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平成31年2月4日 定例記者会見 項目別

開業1周年を迎えた「ターンテーブル」について(質疑)その2

(徳島新聞社)
 先ほどターンテーブルのお話があったんですけども、いい点と悪い点をこれから検証していくという話だったんですけど、現時点で特に反省点について、どういった所があるとお考えなのか。あと、今後の運営の改善というか、来年度に向けてどういうふうにしていくかをどうお考えでしょうか。

(知事)
 はい。我々も今そこはまさに考えているところでありまして。まずこうした業というのは1年間通年で見てみないと、まず現状が把握できないということがありますから、まずは今年度いっぱい、全部をやっていただいて、そこで事業者の皆さんとも精緻に分析をしていきたいとまず思っています。
 それと、先ほども申し上げたように、今年はやはり、徳島が東京の、しかも渋谷、インフルエンサーが世界からはたくさん集うという。こうしたところに出たんだよ。しかも、従来、各道府県が行っている東京でのアンテナショップ。多くは、物販、そして少し重層的にやっているところでもレストラン、大体この二つ。これに交流機能であったり、あるいは、宿泊機能を持たせた、四位一体。
 そして普通ですと、まず看板に例えば高知県だったら高知県とか、鳥取県にだったら鳥取県アンテナショップと書くところを、「ターンテーブル」しか書いてない。徳島はどこにも書いていない。それを逆に探してもらって、あっと気づきを持ってもらう方が、一過性に終わらず印象を持っていただけるんじゃないか。より深く、徳島を知っていただけるのではないかという、少し今までにない手法を取っておりますので、そうした意味では、浸透していくにはある程度時間がいるであろうと考えています。
 ということで今年度いっぱいといったものはまずは、PR期間と考えています。そうした意味ではレストランなどについても多くのふんだんな食材、どちらかと言うと、事業者の皆さん方も気合を入れていただいて、儲けを度外視して逆に、ターンテーブルで提供される食というのはとってもおいしい。しかもそれって、徳島産だってよ。ってことで、レストラン全体が仮にその時点で赤だったとしても、逆にそれを考えたら、広告宣伝費と考えることもできますし、それによって徳島をPRしていただいたり、徳島に来ていただいたり、そういういわゆる波及効果が期待をできる。
 ということで、そうした意味での取材、あるいは報道といったものは、この1年間でもかなりの数に実は上ってきているということでありました。様々な情報雑誌であるとか、あるいはインターネット、テレビ、こうした形は出てきてる。ここは、期待以上ではないかなと思っております。
 そうした意味でこれからどういった形、あるいは食を提供する場合の食材単価というのは、実は儲けっていうことを考えると非常にあるし。ただ単価を切り詰めすぎると今度はお客さんが離れるということもありますから、その一体分岐点がどのくらいなのか。じゃあ宿泊部門、これもチャレンジということで、個室、ツインはもとよりのこと、コンドミニアム形式のいわゆる二段ベッド。日本人はなかなか好まない。でも、普通二段ベッドではないんですけど。でも海外の皆さん方はそうしたものを好むということで、では、そうした海外視点を持ったものがどういった形で宿泊率と言ったものに貢献になっているのか。こうした点についても我々はしっかりと踏まえる必要がある。
 いよいよ、人口動態についても先ほど申し上げたように、新たに2018年数値から日本人だけじゃなくて外国人の数もこの中に加えるという国も本格的に、このインバウンドというものを考えてきているところであります。そうした点で行きますと、インバウンドというだけじゃなくてある一定期間の定住促進ということです。そうした数ということがありますので、今後この海外の皆さん方の思考といったもの、特に東京に立地をする。そして来年度はいよいよ東京オリ・パラということがありますので、そうした意味でも通年でのデータといったものをしっかりと分析をしていく必要があると思っています。以上です。

(幹事社)
 ほか、質問はございませんか。それでは終了します。

(知事)
 はい、ありがとうございました。

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