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平成30年3月19日 定例記者会見 項目別

観光戦略について(質疑)その2

(徳島新聞社)
  最初の観光戦略にちょっとまた戻るんですけど、数値目標達成がちょっとなかなか見えてこないなあといく気がしてるんですけど、数値目標をこれからどう設定し直すのかとかいうことも含めて、なおかつその目標に向けて県の戦略として加速すべき点、あるいは見直すべき点っていうのはいかがですか。

(知事)
  数値目標はやはり、しっかりとまずは掲げたものはなかなか達成が厳しいかなと思って簡単に下方修正をするというものではないと、まずは思っています。何とかその掲げた目標、というのはその目標を行政が掲げるということによって、たとえば関係をしてくるいろいろな皆さん方ですね、旅館業はじめね、こうした皆さん方がそれに合わせて、例えば設備投資をするとか、形をやってそれを信用してやってるわけなんで、我々としてその数値を軽々しく下げるということは、やはり慎むべきだと。それを数値をなんとしてでも達成をする。最終的にね厳しい結果になるとしても、そこにいかに近づけて行くのかというのが我々のまずは責務だと。数値目標掲げた以上ですね。こう考えています。
  そこで今後の観光戦略とことになるわけで、やはり先ほどからお話が出てる、またご指摘も頂いているように、PRがとにかく下手。これはもうご指摘のとおり。それともう一つは、相手の立場になって、つまり相手というのはこの旅行商品を例えば造成をしていただける旅行事業者の皆さん方ね、全国でネットとか。こうした皆さん方の立場に全然なってない。私も今からもう17年前に商工労働部長やってたわけなんだけど、やはり彼らにとってみると、ぽんと予算で出されましたと。4月から出ましたと。で、もう4月の1日から観光シーズン始まってるじゃないですか。PRはそのヘタをすると半年、あるいは1年前からやってるわけでね。それじゃ遅い。だからここのところがね、非常に悩ましいところでもあってね、予算単年度主義。予算がやっぱり議会でご議決を頂いて、決まらないとPRができない。こうした点がどうしても真面目に考えると、良い意味で考えると、徳島県庁の皆さんは真面目というところがあるのかもしれない。ところがそうじゃなくて、こんな方向性とかね、こういうイベントをこうやりたいということについては、別に前広に言っていてもね。でも最終的にはご議決をいただかなかったんでごめんなさいってことは当然あり得るわけだし、事業者の人たちもそれをわかるわけで、ただ徳島県が観光戦略、色々なイベント、例えば今も阿波おどりの質問がでましたけど。ただ夏の阿波おどりだけじゃなくて、今例えば春の阿波おどりはな・はる・フェスタね。これもみんな県内でも知らなかったわけですよ。でもこれも春の阿波おどりであるでしょうとPRをしたり、阿波おどりコンテストを私も提案をして、そして県もお金を出してやってみたりとか。あるいは秋の阿波おどり。これもねアスティ徳島でやって、三日やらなきゃねって、でもなかなかアスティとれないとかいって、二日だから案の定二日目ねゴーンと落ちると。で、三日にするとやっぱり伸びると。で、今では秋の阿波おどりが三日連続で行われるというのがすでに2年続けてくるんで、事業者の皆さん方は、じゃあそこに向けてきっちりと1年前から創客計画をしよう、PR戦略をしよう、どんなお店を使おうかとかね。そういうのが着々と出来上がってきている。マチアソビがその典型ということになりますんで、やはり相手の立場になって色々なことをPRをしていかないと、ただ単に広報しましたって。役所っていうのはそういうことが多いんですよね。やりましたって。それやっただけでしょって。しかも検証しない。それはもうまずいですよね。だから本当に各マスコミの皆さん方からも、指摘を受ける事業者の皆さん方からもね、指摘を受けるのはその点なんです。だから色々な、例えば大阪で、名古屋で、東京で、旅行事業者の皆さん方とかあるいはJRの皆さん方とか、航空会社の皆さん方が入ったね、色々な旅行商品の四国のPRとか、何かある場合にね、常にそれ言われるわけ。
  だけど、どうもそれが行政がわからない。だいぶ最近は解ってきてくれてはいるんですけどね。相手の立場にならなければPRにならない。つまり、これを誰に知ってもらいたいのか、誰に理解してもらいたいのか。これがないと結局やっただけ。それこそ税金の無駄遣いですよね。だから福岡便を2往復になる、この機会に福岡の人にっていうことであれば、3月の25日からスタートする。でも3月の25日からPRしたんじゃ遅いんですよね。その前にやってかなきゃならないし。
  それと、やっぱりそうしたものを一気に皆さん、福岡の皆様、えーっていうね、福岡も今や九州の一大情報のるつぼとなってるので、日々様々な情報が出ていくなかで、しょぼいことやったってこれ駄目なんですよね。それだったらもうまさに安物買いの銭失いになるわけで、どんと皆が見る常に見るところ、300インチのね、プロジェクターにドーンと出すデジタルサイネージで、たったたった徳島のがね。あ、徳島行ってみよう、こう思ってもらう刷り込みね、こうしたものが例えば重要。そうした形がようやく最近はね取れ始めてきたんですが、ご指摘があるようにまだまだ、ましてやその統計数値などを見ればね、効果出てないじゃない、これどうしても一年遅れにはなるんですけど、もうおっしゃるとおりですよね。
  だからこうした声を、本当に我々としてもきっちりと受け止める。そしてこの観光を担った、本県の職員一人一人がまさにそのことをもう一日中考える。寝ても覚めても観光、PRっていうぐらいにならないとなかなかこれは難しい。っていうのはこれまでのあまりにも対応がね、不味かった。その、部長も私かつてやってたんで私も非常に申し訳ないと思ってるところですがね。なかなかそうした点、でも今お話しがあるように、しっかりとこの点については、相手の立場になってどうPRするのか。それから時間尺これをしっかり考える。こうした点で、まさに原点どころか、他からは100メートル以上遅れてスタートするわけですから、しっかりと対応していきたいと。もうありとあらゆるものをまずはやってみようとこう考えています。

(徳島新聞社)
  LEDフェスティバル、議会でも多くの議論が集中したという先ほどお言葉があったんですけど、知事ご自身、LEDフェスティバルの今回何か分かった課題みたいなのはいかがですか。

(知事)
  やっぱり、この寒さっていうのはね。ただ12月の時、これは徳島市さんが主体でやりましたけどね。この時も私来賓として行って寒い中ね挨拶もしましたけど、うーんまあ寒い時期だからダメだっていうことでもないかとは思うんですけどね。
しかし、やっぱりそのPRの仕方、あるいは、そこにどういう風に人を誘導していくのかとか、そうした点についてはね、やはり大きな課題があったんではないかと。おそらく、こうした点については、来場いただいた皆さん方のアンケート調査、これに書かれていると思いますんで、そうしたものをしっかりと実行委員会の中でも咀嚼をする中でね、そして反省すべきところはいかにとにかく改善する。これは別にLED・デジタルアートフェスティバルだけの問題ではないと思いますので、イベントをやることについての大きな示唆をいただけるんではないかと思っておりますので、その分析を急ぎたいとこう考えています。

(徳島新聞社)
  ちょっとまだ気が早いかも知れませんけど、新年度もするかどうかという点は今伺っても。

(知事)
  今、当初予算では県議会の皆さん方からの様々な御論議がありましたのでね。予算化はしていない。だから今のままいけば、新年度平成30年度はやれる状態にはないと。
  もし、様々なアンケート調査とかそうしたものの中、あるいは今後6月とか9月とか議会のね、ご論議もあるでしょうから、そうしたものの中にアンケート調査の結果、こんな形だとかいう形、そうしたものを示していく。あるいは全国的なLEDのデジタルアート、これも今や逆に時流になってきているというところはこれありますんでね、そうしたものを様々我々としても分析をして提案をさせていただく中で、そしてご論議を経ていく。もちろんマスコミの皆さんであるとか、もともとずっとトリエンナーレやってきていただいた徳島市さんであるとかね、こうした意見もしっかりと踏まえる中で、今後どうしていくのか、これを考えたいと思っています。