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平成30年5月7日 定例記者会見 項目別

「vs東京」の新たな情報発信について(質疑)

(徳島新聞社)
 10のヒントを拝見して気になったんですが、5番目の「女性が女性らしく活躍するためのヒント」っていうところがあるんですけども、女性らしい活躍、っていうものは、県としてどういう。今なかなか女性らしい活躍って、一口で語るのは難しい微妙な要素があると思うんですが、どういうことをイメージされているんでしょうか。

(知事)
 昔から、徳島の阿波女の皆さん方っていうのは、働き者の代名詞。このように江戸時代の時から言われていたということもありまして。あるいは徳島の女性の生き様っていうのはまさに全国の女性の皆さん方の一つのモデル、このようにも実は言われているんですよね。しかしなかなか世相が厳しくなってくれば女性らしい、ということが、なかなか言い辛くなってくる。一時期は男性女性というその性差、これは差別だ、という話もこう出てきたこともありまして、ジェンダーフリーなんていう言葉もあるわけで、そうした意味では、あんまり男らしいとか女らしいということをやめようとか。例えばお手洗いの色で男性トイレはブルー、女性トイレはピンクとか赤とかね。こうしたものも性差を促すものではないか。こうした時代もあったわけですが、しかし色々なものが混ざってくる価値観が多様化をするなかで、やはり女性が女性らしく生きる、これは女性の皆さん方の一つの形ということだ、と思うんですね。
 別に男性がこうしろとか役所がこうしろ、これが女性らしさなんだなんてことを定義するんではなくて、まさにそうした先駆けとしてやっていただいている人、もちろんこの皆さん方っていうのは、阿波女として徳島で生まれ育った人もいれば、あるいは外から徳島に魅入られて魅せられて、そして来て、そして新生阿波女になった人もおられるわけでしてね。そうした皆さん方のまさに今のライフスタイル、そして正直なとこの気持ちこれを話していただく。こうするとによって多くの女性の皆さん方が徳島に魅せられてくると。もちろん男性の皆さん方が、そうした魅力のある女性がいて非常に魅力のあるところなんだな徳島と。こう思うとそういう徳島に行きたいという当然男性も出てくるわけですからね。それはもうひとつ言えば出会いの場にもなってくるわけでありますので、我々としてはこれまでの過去の様々なそうした価値観、これらを咀嚼する中で県で生まれ育った人、あるいは徳島に魅せられて来た皆さん方。こうした皆様方の女性としての生き様、こうしたものをやはりダイレクトに語って、熱く語っていただく。こうした観点で今回はまとめさせていただいている、ということです。

(徳島新聞社)
 働きやすい、というところに主眼を置いてらっしゃる、ということですか。

(知事)
 働きやすいというだけではなくて、例えば住みやすい、あるいは子供を産み育てやすい、様々な女性というひとつの形ですよね。こうしたものが実現、自己実現しやすいところと、端的に言うとそういう意味になるかと思います。

(NHK)
 「vs東京」のサイトのリニューアルですが、この時期にリニューアルをする狙いはどこにあるのでしょうか。今4年目ですか。今回新しい動画が上げるということで、どういったとこに狙いがございますか。

(知事)
 最初の「vs東京」の時の3分30秒程度の動画YouTubeで10日間10万回ってどちらかというとエッジの効いたところのつかみの部分ですね。「えっ、徳島が」ということでね。全編徳島ならではの文化をダーンと押し出した、いうことではあるわけなんですが、それだけじゃあつかむだけじゃダメなんですよね。つかみで関心を持っていただくと、じゃあ実際に徳島にいる皆さん方がどうなんだ。で、次の10の宣言という中でそれぞれの分野別に徳島にいるとこんないいことがあるよ。これも徳島に生まれ育った人徳島、魅せられておいで頂いた皆さん方、こういう形で発信をしていたんですね。こういう形で、すでに丸3年が経過をした。そこで4年次目、いわゆる後半戦スタートという中で平成30年度の県の当初予算のキャッチフレーズもそうなんですが、やはり県民の皆さん、あるいは「vs東京」を感じ取っていただいた全国の皆さん方にとって、徳島はそこでじゃあこれを打ち出してどうなったんだ、というところ。まさに実感の部分ですよね。成果を含めた実感がどうなっているのかここを打ち出していきたい。
 ということで、今回は、消費者行政消費者教育というものも新たに加える中で、このまさに実感の部分を、実際そこでプレイヤーとして活躍をいただいている皆さん方に発信をいただこうと。なるほど、こうして地方創生徳島でこういう実感が得られるんだな、ということですね。成果、と言ってもいいのかもしれませんが、これをいよいよ発信をしていく。そしてこれによってこの2年間を成果発信をしていかなければならないところになりますので、そうして意味でのスタートといいますかね、そうしたものにしていくと、アドバルーンをここで上げる、ということになります。

(幹事社)
 ほかよろしいでしょうか。
 発表事項以外について、御質問のある社はいらっしゃいますでしょうか。

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