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平成30年11月26日 臨時記者会見 項目別

平成30年度11月補正予算(案)について(質疑)

(四国放送)
 あえて、15か月型予算と名付けた意図、ねらいをお聞かせいただけますか。

(知事)
 本来でしたら、四年に一度、今徳島県は、県議選も、それから県知事選も統一地方選挙ということになる。ダブル選挙ですよね。そうしたこともあって、その選挙のある年というか、年度で言うと次年度の予算については、骨格予算と、そして新しく選ばれた知事さんと県議の皆さん方とで、肉付け予算。その皆さん方が公約とかいろんな政策立案の実行を県民の皆さんにお約束をする、それを肉付けしていく。そのためには、フルの予算を組んでしまうと、財源がなくなってしまうことになりますので、私が就任して骨格予算という形にしていきましょうということにさせていただいた。
 そうなりますと、例えば、公共事業関係。特に今も御説明した県土強靱化の予算といったものが、骨格になってほぼ新規のものがなくなってしまう。
 しかし、この昨今、特に今年6月から9月まで、まさに災害列島という様相。昨年も厳しかったですね。ということで、これを地球温暖化のなせる業、あるいは、地球全体の地殻変動が起こってきているんではないか。こうしたことが言われてる中で、あえて県土強靭化を進めるための予算を、形式で骨格予算だからと言って止めてしまうということはいかがなものか。
 つまり予算ができて、すぐに事業ができるわけじゃないですよね。予算が出来上がる。あるいは、国の補助金・交付金をとる。さらには、それに対して、今度は契約する。入札をするんです。県議会にかけると、こうした手間を考えると、半年先にはなってしまうのが通例なんです。
 でも、その間に、もし災害が起きたらどうするの。これだけ切れ目なく災害が起こるということであれば、やはり切れ目なく、予算の方も執行して、県土強靭化をどんどん進めていく。いきなり1兆円くらいあるといいわけなんですが、そうではないわけなんで、機会あるごとに切れ目なく行っていく。こうした御論議を9月定例県議会の場で行われた。御提案もあったということがありましたので、県政史上としては初となる、11月補正予算、そして2月補正予算、さらには骨格予算を一連のものとして考えると、そうした意味で「15か月型予算」骨格は、骨格なんです。
 県土強靭化、災害対応といったものについては、あえて積極的に、これは予算計上しよう。恐らく、これはどういう知事さんであろうと、どういう皆さん方が県議になられようと、この予算がいらないという人は、まずいないのではないだろうか。と、こうしたことも御論議のあったわけでありますので、あえて、県政史上初となる、骨格予算ではあるわけですが、この県土強靱化という分野については11月補正予算、2月補正予算、そして、平成では、一応平成なんだけど、平成31年度の骨格予算を切れ目なく、そして、県土強靭化を進めていくという形の予算に、あえてさせていただくという第一弾ということになります。

(徳島新聞社)
 今のお話なんですけども、国の補正に対応して、11月、2月の補正を組んでいくのが通例だと思いますが、何を持ってこの15か月型と呼んでいらっしゃるのですか。

(知事)
 これはまず分野としては、県土強靭化というところにしっかりとその焦点を合わせていこう。これはどちらかと言うと11月、2月というよりは、骨格予算であれば新規箇所付けというのはほとんどしないんです。しかし、あえてそれを県土強靭化に係るものは、骨格予算についてもやっていこうではないか。そこのところがまずあるということ。
 それから、もう一つは、骨格予算と連携するというと、少し意味合いがなくなってくるわけなんで、フルセットで予算組まないわけですから。しかし、あえて県土強靱化という分では、フルセットに近い形で骨格予算を組み、その前の2月、そしてそのもう一つ前の11月からきっちりとやる。
 特に、11月の補正予算というのは、国の災害復旧の補正予算が成立したばかりということもあるわけですから、これを積極的に取りに行っているわけでありますので、ここから県土強靭化の予算、フルセット的な予算というものがスタートしていく。そうした意味で「15か月型予算」。
 つまり、全体の項目がそういうことではなくて、県土強靭化という分野について15か月ということなので、あえて「型」というものを入れさせていただいた。誤解を招かないようにということです。

(徳島新聞社)
 イービーピーエム(EBPM)のところなんですが、670万円というのはこの話のどこに使われるお金になるのでしょうか。

(知事)
 これを全体目指してるところの図柄のところですね。ポンチ絵ですよね。今の御質問。

(徳島新聞社)
 はい。会議費用みたいなものですか。

(知事)
 主にはそうした形ですね。いわゆる事務的な経費になるわけです。

(幹事社)
 ほか、よろしいでしょうか。
 では、補正予算以外でも質問があれば。

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