〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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(知事)
それでは私の方から発表させていただきます。
本日の0時15分、県内におきまして、新型コロナウイルス感染症の感染者1名、確認をされたところであります。本県におきましては、4月21日、陽性となった方以来、2か月ぶり6人目となるところであります。
今回の感染者の概要について、以下申し述べていきたいと存じます。
まず年代については、20代、女性です。そして、住居地につきましては、徳島保健所管内、市町村名につきましては、公衆衛生上の観点から公表をさせていただきます。徳島市内であります。職業については、接客業。症状の出現状況については、まず6月20日、37.6度の発熱、ただこの1日のみということでありますが、咳また咽頭痛が出現をいたしておりました。
また、6月25日には、咳、咽頭痛は治まったものの、味覚障がい、あるいは嗅覚障がい、こちらが出現いたしまして、本人から「帰国者・接触者相談センター」の方に相談がございました。
行動歴についてでありますが、6月15日から16日にかけ、大阪に滞在、6月17日から25日にかけて、仕事に従事されております。
これを受けまして、先ほど新型コロナウイルス感染症対策本部、開催をさせていただきまして、関係部局から報告を受けるとともに、私の方から以下2点、指示をさせていただきました。
(知事)
まずは、早期発見による封じ込めによりまして、感染拡大を何としても防止をするため、「濃厚接触者」、こちらを特定し、健康観察及び「積極的疫学調査」を積極的に行うこと、また、今回の事案は陽性となった方が接客業につかれておられることから、「濃厚接触」かもしれないとの不安を感じられてる方につきましては、保健所に設置されております「帰国者・接触者相談センター」に是非ご相談をいただければと考えております。
ついては、保健所につきましては、これらに対応できますように、体制をしっかりと確保させていただくようにと。また今後、「感染拡大」、場合によってはクラスターに発展する可能性がぬぐえないところでありますので、専門家会議の委員の皆様方にもご助言をいただく、そして、「とくしまアラート」の発動につきましても視野に入れ、状況に即応し、適切な対応ができるように体制を整えることを指示いたしました。
(知事)
第2点目としては、県民の皆様方へのお願いについてであります。
今回の事案が、2か月ぶりの陽性患者と。また、6月19日からは、国を挙げて都道府県域をまたいだ移動の制限、こちらが緩和をされる、言わば感染拡大の予防を行いながらも段階的に「新しい生活様式」を身につけ、社会経済活動を引き上げていく、新たな局面、フェーズに入ったところでの発生ということでありまして、これからは全国的にこうしたものの可能性と言ったものは当然のことながら起こり得るということでありました。
その意味でも、是非こうした接客、特に密着をした接客を行う場合につきましては、感染リスクが高い、こう思われる店舗につきましては、県内外につきまして、是非注意をしていただくということ、また国が開発いたしました接触確認アプリ「COCOA」、あるいは、県が6月30日から運用予定の「とくしまコロナお知らせシステム」、こちらの活用を是非お願いしたいと思います。
また、大変重要なのは、今国家的な課題ともなっておりますが、感染者、あるいは濃厚接触者の皆さん方に対する誹謗中傷、また店舗などに対する風評被害、こうしたものについては是非お控えをいただくようにお願いをしたい。以上大きく2点、これを今日、対策本部の方でも指示をしたところであります。私の方からは以上です。よろしくお願いいたします。
(幹事社:朝日新聞社)
幹事社から2点お尋ねします。
(知事)
はい。どうぞ。
(朝日新聞社)
現状で把握されている濃厚接触者がどれくらいいるのかということと、この女性の感染経路をどこまで把握できているのかお教えいただきたい。
(知事)
まず濃厚接触者の特定であります。この方が同居されている知人の方1名、そして、店舗の従業員、特にその中でも接しておられるのが店長さんということであります。
また、濃厚接触者と言えるかどうか、まだ判断が難しい部分もあるわけでありますが、その店舗内の従業員の皆様方にも検査を受けられることをおすすめをさせていただいております。
そして、1番難しいのがこの女性といわゆる接客を、この女性から受けた皆様方、特に6月17日から25日まで従事をされておりますので、その意味ではそのお客さん達ということで、このお客さん達につきましては、お店の方にご依頼を申し上げまして、今お店の方からできる限り連絡を取っていただいているところでもあります。
次は、この方の行動履歴を少し詳細にお話を申し上げていきたいと思います。
6月15日、大阪にお出かけをされまして、翌16日未明にかけて、飲食店で過ごしておられまして、その同日、帰県されているところであります。
まず、大阪までどのように行かれたのかについては、勤務先の車で行かれたそうです。そして、帰りについては、公共交通機関をご利用されております。
南海なんばを、6月16日午前9時50分発徳島行きの高速バス、徳島バスをご利用されたそうであります。高速バスの乗車時につきましては、マスクを着用されていたということであります。以上の状況となります。
(朝日新聞社)
濃厚接触者、それでは現状で少なくとも、知人1人と店長1人とあとお客さん。
(知事)
はい。あとお客さんということになります。今連絡を取っていただいておりますので、その数がいくらになるかっていうのは、今の時点ではまだ申し上げることができないと思います。
(朝日新聞社)
店の方でお客さんの連絡先の記録があるのか。
(知事)
多くは把握をされているようです。もちろん全てではありませんけどね。
(朝日新聞社)
大阪で過ごしていたということだが、大阪府内、それとも大阪市内か。
(知事)
市内です。
(朝日新聞社)
これは勤務先の、接客業のお店の車で行ったのか。
(知事)
行かれたと。
(朝日新聞社)
行かれた方は店長さんか。
(知事)
店長さん。
(朝日新聞社)
店長さんと2人か。
(知事)
そこのところまでは、おそらくそうであろうということですけどね。
(朝日新聞社)
大阪の飲食店では同席していた方は他にもいるのか。
(知事)
聞いておりません。この方が行かれたということです。だから、送りは店長さんがされましたけど、あとは自由行動された。ということで、帰りは公共交通機関で帰ってきたと。はい、送りだけです。ということがあって、濃厚接触者、店長さんを認定させていただきました。
(朝日新聞社)
今回2か月ぶりということだが、正確にいうと何日ぶりになるのか。
(知事)
ちょうど4月21日、今日が6月26日でありますから、計算すると2か月と5日、ということになりますけどね。
週間で選んでいただくという手もあると思いますけど。何週間ぶりというね。
(幹事社:朝日新聞社)
幹事社からは以上です。各社さんお願いします。
(読売新聞社)
店の方である程度の連絡先を知っているとのことだが、当然把握していない方もいると思うが、そういう意味で、例えば店の名前を公表するというのも一つの呼びかけになると思うが、そのあたりについてはどうか。
(知事)
そうです。もちろんここは今交渉中です。
(読売新聞社)
店側の同意が得られれば公表するのか。
(知事)
そういうことです。
(読売新聞社)
同居の知人は男性か。
(知事)
男性です。
(読売新聞社)
大阪での詳しい行動歴、飲食店で感染したとみているのか。そのあたりはどうか。
(知事)
はい。そのように今、我々としては考えております。
(読売新聞社)
接客を受けた人は何人ぐらいいるのか。
(知事)
これは分かりません。今、調査中です。
(読売新聞社)
他の従業員にも(PCR)検査をすすめているということだが、あくまで念のためで、濃厚接触者とは考えていないのか。
(知事)
はい。
(四国放送)
大阪のどの辺の場所で、どういった飲食店なのかと、もう1点、この女性が接客をしているということだが、どういった接客のお店なのか。
(知事)
はい。分かりました。まず、大阪市内ということで、業態は、ホストクラブです。それから、どういったこの方の勤務形態、そのジャンルですね、風俗業です。
(四国放送)
ホストクラブは、大阪市内の,例えば梅田とか公表する予定はあるのか。
(知事)
そこはそうですね。向こう、大阪府、市の方には既に連絡をさせていただいております。
(徳島新聞社)
この女性の容態は、現状どんな状態か。
(知事)
先ほども少し申し上げましたが、発熱は今申し上げたその当日のみということで、今非常に安定をされておりまして、入院の手続き、これを行っているところです。ただ、まだ味覚と嗅覚障がいが残っておられると。ここが症状ですね。
(徳島新聞社)
今現在は、自宅の方でいるのか。
(知事)
今、待機中ですね。
(徳島新聞社)
入院の目途は。本日中とか。
(知事)
もちろん、本日中には入っていただきます。
(毎日新聞社)
発症の2週間前頃に当たる6月6日頃は何をされていたのか。
(知事)
そこまでは遡っていません。大抵は発症前ということで、発症がちょうど6月20日ということで、その行動履歴の部分を含めて、6月15日まで遡っておりますので。
(徳島新聞社)
風俗業ということですが、店長さんと同僚さんがいるということは店舗型と考えていいのか。
(知事)
そういうふうにお考えいただければと思いますが。
(徳島新聞社)
風俗業はガイドラインがなかったと思うが、何か県内の風俗業者に対して注意喚起をする予定はあるのか。
(知事)
はい。今ご質問のように、この風俗業につきましては、実はガイドラインが唯一作られてない業界ということがありますので、同じような形態の店舗につきましては、本日中にできれば、注意喚起の文書を出したいと考えております。
(徳島新聞社)
何店舗ぐらいあるのか。
(知事)
214です。
(徳島新聞社)
214店舗か、214事業者か。
(知事)
全てが店舗ということではありませんので。その同じ形態のものについてと。
事業者ですね。
(徳島新聞社)
通知か何かで注意喚起をするのか。
(知事)
文書ですね。
(徳島新聞社)
注意喚起の内容はどういったものになるのか。
(知事)
ガイドラインがないということがありますのと、今回1番問題だったのは、発熱症状、これが6月20日にあったにもかかわらず、勤務をしていたということでありますので、これは全ての業界、あるいは県民の皆さんもそうなんですが、自覚症状、特に発熱であったり、咳であったり、今回の咽頭痛ですね、こうしたものがあった、あるいは味覚障がい、嗅覚障がい、そうした場合には当然のことながら、お仕事はお休みをいただく、自宅待機する場合もありますが、できれば積極的に「帰国者・接触者相談センター」、こちらの方にご相談をいただきたいと、こうした点について、注意喚起を是非したいと考えています。
(徳島新聞社)
そのお店では、出勤者に検温するとか、何か対策は取られていたのか。
(知事)
それが取られてはおりました。
(徳島新聞社)
検温ですか。
(知事)
検温、それから、手指消毒、これはお客さんに対してもそうでありますが、それからマスクの励行ですね、こうした点はされていると、このようにお聞きをしているところです。
(徳島新聞社)
ただその女性は、当日、症状があったけどそれには引っかからなかったということか。
(知事)
そこのところが分からないところですね。ご自分が申告されなかったのかもしれませんけどね。
(徳島新聞社)
検温でもそのときはいけたのか。
(知事)
発熱したのが6月20日(の)1日だけということで、17日から25日までは勤務されておりますのでね、そのように類推するしかない。
(共同通信社)
大阪での行動で関連していくつかお伺いするのですが、この女性自身がもうすでに大阪などが発表している濃厚接触者に含まれているのかどうか、そして、20日前後くらいから、ミナミのバーのクラスターが発生したことに伴っての感染者が何人か出てきているのですが、そのミナミのバーに行ったかどうか、そして確認なんですが、15、16日のホストクラブはこれは仕事で行ったのか、遊びで行ったのか。
(知事)
まず、大阪の話ということですが、これはあの最後の3番目の質問にも関わるんですが、お客さんとして行かれたということ。それからミナミのバー、確かにこれはクラスターが出たりですね、大阪行っているんですが、その範疇ではないということになります。ということで、大阪の方のいわゆる濃厚接触者、そのリストにはないということです。
(徳島新聞社)
16日に帰県後の行動歴になるんですが、仕事以外の場所への大型商業施設への訪問とか仕事以外の行動というのは、何か把握されているのでしょうか。
(知事)
特にこの日、15日に行かれて16日の未明まで、そして9時50分のバスで帰られたということで、いわば徹夜でおられたということですから、特にご本人から積極的にどこでどう行ったということはお聞きをしておりませんので、おそらくご自宅の方でお休みになられたんではないかなと。
そして、翌日が出勤となっていますので、そうしたことからいうと、おそらく出かけるということはなかったのではないかと。もちろんお聞きする中で、積極的にどこへ出かけたということはお聞きをしておりませんので、我々としてはそのように考えております。
(毎日新聞社)
20日に発熱があってもその後も働かれているのですけれども、これはお店には言わないで、自分の判断で働かれていたのか、それとも店が把握して働いてもらっていたのかどちらになるのでしょうか。
(知事)
そこのところは確認が取れていません。
(四国放送)
17日~25日というと9日間連続の勤務ということになるのですが、20日の発熱があった日も働いていたのですか。
(知事)
そういうことです。
(四国放送)
休みなしで働いていたのですか。
(知事)
はい。
(徳島新聞社)
大阪のホストクラブのことですが、ここでこの方以外に感染者が確認されているのかどうかということと、この方が大阪から帰られてからの県内の立ち寄り先などが分かっていれば教えていただけますか。
(知事)
それは分かっていません。それと大阪のホストクラブの方で、これ今の段階、大阪市に確認したところでは出ていないと。今の段階ではですね。先ほどの濃厚接触との回答とセットになるかと。この方が濃厚接触者かどうかっていう話がありましたけどね。
(徳島新聞社)
立ち寄り先が分かっていないというのは、まだ聞けていないということか。
(知事)
立ち寄り先ですか。お聞きはしているんですが、特にそのどこへ行ったということを積極的に言われていないということです。
(徳島新聞社)
答えてくれてはいないということか。
(知事)
隠されているとかそういう状況ではない。
(徳島新聞社)
立ち寄り先がないというわけでもない。
(知事)
ただ考えようでは、これは、未確定な部分ですから確定的には言えないんですが、普通でしたら積極的にどこどこ買い物行ったとか、そういうのを別に隠されるという意図もないようですので、おそらくそれ以外の時はお休みになられてるんじゃないかなという感じですね。
(徳島新聞社)
17日から25日までの勤務期間中に、だいたいどのくらいの人数の方に接客をされていたのか。
(知事)
先ほどもご質問がありましたけれども、これは今調査中です。
(読売新聞社)
今の関連なんですが、お客さんについては、店側から連絡を取って、一応検査を受けてもらうように、店を通じてお願いをする、ということですか。
(知事)
もちろん検査というのもあるのかもしれませんが、いわゆるご自分の店舗のところ、そして接客をこの方に受けた人達に対して、その事実を言われるんだと。
(読売新聞社)
その方が陽性だと。
(知事)
はい、最終的にその方が受けると。
(読売新聞社)
特に、県としてそのお客さんにこういうふうに言ってほしいとお願いをしている点というはあるのでしょうか。
(知事)
もちろん県としては、その方々はおそらく濃厚接触者と判断ができますので、県の立場としては当然のことながら濃厚接触者としてそれを受けていただくと。
(読売新聞社)
それは、店側に対して、そういうふうに言ってもらうようにお願いしているということか。
(知事)
言ってもらうというよりも、そういう濃厚接触者ですよということで、逆に連絡を取っていただいてるということです。
(NHK)
おそらくですね、接客を受けた人はなかなか言い出しづらいというか、それがきっかけでまたクラスターが発生するということはいけないと思いますので、そこに関して知事の方からメッセージというか、検査を受けるようにというようなメッセージをお願いできますか。
(知事)
はい。ここはもう言うまでもなく、その皆さん方は濃厚接触者と認定をされますので、是非お店の方からご連絡があった皆さん方、またお店から連絡がない皆さん方でも、そうした形態のお店に行かれた、しかも17から25日の間と。 その皆様方には体調不良などもしございましたら、積極的に「帰国者・接触者相談センター」、こちらにご相談をいただきたいということです。
(日本経済新聞社)
先ほどクラスターの発生する可能性で、いわゆる「とくしまアラート」の発動を視野に入れるということでしたが、どういう段階になったら「とくしまアラート」を発動して、いわゆる警戒のレベルを一段階上げるというのは、どういうタイミングなのか、どういう段階なのか、知事のお考えをお聞かせください。
(知事)
はい。この「とくしまアラート」につきましては、まず最初に、黄色に県庁を染めるというね、健康観察強化。この段階が、1週間で陽性患者が5名以上ということになっております。それとやはり、クラスターの可能性という場合は、より注意喚起をしなければいけないということになって参りますので、場合によっては感染拡大注意、こうしたところに移行させるということもありうるということで、なるべく早くの段階、特にデータが集まった段階で、専門者会議、こちらを開きたいと。
そして、その判断の中で、これは健康観察、注意強化というだけではなくて、もう一段上げるべきだと。つまり、橙色に県庁を染めてしまうと。こうした判断はもちろん、専門家会議の皆さん方にお諮りをして決めていきたいとこのように考えております。
実は先行事例がもうすでにあるんですね。島根県でガールズバー、そこがちょうどクラスターとなり、ほとんどゼロだった島根県が一気に二桁になった。そして、鳥取県もゼロだったのに、それで患者が出てしまったという事例がありますので、我々としてはやはりこうした業態というものについては、大変注意をしなければいけない。
それだけに先ほども注意喚起ということで、発熱などが従業員の方にある場合は、厳にここはお休みをさせていただくとか。積極的に「帰国者・接触者相談センター」と相談をしてもらう。これが重要だということで、直ちに通知文を出すと。これも同じ形態という形ですので、店舗型であろうが、そうでなかろうが、それをやるといった点が、その危機意識ということで。
これからはこうしたことが当然起こりうるということに、つまり都道府県域をまたぐ移動といったものが、お客さん方、あるいは従業員の方、みんな起こって参りますので、そうした意味では新しいフェーズに移ってのいわば典型的な事例のひとつだと、このように考えていますので、今回の点については、きっちりとこれを対応していきたいと。そうすることが、全国でも似たような事例は当然のことながら発生をして参りますので、その先例とできればと考えています。
(日本経済新聞社)
確認なんですが、214業者というのは徳島市内ですか、県内の合計ですか。
(知事)
県内です。
(徳島新聞社)
25日のことなんですけども、先ほど25日まで仕事に従事されていたということなんですが、その後にセンターの方に相談をされたということですか。
(知事)
そうです、25日です。当然だから、26日には勤務されてない。
(徳島新聞社)
25日まで仕事をされていて、勤務終了後に25日に、センターの方に相談されたということですか。
(知事)
つまり、味覚、嗅覚障がいが出たと。特に今回の新型コロナウイルス感染症の特徴がそこだということで、おそらく、当初はおそらく発熱も1日で終わったので、扁桃腺炎かなというふうに思われたんではないかと思うんですね。
ただそれから数日経って、熱は下りたものの、味覚あるいは、嗅覚障がいが出たということで、もしかしたらということで相談されたんではないかと。
(徳島新聞社)
センターに行かれてからは仕事はされていないですか。
(知事)
もちろんです。26日ですから。今日ですから。
(四国放送)
15日、16日の大阪でたぶん感染したであろうということですが、それ以前というのは考えられていないのか。また、店名の公表というのは、いつ頃を目安に考えられているのか。それと、もうひとつは、今風俗業であるとか214業者であるということが出ていますけれども、結局どういったものかという憶測が広がっていくと思うのですが、ずばり言えないのか。
(知事)
まず、今回発症したというか、発熱したのが6月の20日ということですから、だいたい2日遡るっていうのが普通なんですが、今回はもう少し遡って、どこにこの原因があるのかということで、大阪のこれが分かったと。15、16日未明ということですので、そこからさらに遡るということは、よほどでない限りはないのかなということになります。
それから後は、お店の話なんですが、ここについても店舗のお名前の公表と、もちろんこの公表にご理解いただいて、ご協力いただければ一番いいわけなんですが、大阪の例のライブハウスも非常にこれ悩んだところがありましたので、ここのところは慎重にやっていきたいなと。
しかし、注意喚起、こうして患者さんが出てしまったと。また、発熱があったにもかかわらず、もちろん検温をするということはお店としてやられているということはあるんですが、しかし結果として発熱があるのに勤務をしてしまったと。結果的に陽性だったということがありますので、このお店については、当然のことでありますが、それ以外の似たような形態のところにも、まず先に注意喚起を出す。
もちろん本当でしたらきっちりとお店の名前公表ということから、注意喚起ということにもなるわけなんですが、それでは後手を踏んでしまうと。もちろん風評被害といった点、これも考えなきゃいけない点でありますので、それともう一つは感染拡大防止といったことでの注意喚起。これは同時並行に進めるという形でさせていただきたいと。
また、店舗名がいつの時点で(公表できるか)、これはなかなか難しいところです。しかし根気強くやっていきたいと。
(毎日新聞社)
20日から25日の間に、女性が他の病院を受診されたのかということと、また、女性が働いていた風俗業は徳島市内ですか。
(知事)
まず前段の話ですが、どこかの病院を受けたということは聞いておりません。おそらくないんだろうということですね。おそらく、お店の方でもそうした症状になれば、当然のことながらお休みということにもなるからだと思います。
ちょっと後段は聞き取れなかったんですが。
(毎日新聞社)
女性が働いていた風俗業は徳島市内ですか。女性はその17日から25日の間ずっとその店舗内で働いてたのですか。
(知事)
そうです。
(毎日新聞社)
いずれも夜間ですか。
(知事)
時間帯は聞いておりません。
(NHK)
店舗があるのは徳島市内ですか。
(知事)
そうです。
(徳島新聞社)
最後に、一緒にいた店長さんは男性ですか、女性ですか。
(知事)
ちょっとそこは確認を取らせていただきます。おそらく男性だとは思いますが。
(朝日新聞社)
以上でよろしいでしょうか。ありがとうございました。
(知事)
はい、よろしくお願いします。