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令和元年5月27日定例記者会見項目別

「令和元年度徳島県新任介護職員合同入職式」の開催について(説明)

(知事)
それでは、私の方から今日は発表事項「3点」申し上げていきたいと思います。
まず第一点目は、令和元年度徳島県新任介護職員合同入職式の開催についてであります。昨年の5月厚生労働省から発表がありました、介護職員の需給推計によりますと、団塊の世代の皆さん方が75歳以上となる、日本では2025年問題などと呼んでおりますが。ちょうど令和に直しますと令和7年度となりますが、全国において約33万7,000人が、本県におきましても、1,400名もの介護人材が不足をすると見込まれているところであります。
これまで本県では、介護人材の確保に向け、国に対し、介護職員の皆さんの賃金アップにつながる処遇改善加算の更なる拡充に向けた政策提言を行ってまいりました他、介護福祉士などの養成施設研修者の皆様方への修学資金の貸付、また離職をしている皆様方への再就職準備資金の貸付制度ですね。
さらには、徳島県シルバー大学校における介護に関する入門的研修の開講。そして、若いうちから、ということで小中高校生を始め、一般の皆様方を対象とした介護講座の開催。また介護職場体験の実施など、介護分野への就労促進に向けて取り組んでいるところであります。
高齢者の皆様方が住み慣れた地域において必要な介護サービスを安心して受けられるためには、介護人材の確保、定着は極めて重要でありますことから、この度、介護人材の裾野拡大や新人、若手職員の定着促進と離職防止を図るため、来たる6月2日日曜日となりますが、平成30年度以降に県内の介護事業所へ新しく入職された皆様方を対象といたしました新任介護職員合同入職式を開催をする運びとなりました。
入職式では仕事に対する意識やモチベーション、意欲ですね、こちらを高めていただくために先輩職員の皆さん方から介護の魅力や、やりがいを伝える先輩職員からの激励。また、それを受けた新人介護職員の皆さんからの決意表明を行っていただくこととしております。
さらには、介護職のコミュニケーションと題した研修を行いまして、介護職員としてのコミュニケーション能力の向上を図りますと共に、施設、事業所の垣根を超えた同じ職域で働く同期の仲間との交流の場となればと考えております。
なお、今回の合同入職式には、養成施設を卒業し、新規に雇用をされた皆様方はもとより他業種から介護職として新たに参入をされた皆様方。平成29年度からモデル事業として実施をしている「徳島県版介護助手制度」において介護の周辺業務を担っていただいているアクティブシニアの皆様方。さらには、EPA、経済連携協定などに基づきまして本県で介護福祉士として就労いただいている外国人介護人材の皆様方も参加を予定されているところであります。
今回の合同入職式を契機としていただきまして介護現場に新しく入られた皆様方が所属施設も超えて、同じ目線で相談できる仲間との絆を深めていただきまして、仕事に向かう意欲を高め合うことで、介護人材の定着と離職防止に取り組んで参りたいと考えております。

このページに関するお問い合わせ
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