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(四国放送)
先ほど香港季節定期便の話が出たんですけど、先週スタートしてまだ一週間ですけど、出足というのか、搭乗率のようなデータっていうのは、入ってますか。
(知事)
今の段階でまだ正式な部分は取りきってないところではありますけどね。しかし、初便。これはインバウンドよりもアウトバウンドのが高かった。実は全体の、かつ、おそらく9割近い搭乗率だったということで。今回、難しいのは、いわゆる連続チャーター便の場合には、インバウンドで全部だいたい決まってきますので、確かに83.8という高い搭乗率が確保できました。
しかし、今度、定期便となると、インアウトの両方ということですから、当然徳島から県民の皆さん、あるいは四国の皆さん、淡路島の皆さん、こうした皆さん方が飛んでいただかないと高い搭乗率はなかなか叩き出せないですよね。そうした意味では、逆に初便はインバウンドの搭乗率よりはアウトバンドの方が高かった。これは今後に向けての明るい話題ではないのかなと思っています。
今後、そうした意味でも様々なPR、もちろん香港の方でもやらせていただきますし。香港の方としては、これは香港の行政庁のトップであるキャリーラム長官が、実は、日本の方に。来年が日本と香港の観光年に当たるんですね。ということで、そのPRにトップが自ら来られまして。日本側はこれをお迎えをするのは吉川農林水産大臣だったんですけど、私もお招きをいただいておりましたので、吉川さんの隣の隣の隣に座らせていただきました。
その中でキャリーラムさんが香港と日本の関係について、プレゼンテーションをパワーポイントでやられたんです。私もずっと拝見してたんです。突然、徳島と香港のキャセイドラゴンの季節定期便の話がボンと出て、「新たに香港から窓口が出来ました。徳島です。」とやってくれたんですね。これは何よりもPR効果が高くて、そこから会場にいた日・香港の両方の皆さんがドッと来られましてね。そうした中で、今香港は中国政府の一員となっておりますから、中国の公使さんであるとか、こうした皆さん方とも様々なお話をさせて頂きました。特に、湖南省との友好提携が尖閣以来、あまり、国と国との関係があって止まっている部分がありますから。こうしたものも含めて、色々考えたらどうだろうかと、向こうからも提案があったところでありました。
年が明けていきますと、そうした具体的な動き、これもして行こうと。これはやはり、香港との間に季節とはいえども定期便が出来た。それは、香港政府がそこまでトップがPRを日本全体にする。また、香港に来ている色々な企業の皆さん方にもそれを紹介するということですから、そうした意味では我々も、より真剣度を増して、そして香港政府の皆さん方と共にこの新しい香港と日本の窓口を充実をしていければなと思っています。
(四国放送)
4月以降の定着化ができるかどうかっていうところも注目されていると思うんですけど、その当たりは感触のようなものはありますか。
(知事)
はい。実は、キャセイパシフィックグループ、ドラゴンもその一つということで、LCCでないわけで、今まで香港と7空港を結んでいるんです。しかし、この7空港っていうのは、全て、例えば、羽田とか、札幌とか、大阪とか、関空、いわゆる拠点空港です。地方空港で初が今回の徳島ということで、これはキャセイドラゴン、あるいは、パシフィックグループの方も大いなるチャレンジだった。
だから、まずは、チャレンジの最初の場を徳島阿波おどり空港に選んでいただいた。今度、小松の方でもやるという話は聞いているんですけどね、第2弾として。我々としてはインアウトの双方向に対してそういう期待にしっかりとお答えをしていく。もう既に彼らがそういう表明をしてくれてるわけでありますので。あとはどれだけ乗っていただけるのか。こうしたところにかかってくると思っています。
(四国放送)
まだ向こうからの意思表示みたいなものは無いということ。
(知事)
スタートを切って、逆に言うと、初めて、地方空港でやる。第一は、たくさん地方空港の方がたくさんあるわけですからね。それをあえて、徳島に選んでくれた。これにしっかりとお答えをしていく必要があるだろうと。第2弾が小松空港となったということです。