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令和2年4月27日 臨時記者会見項目別

新型コロナウイルス感染症の医療提供体制の確保について(質疑)

(NHK)
ネット上での、デマ、フェイクの話があったが、徳島県内でもそういったネット上でのフェイクなどがあるのか。

(知事)
はい。特に、この最初の段階で、これ医療機関の方でしたが、徳島県内で、中国姓、中国の方がね、運ばれたというところが出て、これはあくまでも、お医者さんの中だけでのネットだったんですけどね。それに対して、例えば徳島保健所であったり、あるいは県としてもその調査に走る。ということがあって、実際はそうじゃなかった。どこにもそんな事実はなかった。という事例が出て、この点も強く私の方から話をさせていただいて、その後、そういう医療関係の皆さん方からってことはもうない。ということなんですがね。フェイク、あるいは、デマ。
ただそうした点は、一般の皆さん方は、ネットの中で、どうもあそこで出たらしいとか、そうした話は、こうあるわけなんですがね。悪意に満ちたという形ではないんですが、ただ患者さん、あるいは医療機関に対しての、4例目、5例目と立て続けで、いわゆる徳島市内であったと。
これに対しては、当然医療機関に対して、その医療機関の皆さん方が、例えば、「重症者の患者が受け入れてもらえなかった」とか、あるいは、そこの看護師さんが、例えば、「保育所の中で来ないでくれ」と言われたとか。あるいはその全然関係のないドクター、その配偶者の方が、今度は会社に行った時に、「いやいや自宅待機してくれ」とか。こうしたことが、実際になされた。これは病院の方からお話が出たところでしてね。
やはり、そうした点は、医療従事者の皆さん方の、まさに心を折ってしまう、ということになる。つまり、医療崩壊になる。せっかく先ほど齋藤会長さんもお話しいただいたように、本当に様々な使命感でもってやっていただいて、本当は怖い。本当は家族のことを考えるとやりたくないよね。でも使命感でやっていただいてる皆さん方の是非心を折らないでほしい。
そうした点で、全国知事会からも言ってるわけですが、これはもう全国でこうしたことが起きている。ということですので、是非徳島では、そうしたことが絶対に起こらない。こうしたことを、お願いしたい。
そして、お願いだけで足りない部分については、すでにフェイクの部分では、全国でも逮捕がなされているところでありますので、そうした誹謗中傷、人権侵害ということは立派な犯罪になりますので、こうしたものについても法的な措置、こうしたものをしっかりと国が取れるように、ここは、やはり全国知事会としても、これだけ全国で広がるということであれば、これはやはり政策提言せざるを得ない。とこう考えておりますので、是非そうした事が絡むにになるようにしていただきたいなとこう考えてます。

(齋藤医師会会長)
そのことですけど、不確かなですね、情報に惑わされずにですね。正しく、恐れては欲しいと思うんですね、恐れては欲しいと思います。コロナ感染の機会は、誰にでもあるわけですね。そういうようなことを言っている人でもいつかかるかわからない。という危険性があります。
そのためにですね、是非ですね、我々コロナと戦っていきますので、是非後ろから鉄砲の弾を撃たないようにですね。是非お願いしたいと思いますし、逆にエールを送っていただきたい。と思います。以上でございます。

(幹事社)
各社さんどうぞ。

(共同通信)
前にも旧海部病院の改修について、発表があったと思うのですけれども、今の段階で、軽症者や無症状者を受け入れられる床数、今後どれくらい増やしていきたいのか、それから民間の宿泊施設について、借り上げはどれくらい進んでいるかについて教えてください。

(知事)
はい。まず、早い方からいって、民間の借り上げの方なんですが、できれば5月の早い段階で、これをまずは進めたいと思っています。
また、海部病院、旧海部病院の方ですが、これは今最終の段階となってますので、いわゆる手順ですね、一棟まるごと最初から借りるっていうのは、だいぶ時間かかってしまいますので、段階的にまず病床で確保できるものから。そしてなるべく、早くそれを使えるようにしたいとこう考えてますので、いわゆる今は最終段階ですから、予算発表、もう間もなくですけど、ここの段階で話をさせていただきたいと思います。

(共同通信)
民間の宿泊施設というのは全部で何床くらい準備できる予定ですか。

(知事)
ここも最終的な調整で、一棟借りということになってきますので、はい。

(四国放送)
先ほど述べられていました「臨時地域外来・検査センター」、これがいわゆるあの「ドライブスルー検査」のことですか。

(知事)
そうです。

(四国放送)
これは、県内で何か所設置の予定ですか。

(知事)
今、当面1か所を予定しています。

(四国放送)
場所については、まだ言える段階ではないということか。

(知事)
そうですね。というのは、今、齋藤会長さんから言われた、従来我々これ、「新型コロナ臨時外来」とこう呼んでいたんですね。ただ何となくこの外来という言葉が入ると、「帰国者・接触者外来」同様に、診察を受けるという風に思われてしまうというのがあるので、国の方で、正式名称を「地域外来・検査センター」、つまり「検査センター」なんだと。あくまでも診察をするんではなくて、PCR、この検体をとる。ということで、まさに「ドライブスルー」がそれにあたるということですので、これからは「地域外来・検査センター」、国の呼称に合わせると。いうことを考えています。

(四国放送)
これは、徳島市内に設置するのか。

(知事)
その予定です。

(四国放送)
時期的には。

(知事)
ここは医師会との最終調整ですが。

(四国放送)
いつ頃を目指してらっしゃいますか。

(齋藤医師会会長)
連休とこの間言ったのですけれど、民間の人は、前の土曜日から連休に入っているらしいのですけど、我々の医療関係者というのは、病院は働いておりますので、我々が考えているのは5月の始めを目指して、県の方で準備していただくということでございます。
徳島の状態であれば、今は1か所で十分であると思います。また、不幸にして患者が増えれば、あちこちで作っていかなければならないだろうと思っています。

(共同通信)
「アビガン」の話をされていたと思うのですけど、これは、治験をするには、病院側が手を挙げないと、それは実施できないということで間違いないでしょうか。

(知事)
そうです。

(共同通信)
今、徳島県内で手を挙げているところはあるのでしょうか。

(知事)
というか患者さんこれまで5名、ですからね、しかも重症者がいない。だから重症する目処、確かに中等症あたりから急変する。つい先般、埼玉では軽症者だから自宅に居たということですけどね。でその方が亡くなると。国の方で今までは、自宅療養と、それから宿泊施設の療養、並立してたんですね。それで我々全国知事会からも、これはやはり並列ではなくて、ホテル、旅館、こうしたところを優先すべきだといって、その直後だったんですね。加藤大臣はじゃあそうしましょうと言ったところで、あの埼玉の事例が起こったと。いうことがありましたので。でも、まずはそうした傾向が見れる。ドクターの専門的な判断、これをいただいて、これはじゃあ使おうということであれば使うと。 ついこう著名な芸能界の人が使ったっていうことが拡散されて、誰でも使えるんじゃないか。こうした点があったり、予防的に使えるんじゃないかとあったり。
こうした点は、誤解が非常に多く出ていますので、先ほど齋藤会長さんからもお話があったように、あくまでも入院された陽性患者、この人がしかも病院で手上げ方式、患者の同意を得て、倫理審査会、この中でもOKが取られた場合ということで、非常に今の段階はあくまでも治験段階ということですから、厳重な審査、これがあると。まだまだこれ、厚生労働省から医療機関にも十分伝わってなかったんで。先般の加藤厚労大臣との協議の場で、私の方からもお願いをして、しっかりと通知をしてほしい、ということを申し上げたところです。

(共同通信)
倫理委員会の承認というのは、事前に発生する前に、承認を受けておいて、発生したらその人に使えるようにするわけではなく、入院した患者がいらっしゃって、そこから倫理委員会に通して、承認をするという手順になるのか。

 (知事)
それぞれの手上げ方式ですからね。症状も違うでしょうから。各病院の中で、それをどう、もちろん病院として事前にということもあるかもしれませんし、来たときだ、という場合もあるでしょうし、それぞれの病院の判断ということになります。

(四国放送)
医師会と県で合意した内容というのは、「地域外来・検査センター」の協力の件と、ホテルや旅館とか、海部病院であるとか、そういうところに軽症者を入れた場合に、医師の派遣であるとか、そういうものをやりやすいようにしてほしい。というところがポイントというか。

(知事)
それともう一つは、市中で割と「アビガン」の話が、やはり芸能人の方が使って治った。なんて話がこう出ると、どこでも使えるんじゃないか、という話が出るもんですから、そうしたところも専門的な見知から。
それからもう1点は、先ほど齋藤会長が言われてるように、PCR検査、私どもも申し上げましたが、徳島は件数が少ない、抑えてるんじゃないかと、こうしたところが結構市中で言われて、それが逆に不安要因になると。本当は、もっと患者いるんじゃないかと。いやそうじゃなくて、齋藤会長が言われたように、あくまでも国の基準に基づいて、全国一律でやってると。
確かに非常にこの「オーバーシュート」、発生の爆発ですね、感染爆発が起こっているところでは、保健所が抑えたなんていうところもあって、というのは病院が満床になっちゃうんで。そういったところが逆に不安要因になったんではないかとは思うんですけどね。
そうではなくて、あくまでも国の基準に従って、徳島はやっているわけで。一番要因となるのは、陽性患者が少ない、それとどこで発生したかわからない。という由来の分からない人が増えると大変なんです。
ということで濃厚接触者も非常に少ない。当然患者数が少ない。そこでこの結果が出てると。一番典型が岩手県、ゼロということで全国で一番少ないと、こういうことなんですね。ということで、そこも齋藤先生の方から、会長からおっしゃっていただいたということです。

(四国放送)
新たなフェーズになる前までに、検査体制を整えたということですか。

(知事)
というのは、十分に今の検査体制、いまのところ4月26日現在で、442件徳島県でですね。こうした点を考えると、今、1日あたりということを考えると、96件まで増やしていますので、後は相談体制の充実と、そして、いざという時に受け入れる体制を、受け入れるというか検査体制を、検体をとる体制ですね、これを充実する。ということが今回の共同会見と。そして、十分に96検体1日あたり対応できますので、そのように対応していこうと。

(四国放送)
十分な検査体制を確保したということか。

(知事)
そうですね。あの検査体制はもうできているので、逆に相談体制とそれから検体をとる体制、その充実を図ると。

(NHK)
96件に検査体制ができたのは、今日からですか。

(知事)
3月27日からもうできてるんです。

(徳島新聞)
ホテル、旅館での軽症者や無症状者の療養体制の件なんですが、先ほど施設外で医師が待機して、看護師が常駐という風におっしゃったかと思うのですが、もう少し何人体制でとか、というところまでわかればお伺いしたい。

(知事)
このあたりは、どのくらいの患者を受け入れるか、そのキャパ。それとも関わってきますので。今日も、実は齋藤医師会の会長さんだけでなくて、稲井看護協会の会長さんもおいでいただきまして、意見交換させていただいて、そうしたものを、できるタイミングに合わせてしっかりと、手上げ方式で、ということで。
まずは、逆に今回の検体をとる体制ですね。これを充実する方、こういったところに協力していきたい。という形がメインでしたので、全体的にそうしたものを早急にまとめて。そして、またご報告できるかと思います。今、医師会それから看護協会、それぞれに考えていただいています。

(齋藤医師会会長)
ホテルの借り上げに関しましては、徳島県、非常に早く動いていただいていると思います。今は必要ないんですね。今はある程度人数が起こっても、病院に収容できるということですので、それが収容できなくなる準備をしていっているところでございますので。一応、何人かという話でございますけれども、看護師2名体制で、医師1名をオンコールでするか、ということを考えております。そこで、退所する前には、PCR検査をやると考えております。時間的に要請があったのが、早かったものですから、我々としても時間的に余裕があるものですから、これからも県と相談しながら、より良い形で進めていきたいと思います。

(徳島新聞)
今おっしゃっていただいた、医師1名、看護師2名というのは、1施設あたりということですか。

(齋藤医師会会長)
そうです。人数が少なくても、ひとりでは厳しいと思いますので、二人体制、看護師さんを要請しているところでありますけれども、先ほどもありましたように、風評被害というのがありまして、看護師さんをと言ったら、子どもが差別されるとかですね、そういったことで非常に尻込みされているところであります。
その辺りをご理解いただきましたら、看護師さんももっと参加していただけると思いますので、その辺りを是非、フォローアップをお願いしたいと思います。

(徳島新聞)
県内の医師、看護師の方にどのように募集して、どれくらいの方から応募があったのか。

(知事)
先ほどお聞きしたところでは、手上げ方式で今やってるということですね。そして、齋藤会長からもお話があったように、なかなか、手が上がるという状況にない。使命感あってやってるんですが、やはり、お話があったように、もしそれをやってると、本人が感染するしないに関係なく、やってるということがなんらかの形で知れた段階で、子どもさんが、例えば風評被害、人権侵害を受けるとか。そうしたことが、非常に危惧されていると。これはやはり5例目が衝撃的だったということです。いかに。徳島県内で起こりましたよね。
だからそういった意味であの時にも申し上げたように、誰が戦ってくれているのか。もっともっと国民、県民の皆さんは理解をしないといけない。そこなんです。

(齋藤医師会会長)
付け加えさせていただきます。急に要請しまして、2日ぐらいで手上げして、2日ぐらいの間に65名ですかね。医師は65名の手が挙がりました。私としては、そんなに挙がると思ってなかったものですから、非常に感激したというか、医師の使命感に尊敬するというような感じでございます。
65名が終わった後もですね、後から「締め切るのが早すぎたんじゃないか」とか「後はどないしたらええんか」という問い合わせが来ております。
是非、我々頑張りますので、ご支援よろしくお願いします。

(幹事社)
時間ですので、このあたりで会見を終わりたいと思います。

(知事)
それでは、よろしくお願いします。どうもありがとうございました。