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令和元年5月20日定例記者会見項目別

「地方創生実現財政基盤強化知事連盟」の設立について(質疑)(その1)

(NHK放送局)
 この「知事連盟」の件なんですけども、まず発起人が「新潟県」と「鳥取県」の知事と飯泉知事の3県ということなんですけど、どういう経緯でこの3県になったのか。

(知事)
 今も申し上げましたように、鳥取の平井知事さんと、関西広域連合の仲間でもありますし、また、「日本創生のための次世代応援知事同盟」のメンバーでもあります。
 また、2県、お互いに隔遠地協定という、いざ発災という時の応援体制も結んでいる、いうことで、日々、色々な形で、情報交換を行う中で、この「交付税」、「基準財政需要」、詳しくいいますと、その入り方が少しおかしいんじゃないだろうかと。全体的に検証してみると、人口の少ない県にかなり厳しい、逆に人口の多い「東京都」をはじめとする、こうしたところに非常に有利に働いていっていると、「一般財源総額」というと、「東京都」は交付税をもらってませんので、そうしたことから、またさらにもう少し分析してみようとなると、今度は「面積の広い県」もその削減が厳しいということで、その中でも、削減率が多い「新潟県」、そこはもうピンポイントで花角知事さんの方にそうした現状認識をお伝えをしてはどうだろうかと。これは大変なことになるということで、特に、「新潟県」は「関東知事会」と「東北の知事会」の関係、ちょうど結節点でもあるところでありますので、そうした意味では、「人口減少」というところと「面積が広い」ところという、その二つの要因ですね、その代表事例のところで、まずは発起人になっていこうということで、3県の知事で決めた、そういうことですね。

(NHK放送局)
 さきほど、6月にもその設立をする予定ということですけど、そのときには、発起人以外の他の県も含めての設立ということなのか。

(知事)
 そういうことになります。

(NHK放送局)
 今のところ、どれくらいの規模での設立を想定しているのか。

(知事)
 そうですね、やはり「人口の少ないところ」、「面積の大きいところ」という特色がありますし、あるいは、今後、そうした傾向になっていきそうだというところもあるかと思いますのでね。まずは、二桁を目指していくことができればとこのように考えています。

(NHK放送局)
 二桁に向けてどのような形で働きかけていくのか。

(知事)
 それぞれ、当然のことながら、似たような状況、大きく二つ、「面積の広いというところ」と「人口の少ないというところ」ですね、それぞれが、働きかけを行って仲間を募っていくと、現状認識を伝えをして行こう、と。場合によってはお気づきになっていない、なんでだろうっていうね、そうした疑問だけという場合もありますので、そうした現状認識もお伝えをする中で、そして、仲間を増やしていく。あるいは、この次、そうしたことに転じるかもしれませんよ、と、そうした危機感も共有することができれば、このように思います。

(NHK放送局)
 最後の質問です。その上で、設立した上で、国に対してどういった形で積極的に働きかけていくとお考えなのか。

(知事)
 はい、まず6月中というのは、「骨太の方針」、こうしたものが定まっていくということ、また、更には、7月に富山県で「全国知事会」が予定をされているんですね、ですからこうした呼びかけをし、「全国知事会」の中でも問題を共有をしていくと、これはこうした対象になってなくて、有利に働いている知事さん方にもそれを知っといていただくと、ただ自分たちのところはどんどん、「一般財源総額」が増えてるということではなくて、逆にあおりを受けているところもあるんだ、ということを逆に知っていただくと、そうした意味では、我々47都道府県の中でも絶好の機会だと、そして、更には8月は、概算要求ということがありますので、そうした一連の流れ、これを考えると、やはり、6月中に結成をしていく、もちろん、その後も加入を求めていくということはやっていくわけなんですけどね。

 
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