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(徳島新聞社)
香港との国際季節定期便が就航から1カ月がたちまして、現在の状況をどういうふうにみているのかというのをお伺いできますか。
(知事)
12月19日からちょうど1月19日ということで、まる1カ月経過をした。そして、水曜日、土曜日順調に季節定期便が徳島阿波おどり空港と香港国際空港との間を就航している。キャセイドラゴン航空でということであります。
今、ちょうど10往復20便が飛んだ計算になるわけです。これまでの平均の搭乗率は75.8パーセントとなっています。今回の場合、ひとつのターゲットというのは、インバウンドだけではあったわけなんですが、昨年飛んだ連続チャーターが83.8パーセントだったということがあって、これがひとつのターゲットにはなるわけですが。このときには全部インバウンドということで、香港の側から旅行会社が全部満杯といいますか、パッケージ化をして、そしてキャセイドラゴンの翼で徳島に来た。
ただ、今回は個人旅行の人たちも当然、定期便ですから入りますし、団体だけではなくて、インバウンド。そして、さらに大きな要素としてはアウトバウンドです。徳島側から飛んでいくということがありますので、そうしたものについてのPR。当然、徳島だけではなくて香川県、あるいは淡路島とか、こうした皆さん方にもご利用いただければ。
ただ、なかなかそのPRの期間、まだまだ十分に浸透しきれていないといった点もありますし、もうひとつはこの冬の時期というね。つまり、2月の春節の前というのは、中国の人々というのは旅行を手控えるんですよ。そうした中では、この数字というのはまだまだやれているのではないのかなと。今後2月、春節を迎えるわけでありますので、ここは旅行シーズン。あとはアウトバウンドをどうあげていくのか。そうした意味では、様々なPR、現地香港で。典型的なのは、在香港の日本総領事館が行っている「日本の秋祭りin香港」で阿波おどり3年連続でいくとかですね。徳島というものを発信をする。あるいは映像ビデオについても徳島阿波おどり空港でも香港の様子がちょうど搭乗口の所に流れているところですけど。今後、そうした対応についても、今度は香港の方でもしっかりとやる。つまり、両側でやっていく必要があるのではないかと考えています。
(徳島新聞社)
県としては、4月以降通年化というのを目指してらっしゃるのかなと思うんですが、これについてのキャセイとの協議というか、そこら辺はどういうふうにされていますか。
(知事)
キャセイははっきりとしていますよね、搭乗率ということです。しかもその搭乗率というのが様々な形がありまして、団体パックあるいはFIT(フィット)という個人旅行、それからあとはビジネスです。こうしたものをどのように組み込んでいってくれるのかといった点に関心を持っている。ということで、関連する、つまり香港あるいはアジア。こうしたところに進出をしている徳島関連の企業の皆さん方にもセールスをさせていただいて、現にキャセイの翼で、例えば香港へ行く。あるいは香港経由してインドネシアであるとか、あるいはタイであるとか、こうしたところに飛んでいただく。あるいはヨーロッパへ。その利便性といったものをPRさせていただいておりますのでね。あとはどれだけそうしたものが浸透していくのか、ここが鍵になってくると思っています。
ですから、記者の皆さん方も、是非キャセイドラゴンの翼でまずは香港へ、そして現地取材へと。こういうと、支局長さんとか局長さんたち出してくれるんじゃあないでしょうか。駄目ですかね。是非、逆に皆さん方が現地でこうだという発信を現地でしてもらうと、これも効果が大きい。じゃあ行ってみようかという人たちも、アウトバウンドでは大きいんですよ、実は。よろしくお願いします。
(徳島新聞社)
キャセイ側の方から搭乗率がどれぐらいだとかっていうような、目安なり目標なりキャセイ側の方から何か示されているというものは、あるのでしょうか。
(知事)
それがあると楽なんですけど、ないんですよ。
(四国放送)
インバウンドとアウトバウンドのそれぞれの搭乗率みたいなものは、データとしては出てないということですか。
(知事)
ええ、キャセイの方は一切そういうのは発表はしていない、はい。だから、これは我々として、平均搭乗率というものを県の方で出しているということですね。
(幹事社)
ほかに質問のある社は、ありませんか。
それでは、定例会見を終了します。ありがとうございました。
(知事)
はい、ありがとうございました、よろしくお願いします。