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令和2年4月24日 定例記者会見項目別

新型コロナウイルス感染症の対策について(質疑)(その1)

(NHK)
 HNKから1点です。今、知事がおっしゃいました「臨時外来」について、厚労省の指針もいろいろありますが、具体的にどのような形で行うのか教えてください。

(知事)
 はい。こちらは県医師会の皆さん方に、厚労省の制度を活用し、委託をさせていただくという形で、実際には、ドクターの皆さん方などにご協力をいただいて、検体採取を行う。従来でしたら、この帰国者・接触者外来ということで、病院で行うと。場合によっては院内で行いますので、そうした「院内感染」、危険性がゼロというわけではない。
 また、「帰国者・接触者外来」におきましても、例えば病院の外で、建て屋があって、そこで行うということであります。
 しかし、大々的に、例えば車でお越しをいただいて対応できるということも、今後必要ではないだろうか。ということで、今、県医師会の皆さん方と、最終の調整をさせていただいているところでもあります。

(NHK)
 具体的にはこれからということですか。

(知事)
 これからというか、もう間もなく。今、具体的にどんな形で検査体制をとるのか。例えば、今、各病院の中でもやはりなるべく院内ではなくということ、あるいは数が増えた場合に、外でもできるようにということで、テントを活用するとか、ということもあるわけですが、韓国がドライブスルーというもの、大変これが評価を受けた。そして、国内においても、新潟市で、あるいは鳥取県で、今、そうしたものの工夫が進んできてるところでもあります。
 こうした手法といったものを大いに参考にさせていただき、ではこれを徳島で仮にやるとすれば、どういった場所がいいのか、どういった体制で行うのがいいのか。また、検体を採っていただくドクターの、安全安心をどのように図れるのか。こうした点を今、最終の詰めとして行なっておりますので、これからというよりも、もういよいよ準備体制がほぼ整っていくと、こういうことになります。

(日本経済新聞)
 県外ナンバーの調査をされて、その結果次第では特定業種に対しての休業要請をする可能性について、以前おっしゃっていたがこの結果を受けて、知事のお考えをお願いします。

(知事)
 先ほど、数字を、県民の皆さん方もご不安がありましたので、生の数字を申し上げたところで。各、例えば遊技施設あるいは遊興施設など、公園などもレジャー施設もあるんですけどね。こうしたところでは1.8%という非常に低い数字が出たということでもありますので。
 これは、事業者の皆さん方にその前の段階で、今ご質問のあったように、場合によっては特措法に基づいて、休業要請を行わさせていただく。という話もさせていただいたんですが、まず事業者の皆さんが、先ほどの対策本部でもありましたように、例えばパチンコ屋さんであれば、警備員などを立てて、そして、県外ナンバーあるいは、県外の皆さん方に対して入っていただくことをお断りをさせていただくと。こうした事業者の皆さん方も続々と出てきていただいておりますので、こうしたものについて徹底を図らせていただいて、やはり事業者の皆さん方としっかりと協力をする中で対応していこうとこのように考えております。

(日本経済新聞)
 ということは、現時点で休業要請を出すということはないか。

(知事)
 今回の数字でいけば、まずは24条第9項による「業」としての休業要請、これを行う形があるわけなんですが、これは現段階としては行わないと。
 ただもちろん、前回の発表の時にも申し上げたように、ある特定の業種のところで、いわゆるクラスターが出たということになりましたら、直ちにこれを発動するということは、常に用意をさせていただいております。

(日本経済新聞)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 発表事項について、各社さんお願いします。

(四国放送)
 徳島阿波おどり空港での水際作戦なんですけど、いつからやられるのかと、どういう体制でやられるのか。もし、チェックに引っかかった場合、その方にどういう対応をするか。その3点教えてください。

(知事)
 はい。まず期間は、ゴールデンウィーク期間といわれる4月29日から5月6日まで、これを予定しています。
 そして、体制としては、当然、阿波おどり空港の場合は、動線が一本となっておりますので、この出てきて来られた方を、全てサーモグラフィーでチェックさせていただきます。
 そして、仮に37.5度以上、これが検認された場合には、その横のスペースに、当然入っていただきまして、そちらでさらなる注意喚起、そして、例えばご住所であるとか、滞在先であるとか、こうしたものを申告をいただき、そして、その後、体調不良などがあった場合には、チェックをさせていただくと。こうした体制をとらせていただきたいと思います。

(四国放送)
 先ほど、県警本部長にもお願いしますというようなことおっしゃってましたけど、警察官にやってもらうのか。

(知事)
 いえいえ、これは県の職員が。実は阿波おどり空港も、警察署といいますか、派出所といいますかね、あるわけですけども。今は、大抵搭乗した、チェックインをした先に警備として入っていただいてるんですよね。
 しかし、そうした点にもしっかりと、警察官の方にも立会いをいただくと。
 実は、警察庁の方から先般、総理はじめ、国の方から繁華街における接客を伴う飲食店、ここに対しての国民の皆さんの外出の自粛、これを求めるといった時に、警察庁から全都道府県の方に、そうした場合にも警らであるとか、あるいは街の呼びかけという形で、警察官の皆さん方が制服で対応する、そして呼びかける。こうしたことが行われたところでもありますので、今回はそれに類似する形として、もちろん阿波おどり空港自体に警察官がいて、そして警備をしていただいておりますが、そうしたところに立ち会っていただくという形を取らせていただきます。

(四国放送)
 検温で引っかかった人を飛行機で送り返すとか、そういうことはないのか。

(知事)
 そうしたことは、例えば羽田空港においても、例えばエアラインの皆さん方、サーモグラフィーでチェックをして、37.5度以上ある皆さん方には搭乗の自粛、これを求めるんですが、この点について、強制力はないんですね。乗ってしまってくると。
 そして来て、また徳島で引っかかると。当然、そうしたことがあって、それについても、また言われるのかという事になって、より強い注意喚起をさせていただくと。
 そして、滞在場所などもわかれば、その後の健康チェック、こうしたことも、当然し得るわけではありますので、そうした形で二重のチェックができればと。また、申し上げたように、福岡空港、こちらは搭乗の時に、そういった手続きがなされておりませんので、いわば阿波おどり空港に来た時に、最初のチェックを受けると。ご本人の健康状態のチェックということにもなるんではないか。
 ただ、我々としてはこうした厳戒体制、これまではインバウンドの皆さん方にさせていただいたんですよね。
 しかし、そうした点で、インバウンドの場合には国の法などに基づいて、そのまま14日間留め置くと。これもいくつかの段階がありましたけどね。とったわけでありますが、今回は国内の皆さんということがこれありますので。
 しかし、今、国内において「感染拡大」、あるいはどこでもらったのかがわからない、そうした状況なっておりますので、そうした意味では新しいフェーズにきた、こうしたチェックも当然あり得るとして、できればそうしたチェックまで受けたくはないよね。ということで、我々としてはチェックを受けてくださいということではなくて、こうした今、厳戒体制なんですよ。そして、それぞれのご在住の都道府県知事から都道府県をまたぐ、そうした移動は厳に慎んでもらいたい。自粛をしてもらいたい。強いメッセージが出されておりますので、それに是非従っていただきたいと。つまり、キャンセルをしていただきたい。ここが主眼ということになります。

(共同通信)
 先ほど、県外ナンバーをつけた県民の方がいらっしゃるという話をされたと思うんですけど、本部会議であおり運転を受けたとかいう報告もあるとうかがいましたけど、具体的にどのような報告があるのか。

(知事)
 まず、私が県外ナンバーのチェック、県民の皆さん方の不安の声に対して、やはり県としても、第4例目の陽性患者、この方が神奈川県に3週間いたと、そして、帰って来られて、そして、4月3日に帰り、その後、陽性がわかるということになりましたので、やはりそうした、特にこの場合は神奈川県という最初の「緊急事態宣言」7つの一つ、そして、その後全国に拡大をされた時の「特定警戒都道府県」、そうしたところから戻ってくると、やはり感染確率が高いと。もちろん、この方がおられた4月3日までについては、4月7日に「緊急事態宣言」が神奈川県に発令されたわけでありますから、そうした点が広報をされていたわけではないわけでありますが、多くの患者さんが出ていたことは、事実であるわけであります。
 こうした報道も受け、あるいはこれまで他府県、特に大阪、兵庫こうしたナンバーがたくさん来てる。不安だ。こうした声があったということがありました。これを受ける形で、では、流入調査を行おう、遊技、遊興施設を中心としてどのくらい県外ナンバーの方々が来られてるのか、それを合わせてやろうと、させていただいたところであります。
 こうした形の中で、このメッセージが少し強すぎたのかもしれません。県外ナンバーの方を見ると、暴言を吐いたり、あるいはあおり運転をしたり、場合によっては石を投げられる。車に傷をつけられる。こうしたものも報告がなされたところでありました。
 4月1日などで、異動で徳島に、そして徳島に住民票を移し、徳島県民になられた。でもまだ4月ですので、ナンバープレートをそれぞれの前におられたところ、都道府県のプレートになっている。本当は速やかに、ナンバープレートを徳島ナンバーにしていただきたい。というのは、当然、自動車関係税の関係がありますので、徳島での道路を活用する、施設を活用するということであれば、徳島に納税をしていただき、そのためには速やかにナンバープレートを変えて、徳島ナンバーにしていただく。これが本来行政としてはあるべき姿ではあるわけでありますが、今回はこの「新型コロナウイルス感染症」拡大期の日本という中で、多くの皆さん方が非常にナーバス、神経質になられているところでありますので、日頃では考えられないような形、これが出てきてしまう。
 また、長らくの自粛要請、こうしたものを受け、心身ともにイライラ感が募る。そうしたところへやはり県外ナンバーに対して、あるいは県外から戻って来られた方が陽性になった。多くの皆さん方の不安が一気に倍増すると。
 そして、調査を行うというメッセージを出したということがありますので、是非県民の皆様方にはこうしたことのないように、県外の皆さん方への自粛、いろいろな形で、あるいはそれぞれの遊興、遊技施設の皆さんにもご協力をいただいて、対応を図っていくこととしておりますので、県外ナンバーを見たから石を投げたいと思うとか、傷を付けたいと思うとか、あるいはあおりをする、暴言を吐く。こうしたことは、徳島県民として、是非行わないでいただきたい。
 そして、中には徳島県民の方もおられると、こうした点を是非ご理解をいただきたいと思います。以上です。

(共同通信)
 もう1点、この車両調査なんですけど、平常時との比較で、この数字だけだとこれが多いのか少ないのかイマイチ分からないので平常時との比較は、どの程度県外ナンバーがあるのか。

(知事)
 平常時の調査っていう入り込みは、特に徳島県としては行っておりませんので、平常時との比較ということは、今回の場合にはできない。
 しかし、今後もこうした調査をさせていただいて、今回のデータを基として、さあ増えてるのか減ってるのか、こうしたものはやっていきたいと考えています。

(共同通信)
 インターチェンジで約半数は県外車ということですけれども、この要因というのは知事として考えられているのか。

(知事)
 もちろん、この中には物流の車も入っていますので、そうした意味では、当然県外からも来られる。あるいはさっき申し上げたナンバープレートが変えられてないと。別に4月1日じゃなくて、1年2年変えてない方も結構おられますので、そうしたものも当然あり得る、とこう考えています。

(毎日放送)
 今のところに付け加えてなんですけど、遊興施設などの調査で、県外ナンバーが1.8%となっていて、ただインターチェンジで49%と、かなり乖離があるなというふうに思うんですけど、この差をどのように考えられているか。どこに流れていると考えますか。

(知事)
 はい。もちろん、徳島を下りて、そこから様々な地域へ行くということは、考えられるわけですよね。もちろん、高速道路でずっと渡っていくということもあるでしょうし、徳島を通過して、例えばドライブなどでずっと海岸線を見て、そのまま高知に入る。こうしたこともあるでしょうし。
 今回ナンバープレートでいくと、一番多かったのは実は香川県ナンバーということなんですよね。そうしたことを考えると、隣接県ですから、徳島でインターチェンジで下りて、そのまま一般道や国道などで、香川県に行かれる、戻られる。そうしたことは、非常に多いんじゃないかなと思いますので、そうした点でも、県外ナンバーとの比、52対48。48が県外と。
 ですから、先ほども申し上げたように、京都、大阪そして兵庫、この3つでいきますとね、20%そこそこということでありますので、そうした意味では、こうした皆さん方もずっと徳島の海岸線を見る、あるいはずっとドライブしてですね、戻っていくと、いうこともあり得るのかなと。決してそのパチンコをやりにくるとか、それだけではないと。それが今回の調査で分かったということですね。