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令和元年7月29日定例記者会見項目別

国立療養所「大島青松園」への訪問及び阿波おどり連の派遣について(説明)

(幹事社:司会)
 じゃあ、よろしくお願いします。

(知事)
 はい、おはようございます。
 今日は、私の方から「3点」発表をさせていただきます。
 まず第1点目は、「国立療養所大島青松園」への訪問及び阿波おどり連の派遣についてであります。
 香川県にあります「国立療養所大島青松園」は本県出身のハンセン病回復者の皆様方が多く入所されている「ハンセン病療養所」であり、去る4月23日には、多くの関係者の皆様方のご出席の下、「創立110周年式」が開催をされたところでありまして、私も出席をさせていただいたところであります。
 同園への訪問につきましては、私自身、平成17年度から、台風で中止となった時を除きまして、毎年、訪問をさせていただいております。
今年も、8月7日(水)となりますが、「大島青松園」夏祭りの日に、「徳島県ハンセン病支援協会」の皆様方とともにご訪問をさせていただきたいと考えております。そして本県出身の回復者の皆様方との再会を心待ちにさせていただいているところであります。
 また、今年で16回目となります「阿波おどり連」の派遣でありますが、毎年、療養所の皆様方が大変楽しみにされておられまして、今回は、阿波市を中心に活動をされておられます「恋蝶(こちょう)連」の皆様方に加え、例年より多くのボランティアの皆様方で構成をいただきます「阿波おどり連」の派遣を予定しているところであります。
ご高齢であり、お体が不自由であるため、徳島への里帰りが難しい皆様方に、「ふるさと徳島」、やはり阿波おどりを通じまして、「徳島の夏」をいち早くお届けをさせていただき、「ふるさと徳島」をいながらにして身近に感じていただこうというものであります。
 さて、本県では、これまでも、「徳島県ハンセン病支援協会」の皆様方に大きくお力添えを頂き、ハンセン病への偏見、また差別の是正、並びに回復者の皆様方の福祉の向上に向けた取組みを、鋭意進めているところであり、少し具体的に申し上げて参りますと、今年におきましても、去る6月5日(水)には、JR徳島駅前での街頭啓発を行いますとともに、「ハンセン病を正しく理解するフォーラム」を開催し、県民の皆様方に広くハンセン病への正しいご理解を訴えかけてきているところであります。また、本年11月上旬には、鳴門市において、「一泊里帰り事業」を実施する予定であり、地域の皆様方との交流を深めるとともに、「ハンセン病回復者の皆様方と県民の交流のつどい」の開催をしたいと、こうした取組みを継続的に行わせていただいてるところであります。
 県といたしましては、今後とも、回復者の皆様方の心にしっかりと寄り添いながら、「早期の人権回復」を実現できますよう、「徳島県ハンセン病支援協会」の皆様方としっかりとスクラムを組み、そして粘り強く、啓発活動、あるいは、交流活動に取り組んで参りたいと考えております。

このページに関するお問い合わせ
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