文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和元年5月20日定例記者会見項目別

5期目スタートについて(質疑)

(徳島新聞社)
 18日から知事の5期目の任期がスタートされたわけですが、改めて、人口減少や災害への克服への決意と、今後具体的な県政運営のイメージ等お伺いできますか。

(知事)
 今ご質問いただきましたように、この18日から5期目を迎えるということで。確かに、県政史上初となる5期目ということになります。そんな意味では、まさに、身の引き締まる思いがいたしますし、今もお話のあった大きな課題ですよね。
 これは日本全体がまさに「人口減少」、そして「災害列島」、これにどう備えていくのか、迎え撃つのか。
 さらには、今年から、「三大国際スポーツ大会」が、また、「G20」が関西広域連合の地、大阪で。徳島もそれを成功に導かなければいけない。
 そして、その「G20」のサイド会議として、「G20消費者政策国際会合」が9月の5日、6日、徳島で開催をされる。プラスチックゴミ削減をはじめとして、エシカル、あるいは国連で掲げている「SDGs」。これをどう、具現化をしていくのか。
 また、さらにこの延長線上、2025年には、「大阪・関西万博」がある。徳島は関西広域連合の一員として、これをいかに成功に導く、そしてさらには、一過性のものに終わらせるんではなくて、ハード、ソフト、両面からその「レガシー」、これを作り上げていかなければいけない。大変重要な役割を得ているところでありまして。
 そうした意味では、今までとは次元の違う行政の展開手法を考案をしていく必要があるんではないか。まさに「未知の世界」が日本、その目前に、今あるというわけで。どういう形で進めていく必要があるのか。その羅針盤が、今はない状態にある。この羅針盤をやはり、今まで、例えば、「地方創生の旗手・徳島」と言っていただけた、あるいは、「一歩先の未来」、こうしたものを具体的に具現化をしてきた。
 例えば、働き方改革。今では、各企業の皆さん方も、サテライトオフィス、在宅勤務、モバイルワークと、「三種の神器」などとも呼ばれていますけどね。こうしたもののモデル、これも、徳島が早々と、それを具現化をしてきた。一例でありますけどね。
 ということで、やはり徳島にその「未知の世界」の羅針盤、期待するところが多々あるところでありますので。
 確かに徳島県、この発展ということはまず第一に考えるべきではありますが、四国、あるいは、関西広域連合、そして日本全体。こうしたもの、また世界への貢献。こうした今までにはない、徳島が求められる。あるいは、期待をされる。
 こうしたものに対してどうお答えをしていくのか。こうした点が、今後、たくさん出てくるんではないか。現に既にあると言っても過言ではない。
 先ほどの新たな「知事連盟の創設」といったものも当然のことですし、すでに走っている、日本創生のための「将来世代応援知事同盟」。当初は5名の若手知事からスタートしたものが、今では15。さらにこれに二つ加わって17という形になろうとしているわけでしてね。
 また、知事会全体としては合区の解消をはじめ、様々な例えば、国に政党に対して政策提言を行っていく、「総合戦略政権評価特別委員会」の委員長でもあるわけですし。
 また、「5G」をはじめ「第4次産業革命」、「Society(ソサエティ)5.0」とも呼んでいますが、この社会をリードをしていく、政策を打ち立てていく、全国知事会の「情報化推進プロジェクトチーム」、そのPT(プロジェクトチーム)長でもあるわけでして。
 今回おそらく富山での全国知事会、大きなテーマは、「Society(ソサエティ)5.0」にどう向き合っていくのか。そうした意味ではこれを全体を回していくという大変重い役割も得ているところでありますので。
 また、さらには、地方創生がいよいよ今年度が第1次総合戦略の最終年次。国の方にも提言をして、いよいよ令和2年度から、第2次に向かっていく。
 つまり、これまでの地方創生を次元を変えていかなければならない。そして、「二つの国難」を同時に解消していかなければいけない。こうしたものについてもやはり、総合戦略という中で、知事会としてどういう方向に向いて行くのか。
 また、知事会というだけではなくて、市長会、町村会、また、それぞれの議長会、地方6団体、こうした皆さん方と共に力を合わせていく。「マイナンバーカード」の基盤、こうしたものをより充実をし、多くの国民の皆さん方にその利便性を実感をしていただくと。こうした点についても、まさに徳島が「ヘッドクォーター」を得ているところでありますんで。
 そうした意味ではこれまでと全く次元の違う、そうした役割が既に求められているところでありまして。これは県庁の皆さん方は、もとよりのことですけどね。
 多くの皆さん方と共に力を合わせて、そして徳島が。そうした中での羅針盤。これを務めていくことができればと。このように考えています。

(幹事社)
 ほかに質問ございませんでしょうか。では、知事ありがとうございました。

(知事)
 それでは、よろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議