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平成31年1月21日 定例記者会見 項目別

東京オリンピック・パラリンピック事前チームキャンプについて(質疑)

(徳島新聞社)
 ドイツの柔道代表チームとの協定が決まったことの受け止めと、その他競技とドイツ以外の国とか、競技について、事前キャンプの今後をお聞かせください。

(知事)
 1月11日、新年明けて早々に、ビックなニュースが飛び込んできたところであります。今ご質問がありましたように、ドイツ柔道連盟のフレーゼ会長が、直接、徳島県庁にお越しになりまして、そして、2020年東京オリンピック・パラリンピック、ドイツ柔道ナショナルチームの徳島での事前キャンプの基本協定の調印が行われたところであります。
 合わせて、このときにはあとふたつ、大きな事項がありまして。1つは来年の東京オリンピックの前哨(ぜんしょう)戦となる世界柔道選手権大会が東京で今年行われまして、そのときにも、ドイツ柔道代表チームが徳島で事前キャンプを行う。さらには、アンダー21、いわゆる、将来を嘱望される、柔道のドイツ代表の皆さん方ですよね。この皆さん方の強化合宿も、徳島で行う。この3点が決まったところであります。
 いやが応でも、この柔道に向けての国際化といったものがより多く進むということで、川人会長さんをはじめとする、徳島県柔道連盟の皆様方には全面的にご協力を頂いているところであり、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 柔道はこうした形で決定をしたところでありまして、恐らく、次に決まってくるであろうというのが、カヌードイツナショナルチームの事前合宿ということです。既に昨年の秋、こちらは、川口湖がその舞台となるわけでありますが、6名のドイツナショナルチームの皆さん方、しかも、そのうち5名はオリンピックのメダリストということで、この皆さん方の秋の強化合宿が行われたところでありました。
 クニエツコ・ドイツカヌー連盟の会長さんとの間でも、こうした強化合宿を進めていくということ、そして、その延長線上に、ドイツカヌー代表チームの皆さん方の東京オリンピックの事前キャンプを決めていこうということが、これはもう、調印がなされているんです。ということで次に決まってくるであろうと、想定をされるのはカヌーと。実はフレーゼ会長との調印式後の話の中でも、「徳島には、ドイツ、あるいは、他の国のオリンピックでの事前キャンプが何かたくさんあるらしいと聞いてるんだかということで、どんな状況になっている」と。まさに今のご質問と同じことを聞かれたんですね。そして、「カヌーが秋合宿をしました」ということを言ったら、「クニエツコだな」と。つまりカヌー連盟の会長さんが、「自分もよく知ってる。クニエツコともよく話をする。『柔道は決めたぞ』こういうこと言う」と。そうしたお話も頂きました。
 そして、次に、進んできているのがドイツのハンドボール代表チームであります。ドイツのナショナルチームハンドボール、特に男子代表は、世界ランキング第1位ということで、1990年に東西ドイツが統一されて以来、日本のハンドボール男子ナショナルチームが常にドイツ統一チームとの間で、試合のオファー、申込みをしているんですが、一度も実は実現をしてこなかったんです。
 しかし、一昨年にニーダーザクセン州との友好提携10周年もありまして、実は、ドイツのそういうスポーツ協会の会長さんたちのこうしたところとも、一同で介してお話をさせていただいたんですけどね。そうしたご縁(べり)もありまして、徳島からオファーをさせていただいたところ、昨年の6月、史上初のことが起こったんです。つまり、ドイツハンドボール男子ナショナルチームと日本ハンドボール男子ナショナルチームとの史上初の試合が、アスティ徳島で行われた。そして、このときに、オリンピックに向けての日本のハンドボールナショナルチームが、「彗星(すいせい)ジャパン」という呼び名、これもそのときに、実は公表となったところでありました。その後に、今度は東京でも試合を行う。日本のハンドボール界としては初の快挙が、ここに達成をしたということで、この流れをしっかりと、ドイツハンドボールナショナルチーム代表チームの皆さん方にご理解を頂いて、そのとき、視察も頂いておりますので、是非、次、その3番目にはハンドボールの皆様方をお迎えできればなと考えています。
 それから、国の定めたホストタウン、徳島は第1指定がもちろん「ドイツ」だったわけでありますが、徳島商業高校の皆さん方が導いていただいたご縁ということで、第5次指定で「カンボジア」の皆さん方と、今進めようということになっています。いう形で、そう遠くなくこのカンボジアの皆様方との交流に向けての様々な具体的な流れといったことが見えてくるんではないのかなと考えております。今も様々な調整を両国間で行っているところでもあります。
 ということで、ドイツ、そして次にカンボジア。こうしたところが、この事前チームキャンプの準備が着々と進もうとしているところでもあります。
 しかも、こうした事前チームキャンプをお迎えするというだけではなくて、やはり、その後、これがレガシーとして、徳島県のスポーツ界にハード・ソフト両面から、発展につながってくる、こうしたレガシーを残していくことができればと。既に、今年はラグビーのワールドカップ、9月20日、日本ロシア戦から開幕となるわけでありますが、ラグビーの場合は少し期間が長いので、事前チームキャンプという呼び名になっておりますが、徳島では9月8日から16日まで、5大会連続、ワールドカップに出場決めているジョージア。なかなか、ジョージアというとなんかコーヒーの名前みたいなアメリカって言う人もいるんですけど。そうじゃなくて、昔は、グルジアという呼び名だったんです。ワイン発祥の地であります。また、大関栃ノ心の母国でもあるわけでありますが、この皆様方の事前チームキャンプが決まっているところでもありますので、そうした意味では、ハード・ソフト両面から、球技場の方の芝を、ポカリスエットスタジアムと同様にという、ジョージアナショナルチームの皆さん方からのご要請も受ける形で、先般、そのお披露目(ひろめ)式も行ったところで、まあ私も最初のパスを出させていただきましたけどね。
 こうした形で、ハード・ソフト両面から、このラグビーワールドカップ、そして、東京オリ・パラ、さらには、3年次目となるアジア初となるワールド・マスターズゲームズ2021関西が本県のスポーツ文化においてのレガシーとして残せるように、これからもしっかり取り組んでいきたいと考えています。以上です。