令和2年7月7日 臨時記者会見 フルテキスト版

（知事）
 それでは私の方から発表をさせていただきます。
 昨日及び本日、県内におきまして、新型コロナウイルス感染症の感染者3名が確認をされました。本県では、先月26日に陽性となった方以来、9人目となります。
 それでは以下、感染者の概要につきまして、発表をさせていただきたいと思います。
 まず7例目の方であります。年代は20代、女性の方であります。居住地は徳島保健所管内、積極的疫学調査の観点から、石井町在住の方であります。職業は介護士であります。
 この方の症状の出現状況について、以下申し上げて参ります。
 まず、7月2日、鼻水また鼻が詰まってしまうと、また咽頭痛が出現をしております。7月3日、咽頭痛は治まったものの、38.0度の発熱が出現をいたしました。7月4日には咳、味覚、嗅覚障がいが出現をいたしました。そして、6日、熱は治まったものの、呼吸困難、それと頭痛が出現をいたしました。という形で検査をお受けになられました結果、19時半、新型コロナウイルス感染症と確定がされました。
 そして、行動歴のまず概要でありますが、発症2日前からということで、6月30日、また7月1日、3日、そして4日は、仕事に従事されておられます。
 次に8例目の方であります。以下8例目、9例目は、7例目の方の濃厚接触者、同居のご友人となります。
 まず8例目の方は、年代は10代、性別は男性です。居住地は今申し上げたとおり、同居の友人ということですから、こちらも徳島保健所管内、石井町在住と。職業は大学生であります。
 この方の症状の出現状況につきましては、7月6日、発熱、咳、息苦しさの症状が出現をいたしました。そして、7月7日、検査の結果、午前3時、新型コロナウイルス感染症と確定をいたしました。行動履歴、7月4日、6日は、大学の講義に出席をされておられます。
 それでは次に、9例目の方であります。この方も7例目の方の濃厚接触者、同居のご友人であります。年代は10代、性別は女性であります。居住地は同じ徳島保健所管内、石井町、職業は無職であります。症状の出現状況については、症状はこの方はございません。
 7月7日、濃厚接触者ということで、検査の結果、新型コロナウイルス感染症と確定をいたしました。こちらも午前3時であります。行動履歴については残念ながら、今まだ調査中ということになっております。
 これを受けまして先ほど、新型コロナウイルス感染症対策本部、開催をいたしまして、関係部局から報告を受けたところでありますが、今回の事例につきましては、感染経路が現在調査中ということであります。
 県としても、県民の皆様方の安心確保、安全の確保、このため、今後迅速に情報提供を行いますとともに、感染状況に応じ、適切な措置を講じて参りたいと思います。

（知事）
 以下3点ほど、私の方から申し上げて参ります。まず1番目は、感染拡大抑制への取組みについてであります。
 今回の事例は、現時点で感染源が特定をされていない、県内初めての事例となります。
 感染の範囲を把握し、しっかりと封じ込めるためにも、いち早く濃厚接触者を特定させていただきまして、健康観察及び積極的疫学調査を行って参りたいと考えております。
 今後の感染防止対策につきましては、データが揃い次第、速やかに、専門家会議を開催いたしまして、委員の皆様方からのご意見、ご助言をいただきながら、「とくしまアラート」の発動、またそれに伴う様々な要請事項、その要否につきまして、ご議論をいただくよう準備を進めて参ります。

（知事）
 第2点目は、県民の皆様方に対する情報提供と相談体制についてであります。県民の皆様方に対しましては、「徳島県新型コロナウイルス対策ポータルサイト」におきまして、最新の情報をわかりやすく発信をいたしますとともに、市町村に対しましても、正確な情報をお伝えをするなど、連携して取組みを進めて参ります。
 また、今後県民の皆様方から、保健福祉部のみならず、各部局に対しても、これまで以上に様々な問合せがあることが予想されますことから、正確な情報を丁寧にお伝えし、県民の皆様方の不安払拭に努めて参りたいと考えております。
 併せて、帰国者・接触者相談センター、保健所はもちろんのこと、各部局におきましても、県民の皆様方からのご相談を受ける体制を整えて参ります。

（知事）
 そして3番目、県民の皆様方へのお願いについてであります。
 県民の皆様方におかれましては、今も申し上げた「徳島県新型コロナウイルス対策ポータルサイト」などから、正確な情報を是非確認をいただき、冷静な対応を取っていただければと思います。
 また今、全国的に感染者の発生が後を絶たない状況にありますことから、感染が拡大しているエリア、また感染リスクが高いと考えられる施設には、移動や利用を控えていただくようにお願いをいたしたいと存じます。
 併せまして、感染者、そしてその濃厚接触者、積極的疫学調査にご協力をいただいている皆様方に対しての、誹謗中傷については、絶対にお止めをいただきたいと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

（幹事社:共同通信社）
 幹事社の共同通信社から、3点大きく質問させていただきます。1点目ですが、7例目の20代の介護士さんの仕事について、どういった施設で勤務されていたか、勤務内容、特に症状の出る前後でどのような勤務をされていたか、ということをまずお伺いしたいです。
 2点目ですが、3人の関係、同居していたということですが、どういった同居の形態だったのか、他に同居人はいなかったのか、を2点目としてお伺いしたいです。
 そして3点目としては、6例目の接客業の女性との関係がある人物、関わっている可能性がある、それは店や同居人との関係を含めて関わりがあるのかどうか、その3点をお伺いしたいと思います。

（知事）
 はい。まず、7例目の方の勤務先あるいは勤務形態についてであります。
 小松島市のグループホームに勤務をされておられます。現時点では施設側の同意が取れておりませんので、施設名の公表は差し控えさせていただきます。ただ、グループホームであることから、接触者が特定をされておりまして、積極的な疫学調査を迅速に進めたいと考えております。
 また、勤務形態につきましては、遅出、早出、二つあるわけでありまして、この関係期間については、それぞれ遅出早出がございました。介護士ということですから、その入居者に対しての、介護関係を対応しているということになります。
 次に2点目の同居の形態ということですが、お部屋が2DKのお部屋ということでありまして、いわゆるシェアハウスという形ではないかと考えております。そして、この20代の方が1部屋、そして、もうお2人がもう1つの部屋、こちらの方に入っておられると聞いております。それ以外の方はですからおられないと。
 次に、6例目の方との関係ということでありますが、ここのところについては確認が取れておりません。以上です。

（幹事社）
 他社さん質問をお願いします。

（NHK）
 グループホームですが、これは障がい者支援の方か、高齢者の方かどちらになるのでしょうか。

（知事）
 こちらについては高齢者。

（NHK）
 8例目の大学生ということなんですけれども、大学というのはどちらになるのか、また、その大学でのこれから調査というのはどのようにされるのか。

（知事）
 こちらにつきましては、大学の方との了解がいただけましたので、発表させていただきます。徳島文理大学の学生さんです。そして、文理大学の皆様方は、本日は臨時休校とされまして、今後対応を早急に検討されると、このようにお聞きをしております。

（NHK）
 どれぐらい接触したかというのは把握はされているのでしょうか。

（知事）
 実はこの方39度を超える高熱が出ておりまして、受け答えが今できない状況になっておりまして、その意味でも大学の方に速やかに情報を出させていただいているという形で、対応させていただいています。
 授業に先ほど申し上げたように出ていると、2日間ですね。

（NHK）
 どの授業に出ていたかというのは把握されているのですか。

（知事）
 そこが分かってないんで、まずは大学の方に。で大学の方でおそらく把握できる範囲はしていただく。

（徳島新聞社）
 この大学生の方と、20代の女性の方は症状としては、軽症なのか重症なのか、程度をまず教えてください。

（知事）
 はい、先ほども申し上げているように、まずこの大学生の方は、39度の高熱ということでありまして、受け答えができない状況と、そのような状況です。それから、10代の女性の方、この方は無症状です。

（徳島新聞社）
 20代の方は。

（知事）
 20代の方は、先ほどもこちらから申し上げておりますが、既に今のところ6日の段階ですが、呼吸困難と頭痛が出現をしている状況。熱は下りているということです。

（四国放送）
 高齢の小松島市のグループホームで、接触者が特定されているということですが、何人が特定されているのか、今後、PCR検査をどういうふうにされるのか。

（知事）
 今、17名の入所者の方、そして、この方を除いて、従事をされている方17名、この34名を濃厚接触者として、PCR検査を受けていただきます。

（NHK）
 今、既に、高齢のグループ（ホーム）の入居者であるとか、一緒の職員の中で、疑わしいというか、症状が出ている人は既にいるのか。

（知事）
 現段階では、まだそこまでの把握はできておりませんが、速やかに保健所の職員を現地に、午前中のうちに派遣をいたします。それと同時に、（徳島県新型コロナウイルス感染症対策）専門家会議の東先生にも、積極的疫学の専門家というお立場から、アドバイスを現地でしていただくこととしています。

（徳島新聞社）
 陽性者の方の立ち寄り先が分かっていれば、分かる範囲で教えていただきたい。

（知事）
 まず20代の女性の方でありますが、お仕事、この家とお仕事場を行き来というのが、今我々が分かってる範囲ではそれだけだと、ご本人の話であります。
 そこで、この方がどういった形で職場とそしてご自宅を行き来をされたのか、以下、申し上げていきたいと思います。
 先ほど2形態の勤務をされている、早出遅出とあるという形で、まず、早出が7月3日となります。石井駅午前6時15分、列車に乗り、徳島駅着が6時31分です。乗り換えはございません。そして、徳島駅で、今度は発6時46分、南小松島駅着が7時5分、そして後は歩きと。
 この日の帰りについてでありますが、南小松島駅午後4時19分発、そして、徳島駅着が午後4時41分。そして、ここから今度は、徳島駅発4時55分、そして、石井駅（着）が5時12分という形となります。
 そして、今度は、遅出の場合ですね。6月30日、7月1日、そして7月4日となります。まず行きについては、石井駅発7時29分。そして、徳島駅着が7時46分、そして、徳島駅発8時20分、南小松島駅着8時42分。
 そして、帰りが2つに分かれます。6月30日と7月1日については、南小松島駅発午後6時19分。徳島駅着午後6時42分。徳島駅発午後6時57分。石井駅着午後7時19分となります。
 なお、7月4日については、帰りはJRを利用されて、JRはこのような形で、まず小松島市内からは、バスで移動されております。そして、徳島駅へ向かい、徳島駅から石井駅までは、JRを利用ということであります。
 そこで、ここの部分については、定かな記憶がないということでありまして、まず、我々が聞き取りができたのは、小松島市内から20時前のバス、徳島バスで徳島駅へ向かって、石井駅までJRを利用ということです。
 そこで、この時間帯での乗車可能なバス、徳島バスでありますが、2本しかございません。南小松島駅前（発）が19時10分、そして、徳島駅着が19時44分のものと、南小松島駅前（発）19時半。そして、徳島駅着20時1分。これで、今度は徳島駅から石井（駅）まではJRということになります。
 なお、JRあるいはバスに乗っている間は、マスクを着用されている。ここも確認が取れているところであります。以上です。

（徳島新聞社）
 この女性は、その通勤以外では、特に立ち寄り先はないとおっしゃっているのですか。

（知事）
 現段階ではそのようなお話をされています。

（徳島新聞社）
 大学生の方は。

（知事）
 はい、今朝の3時、陽性が判明しましたので、あまり分かっていないんですが、大学の授業以外の所の確認は取れておりません。

（徳島新聞社）
 7月5日が抜けているのですけれども、5日はどういうことをされていたのかと、帰国者・接触者外来への相談はいつあったのか。

（知事）
 はい、5日はお休みということで、勤務していないので、家におられたということしか分かっていない。
 それから、帰国者・接触者外来は症状が出られたということがあって、ただこの場合にですね、なかなか場所が遠いということがあって、そして、保健所の方から、逆にご自宅の方へ採りに行った。といって、今回初の実は唾液を採取させていただいて、対応させていただきました。
 ただ、唾液初の検査でもありましたので、もう一度PCR、こちらをかけるという形を取って、2回検査をして、二度とも陽性ということでした。

（徳島新聞社）
 保健所が自宅に採りに行ったのはいつですか。

（知事）
 6日の日。はい。

（毎日新聞社）
 この3名の方は、発症の1か月以内に県外へ出たりとか、知り合いの方が県外から来られたりということはあったのでしょうか。

（知事）
 まだそこのところは明確になっていません。もちろんそうしたものも聞き取りをさせていただきます。

（毎日新聞社）
 20代女性の具体的な仕事内容としては、今わかっている範囲で。

（知事）
 介護士ということですから、17名入っておられる皆さん方のケアということになるかと思います。

（毎日新聞社）
 3人とも発症後に、一般の病院に行ったりとかはないか。

（知事）
 それはありません。というか、10代女性の方は発症してませんので。無症状ですから。

（徳島新聞社）
 10代女性の方は、分かっている範囲で立ち寄り先はございますか。

（知事）
 これは分かっていません。これから順次お聞きをしていくと。この10代のお2人についても、今日の午前3時に陽性判明なもんですから、まだ十分な聞き取りができておりません。

（徳島新聞社）
 感染経路が分かっていない初めての事例ということですが、市中感染の可能性についてどのようにお考えでしょうか。

（知事）
 はい、ここのところについては、今のデータだけでは少し聞き取り不足のところがありますので、今も皆さん方からご質問があったように、特に濃厚接触者のお2人、ここの部分がよく分からない、特に若い女性の方ですね。
 そこのところをある程度、これから入院の措置をして参りますので、そのあたりを把握をさせていただいて、そして、専門家会議、こちらの方に諮って、そして、今言う市中感染。もちろん感染経路が分かればいいわけなんですけどね。そうしたものを専門家の判断、専門的な見地から判断をしていただく、このように考えております。

（四国放送）
 7月4日と6日の大学の講義に出席していたということですが、これは何人ぐらいの授業だったのか。

（知事）
 そこが分かってないんです。本人から聞き取れないので。一応これも大学に行ったっていうのは、そのもう1人の方からお聞きをして、大学に行くというのをお聞きをしたので、大学に今お話をしたということです。

（四国放送）
 文理大学の徳島キャンパスということですか。

（知事）
 はい。

（徳島新聞社）
 すみません。今の関連で、大学への移動手段というのは。

（知事）
 JRです。はい。

（徳島新聞社）
 具体的にどの便とかいうところは。

（知事）
 ここが先ほども申し上げたように、39度と熱が高くて、聞き取りは十分にできない状況になっています。

（徳島新聞社）
 JRだけですか。大学のシャトルバスとか。

（知事）
 今分かってるのはJRとしか分からない、ということですね。
 もう少しちょっと今の点申し上げますと、石井駅からJRに乗って二軒屋駅まで。二軒屋駅から学校までは徒歩ということです。
 通学の場合には、朝7時台のJRを利用。この4日と6日ですね。

（共同通信社）
 すみません。帰りは何時台か。

（知事）
 それは分かっていません。

（徳島新聞社）
 ちなみにその通学時、マスクの着用は。

（知事）
 そこのところは、確認が取れていません。

（日本経済新聞社）
 大学は何年生ですか。

（知事）
 そこのところは取れてない。

（仁井谷部長）
 個人の特定につながるので、年齢、何歳とか、何回生かというのは差し控えさせていただきたい。

（徳島新聞社）
 20代の女性の方と、10代の男性の方の軽症、中等症、重症で言いますと、どういう分類か。

（知事）
 そうですね。まず20代の女性の方は、症状が今のところ頭痛といいますか、という形ですから、途中38度の熱がありましたので、重症というまではいかない、まあ中等症、場合によっては軽症という形に。ただ6日の時点で呼吸困難、頭痛ということでありますので、軽症から中等症の間という形かと思います。
 そしてこの男性については、あまり受け答えができないということを考えると、中等症は確実だと思います。

（徳島新聞社）
 あと、すみません。小松島のグループホームの、今ちょっと、公表について交渉中ということですけども、これは同意を得られた段階で公表されるということで。

（知事）
 できれば。

（徳島新聞社）
 ちなみにグループホームに入居されている17名の方は、年代はだいぶ高齢になりますか。

（知事）
 ここのところは、まだ把握できてないですね。

（NHK）
 今後、専門家会議に諮るということになると思うんですけども、市中感染とかグループホームでクラスターが発生するとか。市中感染が発生した場合に、新たに休業要請だとか、今後やるというような可能性はあるんでしょうか。

（知事）
 ここも当然のことながら、発生形態、まず考えないといけないのは、グループホームにおけるクラスターということがひとつありますので、その意味で、東先生に、専門家会議のですね。現地に保健所と共に行っていただくというのがひとつあります。
 あと、市中感染というのは、この後、どういったところに立ち寄ったのか。そうしたところがどこまで把握できるかといった点から、もしそれが全くできないということであれば、まずは注意喚起していくということかと思います。

（NHK)
 まずは注意喚起。

（知事）
 はい。ですからいきなりその休業要請に入る。ということにはならない。つまり（とくしま）アラートに従って行っていきますので。

（四国放送）
 小松島のグループホームは、例えば7月3日とか熱が出ている状態でも仕事しているようなんですけども、特に感染対策、例えば検温であるとか、そうした対策というのはされているのか。

（知事）
 本来はされているはずだと思うんですが、その点も含めて今日、午前中には保健所、それからあとは、東先生に行っていただくと。

（四国放送）
 2DKの部屋ということなんですけども、マンションですかね、表現としては。

（知事）
 俗に言うアパートですね。

（徳島新聞社）
 10代男性の6日の状況なんですけども、症状が現れた状態で大学の講義に出られていたのか、大学の講義後に症状が現れたのか。
 それと、検査を実施したのは何時ぐらいだったのか。

（知事）
 はい、まずこの方、熱があってというか、6日の日、39度、朝は37度、だから熱はあって行ったと。その後重くなったということですね。
 それから検査を受けた時間は何時でしたっけ。結果は3時なんですが。

（仁井谷部長）
 夜中でございますので、（午後）11時頃から始めて判明が3時。

（徳島新聞社）
 検査を受けたのはご自身が症状があるからか。

（知事）
 いやいや、濃厚接触者ですから。

（読売新聞社）
 確認ですけども、グループホームで仕事している間はマスクは着用されていたのか。

（知事）
 はい、それは。当然のことながら、そういう状況はみんなどこもそうですからね。

（徳島新聞社）
 ちなみに現時点で、徳島文理大学の関係で、濃厚接触者としてPCR検査をする予定の方はいらっしゃいますか。

（知事）
 今はまだどの授業を受けたか、そうしたところの把握、当然そうした点について大学の方からということになりますので、ご本人からは聞けない状態ですから。そこで濃厚接触者を特定していきたいと考えています。

（毎日新聞社）
 今後、20代と10代の男女なんですけど、症状が出て2週間前の行動歴とかも聞き取りで調べるということですか。

（知事）
 原則は2日前からということで、先ほどの行動履歴のお話をしたところですので。

（毎日新聞社）
 それ以前は調べないということでしょうか。

（知事）
 原則は調べない形になっていますが、分かれば当然のことは聞いていきます。まず発表していくところは、2日前からということです。
 ただ調べていくことは聞き取って、なるべく今回感染経路を判明させなければいけませんので、そういった観点からは聞き取りを続けていく。

（朝日新聞社）
 10代の男性の方、39度の熱ということだったんですけども、入院はされているのか。

（知事）
 これからです。

（朝日新聞社）
 まだされていない。3人ともまだ入院はされていないと。

（知事）
 そうです。入院手続き中です。

（徳島新聞社）
 ご自宅で療養中ということですか。今現在は。

（仁井谷部長）
 現在は病院に向かっている。県の搬送車で走っているところ。

（朝日新聞社）
 本日中には入院する感じでしょうか。お三方とも。

（知事）
 そうです、今だからもう走ってるんではないかという、今部長からの話ですから。

（徳島新聞社）
 唾液による検査をしたのは、3人ともですか。

（知事）
 いえ、（今回3人のうちの）1例目の方。

（徳島新聞社）
 ほかの方は普通のPCR。

（知事）
 はい。

（朝日新聞社）
 ひとつ、要望があるんですけども、幹事社から。
 この前、6例目の方が、その後情報が追加で、8時からレクはしていただいたんですけども、できれば今回3人ということで、しかもグループホームでの感染のおそれもあるということで、情報が分かり次第、早い段階で今日、追加でレクをお願いできないかと思いまして。

（知事）
 レクでよろしいんでしょうか。いろんな形で場合によっては部長達からさせていただくという形もあるかと思いますので。

（朝日新聞社）
 できれば夕方にお願いできれば。

（知事）
 分かり次第という形で。まずご希望は幹事社から夕方ぐらいにということですから。それをご期待に添えるかどうかということも含めて、またご連絡をさせていただきます。

（幹事社）
 他にないでしょうか。それではこれで。

（知事）
 引き続きということで、よろしくお願いします。