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令和元年12月27日 年末(臨時)記者会見 項目別

この1年の特徴的な成果・課題について(質疑)

(NHK放送局)
今知事、いろいろと働き方改革、SDGs、災害、人口減少、いろいろなことに今年対処されてきたというお話がありましたけど、これしいていうなら、特に強調したい今年の出来事について、どんな成果があったか、課題があるのか教えてください。

(知事)
やはり、今年の場合には二つですよね。これは春の統一地方選挙の時でも申し上げましたが、やはり日本というのは、二つの国難にいま直面をしているんだと、急激な人口減少と災害列島。これを迎え打たなければならない。しかも、過去の知見ではこれをなかなか乗り越えることができない。それが夏の台風でも分かったところでもありましてね。そうした意味では、さらにこれにプラスに捉えると解決するためのツールにもなるし、しかし、これを課題と捉えるとなかなか難しいというのが、5Gを始めIoT、ビッグデータ、AI、ロボット、インダストリー4.0合わす、Society5.0への対応と、いよいよ来年からその幕開けとなる。
これをいかに駆使をするのか。駆使をできるところは地方とはいえども、それぞれの課題を一気に解決することができますし、逆にこれを駆使することができなければどんどんガラパゴス、取り残されてしまう。そして二つの国難が重くのしかかってくるという。大変厳しい、そうした幕開け、年となったところでありますので、これは公約の時にも、あるいは選挙戦でも訴えかけてきたように、この二つの国難、そしてSociety5.0、これをいかに対峙し、克服をしていくのか。さらにこれをピンチを逆にチャンスに切り替えていく、すでに徳島のお家芸となったわけですから、それを日本標準にしていく。その意味では全国知事会長として押し上げていただいたことがそれをより早く、しかも効果的にすることができたんではないか。
ということで、今回の台風15号から21号まで、こうした点の災害列島への対応。これも初めてのことではありましたが、全国知事会。緊急広域災害対策本部を発令をし、自ら本部長として陣頭指揮を取る。また、こうした点を総理はじめ関係閣僚と我々地方六団体のトップが、まさにテーマを決め、そして協議を行っていく、国と地方の協議の場、あるいは11月11日官邸において行われた政府主催の全国知事会議。こうしたところで、総理からの話、その次に私の方から提言をさせていただいて、そして協議を進めていく。
こうした中でこの二つの国難。Society5.0の駆使、これを提言したところ安倍総理の方からも、まず災害列島、これの話については、我々の18の提言を直ちに「被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージ」と、そして総額7兆円の補正予算案へと。そして、「想定外は許されない、国家百年の体計として国土強靭化を加速をしていく。」こうした言葉にも象徴がなされたんではないかと思います。
また、同時に申し上げた人口減少。これへの対応としては、やはりSociety5.0これを正面から人材育成といった観点でも位置付け、新たな幕開けとなる来年からの第二幕となる地方創生。「もうこれしかないんではないか」、「これをしっかりと、国・地方共に責任を共有して進めていくことこそ」、と提言をしたところ、「地方創生に日本の未来を託す」このような言葉でも象徴がなされたところであります。
そして、Society5.0を駆使する人材育成。やはり次世代の人材育成ということで、小中高特別支援学校、一人一台パソコン。私も提言をさせていただき、これを全国知事会議の場で総理から直接回答を頂きこれをしっかりと推し進めていく。これによって補正予算では約2,400億。さらには全体事業規模としてはおそらくこれから4,000億と。こうしたものがいよいよ進んでいく、Society5.0人材育成、こうした点についても、スタートを切ることができた。こうした点でこの二つの国難、しっかりと対峙をしていく。そしてそのツールとしてSociety5.0をしっかり駆使をする。
こうした、我々からの提言といったものが、いわば国是となった、こうした1年とも思っております。この国是へと持っていけたことが、一番の成果、一番力を尽くしてきた点と、このように思っています。