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(読売新聞社)
じゃあ、よろしいでしょうか。
ヘリコプターについてなんですけど、災害時に県南の場合は南海トラフが予測されると思うんですけど、そういうときにどういう活動を期待しているのか。
(知事)
こちらの場合には、いわゆる和歌山もおそらく、同時被災をするということが考えられますから、南海トラフ巨大地震の時に期待ということよりも、それ以外の時、例えば、徳島が、四国が、中心的に被災を受けたという場合に対して、たまたまそこが「定期点検」期間中であったり、そうした「耐空検査」は2ヶ月間ぐらいかかりますので、そうした期間で、四国と相互協定を結んでるんで、四国から応援はと、でも四国全域がやられてしまったらそれは不可能になりますので、そうした時には、和歌山から来ていただくと。
逆に、紀伊半島、和歌山、三重、奈良、こうしたところが、かつても大きな被害を受けた集中豪雨であるとか、台風と、そうした場合に、和歌山の防災ヘリが、例えば「耐空検査」でいなかった。彼らもそうした意味では、奈良、三重と同じ協定を結んでるんですけど、紀伊半島がやられてしまったら、奈良、三重から応援はまず不可能ということになりますので、その場合には徳島から応援に駆けつけると。
もちろん、お互いに関西広域連合のチャーターメンバーでもありますので、関西広域連合からの救援ということも当然あり得るわけでありますが、やはり紀伊水道を挟んで一番近いのは、徳島、和歌山と言うことになりますから、そういうことになりますから、そうした場合にしっかりと、カバーをしていこうと。これによって、逆に「耐空検査」の時間を短くするなんて、不可能なことなんですが、あるいは、「定期点検」を延ばしちゃうとか、そうしたことで、万が一墜落事故が起きると。実は、群馬県であったり、長野県であったり、防災ヘリが墜落したということが現に起きていますので、そうした意味ではきっちりとこの「耐空検査」あるいは「定期点検」、これを行って、安全な機体の上に、防災、あるいは、救助活動をしっかりと展開をしたい。このように考えています。
(幹事社)
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