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(時事通信社)
キャセイドラゴン航空の季節定期便についてなんですけども、これはつまり香港国際空港の発着枠がある程度目処がついてきたということですか。
(知事)
はい、キャセイの方についてはそういうことで、今、国内手続きを進めているということになります。
(時事通信社)
搭乗率83.8パーセントというのは、3月と7月の共にですか。
(知事)
共にそうです、はい。
(NHK)
今のに関連して、通年定期便にしていくに当たって、またここで搭乗率を調べたりだとかどういったことをされていくんでしょうか。
(知事)
はい。その搭乗率は結果ということで、当然エアラインにしてみるとその結果が重要。つまり商売が成り立つかどうかということになるわけですから。我々としては徳島香港両方向、つまりインアウト両バウンドになりますので、定期便の場合には。当然、両方でもって様々なPR、例えば香港においては徳島のPRはもちろん、様々な旅行商品を作っていってもらう。あるいはビジネス客を取り込むと。またこちら側からも、これが今も今日の発表もそうなんですけど、一旦香港をハブとして例えばヨーロッパ各都市へ、あるいはアメリカへ、他の地域へということで、かなり安く飛ぶことができると。それはそれぞれの属地主義で料金が定まってきますのでね。香港発着ヨーロッパ、日本発着に比べて非常に安いというメリットの点をしっかりと実感をしていただこうということで、このキャセイパシフィックの皆様方にも向こう側でさらにPRをしてと、共にお互いで宣伝をしていこうと。こうした点がやはり一番のポイントではないか。こうしたものが作られたんだということですね。
特にキャセイパシフィック航空、あるいはキャセイドラゴンともにLCCではないキャリアなわけなんですけどね。実は、日本との間では大都市部としか結んでいないという特色があるんです。例えばキャセイパシフィックの場合は新千歳、成田、羽田、名古屋、関西、福岡の6空港。キャセイドラゴンは羽田、福岡、そして那覇ということでありまして、いわば、その地方都市でキャセイパシフィックエアライン全体のグループで飛ぶというのは、初めてのことということがありますので、彼らも今後の航空戦略として、これが成り立つのかどうかというのは、今後の日本進出に向けて、今、地方創生ということで地方空港をいかに発展させるか国策でもやっているところでもあります。そうした意味では大きな、徳島だけということでなくて、地方創生においての試金石にもなるということになります。
我々としては今非常にそうした意味での新たなチャレンジをしようとしているキャセイパシフィックグループと提携して、しっかりと通年の定期便につなげていくということに取り組んでいきたいと考えております。
(幹事社)
ほか、よろしいでしょうか。
発表事項以外で、質問のある方はお願いいたします。