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令和元年11月1日 定例記者会見項目別

「第1回徳島木育サミット」の開催について(説明)

(知事)
次に、第2番目、「第1回徳島木育サミット」の開催についてであります。
本県では、平成24年12月、全国に先駆け制定をした、「徳島県県産材利用促進条例」に、「木育」の推進を位置づけ、平成28年度以降、毎年、「とくしま木づかいフェア」を開催するとともに、県内に20ヶ所にまでなりました木育体験施設「すぎの子木育広場」を設置するなど、子どもさんから大人まで、あらゆる世代の皆様方が「木育」への理解を深められますよう、「徳島ならでは」の取組みを進めて参りました。
さらに、本年2月には、西日本初となる「木育サミットin徳島」を開催し、「木のぬくもり」を取り入れた豊かなくらしを目指す「ウッドスタート」を高らかに宣言をさせていただくとともに、100を超える県内の企業、団体、個人の皆様の賛同のもと、「とくしま木育共同宣言」を行うなど、「木育」に対する機運醸成をいたして参りました。
この「木育サミットin徳島」の成果をレガシーとして継承し、さならる発展を遂げていくために、県版の「第1回徳島木育サミット」を来る11月10日(日曜日)となりますが、アスティとくしまにおいて開催する運びとなりました。
今回のサミットは、「徳島で木育を語ろう・知ろう・体感しよう」をテーマといたしまして、本県が進めている木育の推進をはじめ、新たな県産材の魅力発信の拠点となる「徳島木のおもちゃ美術館」のイメージを、県民の皆様方に共有していただきたいと考えております。
内容につきましては、具体的に少し御紹介申し上げて参りますと、まず、「基調講演」として全国の木育推進におけるトップランナーである、東京おもちゃ美術館の多田千尋館長を講師にお招きいたしまして、「全国に広がる姉妹おもちゃ美術館~木育による地方創生~」をテーマに御講演をいただきます。
次に、活動報告といたしまして、本県での木育活動の第一任者である、鳴門教育大学の尾崎士郎名誉教授から「とくしまの木育の歩み」について、県内初の「ウッドスタート宣言」を行った那賀町からはこれまでの取組状況について、それぞれご報告いただきます。また、「パネルディスカッション」では、県内の木育活動を先導されてこられました、「林業」「木材加工」「子育て」「観光」といった、様々な分野の方々にご登壇いただきまして、「徳島ならではの木育を目指して」をテーマに木育に対する熱い想いを語っていただくことといたしております。
さらに、親子で楽しめるイベントとして、多くのおもちゃで遊べる「木育キャラバン」や「木のスプーン作り体験」を開催するなど、徳島の木に触れていただける盛りだくさんのメニューをご用意させていただいておりますので、是非多くの皆様方にご来場いただければと思います。
今回のサミットを契機といたしまして、徳島の豊かな森林資源の「未来へ継承」に向けまして、「木とふれあい、木に学び、木でつながる」木育活動を一層推進するとともに、本県の県産材の魅力を県内外に強力に発信いたして参ります。

 
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