ほど申し上げたと思うんですが、そうしたものをどう使っていくかというのはもちろん変更というのはあり得る、ということになります。でも変えることが前提ということではありませんけどね。

新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 先ほどデイサービスとケアハウスの人数についておっしゃっていましたが、ケアハウスに入所して、デイサービスを利用した方もいらしたと思うがそのカウントはどういうふうになっているか。

(知事)
 はい。まずデイサービスの関係については、もちろんこれはデイサービスを使ったということと、あと職員、利用者と職員で分けさせていただいてます。
 それから、ケアハウス、こちらについても利用者と職員、これに両方分けていると。当然利用者の中で、現にこのケアハウスの方で、デイサービスに行ってかかったという方がおられますから、そうしたものについても重複というものは避けて、だから陽性患者がダブルカウントされてるということにはなっていない。
 例えば、ケアハウスから向こうのデイサービスへ行ってかかった方、あくまでもケアハウスでカウント、もう一人の方は自宅からケアハウス(デイサービス)へ通ってましたので、これはケアハウス(デイサービス)としてカウントとこういうふうにさせていただいてます。ダブルカウントはないと。

(徳島新聞社)
 デイサービスに限って考えると、利用者は7名、職員の方が2名が陽性患者ですか。

(知事)
 陽性患者ですか。利用者は6名。かぶらせた場合ですね。それだと7名になります。

(徳島新聞社)
 家族の方がお一人いたので、デイサービス関連としては今のところ10名ということでよろしいか。

(知事)
 さらにね、2名であと1名。3名ですから。

(感染症・疾病対策室長)
 職員を含めデイサービスが8名、家族の方が1名、ケアハウスの方が2名になります。

(徳島新聞社)
 55例目の方ですが、行動歴にデイサービスの利用日がないのですが、直近でいつ利用されたのか。

(知事)
 デイサービスを利用した日っていうことですか。週一回なんですけどね。(感染症・疾病対策室長に)大丈夫ですか。デイ(サービス)の利用日。

(感染症・疾病対策室長)
 確認はしております。7月31日です。

(徳島新聞社)
 昨日発表した10人の方の入院状況は。

(知事)
 入院したかどうかってことですか、症状ですか。

(徳島新聞社)
 入院したかどうか。

(知事)
 入院しました。はい。

(徳島新聞社)
 現在入院している感染者の方全部で何人いますか。


(知事)
 はい。現在のところ、入院をされた方は今40名。つまり、病院に入ってる方は40名ということになります。

(徳島新聞社)
 これ全て感染症指定医療機関か。

(知事)
 そうです。正確に言うとですね、39名、今病院に入っていて、1名が入院調整中。合わせて40人が入る予定になると、今日の段階で。計算されるとおそらく1人合わないということになると思うんですね。この1人がさっき、東横インに、いわゆる国の退院基準、これを満たして、ドクターがそれで大丈夫だと。徳島の場合には、国の基準よりも厳しく2回PCR(検査)で、陽性が確定されないと退院しないという形になっていますので、普通は国の基準でいくと東横インに入らなくてもいいんですけど、本県の場合には、やはり東横インで療養を続けていただいて、PCR検査、2度目のクリア、これをお願いするということで、感染症病棟に入ってる人は、今39名、できれば今日中に入っていただく、調整を行ってる人が1人、合わせて40名が入る予定と。
 そして、お一人がそこから東横インへすでに移った。だから、国の基準でいうと患者さんは40人、ということになります。これで分かりやすくはなったと思うんですけどね。

(徳島新聞社)
 罹患者という言い方をすると、40名が罹患者か。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 今、病院に入院しているのが、38名か。

(知事)
 39(名)。

(徳島新聞社)
 そのうちの一人が宿泊施設に行かれたのか。

(知事)
 もう一回言うとですね、今既に状況がどうなってるかっていうと、感染症病床に入ってるのは39名、今日の54例目の方ももう入ったと。そして、55例目の方がまだということで、この方が調整中1(名)。だから、39(名)が入っていて、1(名)が入る予定、合わせて40名が今日中には入る予定。そのうち昨日まで入っていた1名の方が、今日ドクターの判断もありまして、また国の退院基準は満たしているということで、東横インの方に移っていただいて、そしたら療養体制に入るということになります。

(徳島新聞社)
 国の退院基準を満たした1名の方は、本日の午前中に移られたのか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 午前中から、東横インは利用開始をしているのか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 医療従事者が使うホテルですが、徳島市、阿南市で1施設ずつか。

(知事)
 はい、そういうことです。

(徳島新聞社)
 明日から利用開始ということだが、期間を定めているのかと、予算額はどれくらいになるのか。

(知事)
 はい。期間については、眉山口と同じ期間を使えればと考えています。だから、3か月ですね。8月、9月、10月。

(NHK)
 ホテルについて、フロアの借り上げか。

(知事)
 借り上げです。

(NHK)
 明日から6病院、67床になるのか。

(知事)
 借り上げは、室数で借り上げていますね。医療従事者の場合はということで、このホテルの分ですね。それぞれ実は8月の状況と9月の状況で変わっているので、あまり今の段階でこう言ってしまうと、ミスリードになるかと思います。

(NHK)
 棟を借り上げではなくて、部屋を1フロア、2フロア借り上げるのか。

(知事)
 そうです。フロアとして、お借りをするということですね。

(徳島新聞社)
 予算については。

(知事)
 はい。(医療政策課長に)言ってもらおうか。

(医療政策課長)
 徳島市の方でしたら、10月末までで約2,040万円。阿南市の方も同じく、10月末までで、約560万円。合わせて、2,600万円。

(徳島新聞社)
 財源は。

(医療政策課長)
 東横インと同じく、4月補正予算の方で、予算成立済みのものです。

(徳島新聞社)
 危機管理調整費ですか。

(知事)
 緊急包括支援交付金ですね。

(徳島新聞社)
 54例目の方の感染経路は。

(知事)
 今のところ、まだ調査中という形になります。

(徳島新聞社)
 分かればでいいですけど、現在までのところで感染経路が不明の方は何人いるのか。

(知事)
 不明というか、不明と目される方、まだ調査中なんでね。5名は超えたっていうことにはなっているんですけどね。(感染・疾病対策室長に)ありますか。

(感染症・疾病対策室長)
 累計で知事おっしゃったように調査中ですが、未確定の分につきましては、11例と考えています。

(知事)
 ただこれ1例目からいくと、あの消える部分がありますからね。

(毎日新聞社)
 そのうち退院されている方は、分かりますか。

(知事)
 今は累計で申し上げたところですからね。今というより、累計として、1例目から入れてっていうことなんで、1週間経つと消えるというルールにはなっていますね。当然、退院された方もおられますから。

(徳島新聞社)
 その累計は直近1週間でお答えいただいたのか。

(感染症・疾病対策室長)
 直近ですと、8例。

(徳島新聞社)
 1例目から55例目までいうと、11例ということか。

(知事)
 そういうことです。

(感染症・疾病対策室長)
 54例目は除いてということです。

(徳島新聞社)
 54例目を入れたら、直近では9例か。

(知事)
 そこね、難しいんだけど。だから、可能性なんでね、まだね。目されるかと、マックスでというふうに捉えてもらった方がいいかもしれないね。何人と言っちゃうとね。

(徳島新聞社)
 国のクラスター班の活動状況で分かることがあれば。

(知事)
 はい、わかりました。まず、国のクラスター班がお二人、8月5日に要請して、6日にお越しをいただきました。そして、6日からこの万代庁舎、また阿南保健所、徳島保健所において活動を現在いただいているところであります。
 そして、一昨日もどんな方が来られてるんですかっていうお話がありましたので、もう1回レビューとしてお答えをさせていただきたいと思います。
 国立感染症研究所、こちらに所属をされている疫学専門の医師と、そして臨床検査技師のお二人ということです。
 そして、活動についてということですが、特にクラスターが発生したのが、二つということで、まずデイサービスセンター、こちらが阿南保健所管内でありましたので阿南保健所管内と、それから海上保安部の関係が徳島保健所管内ということがありますので、その二つの保健所において、積極的疫学調査など、こうしたものについての聞き取り、そして、現時点で把握できている情報を聞き取りをまずいただくと。
 それから、濃厚接触者など接触者も含めてですが、PCR検査の結果、いわゆるデータの集計や分析、また各施設で感染防止対策の実施状況、こうしたものの確認と評価、これらを実施いただいてるところです。
 特に、昨日8月6日については、阿南保健所におきまして、デイサービスセンターのクラスター案件についての分析、これを実施していただきました。
 なお、現地調査につきましては、すでにそのクラスター班の来る前日の8月5日、これは、県の専門家会議のメンバーである徳島大学の東ドクターほか、詳細な調査を事前に行なっていただいております。
 そして、本日、8月7日でありますが、徳島保健所におきまして、今度は海上保安庁の巡視船クラスターの案件について、分析を実施いただいてるところであります。
 また、今後の県内における感染拡大防止に向けた、そうした助言指導についてもお願いをいているところです。以上です。

(徳島新聞社)
 まだ、滞在されているのか。

(知事)
 まだおられます。

(徳島新聞社)
 今後も調査はされるのか。

(知事)
 そうですね。今後はどういった形になっているのか。今までは我々の方で提供して、あるいは現場をご案内をして、そして、今申し上げたような調査をいただいている。それを、全体をご覧になられて、最終的には、今最後に申し上げた評価であるとか、今後の対処方法、こうしたもののアドバイスをいただくという手順になります。

(徳島新聞社)
 いつまで滞在されるのか。

(知事)
 それはまだわからないですね。

(毎日新聞社)
 54例目と55例目の方について、現在の症状はどうですか。

(知事)
 今のところは、特に症状が重いということはありません。

(毎日新聞社)
 54例目の方は、今も3つ症状が残っているのか。

(知事)
 はい。54代目の方については、まず症状の程度ということでいきますと軽症。そして、55例目の方は無症状、という形になります。

(徳島新聞社)
 繰り返しの確認になるが、今先に入院されている方々も特段症状が悪化した方はいないのか。

(知事)
 ありません。

(徳島新聞社)
 現在、重傷者はおらずに皆さん軽症ということか。

(知事)
 軽症か、無症状。

(NHK)
 先ほど、6病院で、67床、病床数は67床であると。東横インは100室を確保しているということは合わせて167か。

(知事)
 はい。キャパがあると。そして、実はさっき今度、医療関係者であるとか、あるいは、里帰り出産、またうしてもご実家に帰れない皆さん方を受け入れるところを2つ、徳島市内と阿南へというお話を申し上げて、特にその積算の話、ここのところ、少し段階的にと申し上げたのは、今例えば、医療スタッフの皆様方の様々な機器類とか、そうしたものも全部眉山口の方に入れてあるんですね。こうしたものを徳島市のホテルの方へ、それをまず移していくと、順次。
 そして、何でうつすかっていうと、これによって、眉山口の方のいわゆる軽症、あるいは無症状者、あるいは国の退院基準を満たし、ドクターが認めた人。この皆さん方の移っていただくスペース、今100床ですが、150床へ上げると。もともと眉山口は208室ありまして、そして、そこの中でまず例えば各フロア、必ず1室は空けてあるんですね。それはなぜかというと、東京などの事例で全部使ってしまいますと、鍵をロックインした人が、エレベーターに乗ってフロントに下りてきてしまう、こういう事例が多発したということで、必ず1つ空けてあって、そこに電話を設置して、そこから電話をかけていただいて、ちゃんと感染防御をした職員がお届けに来ると、あるいは開けると。
 こういった実はノウハウ、これを東横インの皆さん方、お持ちですので、そうした形でまずは余裕を持たす。
 それから、特に看護スタッフの皆さん方が2名ずつ、いわゆる24時間体制、交代体制で対応していただいてますので、そうした皆さん方の例えば休憩室であるとか、様々な資機材を置いておくとか、そうしたものもあって、208室あるんですけど、100に限って、ここを患者さん方に提供すると。
 しかし、今言った新たなホテルを徳島市内に確保して、医療従事者の皆さん、あるいは里帰り出産、あるいはご実家になかなか行けない、高齢者の方がおられてと。そうした皆さん方に滞在いただく、そこへ資機材を移していくと。そうすることによって、50室、これをたたき出して、全体では150床にしていくと。さらに増やすと。

(NHK)
 それは明日からか。

(知事)
 明日からではないですよ。

(徳島新聞社)
 感染症用機関とプラスされた2病院は公立公的病院ということでよろしいですか。

(知事)
 そこのところも含めて、ここは申し上げてないところとなりますね。

(徳島新聞社)
 従来200床、感染症用病棟と、公立公的とお聞きしていたのですが。

(知事)
 もう書かれていました。あくまでも、その12の中、内訳と。新たなものを入れるわけではありませんので、そう書かれていたのであればそれでいいかと思います。

(幹事社)
 よろしいでしょうか。知事ありがとうございました。

(知事)
 はい、お疲れ様でした。

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FAX番号:088-621-2820
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