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令和元年5月27日定例記者会見項目別

株式会社誠和の本県参入について(質疑)

(NHK放送局)
誠和の本県参入について、どうして阿波市のこの地区に整備をすることになったのかということと、あと、この会社が独自のものをやって開発に取り組むということなんですけど、これは地域の方に例えばそういう農業の技術だったり、そういうことを教えたりもするのか、というのを2点お伺いたい。

(知事)
もちろん、企業の方ですから、企業内のいろんな機密事項というものは当然あるわけですが、やはり、こうしてトマトの超多収穫技術といったものは、当然、お披露目式などというところでは、近隣の皆様方にもお披露目ということは当然あるのではないかと思っておりますので、こうしたものを通じまして、特に若い皆さん方がスマート農業という環境制御型の園芸施設ということで、もう既に徳島県では展開を幾つかの企業がしているわけでしてね。そうしたものに対してしっかりと関心を持っていただいて、それぞれの企業の皆さん方がそれぞれのノウハウを持って対応されておりますので、そうしたものについては当然、徳島県、また、徳島大学が連携をして企業の皆さんと、ということですから、そうした成果についても多く広げていく。つまり、各企業の皆さんにとってみても、そうしたものに参画をしていただく、協力をしてもらう皆さんっていうのは大変重要なこととなりますので、しっかりと、そうしたものが広がっていくことができるように、県、また徳島大学という形で仲立ちをしていくことができればと、このように今考えているところであります。
また最初の経緯というところでは、やはり阿波市というところは本県のいろいろな農産品、全国1位の生産を誇る品目も多々あるわけなんですが、その中でも特に1位2位が多いのが阿波市。いわば徳島県、関西の台所、今や日本の台所と期待をされる中で、やはり一番の農業の土地って言えば、「阿波市」と言って過言でないということがあります。そうした意味では元々はもう既に、先発の企業が入っているアグリサイエンスゾーンの石井町というのも、誠和の皆さん方は関心を持って見られたわけなんですけどね。いろいろと比較考慮する中で今回、阿波市さんを選ばれたということです。

(四国放送)
本県参入に当たって、県から補助や助成はどのようなものがあるのでしょうか。

(知事)
まずはこのアグリサイエンスゾーンというゾーンを形成し、徳島大学の日本初となる生物資源産業学部、つまり6次産業化人材の育成拠点。こうしたところとの連携共同開発研究ができるという、そうしたプラットフォーム。こうしたものをしっかりと提供をしていくというのが、まず一番ではないかと思っています。もちろん、企業として入ってきていただきますので、これに対しての支援という形は別途当然あるわけなんですけど、それよりもそうしたやはり研究開発の大いなる素地、拠点といったものが大きいのではないのかなと。
また、当然これだけ大規模のものになると、国費の導入というものがありますので、そうした国費の導入に向けての我々としては仲立ち、支援という形もさせていただくことになるかと思います。

(四国放送)
県からの県費の補助みたいなものはあるんですか。

(知事)
この前には国費を取っていただくものへの支援、仲立ちですね。ということになります。

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