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令和元年5月27日定例記者会見項目別

香港への訪問について(質疑)

(徳島新聞社)
明日から30日まで香港への渡航についてお伺いしたいんですけれども。EGLツアーズの祝賀会の参加と、キャセイドラゴン航空との会談ということがあると思うんですけど、それぞれどういうような話をされるか改めてお伺いさせてください。

(知事)
今回の香港の渡航っていうのは、実は大きく、今ご質問では二つだったんですけど、三つ目的があります。そしてまず経緯から申し上げますと昨年、徳島としては、県政史上初となる、いわゆる季節便ではありますけど、12月19日から3月30日まで、30往復、60便。LCCではなく、フルキャリアのキャセイドラゴン航空、こちらが定期便が飛んだと。つまり、連続チャーターの時にはずっと、インバウンドばっかり。つまり、香港の方から人々が来ると、そして帰っていくと。徳島の方から乗って行くことができない。こうした点があったんですが、定期便になりますとこれが、双方向となることで非常に県内の皆様方、当然、県民の皆さん、観光に、あるいは企業の皆さん方が、ビジネスで、と利便性が高まったということですね。こうしたものが飛ぶ、あるいは、パーティーでいろんな機会があるわけなんですけど、そうした時に特に連続チャーター、二度にわたって大変お世話になり、この定期便に結びつけていただいた。こうした点で大変ご尽力いただいた、EGLツアーズ、そちらの袁社長さん。当然そうしたパーティーにお越しをいただくわけなんですけどね。また、第一便には乗って来ていただくと。話をしている時に実は、今年のことなんですけどね、EGLツアーの33周年があるんで、どうしても来てもらいたいと。
中国の方々っていうのは、実は我々っていうと、例えば、30周年とか40周年、50周年というきりのいい0のつくときとか5のつくところが節目ってこう言いますよね。中国の方は、ゾロ目。たとえば11とか22とか33が縁起のいい数字ということで、今回、この33周年はどうしてもと。今までも例えば、30年とか日本的感覚でいう節目っていうのはあったんですけどね。こうしたお話があったんで、これまで、連続チャーター、そして、季節便ではあるものの定期便が飛び、そのインバウンドをかなり送客をしていただいていると。いうことがありますので、喜んで参りましょうということを申し上げていたと。もちろんそれは、申請通らなきゃダメなんですけどね。そういう形で、まずこれが大きな目的のひとつと。
で当然、ご質問があったように、この機会に季節便はとりあえず飛んで目標とするものをはるかに超える80.8%というね。非常に高い定期便としての搭乗率を確保することができたと。決して課題がないわけではないところなんですけどね。この80.8という数字の中にも色々な方が乗られている。インバウンド、アウトバウンドがどうだったんだ。団体客なのか、観光客なのか、あるいは、ビジネス客なのか、フィット(FIT)と呼んでるんですけどね。個人旅行なのか。こうした点によっても様々な条件が変わる。でも相対としては、80.8という数字は決して低くない、高い数字だということで、これまでの流れ、これを受けてキャセイドラゴン航空の方には再びの季節の定期便であったり、前回は端境期に飛んだんですよね。でもこの数字を叩き出したということであれば、もう少し、例えば、期間を長くしてもらうとかですね。もちろんそうしたものの延長線上には通年で定期便を飛ばすということも狙いとしてあるわけですんでね。こうしたもののしっかりとした交渉をしてきたいと。こう考えています。というのは、これから、もう今年から入ってるわけなんですが、3年連続での国際スポーツ大会であったり、G20があったり、2025年は大阪関西万博あるわけですんでね。徳島こうしたものに全部関わりがあるわけですから、そうした意味では徳島の可能性というものを知っていただくには絶好の機会が今来ているということがありまして。しっかりとキャセイの、特にこの運航企画の責任者。普通社長に会うとか副社長に会うということはあるんですがね。運航責任者をピンポイントで訪問をして、そして、実際の交渉をするということを考えています。
そしてもう一つ、ご質問にはなかったんですが、やはり今まで全体の香港の情勢といったものをしっかりアドバイスをいただく。あるいは、今後の方向、展開といったものを我々として知見としてゲットする。そのためには、在香港の総領事館、日本総領事館ですね。しかし、ここに滞在してるのは、総領事ではなく、大使がいる。そのぐらい位の高いところなんですね。従来は、松田さんという人に大変お世話になって、このキャセイドラゴンを選ぶにあたってもキャセイドラゴンがいいよと、いうアドバイスも実は今だから言えるわけなんですが。大使からのご紹介、その代わり、香港最大の祭りには、是非阿波おどりを来て欲しいということで、我々がお送りをしたということもあって、逆にそうしたものが、香港の皆さん方に徳島、これを印象付ける。というのは昨年の香港の夕べというものが東京で開催をされましてね。香港行政庁のトップ、キャリー・ラムさんっていうね、女性の方なんですが、行政庁の長官。この方がおいでになられて、日本がお迎えをしたのは、吉川農林水産大臣。私も3席目のところに座らせていただきましたけどね。その時に、ラム長官がプレゼンテーションしたんですね。日本側の経団連はじめ日本の経済界のそうそうたる顔ぶれが揃っていたんですけどね。つまり、香港への送客をよろしくというお話だったんですけどね。そこで、実は徳島の季節定期便が、徳島にも定期便が飛んだんです。多くの人に見てもらいたかったんだけど。これが出るぐらい、香港側の徳島への期待というものをこれありということですんでね。今後の戦略をこの松田大使の後任である、和田大使と話をすることができればと。大きくいうと、この三つが目的で、まあ2泊3日ではありますけどね。行かしていただければと、こう考えております。

(徳島新聞社)
渡航費用のことについてもお伺いしたいんですけれども、こちらは、総額いくらぐらいで、県費から出されるものなのか。その点もお伺いさせてもらえますか。

(知事)
今回の分については、公務出張として行かしていただければとこのように考えています。それで全体的な経費の点については、またこれ、調べてご報告させて頂きますけどね。

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