〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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(幹事社:司会)
知事よろしくお願いします。
(知事)
おはようございます。それでは今日は、私の方から3点発表させていただきます。
まず第1点目は、「徳島の活鱧料理 味わいキャンペーン2018」の実施についてであります。
だいたい全国、特に南の方から梅雨の便り。これが聞かれるようになってくるこの時期。やっぱり食べたくなるなという魚があるんですよね。「梅雨の水を飲んで美味しくなる魚」なあにと言いますとね、これはハモということになります。根も葉も(ハモ)ある話であります。こうしてハモを思い浮かべる皆さん方が増えてくる時期ということで、徳島県はハモの一大産地ということで、例えば京都市、大阪市の中央卸売市場において、毎年、全国トップクラスの取扱量を誇っておりますし、「鱧ブランド」のトップランナーとして、県産ハモの消費拡大、また認知度向上に積極的に取り組んできているところであります。
平成21年度からは、生産者団体、また市場関係者の皆さん、飲食店や旅館の皆様方で組織いたします「徳島の活鱧ブランド確立対策協議会」と連携いたしまして、県産のハモを御賞味いただいた皆さま方に、抽選で県産の農林水産物などが当たる「徳島の活鱧料理 味わいキャンペーン」を実施してきているところであります。
また、「日本三大ハモ祭り」一体なあにということですけどね。これは特に夏の祭り。7月8月、まずは京都の「祇園祭」、そして、大阪の「天神祭」、8月に入って徳島の「阿波おどり」。まさに各地の百貨店や、イベント会場、さらには、あまりハモを食べる習慣のなかったところ、これは東京をはじめとするいわゆる首都圏ということでありますが、その首都圏の百貨店においても、積極的なハモ料理、ハモの「PR活動」を展開してきたところであります。
こうした取組みが実を結びまして、近年は、ハモが「身近な魚」として全国で定着いたしますとともに、県内外で「ハモと言えば徳島」こうしたものが浸透してきたのではないか、このように思うところであります。
一方、近年、当然こうしてハモが注目をされてきますとね、じゃあそれに乗っていこうじゃないかというところはどんどん出てきちゃうんですよね。ということで、他の産地の生産量が増加してきておりまして、「鱧ブランド」がいわば各地で乱立する状況となってきているところで、県産ハモのさらなる振興、一層の工夫が求められるところとなります。
そこで、来る6月1日金曜日から10月31日水曜日の間、記念すべき10周年を迎える、「徳島の鱧料理 味わいキャンペーン」新たな取組みを展開したいと考えております。
まず、これまでは、県産ハモを、「料理店で食べられた方」や「ネット通販で御購入をいただいた皆さま方」をメインターゲットとしてきたところでありますが、今年度からは、新たに、県内の販売店8店舗を「徳島産はも指定販売店」として、また、県外の販売店3店舗を「徳島産はも応援販売店」として登録させていただきまして、「スーパーなどの販売店で御購入をいただいた皆様方」にも、御応募いただくことといたしたいと考えております。
また、これにあわせまして、キャンペーンがスタートする6月1日には、県内の指定販売店全8店舗において、それぞれ先着100名の皆様に、県産ハモを御試食いただくイベント「徳島の鱧、はじめました」を実施したいと考えております。
さらに、6月4日月曜日となりますが、10年間の長きにわたり、連続参加していただいている、県内11店舗の皆様方に、「感謝状の贈呈」をさせていただき、今後さらなる連携の強化を図って参りますと考えております。
10周年となります「徳島の活鱧料理 味わいキャンペーン2018」を大いに盛り上げまして、より多くの県内外の皆様方に、「県産のハモ」のおいしさをしっかりと味わっていただき、「ハモと言えば徳島」と全国の皆様方に言っていただけるように、しっかりと取り組みを進めて参ります。