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平成31年1月28日 定例記者会見 項目別

「藍サミット2019in徳島」の開催について(説明)

 次に2番目、「藍サミット2019in徳島」の開催についてであります。
 来る2月9日土曜日に、全国各地の藍に関わる方々が交流を深め、連携を密にすることによりまして、「藍文化の継承」と「藍産業の振興」に繋げることを目的といたしました「藍サミット2019in徳島」を、徳島市の「ふれあい健康館」で開催をすることといたしておりまして、その具体的な内容について、ご案内を申し上げたいと思います。 
 まず、基調講演では国内屈指の 染色家である「吉岡幸雄」様を講師にお招きいたしまして、「日本人の愛した色・ジャパンブルー」をテーマにご講演いただきます。 
 その後に予定のパネルディスカッションでは、この基調講演を行っていただいた「吉岡」氏に加えまして、東京オリ・パラのエンブレムをはじめ、本県の「藍とくしま」ロゴマークなど、様々な作品を手がけるアーティスト「野老朝雄」様。また「すくも」の生産に取り組む、有限会社新居製藍所の「新居修」様。藍を使った食品の企画・販売に取り組む、株式会社ボンアームの「近藤ルミ」様。また藍を用いた水溶性青色粉末の開発に取り組んでおられます、徳島大学教授の「宇都義浩」様。そして、沖縄県で琉球藍の生産や染
色に取り組む「藍ぬ葉あ(あいぬばあ)農場」の「池原幹人」様。
 これらの方々にご登場をいただきまして、「藍の生産」や「染色」、さらには「ブランディング」といった様々な分野から藍に対する熱い思いをぜひ、語っていただきたいと考えております。
 また、事例発表・取組みのご紹介では、県内から「藍住町歴史館 藍の館」の阿部館長さんに、また、県外からは福岡県の重要無形文化財「久留米絣(かすり)技術保持者会」の松枝会長さん、また東京都の「江戸藍復興協会」の御田(おんだ)理事長さん。そして、同じく東京都から、藍製品の開発・販売を手がけておられます「純藍株式会社」の椙田(すぎた)総括責任者さん。そして、海外から、台湾で藍の生産や藍染め製品の販売など取り組まれております「卓子絡(タクツーロー)」氏 と、国内外から多彩なゲストの皆さん方をお招きいたしまして、藍に関する独創的な取組みについて、ご発表いただきたいと考えております。 
 さらに、四国大学文学部書道文化学科の学生さんによる、「藍を用いた墨汁」によります「書道パフォーマンス」や、登壇者と参加者が藍を使ったお菓子や、お茶を楽しんでいただきながら交流する「茶話会」の開催など、盛りだくさんの内容となっておりますので、ぜひ多くの皆様方に足をお運びいただければと考えております。
 また、翌日の2月10日の日曜日には、県外からのご参加の皆様方に「すくも」の製造現場や「藍屋敷」を巡り、「とくしまの藍の魅力」をご体感いただく「バスツアー」を開催する予定であります。大変ご好評で募集人員を大幅に上回るお申込みを頂いたところでありまして、ご参加いただく皆様方には、ぜひこの機会に、本県の藍の魅力、そして歴史や文化を満喫していただきたいと考えております。
 本サミットを契機といたしまして、全国各地の「藍に関わる方々」との交流をさらに深め、連携を密にすることによりまして、「藍の魅力」を国内外に向けまして、一層強力に発信をして参りたいと考えております。 
 私の方からは、以上「2点」です。どうぞよろしくお願いいたします。

(幹事社)
 それでは、発表事項に関する質問のある方は、挙手をお願いします。

 
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