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(知事)
それから先ほどのご質問の中で一つ、漏れてて学校給食。学校給食、これもそれがあってまず10日はね最低やろうということをまず決めさせていただいたと。
しかし、そうは言っても従業者の人はやっぱり3日の日に学校再開をするんだということを前提に8日9日は、普通学校給食ないんですけどね、10日から始まるということがあるので、おそらくその次の週、つまり来週ですよね。ここぐらい、あるいは、その先ぐらい、もっというとゴールデンウィークの前ぐらいは、それを全部仕入れたという可能性は当然あるということでありますので、こうしたものへの対応、前、学校の牛乳ね、これは、キョーエイの皆さん方はじめ多くの皆さん方が協力をということで、子どもさん達の200mlのパック。徳島牛乳のやつですけどね。それを例えばキョーエイさんなんかでは販売をされたと。私も行って一番賞味期限の近いものから、大体毎回10パック買いましたけどね、1日だから、600mlぐらい飲んでましたけどね。
そういう形で、まずはクリア、でも今度はもう少しということにこれなりますんで、そうした点について、今後どういう対応が考えられるのか。確かに話の中では、これ学習面ということもあって、今後コロナウイルスがどう収束してくかに関わるんですけど、つまり授業時間というのは年間を通じて考えるということを考えると、今学期といった点でいきますと、この学年っていうかね、夏休みという長いお休み期間がある、場合によっては夏休みどこでというのはまだ分かりませんけど、そこぐらいまでには夏休みの終わるまでには何とか、
一定の収束の方向がもし見えてくるんであれば、夏期休業を短くして、そこで授業をやっていただくと。そして、学習の遅れを取り戻す。それと同時に当然そこには学校給食、これをやっていただくと。ただそこまで保たないよ。当然生物を仕入れる場合もありますのでね。そういった点についても様々な角度から、しっかりと教育委員会でまず考えていただこうと、検討に入ってるところです。
(徳島新聞)
先ほど医療崩壊という言葉が出たんですけど、先日の感染症対策協議会で90床、入院できる病床を増やすとおっしゃっていたが、急にというのは難しいと思うんですけど、90床揃う時期の目処と、一般病床を使うということでウイルスが漏れないための対策が必要だと思うんですが、なかなか買いたくても買えない状況があると思うが、防護服もどういうふうにそろえて医療従事者の安全を守っていくのか。
(知事)
おっしゃるとおりですね、まずは、第一に医療崩壊を防ぐためには、医療従事者の皆さん方の安全安心、これを最大限に担保する、これが何よりも重要。例えばサージカルマスク、N95マスク、そして今おっしゃる防護服。これは絶対になくてはならないものとなりますので、ただこのサージカルマスクと防護服は何とか調達、我々も厳しい中してきてるんですが、N95が厳しいんですよ。
国の方からこれを洗って使えという話が来ましてね。これは、さすがに医療関係者の皆さん方ものけぞっているところなんですけどね。しかし、背に腹が変えられないという状況になってきている。
そこで、昨日、ここは加藤大臣の方にも、とにかくそれがなかったら医療崩壊を起こしますよ。国が責任を持ってその供給をと。これは今回の知事会の全国知事会の緊急提言の中にもしっかりと書かせていただいたんですね。
もう一つは、機器の中でアイソレーター、陰圧のいわゆる担架ですね。それから陰圧室、つまり感染症病棟っていうのは陰圧でないといけないんですね。これは何かというと、普通は地球上は1気圧ですからそれだと空気が行き来するんですけど、陰圧の場合は、それよりも低いということで、そこから空気が漏れないということで、普通の担架では運べない。だからアイソレーターでと。それから、普通の病棟ではこれも感染拡大が防げない場合が多いということで陰圧室を持ったところが感染症病棟と。しかし、これは40しかなかったものをとにかく今のままでは足りないと、万が一の場合ですね。ということでここを増やしていこうと。
そこで、一般病棟、ここを活用する場合に当然,今おっしゃるように機器整備として、後付で陰圧にしていくと。ただここもなかなか資機材だというのがありますので、ここはとにかく極力、いつまでという今お話がありましたができる限り速やかに。でももちろん資機材がどう整うか、こことの関わりがあるんですが、とにかく急ぐ。そして、これが陰圧までできないとしても導線をきっちり分ける。つまり一般の部分とそれ以外の診療の部分と分ける。もっと言うともう他の診療は別の機関にやっていただくと。これも次の選択としてあるということなんですね。
つまり、なかなか一般の病院では陰圧は難しい。あるいは感染症、今回かかった重症、あるいは中等症の人を受け入れるのは難しいということであれば、それ以外の病の皆さん方を受け入れていただくと。そして、軽症患者、こちらについては、我々としてもホテル、あるいは旅館、あるいはリタイアインフラ。
すでにその役割を終えて、でもものがあるとこうしたものの活用と。これもしっかりと視野に入れる中で、今すでに取りかかっているところでもあります。 という形で、そうなりますと軽症者をそうしたところで、医療的なケアはする中で行うということになれば、空いたところを、これを中等症にと、後付で陰圧にできるんであれば、極力させていただきます。ただまずは、その重症患者を中心に、そしてでも中等症の人たちもきっちりやらないとここが重篤化する可能性が高いと。とにかく命を守る、これが一番重要となりますので、そうした対応についてはもう極力進めていくと。ということで、徳島の場合には県議会の皆さんのご理解をいただいて、2月の定例県議会の最終日に30億円の今回の「新型コロナウイルス感染症」対応の予算、特に危機管理調整費10億、これを最大限に活用して様々な資機材、これは買えれるものからどんどん買っていくという形を取らせていただいてます。
もちろん今回の国の108兆円、こうしたものもこれが成立次第、使えるようにここはやはり県議会の皆さん方にもお諮りをさせていただいて、極力4月中に臨時議会を開くことができればありがたいなとももちろん国が一体いつこれ予算が成立するのかとここにも関わってくるんですけどね。そのような形で十重二十重で対応していきたい考えています。
(徳島新聞)
90床の目処っていうのは。
(知事)
資機材なんですよ。あとは、極力対応、資機材全部揃わなくてもとりあえずそろえるところからいこうと考えてます。
(徳島新聞)
先ほどの軽症者の話で、ホテル、旅館、リタイアインフラの確保に取りかかっているということですが、具体的には直接お願いというか要請をしているのか。
(知事)
そうですね、今まだ調整中ですので、先方さんからOKが出てるわけではないんで、この段階でどこだってのはなかなかね、いいづらいところですが。しかし、もう取りかかっていると。というのは、今、日本全体でも、そういったものを国の方から通知が来て、なるべく使って対応してもらいたいと、軽症者の場合ですね、ただここも国との間での条件の話があるんですよ。例えば仮にホテルをとなった場合、国の方としては、一棟まるまるっていうのはあまり考えてないですよね、最初は。でもそうなると他の少なくともお客さんは泊まりませんよね。既にもう風評被害な話がありますので、そうなるともう一棟まるまるお借りをする、入ろうが入らないだろうが、いわゆる病院でいうところの空けといてもらう、空床補償と同じことがやっぱり出てくるんですよ。
ここも昨日、実は、加藤大臣、西村大臣との協議の中で、京都の西脇知事の方からかなり切迫感を持って、やはり一棟まるまるあるいは、リネンも普通の例えば、枕カバー、シーツを変えるって訳にもいかないんですよ。これ汚染物になりますのでね。特別の手当てがいる。だから、そうしたものについてのやはりきっちりと経費、これも見てもらわないと厳しいと、だから都道府県の対応といったものを全面的に推してくれと。これは加藤大臣の方からそうさせてもらうという話があったところです。
ということで、そういった財源はじめとする条件も含めながらのこれ進めるていうことになります。なかなか大変なんですけどね。
(徳島新聞)
関連なんですけど、先ほど風評被害、病床を増やすとあるが、医療従事者の方、たくさん関わられると思いますが、今回の県の対処方針で示されているように、医療関係者の方達の偏見であったりとか、風評被害であったりを啓発に取り組むというふうに書かれているんですけど、具体的にどういう形で進めるのか。
(知事)
はい。例えば、これ県民の皆さん方の「行動変容」、行動を変えてきましょうということはありとあらゆるところでということを出しておりますので、これから様々なそうした医療、これを崩壊を防ぐんだと。そのためには、医療従事者の皆さん方に敬意を持つのはね、あるべき姿でその真逆で、そのご本人たち、あるいはご家族に対して、いわれのない非難であったり、人権侵害、全国ではもう多発しているんですね。
その意味では、逆に言うと今一連のご質問でもあったように、いかに医療現場が、ひっ迫してなくて、そして、クリアに対応できてるんだ、クリーンに出来てるんだと示すというのも重要なことなんですね。
例えば、防護服が足りないんで、本当は使い捨てのものをもういっぺん使い回してると、武漢の例にあったようにですね、そうしたものがどんどん医療現場の皆さん方から出る、あるいはマスコミに報道されるということになると、この人たち汚染されてるな、じゃあ当然家族もそうだなと、そういうふうにとんとんと、これフェイクですけどね、流れてしまうということがあるので、そうではなくて医療従事者の皆さんが、しっかりそうした資機材を持ってそういったものに当たってもらうところがですよ、それによって大丈夫だというふうになっていただくことが、逆に言うと風評被害を防ぐということにもつながりますので、もちろん県民の皆さん方に、そうした皆さん方がいかに尊いことをやってくれてるのかと、がんばってくれているのかと。第一線でということをお知らせをすると同時に、医療現場での安全とやはり安心を確保すると、ここが重要だと、その両面から対応していきたいと考えています。
(四国放送)
先ほどの学校の件なんですけど、授業の遅れとか子ども達の心身の健康で、最先端技術の活用とおっしゃいましたけど、具体的に指示とかされていますか。
(知事)
これもう既に、教育委員会の中で検討を進めてて、というのは、今回補正予算、国のその前のですね、緊急経済対策ではなくてその前の令和元年度の補正予算で成立した中に、2500億の我々全国知事会から総理に直接申し上げたGIGAスクール構想と。つまり、今までは生徒3人に対して、一台パソコン、これを一人一台にと。
そして、学校にLANが張られてないところも、高速のLANを引くと。こうした予算ができあがったんですね。つまり遠隔授業であったり、1対1教育、eラーニングと。こうしたものを徳島の場合には今それを受けなくても全国でLAN回線の整備率は第6位ということになっていますので、もちろん学校に整備がされてるんで、学校に生徒さんが出てきてくれれば一番いいんだけど、今はそれが休業という中で先生方は学校に来られますのでどういった形でそれを一人一人のご家庭と結んでいくのかっていうのは全部を一斉にするっていうのは、またそれぞれに例えばタブレット型端末が配られているということにはなってないので、そうしたものをどう活用してやっていくのかというのは、これ文科省との間の調整、あるいは文科省は文科省で考えていると思うんですよね。というのは、少なくとも人口の多いところの7都府県。7都府県が今回「緊急事態宣言」発令と、愛知県は大村知事が独自の緊急事態宣言、これを発令をするという話が出てます。京都は指定をしてくれという話が出てますから、人口カバーからいったらこれ凄い数になるんですよね。
だから、そうした点について、文科省も当然のことながら、今回そのエリアは臨時休業になりますから、しっかりとそうしたものを我々とともに連携してやっていく、そういったものの例えばモデル地域でやってくれというんであれば真っ先に手をあげるってことはあり得ると思いますね。
(四国放送)
今現実難しいと思うが、あるLAN設備であるとかそういうもので、何とか工夫してできる方法をということか。
(知事)
そうですよ。今検討してると思います。はい。
(四国放送)
県教委に対して、指示してるということか。
(知事)
前回の4月8日の徳島県の緊急対策会議の時にもね、そうしたものはやはり教育委員会に検討するように言ってありますので、教育委員会ももちろんこのGIGAスクール構想の予算、これをいただいて、やっていくと。これはもう既に成立した国の予算ですから。
(幹事社)
各社さん、よろしいでしょうか。はい、以上で会見終了します。
(知事)
はい。ではよろしくお願いします。