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平成30年11月5日 定例記者会見 項目別

津波・地震対策について(質疑)

(NHK)
 今日は、津波防災の日だと思うんですけど。また、先週の金曜日、紀伊水道を震源とする震度4の地震が県内でも観測されましたけれども、改めて、津波地震対策、県としてどのような対策を採られているかをお聞かせください。

(知事)
 はい。実は、今朝も地震があったところでして、徳島市内は震度2ということで。朝ちょうど、ニュースを見ていたらということでありましたので、何か出るかなと思っておりましたが、紀伊水道沖ということで。そうした意味では、今日11月5日は津波の日ということで、全国でさまざまな津波、地震が引き起こす津波と言ってもいいのかもしれませんが、こうしたものに対して、関心を高く持つ必要があるということであります。
 そうした意味では、最近では確かに徳島におきましても地震が少し起こってきているなと。今も、お話がありましたように、11月2日金曜日16時53分でありましたが、今日と一緒で、紀伊水道を震源といたしますマグニチュード5.4ということで、那賀町では、震度4。私も公用車に乗ってた時でしたので、徳島市内も震度3だったんですね。パッと出た時に、意外と自動車に乗っていると分からないところですね。直ちに、どうなってるんだということ。結果的には被害がほとんどなかったということで、幸いだったわけなんです。
 やはり、我々としては、南海トラフ巨大地震。そしてこれには津波が。そしてもう一つは、中央構造線・活断層地震は直下型地震でありますので、耐震化をいかに進めていくのか。また、その意識を県民の皆さんにいかに持っていただくのか。こうしたことを改めて思う日だと思いますので、ぜひ、我々としてもしっかりと、そうした思いを強く。
 また、県民の皆さん方には、今日の日をきっかけとして、この地震への備え、やはり、備えあれば憂いなしという言葉もありますので、しっかりとした日頃からの対応を心がけていただきたいと思います。

(NHK)
 県として、もう少しこれから取り組みを強化していきたい点はありますか。

(知事)
 はい。今ちょうど国の方から南海トラフを対象として、従来はどちらかというと、東海地震など予知ができると、大震法で定められてきたわけなんですが。もうこれは難しいということがあって、臨時情報を逆に出そうと。どうも一週間後に来そうだとか。これが一体どのくらいまでなのかというあたりが、非常に分かりづらいということで、国も今、検討を進めているところですが、国の検討を待ってから動いては、少しタイムラグがあるのではないかということで、うちの場合には、既にもう、専門家の皆さん方と検討委員会を立ち上げているところで。できる限り速やかに、この結果を出していこうと考えてるところです。
 そうした意味では、まず、当面、この南海トラフを対象とした臨時情報の扱い、対応についてしっかりとその対応をまとめていきたい。そしてそれを市町村の皆さん方、また、県民の皆さん方にしっかりと周知をしていく必要があると思っています。

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