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令和2年3月31日 臨時記者会見項目別

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(知事)
 それでは、深夜の会見ですが、よろしくお願いいたします。
 昨日、3月30日23時、保健製薬環境センターの検体検査の結果、「2例」の感染が確認されたところであります。
 今回、感染が確認された患者さんにつきましては、1例目につきましては、愛媛県において「陽性」が確認された20代男性の「濃厚接触者」として、3月30日、京都市から調査依頼があり、検査を行った結果、判明したもので、徳島保健所管内20代の女性であります。
 2例目につきましては、和歌山県において、「陽性」が確認された20代男性の「濃厚接触者」として、同様に3月30日、和歌山県からの調査依頼があり、検査を行いました結果、判明したもので、徳島保健所管内の20代男性であります。
 本県の感染は、2月25日のクルーズ船下船者の方の感染とあわせ、これで「3例」となります。お二人とも現在入院調整中で、所管の保健所におきまして、疫学調査を実施中であります。 
 それでは、以下それぞれの方をもう少し詳細にご説明をして参りたいと存じます。
 まず最初の女性の方についてであります。徳島の20代の女性の方ということで、ただいまは徳島保健所管内が帰省先の方でありまして、こちらにつきまして、ご本人の了解が取れていない状況ではありますが、京都市で発生した「クラスター」に関連するものでありまして、公衆衛生法上公表させていただきたいと思います。
 神山町に今おられる、帰省先の方ということになります。そして、発端となる患者の方との接触状況について、順次申し上げて参りたいと思います。
 3月21日、患者が参加していた大学のゼミの卒業祝賀会及び2次会、3次会に参加しており、そのときにいわゆる接触歴があったところでありまして、症状の出現状況につきましては、3月24日から26日に、37.8℃から38.2℃の発熱、咳あるいは咽頭部の違和感がありました。3月27日には、症状が改善され、3月28日には夜、京都市保健所から本人に症状の確認、また、自宅待機の連絡がございました。そして、3月30日、京都市より本県に対し、「濃厚接触者」として、調査を行うよう依頼がございました。
 今回の事例につきましては、先ほど申し上げたとおり、発端となる「濃厚接触者」からすでにPCR検査で「陽性者」が出ているということもありまして、今回の保健製薬環境センターによる検査の結果、「新型コロナウイルス感染症」と確定がいたしたところでありました。そして、今も申し上げた23時、検査結果が出て、「陽性」となったところであります。
 次に、もう一方、こちらは20代の男性の方、徳島保健所管内在住の方となります。
 こちらにつきましても、ご本人の了解は取れていない段階ではありますが、このもともとは京都市で発生した「クラスター」に関連をするものとなりますので、公衆衛生法上公表させていただくことといたしまして、鳴門市在住の方であります。
 まず、発端となる患者との接触状況についてでありますが、3月27日、和歌山県内の会場で、セミナー受講者として接触をしたところであります。そして、同日、和歌山県より本県に対し、「濃厚接触者」として調査を行うよう依頼があったところであります。
 なお、症状の出現状況につきましては、3月30日、37.5℃の発熱症状があり、今回の事例につきましても発端となる患者さんが「濃厚接触者」からすでにPCR検査で「陽性者」が出ていることから、保健製薬環境センターによる検査の結果、「新型コロナウイルス感染症」と確定し、昨日の23時、検査の結果、新型コロナウイルス感染症「陽性」と判明をしたところであります。
 以上、お二人の状況を申し上げたところでありますが、県民の皆様方にも対応を私の方から申し上げていきたいと思います。
 昨日、県内におきまして、2月25日以来となります新型コロナウイルス感染者「2名」が確認されたところであります。県内における「感染拡大」、こちらを押さえていくためにも、全力で取り組んで参るところでありますが、「3点」、県民の皆様方には申し上げたいと存じます。
 まず第1点目は、「感染拡大抑制への取組み」についてであります。感染が確認をされた方の治療を最優先するとともに、本県におけるこれ以上の「感染拡大」を抑えるためにもご家族など感染が疑われるいわゆる「濃厚接触者」の皆さんをいち早く把握し、健康観察及び積極的な疫学調査をしっかりと行なって参ります。
 また次に、県民の皆様方には、「正確な情報を提供」させていただきたいということであります。昨日の県内での「2名」の感染発生を受けまして、県内でもいつ感染が拡大するかわからないところではあり、県民の皆様方のご不安も増すばかりかと思います。今、全国的に見てみますと、特に大都市部を中心として発生をしているいわゆる発生源を追えない事例では今回の場合にはないということでもありますので、是非冷静に対応をしていただければと思います。
 最後に、県内での感染をやはり押さえていくためには、国の専門家会議、こちらからも指摘されておりますいわゆる『三密』、「密閉」、「密集」、「密接」、これを避けるとともに、手洗いの励行、また咳エチケットなど、お一人お一人が感染防止、これに努めていただくことが大切となりますので、繰り返しとなりますが是非よろしく、この「行動変容」とも最近では言われておりますが、行動をこのように変えていっていただきたいと思います。
 また、すでに全国知事会長として、各都道府県の方にも通知を出させていただいております。ちょうど4月1日、年度替わり、これを今迎えようとしているところであり、就学、就業をつうじまして、東京、大阪あるいは愛知、兵庫、京都など、いわゆる大都市部へ本県から移って行かれる方がたくさんおられるかと思います。
 是非これらの皆様方におかれましては、今申し上げた「行動変容」、「3密」、あるいは手洗いの励行、咳エチケット、また、発生が「クラスター」、場合によってはこれから考えうる「オーバーシュート」、患者さんのいわゆる大量発生、爆発的な発生とも呼んでおりますが、あるいは「非常事態宣言」、こうしたものが仮に行われたエリア、こうしたところには近づかない、あるいはその都道府県内におられる場合にもしっかりとその県の知事さん方の発言に耳を傾けて、行動をとっていただくように、是非よろしくお願い申し上げたいと思います。
 我々県としても関係する市町村の皆様方ともしっかりと連携を図る中で、何としても「新型コロナウイルス感染症」、新たな「国難」とも呼ばれておりますが、しっかりとその封じ込めを図っていければと、このように考えておりますので、是非ご協力をよろしくお願いを申し上げたいと存じます。私の方からはまずは以上となります。
 よろしくお願いいたします。