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令和元年5月20日定例記者会見項目別

6月補正予算について(質疑)

(徳島新聞社)
 今、6月補正予算の査定が進んでるかと思うんですけれど、6月補正予算の編成の方針であったりとか、規模感についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

(知事)
 ちょうど6月補正。今回の場合には、四年に一度の、いわゆる、当初予算が骨格予算ということで、肉付け予算。これを行って、当初と6月を合わせ、いわゆる、通年予算になると。いわゆる肉付け予算と、こう呼ばれる6月なんですね。6月の知事査定を一旦、まずは終えたところでありますので、今はそうした計数整理、その最中と。じゃあメインは一体何になってくるのかということですが。今回の当初予算、こちらについては、昨年まさに災害列島一色となった日本ということがあって、これをいかに迎え撃つのか。県議会の方からも15ヶ月型のいわゆる県土強靭化に配慮した予算にすべきだと。こうしたお話がありましたので、いわゆる公共事業関係経費。こちらについては、いわばフルセットで組ませていただきました。
 しかし、知事選、また、県議会議員選挙。これが同時に行われるわけでありましたので、当然、私としては、マニフェストで県民の皆さんにお約束をしたものについて、しっかりとなるべく早く、具現化をしていくと。こうしたいわゆる、政策予算。こうしたものがその中心になってくるんではないか。このように考えています。
 じゃあどんなものになってくるのか。これはもう言うまでもなく、選挙戦の中でも訴えかけてきた二つの国難の克服と。一つは災害列島への対応。そしてもう一つは、いうまでもなく人口減少。これに対してどう挑んでいくのか。こうした点ですね。
 また、さらに今、特に知事会の中でも大きなテーマとされてきてるのが人生100年100歳時代。これに向かって、どう健康で県民国民の皆さん方が過ごしていただけるのか。アクティブシニア対策といってもいいのかもしれませんが。こうしたものについて取り組んでいく。一例として言えば、心身ともに活動状態が低下をすることによって、いわゆる健康寿命が伸びていかない。逆に言うと、心身ともに健康な状態、アクティブな状態を作ることによって健康寿命を延ばすことが出来る。未病対策であったり、あるいは、ロコモティブ症候群とか、いろいろこれまでもね、バラバラに言われてきたものですが。これをまとめて、フレイル。このように今、いわゆる、医療、介護の現場では言われておりました、このフレイル対策。これをしっかりと進めていきたいと。このようにも考えております。
 また、それ以外にも多くのマニフェストの中に盛り込まさしてもらったもの、こうしたものをしっかりと。さらには、第4次産業革命。IoT、ビッグデータ、AIと。これをどう駆使をしていくのか。これは県民の皆さん方の生活、これはもとよりのこと各企業の皆さん方の企業活動。あるいは、我々行政、こうした点でしっかりと、これに対応していく、駆使をしていくと。また、更に、PR活動と。なかなか行政、PRが下手じゃないか。よく各方面から言われるわけなんですけどね。実は多くの皆さん方がお持ちのいわゆるスマートフォン。これが大きく来年度は様変わりを、機能面でしていくんですね。今は4Gと言われている状況なんですが、これが新たに、5Gという次元が一つ高くなるということでありました。今までちょっと不便だな、途中で切れてしまうとか、あるいはスピードがね、とかね様々な点があったわけでありますが、こうしたものを解消する5Gの時代に入ってくると。いうことになって参りますと、このスマートフォンをいかに活用して県民の皆さん方に広報していくのか。あるいは、県民の皆さん方からの情報をいかにゲットしていくのか。こうしたものを考えていく絶好の機会が訪れると。もちろん、県民の皆さん方の利便向上と言った点を考えるとマイナンバーカード。この基盤といったものを国・地方を通じた新たな基盤としていくと。健康保険法の改正も行われましてね。保険証がいよいよマイナンバーカードの中に組み込まれていく。こうした点も新たな時代として迎えようとしているところでありますので。いわば第4次産業革命、こうしたものをいかに県内隅々にまでその効果を行き渡らすことができるのか、していくのか、していかなければならない。こうした様々な課題に対してできる限り速やかに、具現化を図っていきたいと。このように考えています。

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