文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和元年5月13日 定例記者会見 項目別

「令和2年度・職員の採用予定人数」について(質疑)

(徳島新聞社)
採用の件なんですが、25人多い「195人」の予定者数ということですが、増やす狙いと、「社会人枠」も増やすということですが、「人手不足」との二つの関係があればお伺いしたい。

(知事)
2点ご質問いただきました、今回「195人」という採用枠と、ここは、実は今までは「定数」としての、3,000人体制これをずっと目指してきたんですね。
しかし今年の4月から働き方改革ということになってくると、当然、県庁職員の皆さん方も率先してこの働き方改革、そのモデルとなっていかなければいけないと。
「実質動員」ですね、実際に動いている人たちが、どのくらいいるのかと。
注目をする必要があるんじゃないだろうか、これは実は連合の皆さん方からも、あるいは、職員組合の皆さん方からもご提案を頂いた話でしてね。
よくよく調べてみると、例えば、育児休業。これも、どんどん取るようにと言っておきながら、なかなか、肩身が狭いっていう話がありますが、なぜかと言うと実働が減っちゃうからですよね。あるいは、病休の人たち。その人たちもやはり、十分に癒していただいてまた復帰をと。さらには、研修派遣に行ってる人、当然この人たちは、研修っていう大きな目的のために行って、でも現場で仕事できないわけですよね。
この人たちを定数に入れておくっていうのはおかしいんじゃないか、ということで、実働3,000人体制。これを、まず考えてみようと、そうしたら実はもう実働2,973名ということですから、これをやはり、3,000人に戻していこうと。こうしたことを考えて、今回「195人」という採用枠にした。
もう一つは、やはり多くの皆さん方が徳島に帰ってきたい、徳島に行ってみたい、徳島で仕事してみたい、こうしたニーズが高いというのが、昨年、社会人枠「10名」、これを作ったときにわかったんですね、競争倍率が10倍以上あった。しかも、面接をしたら、かなり優秀な人がいる、でも、「10名程度」っていう枠だったんで、残念ながらそれだけしか採れなかった。
そうしたことを考えると、徳島に県外から戻ってきてもらう、つまり、新卒者をたくさん採るということになれば、今、「人手不足」というのは、決して、公務員だけじゃなくてあらゆるセクション、企業の皆さん方も、「人手不足」、つまりは本来だったらある企業に行こうかなと思った人が、県庁でそんだけ増やしてもらうんだとそっち行こうって、県庁に採られたと、新卒者をというイメージになってしまうんですね。だからこうした点も、逆に県庁の場合には、新卒者をどんどん増やして採るということではなくて、県外から「徳島県」というブランド、これによって来てもらおうと。
もちろん、Uターンとして戻られる方もおられるだろうし。そうじゃなくて、徳島って行ってみたかったんだよ、でも、なかなか働く場がね、でも、県庁がそんな枠を作ってくれるんだったら行ってみようとかね、そういう人たちを逆にどんどん引き寄せていく、新たな人の流れを創るということの手法の一つと。そして、去年の成果、これを見て、今回はあえて2.5倍にした。県内の企業の皆さん方が、新卒者を採るのに、影響がありすぎてはいけないということ、そして新たに来たいという皆さん方を呼び起こすことによって、社会増というね、人口的にもなっていくと、その皆さん方がある程度、お勤めになってその知見でもって企業で勤めていただくと、これもありだなと、まずは徳島県庁という名前で引き寄せると。そして、その皆さん方に活躍を頂いて、場合によっては、その後、県内企業でも働いていただくと。こうしたものもありではないか。

(幹事社)
それでは、発表事項以外の項目で、お願いします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議