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平成30年5月28日 定例記者会見 項目別

「ドイツカヌー代表チーム・2018年トレーニングキャンプの実施」について(説明)

 次は、スポーツです。「ドイツカヌー代表チーム・2018年トレーニングキャンプの実施」についてであります。
 本県は、2020年・東京オリンピック・パラリンピックにおける、「ドイツ」のホストタウンとして、国が定めたところでありまして、ドイツ代表チームの事前キャンプ地誘致に取り組んでいるところであり、先週の5月22日には、御来県いただきました、ドイツ柔道連盟のペーター・フレーゼ会長から、本年11月に開催される柔道の世界大会「グランドスラム大阪」の事前キャンプを実施すること、さらには、2020年・東京オリンピックにおける事前キャンプに関する協定を、本年の秋に締結したいことをお申し出をいただいたところであります。大変うれしく思いますとともに、遺漏のないように進めていきたいと考えるところであります。
 こうして、いよいよ具体的な成果が現れているところであり、今から、発表をさせていただくのは、柔道ではなく、今度はカヌーの関係です。
 本年3月、ドイツカヌー連盟のトーマス・クニエツコ会長さんに、県と那賀町が新たに整備したカヌー・レガシーセンターをはじめ、川口ダム湖や宿泊施設を御視察いただき、緑に包まれた、静かな練習環境や、宿泊環境に対し、高いご評価をいただいたところであります。
 その後、ドイツカヌー連盟との間で、協議を進めて参りましたところ、本年の秋、那賀町の川口ダム湖におきまして、初の「ドイツ代表チームトレーニングキャンプ」を実施することで合意に至り、一昨日となります5月26日の土曜日、「カヌースプリントワールドカップ第2戦」が、開催されている「ドイツのデュースブルク」におきまして、トーマス・クニエツコ会長に御署名をいただき、徳島県、そして、那賀町、ドイツカヌー連盟の三者における覚書を締結させていただいたところであります。
 また、この覚書におきまして、翌2019年のトレーニングキャンプ、さらには、本番となります2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプにつきましても、前向きに協議を進めることとしておりまして、事前キャンプ地の誘致実現に向け大きな前進であると考えるところであります。
本年、秋のキャンプはドイツ代表チームの皆様方に、川口ダム湖の優れた練習環境をご体感いただくことで、キャンプ実現への着実な足がかりとするとともに、那賀高校カヌー部をはじめ、若い皆様方に世界一流の選手のパワーやその技を実感いただく、またとない機会と考えております。このチャンスを最大限生かすことができますように、しっかりと準備を進めて参りたいと考えております。
 ドイツ代表チームによる2018年・2019年のトレーニングキャンプ、そして、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの実現は、川口ダム湖に3年連続で世界のトップアスリートが集うこととなりまして、本県のスポーツに新たな歴史を刻むものとなります。今回、締結をいたしましたこの覚書の内容を、着実に成果として具現化し、徳島の新たなスポーツレガシーとして、世界に誇るカヌーのメッカが創出できるように、しっかりと取組みを進めて参りたいと考えております。
 私の方からは以上3点です。どうぞよろしくお願いいたします。

(幹事社)
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