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令和元年8月26日定例記者会見項目別

「令和元年度徳島県総合防災訓練」の実施について(説明)

(幹事社)
 それでは、知事の方から発表事項の説明をお願いします。

(知事)
 それでは今日は、私の方から、「1点」発表させていただきます。
 「令和元年度徳島県総合防災訓練」の実施についてであります。
 今年の「徳島県総合防災訓練」は、「北海道胆振東部地震」における「大規模停電」、いわゆる「ブラックアウト」ですね、その発生や近年の課題であります避難所での「要配慮者への対応」などを踏まえまして、「通信インフラ喪失下での対応」と「迅速な復旧に繋げる被災者支援」を主たるテーマといたしまして、「防災の日」であり、また「震災を考える日」でもある、9月1日(日曜日)に実施させていただきます。
 そこで少し、全体概要をこの図でご覧いただきたいと思います。

(パネル「令和元年度徳島県総合防災訓練」を掲示)

 「主会場地」と、そして「分会場地」、また「副会場地」、 今回は、「主会場地」が「県南エリア」ということになります。

(パネルを置く)

 それでは以下、少しずつお話を申し上げていきたいと思います。
 まず、訓練の全体像についてであります。
 「主会場」につきましては、阿南市橘町の「小勝緑地」といたしまして、また、「副会場」を阿南市の「福井小学校」、さらに、「分会場」を、「県立防災センター」、また、「県立中央、さらには、海部」両病院、「南部総合県民局保健福祉環境部阿南庁舎」、「JA徳島厚生連阿南医療センター」、また、「民間福祉施設」に設置することといたしております。
今回の訓練は、「南海トラフ巨大地震」によりまして、多数の「家屋倒壊」、あるいは、「孤立地域」の発生とともに、「通信インフラ」が途絶したとの想定で実施いたしまして、自衛隊、警察、消防などの防災関係機関をはじめ、災害時における協定締結団体、病院、住民の皆様など、合わせまして「156機関」、「約900名」の皆様方にご参加をいただく予定といたしております。
 以下、もう少し具体的に申し上げていきたいと思います。「通信インフラ喪失化での対応」に関する訓練では、自衛隊、電力事業者、通信事業者の皆さんが連携いたしまして、孤立地域での「電力供給」及び「携帯電話中継所」の設置、「電話・インターネット回線」喪失後の「無線への置き換え」などを実施するとともに、「被災者支援」に関する訓練として、罹災証明書発行のための「家屋被害・認定調査」、 福井小学校での「要配慮者向けの仮避難所の設置・運営」、また、「要配慮者」の指定福祉避難所への「入所調整と搬送」といった訓練を実施いたします。
 また、主会場では、本年3月に導入いたしました水陸両用車での「救助訓練」、航空自衛隊・春日管制隊、福岡県にありますが、その参加によります、本県初となる「各ヘリコプターの統制訓練」、ヘリコプターでの孤立地域からの「救助」や「病院への搬送」、南部総合県民局保健福祉環境部阿南庁舎に設けました「保健医療調整本部」と連携いたしました「災害医療訓練」などを実施いたします。
 あわせまして、展示エリアにおきましては、今年度、運用を開始いたしました「水害と土砂災害に関する防災情報システム」、外国人も対象といたしました「多言語による災害情報の発信」、「マイナンバー」を活用した「罹災証明書の発行」などに関する「パネル展示・説明」に加えまして、海上自衛隊、陸上自衛隊と赤十字奉仕団による「炊き出し」も行うことといたしております。
 今年の9月1日は、日曜日にあたりますので、是非、多くの県民の皆様方にご参加をいただきまして、平時から災害時をしっかりと考える、防災訓練として参りたいと考えております。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

(幹事社)
 発表事項への質問がある方は、お願いします。

 
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