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令和2年4月21日 臨時記者会見2 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、知事お願いします。

(知事)
 それでは、今日、2回目の会見となります。
 本日、昨日に引き続きまして、陽性となった方が1名、確認されたところでありました。これで本県での陽性患者数は累計5名となったところであります。ということで、この度の5例目の患者さんの状況、お話を申し上げていきたいと思います。
 本日、4月21日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、「新型コロナウイルス感染症」陽性患者が確認されたところであります。
 それでは、患者さんの概要であります。患者さんは、70代の男性の方、兵庫県にお住まいの方であります。
 次に、症状及び経過についてであります。4月14日から38度の発熱、頭痛、そして全身の倦怠感を感じられました。そして、4月15日には37.2度と少し熱が下がったわけでありますが、頭痛などの症状が改善せず、本県の医療機関を受診されました。
 その後、4月19日には、頭痛等の症状に加えまして、味覚障がいが出現したため、再度本県の医療機関、同じ機関を受診され、胸部CT検査の結果、肺炎像が確認されたことから、同日、即入院となり、治療を開始したところでありますが、症状が改善しないため、昨日、4月20日でありますが、医療機関から「帰国者・接触者相談センター」に相談があり、本日、4月21日、検査の結果、「新型コロナウイルス感染症」であることが確認されたところであります。
 患者さんの「行動歴」についてでありますが、海外への渡航履歴はなく、症状発症後、その県内での「行動歴」は、この医療機関に2度訪れた、それのみとなっているところであります。
 なお、本県への移動、つまり医療機関へは、ご自分で自家用車で来県され、マスクも着用されておられたところであります。ご本人は、現在、感染症指定医療機関に入院調整中であります。
 そこで、今回の点についてでありますが、兵庫県から本県に通院されていた方が発症したという、本県にとってはこれまで例にないものであります。
 しかし、今後はこうしたパターンが増えることが想定され、特に兵庫県在住の方でありますので、兵庫県は徳島同様、関西広域連合の一員であることはもとより、徳島はその中でも特に県民の皆さん方の命を預かる広域医療を所管しているところでありまして、今回の「新型コロナウイルス感染症」対策におきましても、広域医療局が調整し、例えば様々な医療資機材、この融通であったり、あるいはPCR検査、なかなかその府県が、対応しきれない場合には応援する。また今後、重症者、あるいは中等症の方の搬送といった点、こうした点が想定され、その総合調整を徳島県が行うこととなっておりますので、今回はそれにニアイコール、兵庫県の方をPCR検査し、結果として、陽性になったというものでありますので、こうした概要はこれからも増える可能性があるところであります。
 またもう一点は、今回は入院されている方が症状が改善しないということで、PCR検査を受けられ、その結果、陽性ということになりました。
 いちばん気をつけなければいけないのは、今、全国で起こっている「院内感染」であります。
 通常、医療従事者の皆さん方は、特に「新型コロナウイルス感染症」が発症してからは、防御態勢をしっかりとした上で、患者さんに接しておられるところでありますので、今後、こうした点につきましてもより対応を重視していく、そうした意味で万が一にも「院内感染」が発生しない、そうした対応がこれから求められるところでありますので、県内医療機関の皆様方にもさらなる注意喚起、これを行わさせていただきたいと思っております。
 なお、ここはマスコミの皆様方に、1点お願いがございます。
今、全国知事会におきましても、この医療崩壊を防ぐ、そのために全国でのこの医療従事者の皆様方、あるいは医療機関、これをしっかりと守っていく、こうした点が大変重要となるところでありますので、今回この医療機関において、陽性患者が出たということで、その医療機関についての取材につきましては、是非ご遠慮いただくようにご協力を。そして、それらの医療機関がしっかりとこの「新型コロナウイルス感染症」はもとよりのこと、通常の医療提供体制、こうしたところにも齟齬をきたさないように是非ご理解をいただければと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

(幹事社)
 まず、最初に幹事社から。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(NHK)
 まず、資料が20日となっていますが、確定したのは21日の14時40分ですか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 はい、わかりました。病院について、医療機関ですが男性がなぜ県内の医療機関を受診したのかということと、医療機関に取材かけるなというお話がありましたけど、例えばどこの保健所管内なのか、どこの範囲までおっしゃることができるのかということと、その医療機関、感染症対策を取られた医療機関であったのか。また、病院関係者で濃厚接触者とか院内感染の可能性がどの程度考えられるのか。

(知事)
 はい。まず、なぜ兵庫県在住の方が徳島の病院を訪れられたのかということですが、もともと既往症がある方でありまして、それで通院をされていた。つまり主治医がいるということでありまして、今回体調が悪くなったということでおいでになられたということになります。
 なお、県内の医療機関ということであります、感染症の対応の病床ではありません。ということで通常の対応してきたということであります。
ということで、あと院内感染の可能性でありますが、こちらにつきましては、
接しられたのが、個室対応として、入院されましたので、個室で対応されておられます。そうしたことで、診断、その後の対応につきましても、医師、看護師が対応ということで、一般職員は対応していないということは確認が取れているところであります。

(NHK)
 お医者さん、看護師さんは防護服を着ていたのか。

(知事)
 はい。そこのところついては、最終の確認をさせていただいてるところでもありますが。

(幹事社)
 それでは、各社からお願いします。

(毎日新聞)
 発表は、徳島県からのみですか。

(知事)
 はい、そうです。ということで普通でしたら、今日の午前中の対応のように、県内でお住まいの方であれば、当然行動履歴であったり、あるいはその家族構成であったり、こうしたことを当然のことながら発表させていただくんですが、こちらにつきましては、兵庫県の方に連絡をさせていただき、その後の対応は兵庫県の方で。というのは、兵庫県にお住まいの方でありますので、その兵庫県での対応ということになります。

(NHK)
 確認なんですけど、発生したのは21日でいいですか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 資料が違うのか。

(知事)
 先ほどもご質問があったように、正式に言いますと、今日の4月21日14時40分に、県立保健製薬環境センターの検査で、そうなったということになります。

(日本経済新聞)
 この方は、今後も徳島のこの病院、徳島の病院において、入院を続けるのか。

(知事)
 いえ、これはさっき申し上げたように、感染症の指定病院ではありませんので、ここの病院は。次に感染症の指定病院の方に移されるということで入院の調整中です。

(日本経済新聞)
 それは、徳島の、県内の病院か。

(知事)
 そうです。それはもう県内ですね。確かに兵庫県に戻るということもあるわけですが、やはり症状が割と重い方でありますので、それはいろいろご家族の方との調整っていう、あるいはドクター同士の調整というのがあるんですけど、今のところ県内の感染症医療病院の方に入院していただく方向で調整をしています。

(四国放送)
 兵庫県からは、受け入れるということにはならないのか。

(知事)
 というか、ご本人の希望もありますので、元々は徳島の病院にまず日頃から既往症があって通っておられたと。そして、当然そうした日頃の関係からもありますので、徳島でということになりました。

(四国放送)
 対応したのは、医師、看護師1人ずつですか。人数は。

(知事)
 ここのところについては、おそらく医師はお1人だとは思うんですが、ただその当たりは再度確認させていただくと同時に、逆に医療機関の方でありますので、当然そうした人たちとの接触具合であるとか、防護態勢、これらをしっかりとまずは考えられることと思います。

(四国放送)
 多分防護しているだろうということですか。

(知事)
 原則はされているわけなんですけど。今言われた、例えば何人の人が対応したとかですね。ただ、こちらで確認できてるのは、一般職員がもし接しているということになりますと、当然防護服を着てるかどうかっていうのは、あまり担保取れませんので。しかし、医師、看護師ということであれば、そうした態勢を行っているということになりますから。そうすると、確認させていただいたら、医師と看護師のみの対応ということです。

(四国放送)
 おそらく院内感染は、今のところないだろうということか。

(知事)
 おそらくないと思われるわけですが、ただこれは分かりませんので、そこのところは確認中です。と同時に、院内感染を防ぐのは医療機関ですので、そうしたものについて、しっかりと対応していただきたいと申し上げます。

(四国放送)
 院内感染については、今のところわからない、というのが正しいのか。

(知事)
 大丈夫であろうということですが、万が一のことを考えて対応しているということです。

(日本経済新聞)
 知事、こうした事例は今後増えるだろうとおっしゃったんですけど、例えば徳島はまだ感染者数が少なくて、病床数、対応病床数が結構ある。そういうことを見込んで、徳島に来て発症する、感染を確認して、徳島で入院する。もし、こういうことを受け入れることの何らかの歯止めっていうのは、対応を考えているか。

(知事)
 原則は、それぞれの都道府県でもちろん対応するということが、大原則になります。そして、例えば、重症者、中等症の人が、まずは第一で対応する。つまり、重篤になる可能性が高いということですから、そうした場合に病院がいっぱいになる。そうなった場合に、軽症者の皆さん方は、病院の治療ではなくて、ホテル、旅館等、そうしたところへというのが、今の国の方針になっておりますので、徳島においてもすでにそうした対応、今調整を図っているところでありますので。この重症者、あるいは中等症の皆さん方をどうするのか。これがまずは一番重要なポイント。関西広域連合ではその分をどう調整するかと。
ただ、重症者あるいは中等症の皆さん方というと、ドクターヘリで運ぶことはできないんですね。それと運ぶ場合にも救急車でアイソレーター、陰圧の担架でもって運ばなきゃならない。しかも、症状がすぐに悪化する可能性が高いとなりますと、人工呼吸器、これを付けた上で、アイソレーターで運ぶとなると、移動時間はおそらくMAX1時間ちょっと。そうなりますと、ほとんど県境、そこの病院で担うという形になります。
 ということで、それぞれの多くの皆さん方が、どっというね、こうした形にはなかなかなりづらいであろうということになります。それよりも、今後は逆に軽症者、これを引き受けてくれということも、今後考えられる。そうした場合には徳島で、用意をするそうしたホテルであるとか、あるいはリタイアインフラ、こうしたものの活用というものも今後考えられるということで。

(日本経済新聞)
 それは他府県のということか。

(知事)
 関西広域連合内ですね。これは総合調整をするということにこれなっていますので。ただ、もちろん原則はそれぞれの府県でやるというのが大原則となっていますが、オーバーフローした場合については、やはり人道的な観点からもそうした対応は、今求められる。
 ということで、23日の日に関西広域連合、これもWebで行いますが、こうした点がまず一つのテーマ、前回もそうなったんですけどね、になると。ですから、今回の場合は少しそれらの事例とは違う部分があって、常に既往症として、兵庫県から本県の病院に日頃から通われていたと。こうした観点から、当然体調が悪くなった場合に主治医がおられるわけですから、そちらの病院に行かれると、こうしたことがあるということなんですね。

(読売新聞)
 日頃から既往症があり通っていたということですが、言える範囲でどういう病態で通ってたんでしょうか。

(知事)
 これはさすがに個人の状況ですので、それは申し上げるわけにはいきません。

(読売新聞)
 現在の状態は。

(知事)
 決して軽くはないということです。

(読売新聞)
 決して軽くはないとは、重症、中等症とかでいうとどうか。

(知事)
 そうですね。中等症以上という状況のようです。年齢が年齢ということがありますね。

(徳島新聞)
 現在、入院調整中ということですが、どこに、どういう状況でいらっしゃるのか。

(知事)
 今は入院されてますから。そこから最終的に搬送するということになります。

(徳島新聞)
 決して軽くはないということなんですけど、自発呼吸はできているのか。

(知事)
 そこのところについては、まだ確認は、そういう症状については。ただ、軽くないことは聞いております。

(毎日新聞)
 車はひとりで運転されていたのか。

(知事)
 そうです。2回ともね。

(NHK)
 兵庫県では、こちら発表はないということでいいのか。

(知事)
 兵庫県がどうされるかというのは、兵庫の方で。例えばご家族が濃厚接触であるとか、そうしたことは兵庫の方でご判断されますので。

(NHK)
 今の患者さんに関しては、徳島のみでということですか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 わかりました。ありがとうございます。

(共同通信)
 濃厚接触者に関しては、把握していないということですか。

(知事)
 いえ、ですから把握してないとよりも、大抵家ということになりますと兵庫県内の話になりますので、これは役割分担上は兵庫県の方で対応すると。ただ、本県における行動履歴であるとか、本県における濃厚接触、これは徳島県が、ということで、先ほどどうやって通院をされたのか、2回なんですけどね。これはともに自家用車でご自分が運転をして来られたと。となると、病院の中以外ではそうした濃厚接触者の可能性はないと。病院ではまずは、昨今の「新型コロナウイルス」どこで患者さんが来るかわからない、その防御を特に医療従事者、例えばドクター、あるいは看護師さん、これはされているということで、先ほど、院内感染の確率は今の段階では低いんではないか、もちろん万全を期さなければなりませんので、ここは病院においてしっかりとその確認をと。
 ということで我々としては医療従事者以外の人が、この病院の中で接触をしているとそれは濃厚接触という可能性がありますので、その確認をしたところ医療従事者以外はいないということです。

(共同通信)
 PCR検査を始めたのは、20日ですか、21日ですか。

(知事)
 今日の午前中の分ですから、21日です。

(共同通信)
 じゃあ、今日PCR検査をして、今日判明したのか。

(知事)
 そうです。今日の午前中分ですね。

(徳島新聞)
 男性についてなんですけど、兵庫県内在住ということですが、市町村名は。

(知事)
 それは我々の方では、言う状況でありません。兵庫県の方として確認しています。

(徳島新聞)
 男性の職業とかは。

(知事)
 無職です。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞)
 受診した医療機関名を公表するお考えはありますか。

(知事)
 大前提としては、医療機関を我々としてはしっかりと守るということが大前提となるところでありますので、是非この風評被害、あるいはマスコミの皆さん方のご協力をいただけるということであれば、逆に県民の皆さん方のご心配とか、そうした点がありますので、この点については公表する用意があります。

(徳島新聞)
 公表する用意はあるということですが、どういう段階で判断されるのか。

(知事)
 別にこの場で皆さん方、マスコミの皆さん方ですから、皆さん方が是非ご協力する、代わりに県民にそれを知らせてもらいたいということであれば、発表させていただくと。
 ただし、あくまでも病院に対する取材であるとか、その従事者に対する取材とか、そうしたことは極力避けていただきたい。いかがでしょう。

(四国放送)
 そうなると、各社一旦社に判断、連絡をする必要があると思いますね。

(知事)
 あくまでもやはり今、全国でも医療機関に対しての対応というものが大きく求められていて、全国知事会長としてもこれは厚生労働省であったり、あるいは西村大臣の方にも、各医療機関をしっかりとやはり守っていただきたいと。 特に医療従事者、そのご家族に対する誹謗中傷、あるいは人権侵害。今日の午前中の会見でも申し上げた三重県知事が昨晩会見したように、これが後を絶たないんですね。ですから、そうした点について極力我々としては医療最前線これを守ると。
 しかし、その一方で県民の皆さんがご不安と、自分が通っていてその人と接した可能性があるのかどうかと、こうしたご不安ということもあると思いますので、ただここのところは今お話があったように、それぞれマスコミのお立場もあるでしょうから、そうしたものをお約束いただけるんであれば、我々としては発表する用意はあると。ただ、なんとしても医療機関を守らなければならないと、こうした点もご理解いただきたいということです。

(四国放送)
知事からの条件をもう一度整理したいのですが。まず、病院に取材してほしくないという点と、もう一つ何になりますか。

(知事)
はい。やはり県民の皆さん方に、ここは何度も呼びかけている話ですので、マスコミの皆さん方からもそうした点については注意をしてくださいと。

(四国放送)
 我々マスコミが医療機関の名前を公表した上で、ただ医療機関に対する差別は止めてください、みたいなことを書いてほしいのか。

(知事)
 そうしていただけると非常にありがたいと。

(四国放送)
 その二つがないと病院名が言えないのか。

(知事)
 まあ、なるべく避けたい。そうですね。

(四国放送)
 一つ目の医療機関に取材をしないという点についてはできそうな気がしますが、二つ目の表現の仕方は、ちょっと。

(NHK)
 社によって、できる、できないは違いますので、後で取りまとめて。

(知事)
 そうですね。幹事社からでも結構ですので、お願いいたします。

(徳島新聞)
 この病院の外来を中止するであるとか、消毒をするであるとか、そういった対応については何かお聞きしているでしょうか。

(知事)
 これは当然のことながら、そうした患者さんが入られてるわけですから、医療機関の方でしっかりと対応していただけるものと考えております。

(徳島新聞)
 特に現段階で決まっているというか、聞いている話ではないですか。

(知事)
 おそらくもうそういう患者さん、もちろん入院されて、その後、判明したわけですけど、その導線であるとか、病室であるとか、こうしたものを消毒するというのは、当然のことでありますので、逆に言うとそうしたことがさっと自らの判断でできるということが、日本医師会からの要請にあるみたいに、他の施設と違って、直ちに例えば休診だ。ということにしないでほしい。もちろん
それはこちらも確認はさせていただくんですけどね。さきほど申し上げたように医療従事者だけなのか、あるいは事務職員も接していたのか、ここでだいぶ変わってきますので、そこは事務職員の接触はない、ということが確認が取れておりますので、ここのところは病院にしっかりと対応していただきたい。
 ただ、もしご不安があったり、十分でない部分がある。そこで場合によっては、濃厚接触者という判断になるということであれば、ただちにPCR検査、これをさしていただく。ということになります。

(毎日新聞)
 病院に直接、報道が取材できないということになると、その病院がどういう対応をされたかが、もっとより具体的に把握しておきたいのですけれども、あとから、どういう対策を取られたかというのは教えていただけるのですか。

(知事)
 当然のことながら、我々の方で、というのは、これまで量販店に立ち寄られた方って言って、その後どう対応したかっていうのも、マスコミの皆さん通じてお話しいただいてますよね。ということで、当然病院の対応、例えばさっき申し上げたように、十分なブロックができているのか、その後の消毒はちゃんとできたのか、こうした点については、我々の方からも、当然お話を皆さんにさせていただきたい。

(毎日新聞)
 15日最初に受診されて、そのとき診断としては、どういう結果が

(知事)
 先ほども申し上げましたように、14日の日にまずこういう症状があって、15日お受けになった。この時には熱は下がったんですね、ただし、頭痛の症状が改善をしないということで、いわば風邪かなあという感じだったのかもしれませんね。

(毎日新聞)
 風邪と診断されたのですか。

(知事)
 いや、それは聞いておりません。
 まずそうして受診をされた。そして、もう1回味覚障害が出たと。昨今味覚障害が出ると、新型コロナウイルス感染症の確率が高い。ということがありますので、その場合について、当然お医者さんの判断で、胸部CTこれを取ったところ、肺炎の症状が見えた。ということで緊急入院。ただこの時にはまだ新型コロナウイルスであるという断定はなかったわけなんですね。肺炎だった。その結果、治療をした、肺炎の治療したんですが、症状が改善をしない。これは、ということで、その翌日4月の20日、これが医療機関の方から帰国者接触者相談センター、保健所の方ですね、こちらに相談があって、そして本日検査の結果陽性となった、ということであります。

(徳島新聞)
 院内感染はしている可能性は低いのではないか。ということは、現在のところ、患者さんと接したお医者さんにも看護師さんにもなんらかの症状は出ていない。と考えてよいですか。

(知事)
 はい。

(徳島新聞)
 念のためなんですが、この男性が受診した医療機関、その病院に入院されたのですか。

(知事)
 まず最初は、さっき申し上げたように、4月の20日CT胸部CTを撮った結果、肺炎の症状があったので、緊急に入院になった、ということです。

(徳島新聞)
 その医療機関ですか。

(知事)
 そうです。
 ただ、PCR検査を受けた結果、陽性となりますと、その医療機関にいるわけにいきませんので、つまり感染症病棟ではありませんので、そこで今、感染症病棟の方へ、で特に先ほどご質問があったように、県内なのか県外なのか、確かにこれ選択肢あるんですよね、兵庫県をということも当然あるわけなんですが、主治医の方、あるいはご本人の希望、こうした点で、徳島県内の感染症病棟、こちらを選ぼうと、今調整中ということになった。

(徳島新聞)
 本日中に入院ということですか。

(知事)
 もちろんです。

(徳島新聞)
 男性なんですが、ひとりで来られたということでよろしいのですか。

(知事)
 そうですはい、2回とも。ご自分で運転して。

(徳島新聞)
 今現在、付き添いの方とかもいらっしゃってないということですか。

(知事)
 それは聞いてないところですが、おそらくおられれば、当然濃厚接触者の可能性がありますので、報告があるところですが、おそらく来られた2度目の時ですよね、一番ポイントになるのが。1度目はおひとりで来られて、帰られてますから。2度目の時、つまりこの20日の緊急入院の時ですね、おそらくまたかかって帰るおつもりであったと思いますので、恐らく来られていないんじゃないかと、で入院をして、即このPCR検査ですからね。

(徳島新聞)
 県内ではどこにも立ち寄っていないということですか。

(知事)
 はい。兵庫県のお住まいと病院との間を車で往復されていたと、そこは確認しています。

(徳島新聞)
 現段階で医療機関がある町村名は公表する考えはありますか。

(知事)
 現段階では徳島保健所管内。ただ先ほどの話になりますと、市町村名ということではなくて、これ医療機関なりますから、それは医療機関を申し上げる。ということになります。

(読売新聞)
 一般職員、事務職員の方は接触がないとおっしゃられていましたが、医師、看護師の接触は、これ濃厚接触ではないということですか。

(知事)
 これが先ほどの日本医師会の話で申し上げたように、最初の頃であれば、そうしたこともあるのかもしれないですが、ここまで来て、あるいはこの昨今、という中で、やはり患者さんが来られて、風邪症状ということになると、まずは疑うということが大前提なりますので、そうした濃厚接触にならない防御、これを医療従事者はされている、これがまずは前提ということになります。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(徳島新聞)
 先ほど、軽症の方を関西広域連合の対象府県から受け入れるという可能性があると言及されていましたが、そのホテルであったり、宿泊施設、旅館であったりの開設の目処というか、今の棟床具合はどのようなものか。

(知事)
 今のところは、まあ最終段階と申し上げた方がいいのかもしれませんね。というのは国の方からも求められていますので、全都道府県がそういう状況になってきている。そうした形で関西広域連合から、まだ受け入れるというのが決まったのでは全然ないですね。というのは、前回までの関西広域連合での重症者と中等症者を受け入れる。ただ先ほども申し上げたように、搬送できる範囲が限られてるんですね、だったら、逆にたくさんの数である、しかも動きやすい軽症者の人をいわゆる病院以外で受け入れる。
 こうした方向性を今後考えていこうということが、今遡上に載りつつあるということだけ、決してまだ決まったわけではない、ということです。
 それと、もう一点申し上げておくと、前回の協議の中では、これ大阪の方から提案があったんですけどね、やはりスピード感を求めることがあるので、総論が広域医療局である徳島県がやるとして、最終的にはその基準に則った形で相対でやれしてくれ、例えば隣接するところですよね。ただそうした話もこれあるので、全体のルール的なものは我々の方で作って、そしてそれの中で相対でやってもらう。という形で今進んでいるということになります。

(徳島新聞)
 県内の施設との交渉ももう最終段階ということですか。

(知事)
 そうですね、これはもう全国だいたいそうした状況になってくるかと思いますね。

(NHK)
 取材しないという条件を僕らがのまない限り、知事はその医療機関については、公表されないということですか。

(知事)
 そうですね。やはり全国の今の傾向を見ていると、ただでさえ、医療機関の皆さん方、ナーバスになっている部分がありますので。で特に大変なのは取材を受けて、その病院の業務、こういったところに支障をきたすかもしれない。
 もう一つは、その病院の従事者の皆さん方が、今回の患者さんに接した接してないは関係なく、その病院に勤務をしているというだけで、例えば、ご本人、あるいは、そのご家族、子供さんであれば学校で保育園で、あるいは、パートナーの方が勤め先で、もう自宅待機してくれとかですね。こうしたことが、多々起こっている。そうしてやむにやまれず、昨日は三重県の鈴木知事が、これは困るということを表明された。
 つまり、今非常に厳しい状況に入った。本来でしたら、医療機関に同意を取って、どこどこの病院です。こういうのが一番、他の患者さん方にとっても
、安心するところになるんですが、今回は日本医師会からの要請であったり、あるいは今の昨今の患者さんが非常に増えている都道府県、その状況を見ると、
やはりこれは厳しいな。やはり県民の皆さん方の、今までは安全そして安心を知事として担保をするということで、ご本人の同意がないまま、例えば市町村名を出したり、飛行機の便名、公共交通機関を使った場合には、それを出したり、あるいは、行動履歴の中で、多くの皆さん方が通うところであれば、それを何時から何時までも言って、示してきただけなんですが、今回は医療機関ということになりますと、そこに従事者の皆さん方の心が折れる、いうことになってしまったら、本末転倒になる。これは県民の皆さん方の安心よりは、医療崩壊を防ぐことが大事、ということで、実は第2弾の全国知事会の、国民の皆さんへ向けた打倒コロナ宣言ですね、危機突破宣言の時には、一番目に医療崩壊、これを何としても防がなければいけないということで、医療従事者の皆さん方の誹謗中傷、あるいは、人権、こうした点をしっかりと配慮してもらいたいというのを既に、発信をしているところでもあります。

(NHK)
 知事の県民の安心安全というところを十分理解をさせていただいた上で、例えばこの場にいない他県の社さんが、ここで公表したあとで、取材するという可能性もゼロではないので、なかなか取材をしないというところが少し難しいのかと思っていて、例えばですが、ここにいる全社が、もちろん医療従事者の方々、医療現場への負担を十分考慮した上で、取材活動を行うというところで、知事の方から、医療機関の名について公表していただけるという可能性はあるか。

(知事)
 ですから、公表するということを別に拒んでるわけではないですね。というよりも、医療従事者の皆さん方、心が折れるようなことは絶対に、例えば徳島県でもブルーライトをやってみようとか、福岡市では、拍手をして医療従事者の皆さん方に感謝しようと。こうした良い流れができている中で、やはり、医療従事者の皆さん方をなんとしても守らなければならない。ということがあるからですので、例えばここにおられない方が、今お話があったのですが、我々としても医療機関との間でしっかり連携をとり、もしそうした取材が一方的にあった、といった場合にはそこに対してやはり申し入れをさせていただく。という手段を取って、逆にいうと、ここにいる方々が協力するように、そしてただ単に出すということではなくて、先ほどの医療従事者の皆さんをしっかりと守ってあげてほしい、というのを出していただけるのであれば、逆にいい結果を生むという可能性がありますので、ここにおられない方の分抜け駆けを、といったものには、強行にそこは申し入れをさせていただく。

(NHK)
 というのは、他県の社さんも含めて取材をきつく断る、といった体制を取った上で、言うという準備はできているということか。

(知事)
 ですから皆さん方がそういった点で協力しようよ。と言っていただいたものを破るところがよそから入ってくる、といったことに対しては、皆さん方にその負担を求めるわけにはいきませんので、その分については、我々の方で、そこに対して今の状況どう考えてるのか、といった点を厳しく言わしていただく。

(NHK)
 逆にですね、我々がこうあのちょっと申し合わせて病院への取材であれば、その一度に何本も電話がいくとあれなんで、一度にひとつの場で行うという取り決めをして、取材するということは可能ですか。

(知事)
 俗に言う共同取材ということですか。
 そういうことであれば病院のキャパといいますかね、対応できる範囲内で、当然、我々が間を取らせていただいて、ていうのは、皆さん方もご協力いただき、医療従事者を守る立場でいっていただける、ということであれば、当然のことながら、我々が間に入って、そして共同取材、という形にさせていただくといったことはあり得る。ということです。

(四国放送)
 その場合は、表現についてというのはどうお考えですか。とりあえず取材をしないでほしい。ということですよね。

(知事)
 はい、それと今いう表現はもう各社で。逆に言うと各社のフレーズっていうのが、おありでしょうから。まあ今はとにかく、医療従事者を守らないといけないんだ、医療崩壊を防がなきゃいけないんだ。というメッセージを付け加えていただくとありがたいなと。

(四国放送)
 今おっしゃっている趣旨はそういうことだと。

(知事)
 そういうことです。それはもう各社共通ロゴでということを申し上げているのではない。

(読売新聞)
 男性に関してですが、現在は一般の病院の個室におられると、例えば、そのすぐに指定医療機関に移ると思うのですが、一般の病院に対する防止策とか、いわゆるバックアップを今後することはありうるか。

(知事)
 というよりも今既に、これは徳島県医師会の要請を受けまして、例えば向こう一週間、マスク、サージカルマスクであるとか、あるいは防護服であるとか、こうしたものがほとんど備蓄がない。そうしたものに対しては、まず感染症医療病棟、それから次に帰国者・接触者外来、これを受けていただいてる病院、こういう形で、やはりその感染リスクの高いところから順番に。でも今は、ぽっと受診に来られて、その方が陽性である、ということも否めませんので、最低限必要となるものについて、対応させていただく。これは、徳島県の医師会長さん達がおいでになられて、そしてその旨に対して対応させていただいた。という形をとっております。

(読売新聞)
 今回の医療機関に対して、患者側がぽっと出たということなんですけれども、そこに対する支援というのはあるのですか。

(知事)
 出たからやるということではないですね。たとえ出た場合に、濃厚接触者にならない。もっと言うと、医療従事者の人達がやはり、安心して対応できる、もちろん安全であることは、大前提ですがね、そのためにマスクであったり、防護服であったり、フェイスシールドであったり、こうしたもので対応できるものを供給していこうと、例えばもうすでにご存知のように大阪府では防護服がない、ということでゴミ袋をね、今学校の先生が休業になって、でそうした先生たちが出て、みんなで手作り、あるいは府民の皆さん方から雨合羽ですよね、これを集めて、それをいわゆる防護服代わりに使っていると、今そこまできている。しかも、この大阪、我々の隣の府でもありますし、関西広域連合のメンバーでもありますんで、我々としても、しっかりと県内の医療機関を守る、普通でしたら、先ほど申し上げたように、共同でなどとかですね、そんなことを申し上げるつもりはなかったわけなんですが、今の状況を見ると、大変日本全体厳しい、本当に今が瀬戸際となっている状況ですので、なんとしても、医療従事者の皆さん方の安全、安心をお守りをしたい。またそのご家族、それを守りたい、ということですので、ここは是非ご理解をいただきたい。決して言わない、とかそういうことではありませんので。

(徳島新聞)
 一点、すみません、疑問点なのですが、先ほどは医療者の方に誹謗中傷があると、子どもさんとかパートナーさんとかでも状況が及んでしまうようなところがある、という話をされていて、で、そういうことがあるということと、たぶん、その私たちが何らかの条件を交換して、医療機関の名前を公表すれば、その医療従事者の方々に、まあそういう危険性もあるかと思うのですが、その部分と、県民の安全安心とのバランスというか、その辺はどういう風に考えられているか。

(知事)
 まあそこのところが一番難しいですよね。ですから、普通でしたらこれまでの事例としては、立ち寄った場所であったり、濃厚接触、あるいは、その行動履歴、この辺りをプライバシーが最大限守られる形で申し上げてきたと思いますし、今回は医療関係ということがありますので、最大限そこの注意を払わさせていただいて、もちろん今おっしゃるように、その病院名を出すことによって、その従事者の人、決してこの患者さんに対応した以外の人たちにそうした点が及ぶ、そこで、その共同取材、あるいは、取材の自粛こうした点を申し上げた以外に、やはり、各メディアの皆さん方の発信というのは、国民の皆さん方に強い影響を与えますので、是非、そうした点についてそれぞれの各社なりの表現で、しっかりとそうした点、気をつけてもらいたい、ということを併せて出していただきたい。申し上げているのは、その点です。あとはもちろん県民の皆さん方が理解をしていただく。ということがなによりも重要ということになります。

(徳島新聞)
 メディアが心配なり、啓発などをすることによって、その心配、誹謗中傷をされたりするような状態は、軽減されるという。

(知事)
 それは大いに軽減される。やはりマスメディアの影響というのは非常に大きくありますので、さすがに今回の場合には難しい、県民の皆さん方の安心とそして医療を守る、この両方の、今までそういった意味で事例がない、と申し上げたのは、そういった意味だったんですね。

(徳島新聞)
 今の話に関連してなんですが、公表しないことで、明日、県内の医療機関とだけ出て、病院に通院している方が不安に感じられて病院に行くのを控えると言った動きであるとか、該当する以外の病院でここなんじゃないかと噂が広がったり、そういった心配もある訳なんですけど、公表しないことで起こる誹謗中傷であるとか、健康への影響であるとか、どういうふうにお考えか。

(知事)
 まず公表しない場合の話として、今2点話があって、一つは、誹謗中傷。これは、かなり薄まるというか、どこだと分からない状況のままで誹謗中傷が起こるってことはまず考えられない。ただ問題は、もう一つの点の受診をしない、危ないから。ひょっとして自分が通ってる病院ではないかと。この可能性は確かにあるんですよね。
 だから、そうした県民の皆さん方の安全と安心と。それから、じゃあ仮に公表した場合のその医療機関に対しての影響、あるいは医療従事者に対しての状況、ここのところをやはり最大限に比較考慮すると。もちろん100%の回答はないですね。
 しかし、これまでずっとこの医療崩壊、こうしたものを全国で、しかも名だたる東京都、大阪府、愛知県、兵庫県、こうしたところでたびたび言われるわけですよね。それを見ているとやり日本医師会の皆さん方からもあるいは医療現場からも言われている。何としても守ってほしいと。
 そして、医療従事者だけではなくてその家族、ここをやられるのが一番心が折れると。そうした心配があって自分たちはもう自腹で病院の近くに、ホテルを借りて、そこから病院に行ってるんだと、家に帰ってないんだと。
 でも、医療従事者として、第一線で頑張ってるんだと。こうした思いを毎回こう聞かされてるわけですよね。それを守ってほしいと。そうした点を考えると今申し上げたような状況になると。
 もちろん最後まで、これを公表しないという判断ももちろんあるわけなんですが、しかし確かにこの点については、県民の皆さんのご理解、これを得られれば、それは逆に公表することによって、自分は大丈夫だ。あるいはその病院に通われてる方も、その病院がちゃんと体制をよりされていれば大丈夫だとこういうことになる、そこはマスコミの皆さん方に最大限、ご協力をいただたいということで、いわばお願いとして申し上げて、もちろんこれによって風評被害がなくなるわけでは絶対ない。
 しかし、県民の皆さんの安全、安心とその医療崩壊を防ぐといった点ではやりこの手しか、今の段階ではないんではないかということで、お願いを申し上げるということです。

(徳島新聞)
 知事のご判断としては、条件付で公表した方がいいいというふうにお考えですか。

(知事)
 いいというよりも県民の皆さん方にはやはり様々な事例、例えば今日、午前中の記者会見で、これもこれまでにない事例だったんですよね。お仕事で、県外に行かれて、そして、県内で発症すると。こうしたお仕事と言えども都道府県域をまたいで行くことによって、感染リスクが高い。これは今、全国知事会からも、都道府県域をまたいでの移動(自粛)、これはもう不要不急をとばして、実行してもらいたいと言っていると。こうした事例もありますし、今回のような医療機関においてと、これも決して院内感染といった意味ではなくて、そうした方が当然出ることは可能性としてあるわけですし。しかもこの方は兵庫県の方なんですよね。
 でも、日頃、徳島の病院に通院されている。この方のやはり安全、これを守ると、これも大変重要な点でありますので、様々なケースごとにやはり個別に考えていく必要があるし、やはりマスコミの皆さん方にご理解をいただくことによって、県民の皆さん方のご協力を得れる。こうした可能性をこれからは、こうしたことが日常茶飯に起こる可能性もあるわけですので、その最初の事例として、ここは少し慎重に対応させていただいているということになります。

(幹事社)
 以上でよろしいでしょうか。

(共同通信)
 今日の午前中の方の家族の方のPCR検査の結果というのは、今日中に出るのでしょうか。

(知事)
 今のご質問、全体が終わったら発表しようとおもっておりまして、ここにデータがあります。今届きました。
今日の午前中に発表させていただいた4例目の陽性患者さんの濃厚接触者5名、ご家族の方ですね、5名全員が陰性となりました。ご報告申し上げたいと思います。
 ということで、先ほどの、幹事社の皆さん方、いつでもおっしゃっていただいて。

(幹事社)
 以上でよろしいでしょうか。会見終了させていただきます。

(知事)
 では、よろしくお願いします。

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