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令和元年8月19日定例記者会見項目別

「和歌山県と徳島県の消防防災ヘリコプター運航不能期間等における相互応援協定」の締結について(説明)

(知事)
 次に2番目、「和歌山県と徳島県の消防防災ヘリコプター運航不能期間等における相互応援協定」の締結についてであります。
 本県の消防防災ヘリ「うずしお」は、「救助や救急」はもとよりのこと、「林野火災での空中消火」、さらには、「災害時の情報収集」など、365日体制で、日々、緊急要請に迅速に対応しているところであります。
 こうした任務における安全性を確保し、事故なく確実に遂行するため、消防防災ヘリコプターにつきましては、「耐空検査」や「定期点検」等を受ける必要があり、やむを得ず、運航不能期間が生じますことから、本県では、運航開始からこれまで、四国4県での「運航不能期間等における相互応援協定」に基づきまして、「耐空検査」や「定期点検」等の実施期間を調整しつつ、 運航不能期間につきましては相互に補完することができますよう、万全の体制をとってきているところであります。こうした中、昨今の頻発をする豪雨災害等を踏まえまして、さらなる「消防防災・航空体制の充実強化」を検討していたところでありまして、この度、紀伊水道を挟んで、隣県同士となります和歌山県との間で、「運航不能期間等における相互応援協定」を「防災の日」であり、また「震災を考える日」でもあります、9月1日に締結し、即日、発効する運びとなったところでありますということでね。

(パネル「『和歌山県と徳島県の消防防災ヘリコプター運航不能期間等における相互応援協定』の締結」を掲示)

 ヘリコプターの位置関係。徳島の「うずしお」については、「徳島阿波おどり空港」、そして、和歌山県の「きしゅう」につきましては、「南紀白浜空港」に、同じ大阪湾ベイエリア、同じ制空域にある、また、紀伊水道を挟んでお隣同士はこうした、絶好の位置関係にあるということであります。

(パネルを置く)

 ということで、和歌山県の消防防災ヘリコプター「きしゅう」につきましては、「南紀白浜空港」にヘリ基地がありまして、本県の南部あるいは沿岸部を中心に、今も見ていただきましたように、非常に短時間での応援が可能であること、また、和歌山県と徳島県は共に、関西広域連合のチャーターメンバーでありまして、既に、「ドクターヘリ」の運用につきましての協力体制が築かれていること、つまり、顔の見える関係があることから、両県は地理的にも相互に補完し合える関係にあり、頻発する豪雨災害をはじめとする、あらゆる災害への対応が求められる中、消防防災ヘリの「即応体制の充実強化」につながるものと考えるところであります。
 今後とも、消防防災ヘリ運航体制のさらなる強化を図りまして、県民の皆様方の「安全・安心」の確保に向け、しっかりと取組みを進めて参ります。

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