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平成30年7月30日 定例記者会見 項目別

マリッサとくしま開設2周年記念「ありがとうキャンペーン」について(質疑)

(徳島新聞社)
 マリッサとくしまの件で、2年間を経て、数字的には伸びがあって実績も出ていると思うんですが、未婚化とか晩婚化、少子化を歯止めをするに当たっては、何が課題だと考えていますか。

(知事)
 調査でも分かっているように、多くの皆さん方が結婚したくないと言っているわけではないんです。逆に結婚したい。でもまずは出会いの場がなかなかない。ですから、マリッサとくしまというのは、そうした出会いの場の役割を果たしていく。でも、それを行政として窓口を設けたというだけでは足りないです。それを応援してもらう皆さん方がたいへん重要ということで。昔はその地域、地域にお世話係のお母様達がいまして、「そろそろお宅のお子さん結婚どう」みたいな話があったのですが、最近は核家族化が進みましたし、割と個人情報保護法という形になって、どこにどういう形でというのが、以外と広く知られないようになってきたといったことがありますので、ご本人達が積極的に参加してみたいなと思っていただくような場、人に言われてどうではなくて。これが重要なのです。
だから、もっともっとPRをというのはそこにあるところでありまして、ぜひこの機会に大々的にPRさせていただいて、割引制度なども入れさせていただいておりますので、そして参画していただく。そして、楽しく出会いを体感していただければと思っています。
もちろん、その出会いの場だけではなく、まずは出会って、結婚し、子どもを産み育てていきたいなと思えるような環境をいかに創っていくのか。しかも、そうした希望がある場合に、その場が徳島であるという選択をしていただける。そのためには子育て環境を様々な。例えば、子ども医療助成制度の問題であるとか、子どもの保育料の無料化の問題であるか、保育料だけではなくて、放課後児童クラブの無料化も全国で徳島が最初に打ち出しているところでもあります。いよいよ来年は10月以降、国の方で子育てに対しての無料化を完全に進めていくという話も、出てきているところでもありますので、そうした子育てに対して、あるいは少子化について問題意識を持っていただき、若い皆さん方にとってみると自分たちの幸福の出会いの場、そういうものなんだという意識をどう持っていただけるのか。こうした非常に重要な今岐路にさしかかっていると考えています。
ぜひ、このマリッサ開設2周年を記念したキャンペーンを展開するわけでありますが、こうした場でただの出会いというだけではなくて、今まで徳島県が国が、場合によっては各市町村が取り組んできていただいている、結婚した後の話を広くPRし、ああそういうことであれば、徳島で結婚し、子どもを産み育てていこうと思っていただける環境を、この機会に、よりPRを含め充実していければなと考えています。以上です。

(幹事社)
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