文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和2年3月31日 臨時記者会見項目別

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:NHK放送局)
 ありがとうございます。幹事社のNHK伊藤からご質問させていただきます。
 まず、京都市の「クラスター」関連というお話ありましたが、男性女性それぞれの大学、セミナー、もう少し具体的にどういった所なのか。

(知事)
 はい。もうすでに京都で起こった「クラスター」につきましては、どこの大学で起こったのか、これが公表されております。京都産業大学であります。このまず女性の方につきましても、今申し上げた大学のゼミ祝賀会、二次会、三次会ということで、この京都産業大学に関わるこの関係に出席をされたということであります。これが3月21日ということで、その後の行動を、以下、申し上げていきたいと思います。
 3月22日翌日となりますが、JR西日本バス、阿波エクスプレス京都号。京都駅、朝の7時40分発、そして徳島駅には10時40分着で帰県をされました。そして徳島駅からはお父様の車で帰宅をされておられます。そして、3月24日となりますが、こちらはお母様の運転によります自家用車で買い物、及び食事にゆめタウン徳島へ出られております。時間帯としては午前11時から午後2時頃までとお伺いをしております。次の3月26日医療機関を受診をされておられます。先ほど申し上げたように発熱が出てきたということですね。医療機関にはお母様の運転による自家用車で行かれております。そして、3月27日自家用車にて1時間ほど買い物に外出をされておられまして、ここの場所につきましては、きもののたかはし徳島店。だいたい時間帯としては午後1時から2時頃までとお聞きをしております。また、3月28日以降につきましては、原則自宅で過ごされております。ちょうど28日夜、京都市よりご本人に、先ほども申し上げたように、自宅待機の連絡があったところであります。そして、3月30日帰国者・接触者外来でPCR検査。こちらにはやはりお母さんの運転の自家用車で行かれたところであり、今は自宅にて入院待機中となっているところであります。
 今回の京都におけるこの「クラスター」でありますが、現時点で京都市からお聞きをしている状況では、発端となる患者の濃厚接触者は30名。そのうちご本人を含め12名が陽性となっているところでありました。まさに、「「クラスター」」がここに発生をしたと、そのとおりであります。
 次に、今度は男性の方に移りたいと存じます。まず、現時点で分かっている行動暦でありますが、3月27日和歌山県内で開催をされたセミナーにご参加をされ、同日、和歌山港発21時40分の南海フェリー、こちらで23時55分徳島着。そしてご自分の運転の自家用車で帰宅をされておられます。帰宅後の行動につきましては全て自家用車、ご自分が運転をされておりますが、これによって行かれております。
 以下、少し詳細に申し上げてまいりますと、3月28日鳴門市内の薬局。こちらはキリン堂さんでありますが、滞在時間は5分程度とされています。また100円ショップ・セリア。また、スーパーパワーシティ鳴門、こちらにつきましても、それぞれ滞在時間は5分程度とお聞きをしております。また、3月29日には、ゆめタウン徳島の本屋さん、紀伊国屋さんでありますが、滞在時間は10分程度。その後、100円ショップのダイソー11号沿い店でありますが、5分程度滞在をされたとお聞きをしております。そして、3月30日には鳴門市役所へ。また、郵便局、高島郵便局となりますが、こちらに出かけておられます。以上、その後にPCR検査というかたちになって、今回のような結果になるということになります。本県には、和歌山県より連絡があったということでありました。以上が今判明をしている行動履歴となります。

(NHK放送局)
 分かりました。女性の方の話でお父様お母様が車を運転されていたと、今ありましたが、現時点で分かっているお二人の濃厚接触した可能性ある方々が判明していたら教えて下さい。

(知事)
 はい。こちらにつきまして、まず女性の場合にはお父様、お母様。そして、妹、お祖父さま、ということで4名となります。記者提供資料の方にも出させていただいてるかと思います。あ、ここは出てないかな、はい。

(共同通信社)
 鳴門の方は、京都の「クラスター」とどう関連があるんでしょうか。

(知事)
 この和歌山のセミナーを受けた男性と、この人がいわゆる患者さんとなるわけでありますが、この方が京都で発症した人と会合で一緒になっていたと。そこで濃厚接触者とうつって判明したということ。

(共同通信社)
 京都産業大学の人ということですか。

(知事)
 とは聞いていません。

(共同通信社)
 京都の「クラスター」の人と接触した人が鳴門の人と接触したと。

(知事)
 そういうことです。つまり、そのセミナーで一緒だったと。

(共同通信社)
 その京都の「クラスター」というのは、京都産業大学のことでいいですか。

(知事)
 そういうことです。

(共同通信社)
 それは、京都産業大学の学生ですか。それとも先生。

(知事)
 という形ではいいのかな。ということですね。

(共同通信社)
 京都産業大学の学生が、和歌山県内のセミナーに参加して、和歌山県内のセミナーに、この鳴門市の人が参加して、感染したということですね。

(知事)
 そうです。

(NHK放送局)
 男性の方の職業というか、男性の方も大学生でしょうか。

(知事)
 卒業した方ですね。

(NHK放送局)
 今どこに、県外にお住まいなんですか。

(知事)
 鳴門に在住です、この方は。逆に最初の女性の方が学生さんでしたので向こうで、帰省先がこちらということですね。

(共同通信社)
 男性はどの大学の学生なんですか。

(知事)
 京都産業大学じゃないんだね。外から接触したんですね。

(共同通信社)
 別の大学の学生。

(知事)
 はい。

(共同通信社)
 どこの大学の学生。

(知事)
 それは、我々も聞かされてないんです。和歌山県からの連絡ですんで。

(共同通信社)
 和歌山県内の大学の学生ですか。それは言えないってことですか。

(保健福祉部長)
 鳴門在住の方。

(共同通信社)
 鳴門在住の大学生と。元大学生。

(知事)
 だから、さっき申し上げたように、京都産業大学の学生さんが、たまたま3月27日のセミナー、和歌山での、に出て、この学生さんは徳島在住、鳴門在住の方でそこへ行っていたということですね。

(共同通信社)
 鳴門在住の学生ということ。

(知事)
 そういうことです。男性はね。

(共同通信社)
 別の大学の学生。

(知事)
 そういうことです。

(NHK放送局)
 セミナーについては、具体的になにかどういうセミナーか分かりますか。

(知事)
 これは和歌山の方から、そこは聞かされていないところです。

(四国放送)
 男性の方の濃厚接触者は、分かっていますか。

(知事)
 ご両親です。

(読売新聞社)
 両親というのは、父と母ですか。

(知事)
 そうです。

(NHK放送局)
 女性の方も、男性の方も、今濃厚接触者おっしゃったんですけども、三人と二人、一緒に住んでるということですか。

(知事)
 そう言うことです。女性の場合は帰省先です。男性は一緒に住んでる。

(四国放送)
 女性の方は、京都産業大学の現在も学生。

(知事)
 卒業ですね。

(四国放送)
 卒業して。

(知事)
 ということで、卒業の。

(四国放送)
 祝賀会に出られている。

(知事)
 そういうことです。二次会、三次会。

(四国放送)
 住所としては、まだ京都にいる。

(知事)
 ご本人は、もう京都で、今申し上げたのが帰省先です。先ほど申し上げた町村名が帰省先。

(朝日新聞社)
 ご両親、京都市内でよろしいですか。

(知事)
 そこは確認できてませんね。いやもう帰って来てあったよね、卒業だから。卒業したわけだから、向こう引き払ってるって事ですね。

(四国放送)
 こちらに住所があるか、向こうに住所があるか。

(知事)
 大抵は住所を学生さんを移してないですよね。ただ向こうで住んでて、一応帰省先なんですけど。結果的に、その例えば住民票を見たらそちらにある、ということだと思いますね。

(毎日新聞社)
 セミナーというのはどういう、就職セミナーとか、どういう。

(知事)
 と聞いてますけど、どういったものか、和歌山県の方からは提供が無いんです。

(共同通信社)
 男性の方と接触した京都産業大学の学生というのは、「クラスター」の学生でしょうか。それとも、「クラスター」からうつされた京都産業大学の別の学生でしょうか。

(知事)
 「クラスター」の中の学生であることは間違いないですね。だから京都産業大学の構図っていうのは、海外へ行ってた人がまず持ち込んで、男性3人がですね。

(共同通信社)
 その海外の人ではない。

(知事)
 ではないです。

(読売新聞社)
 男性の方ですが、和歌山からセミナーに関する情報は聞いてないということですが、男性から直接聞き取りで、どこへ何の為に和歌山に行ったのか、聞いていないのでしょうか。

(知事)
 それはお聞きをしてないですね。

(保健福祉部長)
 今後、もちろん、調査をしますが、現時点ではまだ。

(読売新聞社)
 二人の現在の症状については。

(知事)
 今のところは小康状態ですね。入院待機中でもあります。

(朝日新聞社)
 女性の方は、26日に医療機関を受診されてますが、これは県内の医療機関ですか。

(知事)
 そうです。

(朝日新聞社)
 この時は、PCR検査の話は出なかった。

(知事)
 出なかった。

(朝日新聞社)
 医療機関の判断。

(知事)
 そういうことです。今回ともに、PCRを受けるきっかけ、先ほど少し触れましたが、片や女性の場合には京都市から、そして男性の場合には和歌山県から、濃厚接触者である、ということで検査の依頼があったということです。

(共同通信社)
 女性ですが、28日に症状確認が京都市からされてますが、その際、県には連絡はなかった。

(知事)
 はい。我々に来たのは30日。

(共同通信社)
 現在、女性は解熱してもう症状は改善していて、男性の方は現在も発熱症状があるということで大丈夫ですか。

(知事)
 男性は。そうですね。今30日現在では、37.5度ということになりますね。

(共同通信社)
 女性は、もう、今は症状は無い。

(知事)
 そうですね。26日まで38.2度でしたが、その後、27日から改善をしています。先ほど、冒頭でも申し上げたように。

(毎日新聞社)
 大学4年生を卒業されて。

(知事)
 そういうことですね。

 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議