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令和元年5月13日 定例記者会見 項目別

「SDGs」について(質疑)その2

(時事通信社)
「SDGs」に関連してですが、他の自治体でも「SDGs」を行っているところがかなりあると思うんですが、そこで徳島が先進的に「SDGs」を牽引していくところはどういったところになるか。

(知事)
 もう少し触れたところなんですけどね、全部で17のゴール目標がある中で今世界的にも、フェアトレード、つまり、先進国の皆さんが、発展途上国の富を搾取するんだ、コーヒーであったり、チョコレートちゃんとそれらを正当な対価が支払われないから、いたいけな子供さん達がね、ただ同然で働かされると、こうした、「エシカル消費」の一端になるわけなんですけど、こうした点についても、徳島は徳島商業高校のね、皆さん方がカンボジアのカンボジア-日本友好学園の学校の先生、クビになっちゃうんだと。じゃあその、雇い止めをしないために、カンボジアのドライフルーツを使って「ふれんじゅう」という、おまんじゅうを作り、とくしまマルシェで売って、儲けたお金で学校の先生4名、雇い止めをせずに済んだ。
 これに着眼をしたJICAの皆さん方が、フェアトレードのお菓子を学校の敷地の中に工場を作ってやったらどうだろうか、応援するよと。高校生が、プノンペンの街頭に出てどんなお菓子がいいかって。アンケート調査までやってね、結局、ジェラートを作ることに。非常においしいものすごく甘い、あそこGI認証が砂糖なんですよね。椰子の実から作った砂糖、ものすごく甘い砂糖。このジェラートの工場ができた。
 ということで、日本というよりも、世界で高校生の皆さん方がフェアトレードを実践し、その学校の運営を賄う、地元の人の雇用を賄うなんて、だけじゃなくて、フェアトレードの代表的なものを作ってしまう。そんな事例は皆無なんですよね、ということで、それがご縁となって、来年の東京オリパラ、カンボジアのオリンピック委員会と日本のオリンピック委員会じゃない、徳島県との間で、基本協定を結んで、標準記録を突破したら、徳島で事前キャンプをすると確実に出るであろう水泳は既に連盟の皆さん方と,事前キャンプ、ちょきんぎょプールの改修も行っている、そういうのもあるんですけどね。こういう形で大きな、色々な波及が出ている。決して「SDGs」の12番目の、「エシカル消費」、フェアトレードなんだというだけではなくて、それが、カンボジアと日本というよりも、徳島との深い関係になってくる。
 ということで、それは、世界中が、この「SDGs」これをめがけているからっていうことなんですね。ということで、徳島としては17全てということではなくて、やはり、徳島として、得意とする例えば、12番目の「エシカル消費」はそうですし、全体に機軸として通ってくるいわゆる「環境首都とくしま」と標榜している自然エネルギーをはじめとする「環境対策」、当然、これは今後来月の6月、大阪で「G20」首脳会談の大きなテーマが廃プラ問題ね、マイクロプラスチック問題を取り上げるということにこれなってまして、こうした「環境問題」についても、やはりどう考えて行くのかという形で、徳島としては、これまで既に、今、「SDGs」が発表されたからやるということではなくて、これまでやってきたもの、それがこの中に位置づけられてるんであれば、その日本の先進地域というだけではなくて、「SDGs」は世界の中で、日本が進んでいるとこのように国連の皆さん方が評価してくれるんであればその進んでる日本の中で特に、この分野とこの分野とこの分野は徳島ですよと、「消費者政策国際会合」があるっていうのもその一例といいますかね、まさに、具体的な話になるわけですね、しっかりと、得意分野の中で「SDGs」、世界へ貢献をしていければと、このように考えています。

(時事通信社)
 これまで押し出していた「エシカル消費」っていうものが、「SDGs」の中の一つの目標に入っているということで。

(知事)
 12番目ですね。

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