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令和元年12月20日 定例記者会見項目別

5Gを活用した県立中央病院ー海部病院間における実証実験について(説明)

次に、第2点目。
5Gを活用した県立中央病院と県立海部病院間における実証実験についてであります。
新しい通信規格「第5世代移動通信システム」とも呼んでいる、いわゆる「5G」は、現在主流である「4G」と比べまして、通信速度が10倍、遅延時間が10分の1、さらには、同時接続数が30から40倍っていうことで、いわゆる「超高速・超低遅延・多数同時接続」三種の神器などとも呼んでおりまして、「Society5.0」、これを実現をする基幹インフラとして大いに期待をされているところであります。
この「5G」の商用サービスがいよいよ来年春に開始予定でありまして、現在、総務省や通信事業者の皆様方におきましては、「5G」の実現に向けた研究開発や、新たな市場の創出に向けて、数々の実証実験が進められているところであり、高精細な映像、これを超高速に伝送することができますことから、「遠隔医療への応用」が期待をされているところであります。
そこで、来たる令和2年1月14日火曜日から2月14日金曜日までの間、株式会社NTTドコモ四国支社と共同で「5Gを活用した県立病院間の遠隔医療」に関する実証実験を実施する運びとなりました。
以下、少し具体的に申し上げて参ります。
県南部の県立海部病院と県立中央病院、県央部に、「5G基地局」をそれぞれ整備をいたしまして、海部病院で撮影をした「4K高精細医療映像」を中央病院、こちらの方に伝送をいたしまして、中央病院の専門医が映像をもとに、診療支援を行うものであります。
まずは、本県で課題となっております「糖尿病」に関して実証実験を実施することといたしておりまして、現在も県立海部病院の糖尿病の患者さんには月1回程度県立中央病院の専門医が専用回線、これを通して、遠隔医療支援を行っているところでありますが、今回の実証実験では、「5G」の活用によりまして、「高精細な映像」によりまして、より精緻な診療支援が可能となるものであります。
さらには、「内視鏡」、また、「エコー検査装置」による検査も実証実験の対象として拡大をして実施をいたしますとともに、救急現場における「遠隔医療の活用策」についてもその可能性をしっかりと探っていきたいと考えております。
全国的に今、医師不足、あるいは、診療機関、診療科の偏在が大きな問題、課題となっているところでありまして、特に、山間部、また離島などで生活をされている皆様方が「都市部の高度医療機関における診療」を受けづらい状況にあるところであります。
この度の全国に先駆けた「5Gを活用した遠隔医療サービス」が実用化されますと、患者さんが、遠くの病院に通う負担を大幅に減らすことができるとともに、都市部の医師にとりましては、移動に要していた時間を有効に活用することができる、いわゆる「働き方改革」が促進をされることとなります。
また、へき地に赴任をした経験のまだ浅い医師におきましても、専門医の指導を受けられることから、「不安の解消」、あるいは、「スキルアップ」につながるなど、「地域医療のさらなる発展」が期待をされるところであります。
なお、今回の実証実験につきましては、是非広くマスコミの皆さん方にも報道いただければと考えておりまして、取材可能日を設定させて頂きますので、是非ご覧を直接いただきまして、徳島での取組み、大いに発信をいただければと思います。
今後とも「5G」をはじめとする最先端の技術を活用した医療の提供体制。しっかりと構築をさせていただきまして、県民の皆様方の安全安心の確保に全力で取り組んで参りたいと考えております。
私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。


(幹事社)
では、発表事項について質問がありましたらよろしくお願いいたします。