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平成30年9月3日 定例記者会見 項目別

キャセイドラゴン航空による徳島-香港間の「季節定期便」就航について(説明)

 まず、第1点目は、「徳島-香港間の季節定期便就航について」であります。
 徳島阿波おどり空港につきましては、本年1月21日、航空機受入能力の向上、また国際線への本格的なインバウンド対応を目的とした新ターミナルをオープンして以降、3月22日までの間に、18往復34便、また、7月21日から8月4日の間は、3往復6便のインバウンド連続チャーター便が香港との間で就航したところであります。
 これまでの連続チャーター便は、旅行好きと言われる香港の皆様でさえ、旅行を控える冬場の春節前、また夏場は、販売時期が重なるように発生した大阪北部地震、また7月の平成30年7月豪雨など、冬、夏とも本県にとりまして、大変厳しい時期での運航となったものの、搭乗率は結果として83.8パーセントと非常に高くなったところであります。
 この結果、連続チャーター便を運航しておりました香港のLCCではなく、フラッグキャリアである「キャセイパシフィック」のグループ会社であります「キャセイドラゴン航空」から、来る12月19日の水曜日から、来年3月27日水曜日までの間、毎週「水曜日と土曜日」の週2便、本県と香港とを結ぶ「季節定期便を就航させたい」との意向が示されまして、現在、国や関係機関と調整を進めているところであります。
 今回、期限付ではありますものの、県政史上初となる国際定期便でありますことから、県民の皆様方がどなたでも、お一人様から御利用することができることとなりまして、香港、そしてLCCでないものですから、そこから、キャリアのネットワークを通じまして、海外へと、より身近なものとして、観光に、また特にビジネスに御活用いただくことが可能となるところであります。
 また、インバウンドの誘客におきましても、団体旅行に加え、個人旅行者の御利用も可能となりますため、さらなる誘客の獲得につながることに加え、香港の後背地となり、高速アクセスの整備が進む中国本土の広州(こうしゅう)、深圳(しんせん)、マカオなど世界有数の人口を擁する都市圏「珠江(しゅこう)デルタ」とも呼んでおりますが、その珠江デルタからの誘客も期待ができるなど、インバウンド、アウトバウンド双方向での交流拡大が期待できるところであります。
 さらには、世界52カ国、約200都市とを結ぶキャセイパシフィックグループのグローバルネットワークと、香港をハブ、中核といたしまして、直結することによりまして、「時間的なメリットは」もとより、乗継ぎの利用によります「経済的なメリット」も発揮できるものと考えております。
 今後、香港、徳島、両地域において、積極的にプロモーションに取り組みまして、これまで以上に高い搭乗率を確保するなど、さらなる実績を積み重ねていくことによりまして、季節定期便から通年定期便、通年運航の定期便へと、着実にステップアップができるよう引き続きしっかりと取り組んで参りたいと考えております。

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