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平成31年1月28日 定例記者会見 項目別

第198回通常国会について(質疑)

(徳島新聞社)
 本日、通常国会が召集されるんですけども、今回の通常国会への期待とか注目されているところがあればお伺いできますか。

(知事)
 いよいよ通常国会、今回は特に特色としては、法案を絞るという話が出ているんですよね。つまり出された法案を確実に仕上げていく。あるいは、法案の審議に当たって少し期間が短かったんじゃないのか、議論が十分に尽くされなかったんじゃないのか。特に臨時国会における出入国管理法の改正であるとか、多くの点で指摘がなされた。この反省に基づく点だろうというふうには思うところなんですがね。
 それよりも、通常国会で一番重要なのは何と言っても平成31年度当初予算。今回はさらに一連の災害などを受けての補正予算。我々全国知事会からも、政策提言を政府の方にして、特に政府主催の全国知事会の場でも安倍総理に直接、我々の方から提言をさせていただいて、この災害列島にしっかりと対応していくためには、一定の予算枠を作って、そして集中的にやるべきだ。ダラダラやるんではなくてと。こうした提案をそのまま受け入れていただきまして、平成30年、そして平成31、32と。平成32というのは数字、名前が変わりますけど。当時としてはそういう3ヶ年で緊急的に防災・減災対策に取り組んでいこうと様々な制度、あるいは予算が作られ、今回の補正予算というのもその一環と。平成30年度スタート分ということになるかと思います。
 ですからこの平成31年度の当初予算と30年の補正予算が、やはり速やかに審議がなされ、そして、これらが使える状態に速やかになる。というのは最近、台風の来襲時期も早くなっていますし、また地震がいつ来るか分からない。実はこの土曜日におきましても、熊本で地震があって、そして、新幹線が大きな影響を受ける。そしてそれだけではなくて、少し時間を経って今度は東北地方で大きな地震がある。こうしたあちらこちらで地震というのがいつ何時起こるかわからないということがありますので、そうした意味でも今回のこの平成31年度当初予算と30年度補正予算。特に緊急的な防災・減災対策については速やかに、もちろん、十分ご審議を頂いた上で挙げていただきたい。そして我々としてはすぐさま、これを使える状態にしたい。
 そうした意味で今回平成31年度の徳島県の当初予算は、知事選と県議選、同日選ということで、統一地方選挙の中でありますので、本来は、骨格予算であるべきものをこの県土強靭化推進のための予算。こうした点については、これをフルセットで組んでいこう。11月補正予算、2月補正予算、そして、平成31年度当初予算と合わせた15ヶ月型・県土強靭化予算とこういう形で銘打って対応していこう。
 でもその基になる予算、あるいは制度はこの国の平成31年度当初予算、あるいは30年補正予算に関わってくる。そして実は予算だけじゃ駄目なんです。それに関わる予算関連法案というものがありますので、こうしたものがしっかりとかみ合わないことには、この予算を発効することができない、使えないということになりますので、そうした意味でも我々としても、これは最大の関心を持って、今回の通常国会を見させていただきたいと考えています。

(幹事社)
 ほかに、ご質問ありませんか。それでは、定例記者会見を終わらせていただきます。

(知事)
 ありがとうございました。よろしくお願いします。

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